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===================================================== 発行部数 10 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2003/07/06 (Sun) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.日曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 日曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 元カレ 局 名 TBS系 放映日時 日曜21時 キャスト 柏葉東次（堂本剛） 佐伯真琴（広末涼子） 早川菜央（内山理名） 吉井修三（中原文雄） 篠田満男（金田明夫） 千歳一 （天野ひろゆき） 仁科弘枝（ソニン） 藤枝徹 （佐々木蔵之介） 柏葉啓吾（角野卓造） 柏葉弓江（市毛良江） 柏葉裕二（斉藤祥太） 脚本 小松江里子 あらすじ 楽しげに海辺を歩くカップル。男は柏葉東次（堂本剛）、彼女は 東次が居眠りしている間にお揃いのイルカの携帯ストラップをこっそ り付けて微笑んでいた。 朝ご飯の支度をする東次。支度が済むと、二階で眠る弟・裕二（斉 藤祥太）とクリーニング屋の仕事場にいる父・啓吾（角野卓造）に声 をかけて、一足先に食事を始める。裕二との会話もそこそこにネクタ イを締めて東次は家を出ていった。 この春、大学を卒業した東次は何とか中堅デパート東協百貨店に正 社員として就職。食品部に配属され東次はデパ地下＝食品売り場で惣 菜部門のマネージャーとなり、３ヶ月が経とうとしていた。 出社してすぐに食品の開店準備を手伝い、開店前のミーティング、 そして開店準備の仕上げ・・・開店時間。新しい一日が始まった。 出入り業者のシュウマイ屋・桃陽軒の千歳（天野ひろゆき）は東次 の大学の先輩で、なにかと親しくしていた。千歳がトイレに立った間 に代わりに東次が店番をしているとき、犬を連れた女性客が現れた。 東次の上司がすぐに来て注意するが、女性客は東次を急かしてシュ ウマイを一パック買っていった。 昼ご飯の時、東次に声をかけてきた女性が、同期でエレベータガー ルをしている早川菜央（内山理名）であり、二人は一ヶ月前からつき あっていた。今日の夜はデートの予定でその確認のためだった。 職場の会議では、新入社員とはいえ、即戦力として売り上げを伸ば すことを求められる時代、当然ながら東次も厳しい上司のもと、自分 が担当する総菜売り場の業績アップを求められ檄を飛ばされる。 閉店を迎えた総菜売場に東次が戻ると、千歳も桃陽軒の上司から売 り上げ増を言い渡され叱咤されていた。厳しい現実を目の当たりにす る東次。 菜央と待ち合わせの焼鳥屋に東次が行くと、そこへ千歳も現れた。 二人に遠慮して帰ろうとする千歳だったが、東次が引き留め三人で飲 むことに。 結局酒が進むに連れ千歳のグチが始まる。時期を見て東次が会計に 立ったとき、菜央はさりげなく千歳を励まし、千歳は立ち直る。 帰り道、千歳が一緒だったことを愚痴る菜央の機嫌を直そうと東次 は必死になる。「あっ！」東次の気を他に反らせた好きに、菜央は東 次にキスをした。 翌日。東次と千歳が東次の上司に呼び出された。お客様からのクレ ームで、桃陽軒のシュウマイを食べてお腹を壊したと言うのである。 千歳は東次を振り切って一人で客の所へ行く。 大手広告代理店・大通エージェンシー。入社して３ヶ月の佐伯真琴 （広末涼子）が東協デパート港北店地下食品売場の担当に任命された。 喜ぶ彼女の携帯には、あのイルカの携帯ストラップが光っていた。 一方、菜央からのメールを見る東次の携帯にも、同じくあのイルカ の携帯ストラップが付けられていた。 クレーム客の家から戻った千歳に東次が様子を聞いたところ、千歳 は「腹をこわしたのは犬、うちのシュウマイは犬用じゃないんだから 知ったこっちゃ無い、と言ってきた」と笑っていた。戸惑う東次だっ た。 東次の家では、男三人で父の作った変わり映えのしないそうめんを すすりながら、実母の介護のために実家に帰ってしまった母の話題で 盛り上がっていた。ちょうど母から電話が入るが、家に戻るまでには もう少し時間がかかるといって、電話は切れてしまった。 偶然エレベータで菜央と二人きりになった東次。夏休みに二人きり で温泉に行こうと菜央に誘われて東次は驚きつつもまんざらでもない。 大通エージェンシーの新しい地下担当として、企画部の藤枝（佐々 木蔵之介）につれられて佐伯真琴（広末涼子）がやってきた。彼女は 東次の学生時代の元カノだった。 久しぶりの再会に戸惑う東次だったが、真琴はまるで初対面である かのように挨拶する。大通の以前の担当者が藤枝の女癖の悪さからい ろいろあって辞めさせられたんだ、といううわさ話を耳にして東次は 複雑な気分になる。 東次は上司の篠田（金田明夫）から、千歳（天野ひろゆき）がお客 とのトラブルで謝罪に行ったものの更に怒らせてしまい、懇意だった 東協デパートとのつきあいを今後一切辞める、と言い出していること を知らされる。 篠田は、桃陽軒にはデパートから立ち退いてもらうかも知れない、 と千歳に通告する。東次はなんとか取りなそうとするが、「お客様あ っての仕事なんだ」と一蹴されてしまう。 もし桃陽軒が立ち退くことになったら、千歳はクビになるかも知れ ない、と聞き、東次はもう一度取りなすことを千歳に約束する。 千歳の行きつけの社交ダンスホール。いつもは踊る千歳も、今日ば かりは一人ボーっと周りが踊るのを見つめていた。 翌日。桃陽軒の売場に東次が行くと、千歳はまだ出社していない。 慌てて千歳の家を訪ねると、千歳は部屋で一人腐っていた。「どうせ 俺なんて・・・」と捨て鉢な千歳に、「やれることもやんないでいい なんて卑怯だよ。」そう言うと無理矢理千歳を着替えさせて、例のお 客の家に連れていった。 当然の事ながら全く相手にされないまま、夕方になってしまう。問 題の奥さんが車で出かけるのを見かけて、東次は話を聞いてもらうよ うに力の限り車を走って追いかけるが、振り切られてしまう。そんな 東次の姿を見て、千歳もだんだん気持ちが変わってくるのだった。 夜になっても玄関前に居座る東次と千歳。近所の目があるから帰っ てくれ、という奥さんの脇を通り抜けて、お腹を壊した犬も出てきて 東次に走り寄った。犬にも謝る東次達を見て奥さんの気持ちも揺れ始 めるが、人目に気付いた奥さんは再び家に中に引っ込んでしまう。 千歳は自分が以前いた会社からリストラされた経緯を話し、自分の 売っている商品に自信がないんだ、と漏らす。それを聞いた東次は、 桃陽軒のシュウマイはおいしいですよ、自信を持って下さい、と励ま し、千歳もそれに答えて出来る限り謝る努力をしてみると約束する。 と、東次の携帯電話が鳴る。電話は東次の上司篠田からであり、お 客様が今回は大目に見る、と許してくれたことを知らせてくれた。大 喜びする二人。 翌日からは仙台の物産展。東次達も徹夜で物産展準備に大わらわで ある。真琴も手伝うことに。 東次が裏方で仕事していると、菜央が差し入れを持って現れた。つ いでに夏休みの温泉宿を予約したという。あまりの急展開に戸惑う東 次をよそに、菜央は一人盛り上がっていた。 千歳はまたダンスホールにいた。相手を捜していると、新しく入っ た新人、仁科弘枝（ソニン）を紹介される。あまりのやぼったさに幻 滅しつつも千歳は弘枝と踊る。 物産展準備が終了しみんなが撤収する中、エレベータで偶然東次と 真琴は二人きりになる。「久しぶり」真琴が声をかけてきた。 「俺のこと忘れてるのかと思った・・・」と言う東次を、真琴は笑 い飛ばした。二人は半年間付き合って別れた後二年ぶりの再会だった。 あまりにあっけらかんとしている真琴の態度に腹立たしくなった東 次は、「あれから俺がどんな気分だったかわかるか？」と詰め寄った。 すると反対に真琴は、自分は本気で東次のことが好きだった、でも最 後に会ったときに言った一言に幻滅して別れたのだ、と言い残して去 っていった。 思いがけない真琴の反応に一人動けず、エレベータに取り残された 東次だった。 寸 評 東次はとても優柔不断な男の子ですねぇ。わたしは一話を見ただ けでなんどイライラしてしまったことか・・・でも今の時代、男が弱 くなっている、と聞きますから、こういう男の子が多いんでしょう か？ 執筆者 井村(tokyo_lovecinema@mail.goo.ne.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 今回、「元カノ」を担当させていただく井村です。剛ファンなので、楽しみ に初回を見ましたが、寸評にも書いたとおり、東次になかなかいらいらさせら れてしまいました。これからも、真琴＝広末涼子が絡んできてさらにはっきり しなくてイライラさせられてしまうのでしょうか・・・あぁ、不安。（井村） ====================================================================== 発行元：ドラマ研究会 e-mail：info@j-drama.tv url ：http://www.j-drama.tv/ ＩＤ ：MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 （http://www.mailux.com/) ====================================================================== |