Daily Drama Express (2003/04/17) 動物のお医者さん(1) 2003/04/25

メルマガ：日刊ドラマ速報
タイトル：Daily Drama Express (2003/04/17) 動物のお医者さん(1) 2003/04/25

===================================================== 発行部数 6 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ 　　　　　　　　　　　 ☆☆ 2003/04/17 (Thu) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 　　1.木曜日の連続ドラマ　　2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1.　木曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル　動物のお医者さん局　　名　テレビ朝日系放映日時　木曜21時キャスト　西根公輝（吉沢悠）　菱沼聖子（和久井映見）　漆原教授（江守徹）　西根タカ（岸田今日子）西根たか・少女時代（吉野　きみか）　菅原教授（草刈正雄）　二階堂昭夫（要潤）　嶋田小夜（加賀美早紀）　清原　　（高杉瑞穂）　阿波野　（平井理央）　　　　　チョビ（声）（柊留美）　　　　　ミケ　（声）（山本圭子）　　　　　ナレーター　（キートン山田）脚　　本　横田理恵　深沢正樹　古沢良太　江頭美智留あらすじ　　　　　　「プロローグ」　古い洋館に祖母と住む西根公輝（まさき）が、砂ねずみや鶏のひよちゃんの　世話を焼いている。　彼の周りで走り回るシベリアンハスキー犬。　公輝を「きみてる」と呼び間違う祖母たかは、三毛猫のミケを飼っている。　ナレーション〈動物に囲まれて暮らす彼の運命は、3年前のあの時決まった。〉　　　　　「運命」　3年前、高校の帰りが遅くなった公輝と、公輝を「はむてる」と呼ぶ友人の二階堂は、Ｈ大学獣医学部の構内を近道する。　そこで出会った漆原教授から　処遇に困っているシベリアンハスキーの子犬を　貰い受ける。　ナレーション〈世の中によくある事だが、若者は子犬との間に運命の様なものを感じたのである。〉　また、教授からは「君は将来　獣医になる」と予言までされてしまう。　二階堂「おまえんちには　乱暴なひよちゃんがいるだろう。どうするんだ？」　公輝　「犬には　恩があるんだ。恩というより恨みか？」　公輝の回想。　小学生の公輝は　検便検査の便が出なかったため、道端の犬の糞を持っていき　大変叱られたことを話す。　たか「飼ってもいいけど、乱暴なひよちゃんをどうするの？」　たかは、時間交代で　庭を使う事を考え付く。　たか「犬とひよちゃんを　絶対一緒にしないことにしましょう。」　ナレーション〈西根家では　たかが法律。　誰も異を唱えることは出来ない。〉　　　　過去の命名で　たかにセンスを疑われている公輝を差し置いて、たかは　子犬がメスであるにもかかわらず　「だいじろう」、二階堂は　「チョビ」と　てんで勝手に呼び合う。　ナレーション〈二階堂にとっては　小さき物は全て「チョビ」だった。〉　　公輝がミルクを取りに行っている間に　庭に出てしまう子犬。　そこへすかさず　ひよちゃんの攻撃。　驚いたちょびは　戸外へ脱走する。　子犬を捜索するのには名前が必要と、公輝は　二階堂が呼んでいたチョビと呼ぶことになる。　公輝　「チョビ」　隠れていた子犬が出てくる。　チョビ「ワン」〈私の名前は　チョビ。〉この時、チョビは　自分がチョビだと認識した。　ナレーション〈こうして西根家の動物は　ミケ・ひよ・チョビとなった。〉　　　　　「チョビの病気」　血便したチョビを動物病院に連れて行くことになった。　西松家畜診療所に行くという案は、たかが娘時代に飼っていた犬の爪を切り過ぎた経歴のため　却下された。　Ｈ大学獣医学部付属動物病院で、チョビをくれた漆原教授の診療を受ける事になる。　もしかしたら、名医かもしれないという期待を裏切り、漆原教授は点滴に手こずり、チョビは３本の足の毛を刈られてしまう。　診療に手間取ったため、外来受付は大混雑。　　助手が留守なために、公輝と二階堂の二人は　手伝いを頼まれる。　大騒ぎの診療室内。　教授はお礼にと　砂ねずみの雄二匹をくれるが、診療報酬の値引きには応じない。　結局、公輝が下調べしたとおり　チョビはただの胃腸カタルだった。　手伝いに苦労して　高額な診療報酬を払った結果　公輝の出した結論は…。　公輝「獣医学部に行こうかな。自分で治した方が早いし、実費だけで済むだろ。」　一年後、獣医学部合格。　なぜか、二階堂まで進学。　〈かくして、教授の予言通り　公輝は　獣医になる事になった。唯一　予想外だったのは、二階堂まで獣医学部に進学したことである。〉　一目惚れした在学生の聖子に再会するが、彼女が抱いていたのは　砂ねずみだった。　ねずみ嫌いの二階堂の恋は　早くも淡く砕け散った。　　　　　　　　　　　「ミケの危機」　二年後、町内会の旅行で留守をするたか。　やむなく　公輝は　ミケとチョビを学校に連れて行く。　膀胱結石で血尿した　三毛猫のシンシア（三毛猫）。　飼い主が講義を受けている間に手術することになるが　逃亡。　菱沼に預けたミケが、菅原教授によって　シンシアと間違われる。　いなくなったミケの行方を捜す公輝たち。　落ちていたリボンから、チョビが行方を探し当てる。　先に見つかったシンシアの飼い主から、手術について聞かされる。　ミケが毛を剃られ麻酔を打たれる寸前、手術室に押しかける公輝たち。　間一髪　助かったと思われたが、ミケは　お腹を剃られてしまっていた。　ナレーション〈西根家の動物は　付属動物病院の門をくぐると　ハゲ無しで出られないというジンクスが生まれた。〉　たか　「もう、学校に連れて行く事は許しません。」　帰宅したたかに　延々朝まで説教されてしまう公輝だった。寸　　評　　珍しい三部構成のドラマです。　第一回目は、人物紹介やお約束ごとの周知でした。　 ①「運命」で　公輝の環境や　チョビを飼うことになった経緯 ②「チョビの病気」で　公輝が　獣医を目指すことになった訳が　示されました。　見所の一つが　ヒーロー物で最近人気の要潤さんが　顔は二枚目・様子は三枚目の二階堂を演じている事でしょうか。　苦手なねずみから逃げ回るシーンは　今一つ馴染んでませんが、菱沼に一目惚れする顔は、意外で　可愛いと思いました。　ねずみの嫌いな二階堂が　なぜ　動物学部に進学したか　はじめはわかりませんでした。　友人の公輝と居たかったから　とも思いました。　それは、一目惚れした菱沼に　会いたかったからだったのですね。　でも、その恋も淡く消えて　本当だったら　気の毒な話です。　ねずみといえば、漆原教授は　公輝に「砂ねずみは雄で増えない」と言ってくれたにも拘らず、プロローグではたっぷり増えてましたね。　お気づきでしたしょうか？　ナレーションは「ちびまるこちゃん」のキートン山田さんです。　ものがたりを知る上で　キートンさんのお話が重要なのは、「ちびまるこちゃん」と同様、すっかり定着した手法ですね。　はじめのＣＭのテロップで「動物にさわったら　必ず手を洗いましょう。」と、出る所は　芸が細かいですね。さすが　花王提供だけのことはあります。　エンディングは　ドラマのドタバタとは裏腹に　公輝とチョビ二人っきり（？）で　しっとりしていました。　本当に動物好きな吉沢　悠さんの人柄が　滲んで来るようです。　どこかで聞いた曲だと思ったら、「朝陽の中で微笑んで」は、ユーミンの「１４番目の月」の中の曲でしたね。　「ハスキー犬は　飼うのが難しい犬種です。　獣医になるには、大変な努力が求められます。」と　いう文字と共に、生き物と付き合う事には　いろんな覚悟がいるんだなと感じました。　「何年か先　君が獣医になった時　情が移って離れ難くなるだろう」という、漆原教授の言葉が　響く様な場面が出てくるのでしょうか。執筆者　飯塚(iizuka.g@infoseek.to) ---------------------------------------------------------------------- 2.　編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 　ビデオにとって　繰り返し見ました。　　一度目は、原作の影がちらついて　集中して見る事ができませんでした。　誰があの人だろうとか、この人は似てないとか。　数回目で　やっとドラマそのものに　のめりこむ事が出来ました。　私の好みですが、「ドラマを見てから　原作を読む。」のが　お勧めです。　十分面白い内容なので、いろいろインプットしない方がよいと思います。（飯塚） ====================================================================== 発行元：ドラマ研究会 e-mail：info@j-drama.tv url ：http://www.j-drama.tv/ ＩＤ：MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。（http://www.mailux.com/) ======================================================================

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。