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タイトル:Daily Drama Express 2003/07/11 Stand Up!! (2)  2003/07/18


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/07/11 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル STAND UP!!
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 浅井正平(二宮和也)
 岩崎健吾(山下智久)
 大和田千絵(鈴木杏)
 宇田川隼人(成宮寛貴)
 江波功司(小栗旬)
 望月いすず(由美子)
 木村光彦(的場浩司)
 佐々木留美子(加藤貴子)
 浅井ゆり子(西田尚美)
 岩崎君子(杉田かおる)
 宇田川信人(酒井敏也)
 江波昌司(清水章吾)
 浅井京平(段田安則)
 浅井とも子(片平なぎさ)

脚  本 金子 ありさ

あらすじ  浅井正平(二宮和也)は落ち込んだ時、岩崎健吾(山下智久)、
通称「ケンケン」より自分が勝っているところを探す。1つ、親切な
ところ。2つ、好き嫌いがないこと。でも、逆に言えば、その他のこ
と、身長も目の大きさも、成績も、恋人も負けている。


 あの夏祭りの夜、大和田千絵(鈴木杏)に、「わたしのこと、好き
なの?」と聞かれ、浅井はキスできなかった。

 あの田中は違う相手とラブホに来ている。そして、恋愛にいい場所
があると教える。

 その場所は予備校。岩崎は恋人の藤沢園子(上野なつひ)に再会す
る。


 千絵は4人に付いていかずに、浅井の家で浅井の両親とそうめんを
すすっている。


 予備校では、クラス選別のテスト。特上クラスになったのは岩崎。
応用クラスは江波功司(小栗旬)、通称「コーくん」。そして基礎ク
ラスが浅井と宇田川隼人(成宮寛貴)、通称「ウダやん」。基礎クラ
スの二人は、講師から「おめえらに受かる大学、あるか!」と散々バ
カにされる。基礎クラスにはかわいい子は1人もいない。

 お腹を壊した浅井は慌ててトイレに飛び込む。

 浅井がすっきりして出てくると、なんと浅井が入ったのは女子トイ
レ。そこに園子と友達が入ってきて、4人は慌てて個室の中に隠れ、
園子達の会話を盗み聞きしていると、園子が、「そろそろいいかなと
思っている」と友達に言う。

 岩崎にみんなおめでとうと言うが、宇田川は純潔保存会はどうする
んだよ!と怒る。

 4人が女子トイレにいるところを戸越高校のアマゾネス達に見つか
り、浅井が投げ飛ばされる。


 千絵は昔銭湯だったところにできた本屋で岩崎を見つけて、懐かし
く声をかけると、岩崎はうるさそうにする。


 岩崎が4人に、旅行に行かないか?と言う。だが江波は小学生の時、
目を開けたまま寝ていたところを見られ、トラウマになっている。だ
が岩崎は、園子が女友達を連れて来るという。

 それを宇田川信人(酒井敏也)が聞いてしまい、さっそく町内会で
協議。不純異性交遊を未然に防ぐため、青生風取委活動再開。


 園子が女友達2人を連れてきて、それぞれ、江波と宇田川の隣に座
る。焦る浅井に、「あとからもう1人来るから」と園子。期待する浅
井。

 そこに千絵が飛び込んでくる。「後から来る1人」とは千絵!がっ
かりする浅井。


 千絵はお社の前で浅井と二人きりになると、「あの夜」のことをず
っと怒ってたけど、みんなと海へ行くの楽しみにしているから許す、
と言う。

 そこに望月いすず(由美子)先生が通りかかり、「補習、さぼっち
ゃダメじゃない。待ってたんだぞ」と浅井に声をかける。


 浅井たちは旅行の資金稼ぎのために、明日からピザの宅配のアルバ
イトをすることにする。

 いすずから浅井にメールが届く。夏祭りの夜の言葉は忘れて欲しい。
補習で会いましょう、という内容だった。「先生、寂しいのかな?」
と浅井は思う。


 いすずがお風呂から上がると、体育教師・木村光彦(的場浩司)か
ら、「すあま、好きですか?」という電話がかかってくる。いすずが、
カラオケが自分の番だと言って電話を切るが、なんと木村は道路から
いすずの部屋を見上げ、窓に映るいすずの姿を見ていて、「なんで
(カラオケ)?」とつぶやいて携帯を切る。


 浅井、岩崎、江波はピサの宅配のバイトを始める。宇田川は歌で稼
ごうと路上ライブをするが、誰も足を止めない。

 岩崎は浅井に宅配を押しつけて、雲隠れ。浅井の配達先では、久米
直也(塚本高史)が人妻との不倫にいそしんでいた。

 江波が和菓子屋にピザを届けると、そこでは、父親であり、町内会
長である江波昌司(清水章吾)が、親父キラーの和菓子屋の娘・富永
志保(松本莉緒)に新作すあまを食べさせて貰っていた。

 浅井が戸越高校職員室にピザを届けた帰りがけにプールを覗くと、
いすず先生がビキニで飛び込みのまねをしていた。浅井に気づいたい
すずは、「来週の水、木、金、補習だから。浅井君だから特別にやる
のよ」と言う。

 だが、来週の水、木、金は旅行。相手が千絵なので浅井は気乗りが
しないが、結局いすず先生の補習よりも旅行を取り、熱海の旅館を予
約する。

 江波は、浅井が千絵に気がないのなら旅行に行かなくてもいいんじ
ゃない?と同情。浅井は、岩崎の分も配達している。

 さぼっている岩崎の前でいすずが倒れる。

 宇田川は店番をさせられる。お金を拝借しようとかごを覗くと、
「海、一緒に行くぞ」というメモが入っている。

 なんと、町内会の役員一同、4人と同じ日の同じ宿を予約したとい
うのだ。

 宇田川は、「家族となんかいやだ!」と言い、父親の信人に蹴りを
入れられる。

 浅井はこの事態を知らせようと岩崎に電話するが、携帯が通じない。
浅井と江波と宇田川はいつもの公園に駆けつけるが、岩崎はいない。


 岩崎はいすずをベッドに寝かせていて、壁に貼られた写真を見る。
「恋人ですか?」と岩崎。「かっこいいでしょ。でも、今は(恋人と
は)違う。いっぱい、恋人いるから」といすず。「いい恋を一つすれ
ばいいと拙者は思います。きっと正ちゃんも」と岩崎。

 3人は、いすずのマンションの前で岩崎のバイクを発見。浅井のお
腹が下る。

 岩崎は、誓ってやましいことはない。先生、きっと前の恋を忘れら
れないんだ。正ちゃん、そこを責めればいいんだよ。強がってるのは、
かっこだけだよ!と言うが、江波は、「何、正ちゃん苦しめてんだよ
!」と岩崎に文句を言う。海に行くことを決めたのも、バイトを浅井
に押しつけて、先生の家でちゃっかり休憩していたのも、と。岩崎は、
「そういう熱いの引くんだよね」と言う。浅井は1人先生の部屋を飛
び出していく。


 暗くなっても校庭に座っている浅井に、千絵が声をかける。「どう
して?」と浅井。「ケンケンがきっと小学校にいるから見てきてくれ
って」と千絵。いつも(浅井は)優しくて、という千絵に、「やめろ
よ、オレ、そういういい人じゃないから。ケンケンには、人にバイト
押しつけて(と腹立った)。でも、相手がケンケンだから.....」
「わかってるよ。ケンケンは、正ちゃんのこと、わかってるよ.....
正ちゃん達がうらやましい。この街で一緒に大きくなって、誰よりも
お互いがわかっていて」「どうしたの?」「旅行行くのやめた。お金
ないし、日焼け、肌に悪いし」「あんな行きたがってたのに」「先生
のお見舞いに行きな。好きだって、言って来な。Stand Up!!」

 浅井は、いすずの部屋を見上げる。

 千絵は急に明日帰ると言う。

 浅井は勇気を振り絞って、いすずの部屋のチャイムを鳴らす。


寸  評  夏祭りがクライマックスかと思っていたので、第一回であっさり
終わってしまってどうするのだろうと思っていたら、次の夏休みのイ
ベントは、女生徒との海への旅行だったんですね。

 さて、町内会一同と一緒の旅行に行くのでしょうか、やめにするの
でしょうか。

 また、第一回で、いすず先生との仲は終わったのかと思ったのです
が、そうでもなさそうですね。次回、どうなるのでしょうか?

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 子役で、足立祐美とは違う観点から、鈴木杏が好きでした。「神様のいたず
ら」では、けなげでかわいかったです。「金田一少年の事件簿」では、ともさ
かりえの印象が強すぎて損をしていたと思いますが。
 今度の役では、たしかに、しっかりと生きていますが、あんなに「ダサイ」
様子にしなくてもいいのに、と残念に思います。もっと可憐な鈴木杏を見たか
った。
 そういう意味では大人になった足立祐美は、ずっと中途半端な存在になって
しまっていましたが、今回の「大奥」はよかったと思います。
 時代劇ならば、あの子も高校生なんだね、とか、OLになってもいい歳なん
だね、とか思わなくて済みますから。久しぶりにのびのびと演じている足立祐
美を見た気がします。(鈴木)

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