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===================================================== 発行部数 10 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2003/07/09 (Wed) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.水曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 水曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル ひと夏のパパへ 局 名 TBS系 放映日時 水曜22時 キャスト 望月まりも（上戸彩） 井上麻美（桜井幸子） 桐島薪平（北村一輝） 岡本章介（柳沢慎吾） 細野一作（松重豊） 安西わか菜（北川弘美） ラン （つぐみ） 柴田ジュン（松田悟志） 外古葉修二（小日向文世） 寺沢タマミ（江波杏子） 佐戸井秀樹（渡辺いっけい） 小成大五狼（小林稔侍） 脚 本 樫田正剛 あらすじ 遅刻しそうになって慌てて家から出て来たまりも（上戸彩）は、 玄関に『退去勧告』とビラが張られてあるのをみつける。 急いで予備校にやって来たまりもは、さつき（沢尻エリカ）と燐太 郎（市原隼人）が仲良く話しているのをみかける。さつきがまりもに 気づき「燐太郎と同じ大学受けるために、自分も講習受けることに決 めたんだぁ」とまりもに報告する。肩寄せあって燐太郎と帰って行く 後ろ姿をまりもは見送る。 まりもは予備校の受付に夏季講習の手続きに来るが、申し込みをし たが受講料が未納のため講習が受けられません。と言われてしまう。 今日は最悪だ。寝坊して、汗かいてここまで来たのに、燐太郎先輩 はさつきと付合ってるし、ドアに張り紙はあるし… 歩道橋の上で ぼ〜としていると、隣に燐太郎が。まりもは「授業出ないんですか？」 「やばいよ俺。好きになっちゃった」そういって燐太郎はまりもにキ スをする… うっそー… わけのわからない夏の１日がはじまりました… SHOW PUB『まねき猫』で、友達の話として修二（小日向文世）に今 朝の燐太郎とのことを相談する。踊りの練習に一息ついた店長らも話 に混じり、「三角関係だぁ〜」とアドバイスをするが、話がまとまら ない。「そういうの薪平得意だよ」修二は薪平に相談するのをまりも に勧めるが「あの人はいいんです」まりもは相談する気もない。 小成法律事務所で、佐戸井（渡辺いっけい）は不安を隠せないでい た。裁判の大事な証人の護衛を薪平に頼んだのだった。証人の海老原 （大沢樹生）に証言されてまずいというヤツが海老原の命を狙ってい るのだった。小成は帽子をとって出掛けがけに「勝負は人を信じると ころから始まる」と佐戸井に言い残して出て行く。 「弁当持って来ました」薪平の家で、薪平（北村一輝）と海老原、 麻美先生（桜井幸子）、タマミ（江波杏子）がマージャンをしている ところへまりもは弁当を届けに入って来る。 「薪平に子供がいたなんてさぁ〜先生驚きだよね〜」タマミは麻美 先生に言うが麻美は「正式には始めましてだよね」とまりもに挨拶を する。まりもは薪平の側へ行き「話があるんだけど、養育費頂戴。今 までの分とは言わないから今月から頂戴」という。ポケットからくち ゃくちゃになった現金を取り出して「これ俺の全財産だ持ってけ」と いい、本当にまりもが持って行こうとすると「鬼！本当に持って行く ヤツがあるか！」と怒る。まりもは予備校に行きたいし引越しもした い。だけどお金がない。と薪平に懇願すると「わかったよ。今回の仕 事終わるまで待ってろよ」 薪平が麻美先生を送り外に出ている間、海老原はまりもに無造作に 置かれた現金を持っていけとすすめる。躊躇しているまりもだったが、 窓から外を眺めていた海老原が突然「やっべーやつらが来た」と騒ぎ 出し、部屋の外に出ると丁度帰って来た薪平と屋上へ逃げる。まりも もせかされて一緒に逃げる。そこへやくざ風の男が二人薪平らのいた 家に入って来る。 非常階段を使い逃げたまりもらは、まりものマンションへ転がりこ む。「私関係ないよね？なんで逃げるの？なんで家に来たの？」他に 行くところがない薪平らだったが、まりもの迷惑そうな顔を見て、出 て行こうとする。海老原は「殺されたらどうするんだよ」とマンショ ンから出て行くのに抵抗するが「俺が死んでも護ってやるよ」と薪平 は説得しようとする。様子を見ていたまりもは「いいよ。今日だけ」 と薪平らを泊めることにする。 「薪平が消えた？」薪平に連絡が取れなくなった佐戸井は小成（小 林稔侍）に相談をする。そこへやくざ風の男が入って来る。 「取引をしないか？海老原の身柄をこっちに渡してもらえませんか ねぇ？」一億用意してもいいという相手に小成は「考えさせてもらい ます」と、今日のところは…と、ひきとってもらう。男が帰った後 「薪平は捕まっちゃぁいねぞー 面白くなって来たぞ…」とつぶやく。 『まねき猫』で細野（松重豊）が薪平のいないと聞いて「話聞いて もらおうと思ったのにー」と店長（柳沢慎吾）にからんでいた。麻美 先生に修二は「先生最近あれだね〜」と意味深なことを言う。 救急車の音で目が覚めた薪平は台所に水を飲みに行く。テーブルの 上に無造作に置かれたちらしの間に『退去勧告』と書かれたビラをみ つける。 翌朝、晴天の中堂々と歩く薪平におそるおそるついていく海老原は 「人ごみの中の方がばれないんだよー」と薪平に言われ堂々と外を歩 く。ついて来たまりもに向かって「どっか行け！」と言うが、授業料 払わないと予備校にも行けない。と言われてしまう。お腹が減った薪 平らは、薪平の全財産をアパートに置いて来たことに気付く。「カツ 上げしてこいよ」海老原はまりもに言いつけるが、反発するまりもを 置いて自分でカツ上げをしに行く。木の影でカツ上げしているところ に薪平が行くと、相手は修二だった。 修二はミュージカルのオーディションを受けに来たのだった。修二 に奢ってもらい皆ハンバーガーを食べる。修二は番号を呼ばれ建物の 中に入って行く。まりももそれについて行く。 「夢とか言ってるやつみるとムカツクんだよ」建物から離れた木陰 に座った海老原は、中学の頃自分はダンスをやっていて、アキレス健 を切った傷を薪平に見せる。そのためダンスが踊れなくなり、後は転 落の人生だった・・と言う。「なんなんだろーな俺の人生…」突然薪 平は思い立ち「そうだ！そうだそうだ、いいとこがある」 オーディションが終わり喫茶店でパフェを食べる修二とまりもは話 をしていると、友達のさつきらがいた。そこへさつきの彼の燐太郎も やって来る。仲良さそうにさつきは燐太郎と帰って行く。 『まねき猫』で、まりもが昨日弁当を届けたきり帰って来ないのは 時給が安いからだ。とバイトが店長に言っていた。まりもが『まねき 猫』に入ってくると「５０円アップね」と店長はまりもに言う。修二 も一緒に帰って来て「オーディションに付合ってくれた」と店長らに 報告する。そこへ、薪平が海老原を伴ってやって来て「アイツ踊らせ てやってくれないか？」 音楽に合わせて他の面々と一緒に舞台の上で海老原が踊る。「はぁ い Ｏ．Ｋ．」店長は「君、なかなか上手いよ」と海老原を誉める。 海老原もうれしそうに息を弾ませる。 踊りを見ていた麻美先生はまりもに「ねぇ養育費もらった？」と話 かけてくる。もらっていないと応えるまりもの目が皆に注がれている のをみて「いいでしょ？ここの人たちって。皆見てると元気になるん だよね〜」まりもは麻美先生に「あの人と付合ってるの？」と聞く。 「微妙かな」思い出したように「あの聞いてもいいですか？友達の話 なんですけど、親友の彼氏にキスされちゃったんですけど、その子は 親友に話た方がいいですか？」 薪平は佐戸井に電話をして、裁判の前日にお金を振込む約束がある らしいからそれを振込んでくれ。「じゃあ明日の１０時きっちりに裁 判所へ連れてくから」と電話を切る。 まりもは、落ちていた航空券を拾い、近くにいた修二にみせる。店 に戻って来た薪平に航空券をみせる。「明日の１０時って・・」それ は成田→フィリピンの航空券だった。 「勝手に人の荷物を見るな！」海老原が鞄を取り返しに来た。薪平 は海老原の胸ぐらを掴み「俺を騙したのか！？海老原！逃げるための 金ほしさに騙したのかよ！なんで人騙すんだよー！」薪平の前から逃 げるように海老原は店を飛び出す。追いかけて出て来たまりもらの前 で、海老原は黒塗りの車に連れ去られてしまう。 小成法律事務所に来て、ことの経緯を説明する。「俺必ず連れ戻し ます」相手はやくざだ。行ったら殺されるぞ。と言う小成に、「俺の 仕事ですから」」 追いかけて来たまりもは「あんたを騙した男だよ。助ける必要ない じゃん」「まりも、アイツに約束したんだ。死んでも護るって約束し たんだよ。約束守んなきゃまずいだろ。仕事終われば金入るだろ。予 備校いかしてやるからよ」 「ねー何やってるんですかぁー」家に入って来て、探し物をする薪 平と修二にけだるそうにラン（つぐみ）は声をかける。鉄砲を探して いた薪平に本物を渡すと「おもちゃだよおもちゃ」とおもちゃの銃を 探すように言う。 ランの家から出てヤミ金事務所へ向かう薪平を細野がみつけ「お〜 〜い」と言いながら、自転車で追いかけて来る。 ヤミ金の事務所で何度も殴られている海老原に「客の住所が入って いるＦＤ返せ！」と怒鳴っていた。そこへ薪平と修二が入って来る。 薪平は銃をかまえヤクザに立ち向かう。そこへ、薪平の後をつけて来 た細野が銃をかまえて入って来る。やくざは降参をし、海老原を救出 する。 救出されるときにやくざが投げたナイフが太ももに刺さった海老原 は『芝浦医院』に運ばれる。麻美先生から「麻酔もったいないもん」 と笑顔で言われ、海老原は麻酔なしで縫合をしてもらう。 まりものマンションへやって来た薪平は、遺影の下からＦＤをみつ ける。「こんなとこに隠しやがったのか」海老原が薪平を騙したのに 「友達だ」と言う薪平の気持ちがわからないまりもは薪平に聞くと 「俺が一生付合いたいと思ってるから」と返事をされる。 小成法律事務所で小成が薪平の持って来たＦＤを手に「薪平のやつ、 なかなかやるじゃないか」とつぶやく。 裁判所の前で佐戸井が待っていると、薪平が松葉杖をついた海老原 を伴ってやって来た。「後で乾杯しようぜ」と海老原に声をかけ、裁 判所の前まで送ると「薪平ちゃん！俺がパクられてもずっと友達だよ な！」そういう海老原に薪平へ笑顔で応える。 SHOW PUB『まねき猫』でナイトショーが始まる。麻美先生と細野と 手を叩いてリズムを取っている薪平にまりもは大声で私の話を聞いて よーと怒鳴る。「友達の話なんだけどさぁー、キスされたんだよー」 「恋したいか友情をとりたいか自分で決めろよ馬鹿」自分の話と悟ら れたまりもは口を噤む。そんなまりもの前に薪平は封筒を出し「予備 校の金」と渡す。 予備校の受付にやって来たまりもは、お金を納めるかどうか迷って いた。燐太郎が来て話しかけられると、まりもは燐太郎の方を向き平 手をくらわす。「さつきはねぇ、私が一生付き合いたいと思った友達 なんだよ。あんたが誰と付合おうと勝手だけど、私の友情壊さない で！」 『退去勧告』のビラを持って薪平の元にやって来たまりもに「そこ まで金廻らなかったよ」下を向いて黙りこむまりもに、「いいぞ。一 緒に住んでも」 今日の暑さより暑い言葉だった… 寸 評 久しぶりに大沢樹生くんを見ました。昔、ローラースケートを履 いて歌って踊っていた中で、数少ない生き残り組の人、、懐かしいな ぁ〜 ドラマ中で踊っていたダンスが演技とはいえ上手いなぁと思い ました。映像が特徴があって、たまにコマ送りのよう写るのが面白く て好きですね。 執 筆 者 田村(tamura_d@anet.ne.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 株主総会が終わった７月に、うちの会社は毎年恒例の人事異動があります。 先日、歓送迎会を行ったんですが、幸いうちの部署からは適材適所の異動と納 得出来る辞令だったんですが、残される方は頼っていた分だけ辛いもので す・・（田村） ====================================================================== 発行元：ドラマ研究会 e-mail：info@j-drama.tv url ：http://www.j-drama.tv/ ＩＤ ：MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 （http://www.mailux.com/) ====================================================================== |