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タイトル:Daily Drama Express (2003/03/14) 高校教師(10)  2003/05/01


===================================================== 発行部数   10 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/03/14 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル 高校教師
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 湖賀郁己(藤木直人)
     町田雛(上戸彩)
     工藤虹子(ソニン)
     上谷悠次(成宮寛貴)
     藤村知樹(京本政樹)
 橘百合子(眞野あずさ)
脚  本 野島伸司

あらすじ +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
あの時僕は、萎んだ風船のように、ゆっくりと終息に向かっていた。
どこからどこまでが夢だったのか、とても曖昧に思えていたんだ。
彼女の存在そのものも、今となっては、そう、まるで夢のような……
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雛(上戸彩)に見放された、郁巳(藤木直人)は身体に加えて精神的
にもダメージを受けていた。
百合子(眞野あずさ)のアドバイスを受け入れ、学校を休むことにし
た郁巳は本屋さんへ出かける。
そこで偶然にも昔の恋人だった、かおり(小島聖)に再会する。
かおりは郁巳に恋人ができた旨を報告する。
郁巳は穏やかな気持ちで、かおりを祝福する。
そして、二人は互いにこれが最後だと思い定めて別れを告げるのだっ
た。。。

一方、郁巳が対面している「死」というものに対して、無力感に苛ま
れる雛は、紅子(ソニン)を訪ねて心の内を吐露していた。
紅子は涙ながらに真実を語る雛を優しく抱きしめるのだった。

その頃、藤村(京本政樹)は準備室に隠し持っていたビデオテープを
焼き捨てていた。
それはまるで十年前のあの忌まわしい過去と決別するかのように。。。

かおりに別れを告げ、自らの命の残り時間を感じた郁巳は、その最後
の時間を百合子と共に、彼女の別荘で過ごすことを決める。
そのことを郁巳から直接聞いた藤村は餞別代りに一本のビデオテープ
を取り出し、郁巳に握らせる。

藤村の真摯な行動に心を動かされた紅子は、悠次(成宮寛貴)に店を
辞める事を伝える。
それを聞いた悠次は激昂し、紅子を殴りつける。
そして、紅子に対して、強姦を隠し撮りしていたビデオテープの存在
を匂わせる。
悠次の真実の姿を知り、力なく崩れ落ちる紅子。

郁巳が突然学校を辞めたを人づてに知った雛。
自分に何の連絡もなく学校を辞めてしまった郁巳の事を考えると授業
にも身が入らない。
休憩時間。
雛は担任の手島(真鍋かをり)から一通の手紙を手渡される。
それは。。。郁巳からの手紙だった。
その手紙には郁巳自身の病気の事を始め、郁巳の赤裸々な気持ちが綴
られていた。
その手紙を読み、郁巳に逢いたい気持ちが抑えきれなくなる雛。

その頃、郁巳は百合子の別荘に到着し、すっかり寛いでいた。
郁巳は藤村から預かったビデオの事を思い出し、デッキで再生してみ
た。
そこには。。。
10年前、藤村が教え子を強姦している隠し撮り映像。
郁巳は初めて藤村の「罪」を知ることとなる。。。

その藤村は悠次のマンションで悠次と対峙していた。
最後の対決。。。
藤村は紅子や真美(蒼井優)の話から、遂に悠次の本質を見抜くこと
ができたのだった。
キーワードは。。。「狼少年」。
言葉によって人を煽り、惑わす。
その実、自分は安全な場所で、決して手を汚さない。
それを藤村は「お前は臆病なだけだ」と喝破する。
本質を見抜かれ、悠次は脅しとして玩具のナイフを藤村に突き刺す。
「うっ。。。」という藤村の呻き声。
玩具であるはずのナイフは本物だったのだ。
藤村の脇腹から血が溢れ出てくるのを見て動揺する悠次。
しかし、藤村は悠次の動揺に付け込み、紅子が実は強姦されていなか
ったとの言質をテープに録音する。
その録音がすむと、脇腹からナイフを抜き去り、藤村は悠次のマンシ
ョンをよろめきながら出ていった。

藤村の向かった先は、紅子が働く風俗店。
脇腹から流れる血を紅子に気づかせぬように細心の注意を払いながら、
バレンタインのお返しとして、その録音テープを紅子にプレゼントす
るのだった。。。

郁巳からの手紙を読み、いても立ってもいられなくなった雛は、郁巳
を追いかけて百合子の別荘を訪ねてきた。
しかし、百合子と郁巳は冷たい態度を取り、雛を追い返そうとする。
「私がいたいの。先生と一緒に。。。最後まで一緒に。。。」
雛はやっと気づいた真実の気持ちを郁巳にぶつけた。
「私は先生の鏡だよ。。。全部分かるから!」
「先生のこと大好きだよ。。。愛してるの。。。」
雛の言葉に心動かされる郁巳。
「彼女と行きます。。。すいません」
ついに、郁巳は雛と一緒に東京へ帰ることを決意する。

東京へ帰るバス。
乗客は雛と郁巳の二人だけ。
座席に二人寄り沿うように座って雛は郁巳に話しかける。
「私ね。。。決めたんだ。もう泣かないって。ずっと先生の側にいる
って。。。」
バスはトンネルの中に入ってゆく・・・

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この暗闇の向こうには、一体どんな絶望が待っているのだろう。
彼女の精一杯の思いすら、大きな不安に飲み込まれていくのだろうか。
それでも愛しい人よ。この僕をごらん。
鏡の照り返しにも似て……。
ホラこんなにも、君を守る、光に満ちている
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寸  評 やっと分かり合えた”鏡面化の存在”である雛と郁巳。
二人についての総括は最終回でするとして、今回は悠次についてふれ
ておきたいと思います。
結局、悠次とは口先だけで人を操る人間だったわけですが、そういう
悪ってなかなか現在の法では裁けないんですよね。
各々が隙を見せないように強くなること。。。それが最善の策なので
しょうか?

執 筆 者 清水(reaty@smile.ocn.ne.jp)

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2. 編集後記
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やっとこのあらすじも最終回を残すのみとなりました。
なんとかGW中に宿題は片付けないと、とおもっておりますが、恐らく毎日仕事
なので。。。どうなりますやら。
「ムコ殿2003」も早く書かないと〜(清水)

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