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タイトル:Daily Drama Express 2003/06/09 東京ラブ・シネマ(9)  2003/07/08


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/06/09 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル 東京ラブ・シネマ
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 高杉真先(江口洋介)
     卯月晴子(財前直見)
 千葉吉成(宮迫博之)
     坂本理紗(伊東美咲)
     園田麻子(白石美帆)
     日向暎二(玉山鉄二)
 峰沙耶香(石川亜沙美)
 篠原忍 (高岡蒼佑)
 八木のり平(荒川良々)
 堺照子 (浅田美代子)
 二階堂絹世(鷲尾いさ子)
 江戸川薫(竹中直人)
脚  本 藤本有紀

あらすじ  『ココモ』の倒産をついに覚悟した高杉真先(江口洋介)は、絹
世からの携帯が鳴っていることにも気付かずオフィスで一人放心する。

 千葉吉成(宮迫博之)は、『フェノミナン』の社長である江戸川薫
(竹中直人)に社長室では会えず、伝言だけ頼んで『フェノミナン』
を後にした。居酒屋にいると、晴子の真先への気持ちを聞いていらつ
いた江戸川が現れる。お互いイライラしている二人は難癖を付けて言
い合いとなる。

 日向暎ニ(玉山鉄二)も途方に暮れてレストランで夕食をしてると、
理紗(伊東美咲)が現れた。去ろうとする理紗を暎ニは、側にいてく
れるだけで良いから・・・といって引き留めようとするが、そんなに
好いてくれているけれど、自分はそれと同じ位真先が好きなのだ、と
帰っていった。

 家に帰った真先は、絹世の留守電を聞く。「バザールで恋買います」
の公開を楽しみにしているね、という励ましの言葉が今の真先にはよ
けいつらかった。

 翌日真先が出社すると、吉成が机の周りを整理していた。『フェノ
ミナン』へ移ると確信する真先。しかし吉成は、「沈没する船で先輩
がどうあがくのか見てみたいから残ります。」と『フェノミナン』の
社長には伝言した、と告げる。

 さらに、暎ニが飛び込んできて、デザインをやっている友人に手伝
ってもらえないか掛け合ってみた、とやる気を見せる。一気に喜ぶ真
先の元に電話が。トルコ大使館からで、「バザールで恋買います」に
協賛してもらえることになった。

 真先は昨日愚痴ったお詫びを晴子にしていた。吉成も暎ニも戻りト
ルコ大使館からも協賛をしてもらえることになったからもう一回頑張
る、と笑って報告する真先を、晴子はうれしそうに見ていた。

 真先は『タキノ出版』へ出向き、溝口敬一郎(豊原功補)に事情を
説明して、ノベライズの出版日程の繰り上げを頼む。溝口は帰ろうと
した真先に、二階堂絹世(鷲尾いさ子)と正式に婚約したと告げた。
真先はとりあえずお祝いを言うが心境は複雑だった。

 『フェノミナン』では、絹世が女性社員から婚約のことで質問責め
に合っていた。絹世は晴子にその報告に来たのだった。

 「どうしてそう言う人に出会えるのかな・・・」と一人呟く晴子に、
絹世は「もう出会ってるのかも知れないじゃない。」と励ました。晴
子は一人、真先とのこれまでの出来事を思い出していた。

 真先が『たから屋』に行くと晴子が一人で飲んでいた。絹世のこと
で落ち込む真先を、晴子は憎まれ口を混ぜながら励ましていた。そし
て、思わず「私がいるじゃない?」と言ってしまう。

 それを聞いた真先は、「そうだよな。男も女も超越したお前みたい
な存在がいてよかったよな。」と違う意味で解釈してしまう。一大決
心の告白が通じなくてがっくりした晴子は、「近すぎてわからなかっ
た!」とひねくれて言う。

 翌日、園田麻子(白石美帆)も出社してきた。しかし麻子は、真先
の顔をまともに見ることが出来ない。

 様子を察した吉成は麻子の相談に乗る。麻子は告白しようと真先の
家に行ったが、告白する前に真先の相手は自分ではないことがはっき
りわかったのだ、と話す。その”相手”が絹世だと思った吉成は婚約
の話を持ち出すが、麻子は絹世ではないと言う。結局吉成は、終業後
に飲みに行こうと誘う。

 暎ニと真先が打ち合わせをしていると、理紗が手作りの弁当を持っ
て現れた。暎ニの気持ちを知っている真先は困ってしまう。

 江戸川は、晴子の気持ちも考えずに『ココモ』吸収の話を進めよう
としたおわびだ、と言って、今晩の食事に晴子を誘う。一度は断る晴
子だが、強引に決められてしまう。

 夕方、届け物があって『ココモ』を訪れた理紗は、朝渡したお弁当
がそのまま机の上にあったことを知り、ショックを受けてしまう。そ
こに戻ってきた暎ニに向かって、「あなた、私のこと好きだっていっ
たよね?」と言って誘った。

 『タキノ出版』で真先は偶然絹世と会った。婚約の話を真先が切り
出すと、絹世は「溝口さんに出会う前に真先に再会していれば・・・」
と思わず心が動くことを漏らした。真先は「お前には俺じゃなく、俺
にはお前じゃなかったことがはっきりした。婚約おめでとう。」と笑
顔で言った。

 江戸川との待ち合わせのバーに晴子が現れた。やはり食事は辞退し
たい、と固辞するする晴子の態度は、7年前に江戸川が晴子を誘った
ときと全く同じ態度だった。江戸川は真先と晴子の事を話題に出しつ
つ、これからも一人でいるのか?と直接晴子に問いかけた。

 江戸川が自分を好きだという事を知った晴子は驚く。”黒澤”と別
れて以来仕事だけに自分を追い込んだ晴子をずっと見つめていた事を
話す江戸川。

 吉成は麻子と二人で飲みにきていた。酔っぱらった麻子は「真先さ
ん、気付いてないんだろうなー、すぐ側にいるって事・・・」と漏ら
した。吉成にはそれが誰を刺しているのか全くわからなかった。

 泥酔した麻子をおぶって吉成が麻子の家に送っていった。すると父
親が待っていた。今までこんな事は一度もなかったのに何かあったの
か?と尋ねる父親に、吉成は麻子をかばって自分が無理のませたため
で、麻子には何も聞かないでくれ、と頼んだ。父親から「あなただけ
は信じていたのに・・・」と言われ、吉成は傷つくのだった。

 ひとりマンションに帰った晴子は、数々の豆腐料理を作り始める。
『たから屋』で、真先がゴマ豆腐を注文していたからだ。作った料理
を一人淋しく晴子はつついていた。

 一方、真先は自宅でカップ麺を作ろうとするがお湯をこぼして火傷
してしかも食べられなくなってしまった。もう何も食べる物はなかっ
た。そんなとき、真先は『たから屋』で晴子が口にした言葉を思い出
した。

 食べ終わり、真先からもらったラブラブクッションを一人見つめて
いると携帯電話が鳴った。真先からで、食事を食べそびれたから今か
ら一緒にどうか?という誘いの電話だった。

 自分の作った料理があることから、晴子は自分のマンションに誘お
うとするのだが、言い出せないでいる内に、真先から『私がいるじゃ
ない』と言った事を突かれ素直になれず、結局いつも通りの電話越し
の言い合いになってしまう。

 「勘違いしないでよ!そんな意味で言ったんじゃないんだから!」
思わず心とは裏腹なことを言ってしまう晴子。それを聞いた真先は
「勘違いもするだろう?無理を言って悪かった。じゃあ。」と電話を
切ってしまった。それぞれの部屋で考え込む二人。

 ホテルの一室。理紗と暎ニは一晩一緒に過ごしたのだった。昼食を
一緒にと暎ニは誘うが、理紗は自分は真先だけが好きだ、と言い残し
て去ろうとする。そんな理紗に怒りをぶつける暎ニに対し、理紗は自
分はどうなのだ?晴子のことをどう思っていたんだ?と逆に言い返す。

 翌日、『ココモ』にとある大手商社から電話が入る。映画館『フィ
ールド・オブ・シネマ』で「バザールで恋買います」を上映したいと
いうのだ。担当者の黒沢という人物がいまから『ココモ』に来ると言
うことだった。一気に涌く一同。

 晴子がロビーを歩いていると、スーツ姿の男に呼び止められた。そ
の男は、黒沢雄平(大江千里)。親しげに話し掛けてくる黒沢に晴子
は動揺する。黒沢は、離婚したことを話し、あのまま晴子と結婚して
おけばよかったと語る。

 黒沢を迎えに出た真先は、晴子とスーツ姿の男が親しげに話す話を
偶然立ち聞きしてしまう。実は、今回のことは黒沢が『ココモ』に来
るように江戸川が口利きをしてしくんだ物だった。晴子、真先、黒沢
のこれからを、江戸川は高みの見物をしようというのであった。


寸  評  理紗には驚きでした。たしかに真先の理紗に対する態度は、わざ
とじゃないにしてもちょっと無神経な気もしますが、それにしても暎
ニが情けない男に見えてしまって・・・やっぱり好きな女の子に誘わ
れたら気持ちがなくて利用されているとわかっていてもついフラフラ
と・・・なんでしょうか?

執 筆 者 井村(tokyo_lovecinema@mail.goo.ne.jp)

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2. 編集後記
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 ついに関東も梅雨入りしました。普段公園で遊ばせて余りあるエネルギーを
発散されてる我が娘、雨で公園に連れて行けないとその代わりのはけ口が無く
てママにはつらい時期です。世のママ達は同じ悩みを抱えていると思いますが、
みなさんどうやって解消しているのでしょうか・・・?(井村)

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