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タイトル:Daily Drama Express 2003/06/23 東京ラブ・シネマ(11)  2003/06/30


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/06/23 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル 東京ラブ・シネマ
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 高杉真先(江口洋介)
     卯月晴子(財前直見)
 千葉吉成(宮迫博之)
     坂本理紗(伊東美咲)
     園田麻子(白石美帆)
     日向暎二(玉山鉄二)
 峰沙耶香(石川亜沙美)
 篠原忍 (高岡蒼佑)
 八木のり平(荒川良々)
 堺照子 (浅田美代子)
 二階堂絹世(鷲尾いさ子)
 江戸川薫(竹中直人)
脚  本 藤本有紀

あらすじ  卯月晴子(財前直見)に恋してしまったことに気づいた高杉真先
(江口洋介)は、自分の正直な気持ちを電話で千葉吉成(宮迫博之)
に話していた。吉成は応援するからと真先を励ます。

 そのころ、晴子はかつて結婚まで考えたことのある黒沢雄平(大江
千里)からプロポーズされていた。晴子は、自分たちの関係は6年前
に終わっており、自分はもう一人で生きていけると断るが、黒沢は待
っている、と答える。

 翌日、黒沢から「バザールで恋買います」を『フィールド・オブ・
シネマ』で上映すること決まったと『ココモ』に連絡が入った。

 早速『フィールド・オブ・シネマ』に出向いた真先。黒沢によると、
真先が提出したデータが、上層部を説得するのに役立ったとのことだ
った。 真先は、晴子から資料を借りてデータを作成したことを黒沢
に話すと、黒沢は晴子にプロポーズした話を真先に漏らした。

 黒沢のもとを辞した真先が『たから屋』に行くと晴子がいた。真先
は、晴子に上映館が『フィールド・オブ・シネマ』に決まったことを
告げて、晴子のデータが効いたと感謝を述べる。

 それとともに真先は、黒沢からプロポーズされたのか?と、尋ねた。
晴子は、黒沢はいい人だけに簡単には答は出せない、と答える。それ
を聞いた真先は、「とにかく出来る限り「バザールで恋買います」の
成功に向けて頑張るから。」と晴子に決意表明をする。

 小説版「バザールで恋買います」が出来上がった。日向暎ニ(玉山
鉄二)は、偶然会った坂本理紗(伊東美咲)に小説を手渡し、「自分
の企画が叶った小説だから、売れるように必死で頑張ってみるから!」
と話す。

 真先ができあがった小説を読んでいると、晴子が明日初日の「えび
ボクサー」の招待状を携えてやって来た。真先は「必ず行くから!」
と集客予想が付かずに不安を覚える晴子を励ました。

 その夜『かもめ座』に園田麻子(白石美帆)が帰ると、江戸川薫
(竹中直人)がひとりで映画「ひまわり」の余韻に浸っていた泣いて
いた。麻子が声をかけて、二人で「ひまわり」談義に花が咲く。

 「あんな一途な人は現実にはいませんよねぇ?」という麻子に、江
戸川は「一人だけバカで一途な男を知っている、紹介したいくらい
だ。」と笑って話した。

 その頃『ココモ』では、真先と吉成がまだ仕事をしていた。明日
「えびボクサー」に行くつもりの真先はまだ残るから、吉成は先に帰
るように促す。

 黒沢のプロポーズの件を聞いた吉成は真先をせかすが、真先は「バ
ザールで恋買います」を成功させてからだ、と答える。吉成は先輩ら
しいと微笑んだ。

 ビルのバルコニーで、暎ニからもらった小説を読む理紗に、晴子が
声をかけた。理紗は、真先へのアタックの敗北を素直に認める。これ
により晴子と理紗の真先を巡るわだかまりは解消していった。

 川べりで待ち合わせた吉成と江戸川。吉成は麻子との思い出の品々
を、一つずつ思い出を話しながら捨ててくれるように江戸川に手渡し
ていた。

 『ココモ』に、チケットのデザインの最終版が届いた。真先はこの
チケットを手帳カバーのデザイン封筒に入れたい、と吉成たちに語る。
”手帳”は、この映画のキーアイテムであり、かつ真先の人生を変え
たもの。吉成たちは、真先のアイデアに賛成する。

 「えびボクサー」の上映時間が近づくにつれ、晴子はピリピリする。
そのころ、『ココモ』に黒沢から電話が入る。真先に、黒沢は「バザ
ールで恋買います」の上映が中止になったと連絡してきた。

 タキノ出版の人気雑誌・週刊タキノに、黒沢が勤める会社が不正行
為を行っているという根も葉もない記事が掲載されることになったの
だ。タキノ出版から「バザールで恋買います」の小説が発売されると
言うことで、黒沢の上司が「バザールで恋買います」の上映をするわ
けにはいかないというのだ。

 焦る真先に、黒沢はこれから会議があるので上層部にかけあってみ
るので、真先は戻って連絡を待ってくれ、と言い残して会議室に消え
た。

 江戸川は今日もかもめ座にいた。江戸川に傍らにあるビニール袋に
気付き何かを尋ねた麻子は、江戸川から「一途でバカな男の思い出の
品々」についての説明を聞くことに。

 トルコ石のブレスレット、変な形の石、飛ばされたのと同じ麦わら
帽子・・・麻子はそれらの品々を見てあれ?と思い始める。麻子は、
昔、麦わら帽子を飛ばされたことがあったかどうか父に確かめた。

 黒沢の会議の終了を待っていた真先だったが、結論は明日以降とい
うことでそのままだった。黒沢はそのまま晴子の映画館に向かう。

 「えびボクサー」の開演。晴子が客席をおそるおそる覗いてみると、
客席はガラガラだった。初の失敗に打ちのめされる晴子の前に、黒沢
が現れた。笑顔になる晴子。

 真先は溝口敬一郎(豊原功補)と共に週刊タキノの編集部へ向かう。
しかし応対してくれた副編集長から、今回の記事掲載の見送りはあり
えないと断言されてしまう。真先は、とりあえずこれ以上今日打つ手
はないということで晴子の映画館へタクシーで向かう。

 江戸川から失敗を指摘されて落ち込んだ晴子は、黒沢と飲みに行き
愚痴をこぼす。晴子は6年前に別れたときの事を黒沢に尋ねた。

 「あの時うまくいっていれば(真先に)会わずにすんだのに・・・」
と話す晴子、「あのときのようにすれ違って君に淋しい思いをさせた
くなかったから今日は必ず行くと決めていたんだ。」と話す黒沢。

 そのころ真先は晴子の映画館に着くが、既に閉館していた。残って
いた篠原忍(高岡蒼佑)から真先は上映が失敗したことを知る。

 理紗は、黒沢から小説の出版が中止になると言う話を聞き、暎ニを
励まそうと思って自宅に誘う電話をかける。しかし暎ニはいつものよ
うに気まぐれに理紗が自分を誘ってきたと思い、怒って電話を切って
しまう。

 真先が『ココモ』に戻ると、吉成が待っていた。吉成は、晴子の映
画に行かなかった真先のことを責め、真先の提案した手帳型のチケッ
トの封筒を渡して帰っていった。

 真先は黒沢と別れた後の晴子に電話をして、雨の中待ち合わせした。
真先は晴子の映画に間に合わなかったことを謝り、手帳型封筒に入れ
た「バザールで恋買います」のチケットを晴子に持っていてくれ、と
言って渡した。

 「どんなことがあっても必ず公開させてみせるから、そうしたらお
前に言いたいことがあるんだ。」と晴子に告げる。

 翌日。黒沢に呼び出された真先は、「バザールで恋買います」の上
映は中止となったことを告げられた。


寸  評  ここに来て上映館が決まらないなんてすごい話になっていますが、
本当にこういうことがあり得るのでしょうか?ミニシアター部門だか
らこそなのでしょうか?上映館なんて、チケットもしかり、宣伝広告
もしかり、すべてに名前が載る物だから決まらなかったら何も始まら
ない気がしますが・・・?

執 筆 者 井村(tokyo_lovecinema@mail.goo.ne.jp)

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2. 編集後記
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 私事ですが、なんと二人目の妊娠が発覚しました。家の引っ越しも計画され
ているですが、どうやら臨月での引っ越しになってしまうようです。あぁ、恐
ろしい・・・だれかそう言うことを経験された方がいらっしゃったら、体験談
を教えていただけるとうれしいです。m(__)m(井村)

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