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タイトル:Daily Drama Express (2003/03/11) 僕の生きる道(10)  2003/03/18


===================================================== 発行部数    5 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/03/11 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル 僕の生きる道
局  名 フジ系
放映日時 火曜22時
キャスト 中村秀雄(草なぎ剛)
     秋本みどり(矢田亜希子 )
     久保勝(谷原章介 )
     古田進助(浅野和之)
     太田麗子(森下愛子)
 金田勉三(小日向文世)
     秋元隆行(大杉漣)
脚  本 橋部敦子

あらすじ  中村秀雄(草なぎ剛)は無事退院してきたことを同僚に伝えた。
そして本当は仕事を辞めるべきかもしれないが続けたいと言った。同
僚は皆温かく迎えてくれた。合唱を続けるために秀雄は教頭の古田進
助(浅野和之)にある提案をした。
 秀雄は生徒達に自分の余命について話をした。「迷いや恐れはあり
ません。残りの人生をしっかりと生きるだけです。目標だってありま
す。合唱コンクールに出場することです」。そして合唱を続ける条件
として、今度の模試でクラス全員がA判定を取ることになった。と告
げた。生徒達は無理だと諦めているが、秀雄は「受験と合唱の両立を
考えてみてください」と言った。

 『僕は今、死ぬことを恐れてはいない』

 古田は合唱部を存続する為の条件を受け入れ父兄を納得させた事を
理事長の秋元隆行(大杉漣)に報告した。隆行は古田が自分に相談せ
ずに物事を決めたのは初めてだと喜び了承した。

 みどりの授業後、生徒達は秀雄とみどりのことを考え「チャレンジ
してみようよ」と合唱と勉強の両立考え始めた。との時、赤坂栞(上
野なつひ)は以前に秀雄が話した本の持ち主の話をした。

 生徒達は模試でA判定を取れるか解らないが、やれるだけのことを
やってみようと決意した。生物の授業。いつも生徒達は他教科の勉強
をしていたが今日は生物の教科書を開いている。秀雄は驚き喜んだ。
しかし合唱に参加していない吉田均(内博貴)だけは変わらず他教科
の教科書を開いていた。

 秀雄の家では同僚達を集めてささやかなパーティーを開いた。久保
勝(谷原章介)と太田麗子(森下愛子)の仲良さをみて皆で楽しい時
間を過ごした。

 久保の授業中、解らないところを聞く田中と均が言い合いになった。
均はいらだっているようだ。久保は均に秀雄が合唱を始めたきっかけ
は勉強ばかりで苦しんでいる均を見たからだと言った。

 隆行は秀雄の主治医である金田勉三(小日向文世)のもとへ訪れた。
みどりの父親である隆行には秀雄が亡くなった後の娘が心配なのだ。
金田は、愛情が深く楽しい時間を過ごした人ほど残された人は楽しい
人生を送れると信じています。お嬢さんを信じてあげて大丈夫だと思
います。と言った。

 その後、生徒達は今まで以上に合唱の練習、授業、受験勉強に取り
組み、模試の日を迎えた。数日が経ち模試の結果がやってきた。

 秀雄は生徒達に全員A判定ということを報告した。生徒達は大喜び
をした。

 放課後の合唱練習時、やはり吉田だけは不参加だった。栞は本当は
合唱に参加したい均に「素直になったら」と言う。均は「おまえに言
われたくない」と言うと栞は突然均の頬にキスをした。「したいから
したの。文句ある?」と栞は言い体育館へ戻った。

 この結果を古田は田岡雅人(市原隼人)の母親でPTA会長の久美
子(銀粉蝶)に報告した。久美子は約束通り合唱部の存続を認めた。
だが秀雄が教師を続けることを不安に思い古田に言った。古田は「中
村先生に教師を辞めさせることは出来ません。命にもしものことが起
きるかもしれないのは我々も同じです。中村先生はたまたま余命がわ
かっているだけです」と言った。
 それでも納得しない久美子に古田は「見てもらいたいものがありま
す」と言い合唱の練習をしている体育館へ連れていった。久美子は楽
しそうに合唱をしている子供たちをみて、その場を去った。

 体育館に均がやってきた。秀雄は指揮をふりながら手招きをし均を
迎えた。

 季節が過ぎ、合唱の練習にも力が入ってきた。
 そして合唱コンクール予選の日がやってきた。緊張しながらも生徒
達は美しい合唱を聴かせた。

 数日後、予選の結果が届いた。見事、予選を通過し合唱コンクール
に出場が決まった。
 生徒達に報告すると秀雄の声が届かないほど大喜びをした。

 秀雄は合唱練習のため体育館へやってくる。合唱の練習を始めよう
とすると、みどりの伴奏に合わせて生徒達がハッピバースデーを歌い
始めた。秀雄は29歳になったのだ。「僕は今日で29歳になったんです
ね。29歳です。」と秀雄は喜びを噛みしめた。

 秀雄とみどりは念願の新婚旅行として星のキレイな温泉へやってき
た。
 夜中になり、みどりが目を覚ますと隣で寝ていたはずの秀雄がいな
い。秀雄は一人で窓辺に座っていた。みどりが羽織をかけようと近づ
くと秀雄が泣いていることに気が付いた。みどりが秀雄を抱きしめる
と秀雄は「死にたくない。死にたくないよぉ。」と子供のように泣い
た。

 『僕は生きたい。もっともっと生きたい。僕は今、世界で一番幸せ
なのだから。』


寸  評  秀雄の一生懸命なところが生徒に通じました。以前のダメ教師で
はなく素敵な教師に成長した秀雄。本当に幸せそうに思えました。
 均が合唱に参加する時に指揮をふりながら手招きをする仕草。秀雄
が子供の頃、神父さんが行った行為と同じですが、とても難しい仕草
に思いました。

執 筆 者 西脇(chie_yaen@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 読売新聞に「SMAPの歌が余りに下手。ドラマやバラエティー同様、歌でもも
うすこし頑張って欲しい。大勢のファンがいるのだから」という投書がありま
した。
 そう思っているファンは沢山いると思います。けど、草なぎ君って以前より
歌が上手くなった思いません?
 ちなみに中居くん大ファンの私にとっては毎回ドキドキしてみる中居くんの
ソロも結構好きだったりします。(何故ドキドキするかわかりますよね(^^ゞ)
(西脇)

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