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タイトル:Daily Drama Express (2003/03/07) 高校教師(9)  2003/03/25


===================================================== 発行部数    5 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/03/07 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル 高校教師
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 湖賀郁己(藤木直人)
     町田雛(上戸彩)
     工藤虹子(ソニン)
     上谷悠次(成宮寛貴)
     藤村知樹(京本政樹)
 橘百合子(眞野あずさ)
脚  本 野島伸司

あらすじ 「先生は悪魔だよ!」

愛する雛(上戸彩)に真実を知られ、涙ながらに拒絶の言葉を付きつ
けられた郁巳(藤木直人)は喪失感に苛まれていた。
以降、郁巳は事あるごとに携帯のメールをチェックするが、雛からの
メールはすっかり止まってしまった。

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大切なものを失ってしまう実感とは、その時すぐに感じるものではな
いらしい
あの時愚かな僕は、あるいはまだどこかで頑なに信じていたのだろう

君が、僕から離れていくハズはないのだと…
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郁巳に謝る真美(蒼井優)の言葉から、雛に真実を伝えた犯人が悠次
(成宮寛貴)だと気づいた郁巳。
慌てて悠次に会いに行く郁巳。
しかし、雛を失い感情的になる郁巳に対して、悠次は「そんな先生は
もう怖くないから消えな。」と冷たく言い放つ。
敗北感に打ちのめされる郁巳は悠次に捨て台詞。
「藤村先生(京本政樹)は紅子(ソニン)に指一本触れていな
い。。。」

その後、郁巳は夜の公園で、雛のいない孤独な夜に一人寂しく耐える
のだった。

追い詰められた気持ちの郁巳は、翌朝、校門で登校してくる雛を待ち
受ける。
郁巳は登校してきた雛に話を聞いてもらおうとするが、相変わらず雛
は冷たい態度。
思い余った郁巳は思わず雛の腕を掴んでしまい、余計に雛を遠ざける
結果に。。。

理性をなくしかけている様子の郁巳を心配し、事情を聞く藤村。
郁巳は藤村に対して事情を全て話し、雛の心を確かめてくれと依頼す
る。

藤村は雛を呼び出して事情を聞くが、雛は「先生のことはもう忘れた
い。。。」と涙ながらに語る。

雛の気持ちを確かめた藤村は、郁巳に委細を話し、「彼女のことは諦
めた方がいいと思う」とアドバイスする。
百合子(眞野あずさ)からも「雛との愛は錯覚だったのよ」と言われ
ていた郁巳は、徐々にだが、諦める方向へ気持ちが向きつつあった。

放課後、街を歩いていた雛は偶然に正太(斉藤祥太)と再会する。
正太から郁巳が養子であったことを聞かされ、郁巳の抱えていた孤独
の一端を知る雛。

一方その頃、藤村は紅子に対して、悠次の真実の姿を暴露していた。
紅子がレイプされたのが悠次の差し金であったこと。
紅子を風俗店で働かせるために、レイプすることで耐性を付けさせよ
うとしたこと。
藤村の話を聞き、悠次へ抱いていた気持ちと疑念との間で紅子は錯乱
状態に陥る。

逢瀬の時間を終え、店から出てきた藤村の前に悠次が姿を現わす。
藤村は悠次に紅子の呪縛が解かれてきてることを伝える。
しかし、悠次は笑いながら一本のビデオテープを取り出す。
「こっちにはまだ隠しアイテムがある。。。」
そのテープが紅子のレイプされた姿を隠し取ったテープだと聞き、十
年前の自分を思い出し、狂ったように大笑いする藤村。

郁巳の心の中の孤独の一端を知った雛は、病院に百合子を尋ね、ホス
ピスについて尋ねる。
孤独の中で生きてきた郁巳を、せめて自分が看取ってあげようと思っ
たのだった。
そんな雛に対して、百合子はバイク事故で亡くなった男性の遺体を見
せる。
吐き気を催した雛に対して、百合子は「やさしさや偽善ではホスピス
は無理だ」と冷たく告げる。

同時刻、マンションに帰ってきた郁巳は入り口でバランスを失って倒
れてしまう。
身体の限界が近いことを察した郁巳は祈るような気持ちで携帯のボタ
ンを押す。
「せんせい。。。」
携帯から聞こえてくる雛の声。
「もういいよ。」という雛の言葉に安堵する郁巳。
しかし、次の雛の言葉は郁巳の想像を絶する言葉だった。
「だけどね・・・私ね・・・どうすることもできないよ・・・側にも
いれない。。。」
百合子の話を聞き、雛は本当に郁巳を愛していたのか迷いだしたのだ
った。
「もう電話もしないで。。。」と涙ながらに話す雛に対して、涙なが
らに「君がいないと生きていけない」と懇願する郁巳。
しかし、雛は「ごめんね・・・先生。。。」とだけ告げ、電話を切っ
てしまうのだった。

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僕はピクニックに出掛けるんだ。
食べ切れない程のお弁当にお菓子もギッシリだよ。
それで文句はないじゃないか。
バスに乗って歌を歌おう、 たとえ一人ぼっちでも、あの時心はもう、
死んでしまったのだから。。。
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寸  評 タイトルどおり、すっかり壊れてしまった郁巳ですが、雛の心も揺
れ動いているようです。
郁巳への依存と愛情の狭間で悩む雛。
雛は自分の真実にたどり着くことができるのでしょうか?

執 筆 者 清水(reaty@smile.ocn.ne.jp)

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2. 編集後記
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ここ数週間、ずっと体調がおかしくてあらずじを書けませんでした。
その間に放送も終わってしまい、ご迷惑をお掛けした皆様にお詫び申し上げま
す。
あと、二回分頑張って書きますので、「こいつはこういう見方をしたんだな」
と思って見ていただければ幸いです。(清水)

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