メルマガ:日刊ドラマ速報
タイトル:Daily Drama Express (2003/04/28) 東京ラブ・シネマ(3)  2003/05/02


===================================================== 発行部数   10 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/04/28 (Mon) ☆☆
======================================================================

== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
======================================================================

----------------------------------------------------------------------
1. 月曜日の連続ドラマ
----------------------------------------------------------------------
タイトル 東京ラブ・シネマ
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 高杉真先(江口洋介)
     卯月晴子(財前直見)
 千葉吉成(宮迫博之)
     坂本理紗(伊東美咲)
     園田麻子(白石美帆)
     日向暎二(玉山鉄二)
 峰沙耶香(石川亜沙美)
 篠原忍 (高岡蒼佑)
 八木のり平(荒川良々)
 堺照子 (浅田美代子)
 二階堂絹世(鷲尾いさ子)
 江戸川薫(竹中直人)
脚  本 藤本有紀

あらすじ  『フェノミナン』の卯月晴子(財前直見)は、以前カンヌで買い
付けたイギリスの女子サッカー映画「ベッカムに恋して」をミニシア
ターにかけることを決め、急きょ上映してくれる映画館を探し始める。

 一方、『ココモ』は相変わらずやりくりに息詰まっていた。千葉吉
成(宮迫博之)は日向暎ニ(玉山鉄二)に節約する指示まで出す始末。
そこへ、電話がかかってきて、吉成の買い付けた「パリのラブラブシ
ョー」の主演女優であるチャウ・チェン(アイビー・チェン)がある
映画祭で主演女優賞を獲得したというニュースが入った。

 その結果、チャウ・チェンは別の作品での受賞だが、ある映画館が
チャウ・チェン特集を組むことになり「パリのラブラブショー」も上
映するという話になる。

 早速『ココモ』一同は、上映に向けての宣伝を考え始める。高杉真
先(江口洋介)は朝のTV情報番組『とくだねモーニング』で宣伝す
ると言い出し、大学時代の後輩で同番組プロデューサーの鶴見(堀部
圭亮)に電話した。

 一時の約束で鶴見のメトロテレビジョンを訪ねた真先と吉成。しか
し接客中と言うことで受付で待たされる。

 そのとき鶴見が会っていたのは晴子と坂本理紗(伊東美咲)だった。
晴子も「ベッカムに恋して」の宣伝を鶴見に売り込みにきたのだった。
初めはまったく相手にしなかった鶴見だったが、『フェノミナン』が
今度配給する超大作の主演二人の独占インタビューと、晴子と飲みに
行くという二つの約束をおまけに付けて、晴子はなんとか鶴見にうん
と言わせた。

 鶴見の女好きにイライラさせられながら晴子と理紗が受付に降りて
きて、真先や吉成と会う。お互いが自分たちの映画の宣伝を番組に頼
みに来たとわかるや、真先と晴子はいつもの通り口げんかとなる。

 早くハリウッドの担当に戻りたいと愚痴る晴子に向かって「あんた
みたいなのにミニシアターを荒らされたくないね!」と毒づく真先。

 真先達から話を聞かされた鶴見は、まったく相手にもしないが、昔
ちょっと面倒を見た話をネタに無茶を言う真先は、鶴見にキャンペー
ングッズのラブラブクッションを強引に押しつけて帰る。

 堺照子(浅田美代子)も呼び出して三人でランチを取る晴子と理紗。
そこへチラシ配りの途中の暎ニが現れる。暎ニに話しかけられた晴子
は有頂天になり、なんでも相談してくれ、と笑顔で暎ニと別れた。そ
んな晴子を見て「35にもなると恋の形も歪んでくるんですねー!」と
理紗がこぼした。

 真先は会社で二階堂絹代(鷲尾いさ子)と打ち合わせしていた。真
先は高額のギャラを払えないが引き受けてもらえないか、とお願いす
る。絹代は仕事を引き受けてくれた。

 晴子は家で新しく買ったセミダブルのベッドを組み立てていた。そ
れを見ながら照子は、かつて自分が今の晴子のように年下くんにはま
った話を、忠告混じりにしていた。

 翌日、晴子は社長の江戸川薫(竹中直人)に『ベッカムに恋して』
の経過について報告していた。いろいろとけちを付ける江戸川に「必
ず結果を出して見せますから。」そう言い残して晴子は部屋を出てい
った。

 一週間後、真先は再び「パリのラブラブショー」の件で鶴見のもと
へ行く。しかし、鶴見は真先が資料用に置いていったビデオを見てす
らいなかった。焦る真先は、今晩の鶴見と食事の約束を取り付ける。

 晴子達が『たから屋』でランチを取っていると、真先が今晩の鶴見
に対する接待の仕込みとして、鶴見の好きな酒を持ち込めるように頼
んでいた。

 晴子は店を出た真先を追いかけて、暎ニにもっとやりがいのある仕
事をさせて挙げろ、と忠告する。それを聞いて真先は、晴子が暎ニに
気があることに気付いてしまう。

 「お前、チャレンジャーだなぁ?」という真先の一言に切れた晴子
は、絹世のことを真先に突っ込んで逆襲する。

 鶴見との接待を待つ真先の元に、絹世から今晩飲まないか?という
誘いの電話が入る。いったんは断る真先だったが、絹世が仕事でミス
をして落ち込んでいる事を知ると、遅くからなら・・・と約束して電
話を切った。

 晴子が料亭で緊張していると、映画評論家の花山が入ってきた。え
らそうな態度だが、晴子は下手下手にでて、なんとかTVで「ベッカム
に恋して」のコメントをしてもらうようにお願いする。その結果、雑
誌へのコメントもしてもらえることになり、晴子は一安心。

 『たから屋』で鶴見を待つ真先達。なかなか来ないとしびれを切ら
していると、鶴見が現れた。鶴見は不機嫌そうにとりあえず席に着い
た。しかし、真先が学生時代に飲んでいた懐かしい日本酒をつごうと
した時、それを払いのけて言った。

 「やめてくださいよ、今じゃあんたと俺じゃ立場が逆転してるんだ
よ。」

 鶴見の暴言に暎ニが殴りかかろうとするが、吉成が必死に止めた。
更に鶴見は、吉成に向かって「お前も高杉に巻き込まれて迷惑してる
んだろ?それを認めたら宣伝の話、考えてやるよ。」と言い放つ。

 「いやー、そうなんだよ、いつも吉成もそう愚痴ってるんだよ。」
そう笑顔で鶴見の暴言を真先は受け止めると、「俺も開き直る、みん
なに迷惑駆けて生きて行くから、どうか宣伝の件、頼む。」と、鶴見
に頭を下げた。

 「良いですよ、来週月曜日のコーナーで取り上げます。」鶴見はそ
う答えて帰っていった。

 晴子が会社に戻って残業していると暎ニから電話が来た。暎ニと共
に焼き肉屋に行った晴子。そこで暎ニから今日の接待の話を聞いた。
自分はなんの役にも立たなかったのが悔しい、と落ち込む暎ニを、君
は君の良さがあるよ、と晴子は励ました。

 「やっぱり卯月さんに相談して良かった!」そう笑顔で話す暎ニを
晴子はうれしそうに見つめていた。

 真先が会社に戻って絹世からの連絡を待っていると絹世から電話が
来るが、今日は打ち合わせが長引いているため約束はなしにしてくれ、
といわれてしまう。

 飲み屋では吉成が江戸川をただの”ちゅうさん”だと思ったまま飲
んで愚痴っていた。「『フェノミナン』の社長はろくでもない奴だ」
とか「うちの社長は日本一なんだ」とか「今日は悔しかった」などな
ど・・・

 逆に江戸川はいとしの彼女について、「つらい境遇から勝手に一人
で立ち直ってしまって楽しそうに仕事をしている、つらい境遇に追い
やれば泣きついてくると思ったのに・・・」とこぼしていた。

 晴子が再び会社に戻ると、真先がたそがれているのを見つけて声を
かけた。暎ニと食事をして天国の晴子と、つらい接待の後にさらに絹
世に断られて地獄の真先。「会える、とか会えたとかそう言うのがな
きゃやってられないよね。」そう晴子はつぶやいた。

 「あんたも大変なのね。」「おまえもな。」「うん。」

 そして月曜日。真先はチャウ・チェンを連れてテレビ局へ行くが、
鶴見は「ベッカムに恋して」を宣伝するため、「パリのラブラブショ
ー」の宣伝は出来ないと言う。鶴見はわざとダブルブッキングしたの
だった。宣伝用のクッションもタレントにあげてしまっており、「パ
リのラブラブショー」を宣伝する気などさらさらなかったのだった。

 吉成は、自分が買い付けた映画だからと必死に頼み込む。すると鶴
見は、センスなしの吉成の選んだ映画が当たるわけがない、と言い放
った。ついに真先が「俺の大事な相棒にケチをつけるな!」と鶴見を
殴りつけた。

 「ベッカムに恋して」の宣伝のため局に来ていた晴子は一部始終を
見ていた。「バカね。折角の努力が水の泡じゃないの。」「・・・」
無言のまま真先は局を去っていった。

 自分たちの宣伝が終わったことを確認した晴子と理紗。そこへ、鶴
見が”もう一つのおまけ”について声をかけてきた。宣伝が終わって
しまえばこっちのもの、晴子は鶴見にやはりパンチをくらわした。

 次の日、ブルーな顔で出社した真先。しかし、なぜか『ココモ』に
ラブラブクッションの問い合わせの電話が殺到していた。

 じつは、鶴見が適当に挙げたクッションがタレントの目に留まり、
自分のお気に入りと雑誌の表紙で紹介されたのだ。そのため「パリの
ラブラブショー」も大当たり。『ココモ』の面々は揃って打ち上げを
していた。

 絹世からの電話に楽しそうに出る真先を見つめる麻子、真先に恋を
し始めた理紗、暎ニからの電話に喜ぶ晴子、そんな晴子を哀しげに見
送る江戸川、麻子の手帳に真先の写真を見つけて落ち込む吉成・・・

 真先が家に戻る途中、目の前に理紗が現れた。「お帰りなさい!」
「・・・ただいま・・・」


寸  評  絹世と真先はあんなに良い感じなのになぜ別れちゃったんでしょ
うか?わたしは個人的に鷲尾いさ子さんが好きなので、自分が真先だ
ったら絶対手放さないのに・・・と思ってしまいました。(^^;ゞポリ
ポリ

執 筆 者 井村(tokyo_lovecinema@mail.goo.ne.jp)

----------------------------------------------------------------------
2. 編集後記
----------------------------------------------------------------------
 今週はGWです。我が家は主人が有給休暇を含めて11連休だったのですが、学
生はもちろんお仕事されている方も多くは暦通りなんですよね。ちょっと得し
た気分ですが、連休明けにまた娘と二人の生活に戻るのがこわい{{ (>_<) }}
(井村)

======================================================================
発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv/
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。
(http://www.mailux.com/)
======================================================================

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。