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タイトル:Daily Drama Express 2003/06/02 東京ラブ・シネマ(8)  2003/06/08


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/06/02 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル 東京ラブ・シネマ
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 高杉真先(江口洋介)
     卯月晴子(財前直見)
 千葉吉成(宮迫博之)
     坂本理紗(伊東美咲)
     園田麻子(白石美帆)
     日向暎二(玉山鉄二)
 峰沙耶香(石川亜沙美)
 篠原忍 (高岡蒼佑)
 八木のり平(荒川良々)
 堺照子 (浅田美代子)
 二階堂絹世(鷲尾いさ子)
 江戸川薫(竹中直人)
脚  本 藤本有紀

あらすじ  高杉真先(江口洋介)が卯月晴子(財前直見)と楽しそうに談笑
している姿に嫉妬する江戸川薫(竹中直人)は、二人の邪魔をしに話
しに割ってはいる。しかし真先は江戸川の気持ちに気付くどころか、
江戸川がかつて小さな映画祭で助演男優賞を獲た名脇役だと気づいて
感激しきり。江戸川はそのまま去っていく。

 一方、千葉吉成(宮迫博之)はついに園田麻子(白石美帆)へ告白
して、真先への恋を止めさせようとするが、麻子は好きでもない人と
付き合うより見ているだけの方がよっぽどいい、と言い切る。

 翌日、真先はつきあいのある銀行から呼び出しを受け、3ヵ月後の
融資打ち切りを宣告される。

 真先は、「バザールで恋買います」の公開予定を半年先まで待てな
い状況になったことを受けて、吉成や日向暎ニ(玉山鉄二)には理由
も告げずに強引に映画の公開繰上げを押し進める。

 「簡単じゃないがやらなくちゃいけない時が来てるんだ・・・大丈
夫だって!絶対大丈夫だ・・・」真先は自分に言い聞かせるかのよう
に呟いた。

 江戸川は、篠原忍(高岡蒼佑)から『ココモ』の経営状態がそろそ
ろ限界だろう、というのを聞き出すやいないや、晴子に『ココモ』を
『フェノミナン』に吸収しろと命令する。晴子はしぶとい男だか
ら・・・などといろいろ言い訳をして抵抗するが、そう言う男だから
こそうちの戦力にしろ、と一蹴される。

 ビルのバルコニーで昼食を取りながら「バザールで〜」の宣伝企画
書を眺める真先。そこへ晴子が声をかけた。資金繰りを心配する晴子
に、真先は空元気で「だいじょぶさ。」と笑って答えた。

 その晩、晴子は二階堂絹世(鷲尾いさ子)を自宅に招待した。真先
は、資金繰りについて頭がいっぱいになりながら帰社しようとしてい
るところを坂本理紗(伊東美咲)に捕まってしまう。

 晴子は絹世に、理紗は真先に、真先と絹世が別れた理由をそれぞれ
尋ねる。

 真先は絹世との将来を考えて、映画を辞めてデパートに就職した。
すると絹世は真先の前から姿を消し、それっきりだったのだ。絹世は
自分のために夢を捨ててしまった真先が哀しくて仕方なくなってしま
ったからイスタンブールへ逃げ出したのである。

 絹世が再会した真先は以前のままの夢を持った真先だったが、その
ときにはすでに新しい恋人がいたため、復縁することはなかったのだ
った。

 理紗はその話を聞いて、「運命の人は他にいるんですよ!」といっ
て真先の腕をとるが、真先にふりほどかれてしまいショックで走って
帰ってしまう。

 どうしても『ココモ』をつぶしたい江戸川は、理紗を暎ニに送り込
みいろいろと『ココモ』の現状を聞き出させた。

 真先は上映を繰り上げるための宣伝準備の変更に駆け吊り回る。一
流映画館の『シアタースティング』でかけてもらうために、『シアタ
ースティング』のマネージャーの命令を受けて各業者に頭を下げて無
理をお願いして回る。

 しかしそこに、『シアタースティング』からやはり上映はとりやめ
るとの電話が入る。江戸川が手を回して『フェノミナン』との契約を
割り込ませたのである。しかも、その話を何も知らない晴子にさせて
いた。

 「えびボクサー」の上映を決めてきた晴子に、江戸川は真先に連絡
するよう告げる。晴子が「えびボクサー」の上映館を真先に教えると
苦い表情に変わった。晴子もすぐに「バザールで〜」が断れたのだと
気付き謝るが、真先には「もともとライバルなんだから。」と逆に励
まされてしまう。

 江戸川は吉成と共に居酒屋で飲んで、グチを垂れていた。お会計の
時にすぐに暗算をして会計ミスを指摘した吉成を見て、江戸川は「う
ちの会社にヘッドハンティングしちゃうぞ!」と誘うが、社長みたい
な事言ってぇ・・・と吉成は相手にしない。

 翌日も朝から真先は資金繰りで奔走し、ノベライズの打ち合わせを
すっぽかしてしまう。あまりの真先の焦り方に、吉成はこんなやり方
に付いていけないと正直な気持ちをぶつけて出ていく。屋上に出たそ
んな吉成に、晴子が社長にあって欲しいと話し掛けてきた。

 真先を捜しに来た理紗に、麻子は宣戦布告される。「黙ってみたた
だけのくせに、あとで文句言わないでよね!」

 資金繰りの目処が立たない真先は、一人自分の部屋で悩む。そこに
麻子が訪ねてきた。麻子を部屋に招き入れると、真先の携帯電話が鳴
った。晴子からの電話で、吉成の件でとりあえず理由も言わず謝罪だ
け言って電話を一方的に切ってしまった。

 晴子と真先のやりとりを見ていた麻子は、自分との対応の差を身に
しみて感じ、何も言わず帰ってしまう。

 吉成は暎ニにヘッドハンティングの話をした。暎ニには否定したも
のの、吉成は迷っていた。

 翌日、真先が宣伝ミーティングを始めようとするが吉成は欠勤して
いた。そこへ、チラシのデザイナーから電話が入り、「バザールで〜」
の仕事を降りたいと言ってきた。他の業者からも同様の断りの電話が
いくつも入る。

 夕方、もう一度、踏ん張ろう!と真先は暎ニに声をかけるが、暎ニ
は、吉成がヘッドハンティングされていることを真先に告げて帰って
してしまう。

 一人オフィスに取り残された真先の元に、吉成から電話が入る。今
晩『フェノミナン』の社長に会う、勝手なことをして申し訳ない、と
言うと電話は切れた。

 真先が『ココモ』で一人座り込んでいると、晴子が訪ねてきた。つ
いに一人残されて倒産を覚悟した真先は、この数日の怖かった気持ち
や、不安な気持ちを晴子に吐露する。

 晴子は精一杯、真先を励ますが、「この会社がおれのすべてだっ
た・・・」と真先は漏らすだけだった。晴子が帰った後、真先はオフ
ィスで一人「バンコクの二丁拳銃」を涙を流しながら見ていた。

 吉成は、江戸川の社長室を訪ねるが江戸川は留守だった。江戸川は、
晴子から『ココモ』の吸収は止めて欲しいと頼まれていた。

 その理由を江戸川に聞かれた晴子は、「あんな高杉さんを見たくな
いんです。高杉さんを苦しめたくないんです。」と正直に答えるのだ
った。


寸  評  ついに晴子の気持ちがちょっとずつ出てきましたね。こうなるこ
とはわかっていたのですが、でも晴子が仕事バリバリで格好良かった
ので、好敵手として晴子と真先で最後までいて欲しかった気もしてま
す。

執 筆 者 井村(tokyo_lovecinema@mail.goo.ne.jp)

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2. 編集後記
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 明日、結婚記念日と言うことで普段はなかなか休めない主人が頑張って休み
を取ってくれ、娘のTDLデビューをしてきます♪普段からテレビでTDLのCMが始
まるたびに、まだミッキーが画面に出る前から「ミッキー!ミッキー!」と片
言で叫んでいる娘なので、着ぐるみのミッキーを怖がらずに喜んでくれるとい
いんですが・・・(井村)

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