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タイトル:Daily Drama Express (2003/03/05) 熱烈的中華飯店(9)  2003/03/12


===================================================== 発行部数    5 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/03/05 (Wed) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.水曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 水曜日の連続ドラマ
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タイトル 熱烈的中華飯店
局  名 フジ系
放映日時 水曜21時
キャスト 橘詞央(鈴木京香)
     名波健太(二宮和也 )
     迫田誠二(椎名桔平)
     野口拓郎(勝村政信)
     大山海次郎(東幹久)
 小向五郎(高橋克実)
     綾小路公彦(石黒賢)
 三村奈々子(瀬戸朝香)
 岩田厳五郎(伊東四朗)
脚  本 林宏司

あらすじ  三枝(板尾創路)は橘詩央(鈴木京香)にお任せで、と言う。そ
して詩央に嫌みを言う。

 詩央が厨房に駆け込むと、みんなスタンバイ済み。綾小路公彦(石
黒賢)が地獄耳で船長他三人のお客様がいらっしゅったことを聞きつ
けてきたのだ。

 みんな張り切って調理にかかる。

 詩央は岩田厳五郎(伊東四朗)に接客を代わって欲しいと言うが、
岩田は断る。

 詩央の気合いはすごい!

 客席を覗く詩央に、岩田は、「随分客席が気になるのですね」と声
をかけ、接客係を詩央がやってもいいと言う。

 ショウロンポウが蒸し上がり、綾小路のOKも出る。

 詩央が料理を出す。詩央は内心、「料理で社長を釘付けにして、三
枝の企画なんて、目がいかないようにしてやる!」と意気込んで。

 でも、お客様は誰も詩央に見向きもせず、次の企画を練っている。

 手つかずで戻ってきたショウロンポウ。「お客さんが嫌いだったん
だ」と大山海次郎(東幹久)。

 三村奈々子(瀬戸朝香)はそのショウロンポウを食べたい、と粘り、
詩央は遂に許可する。

 詩央は「そうだ!」と言うと自室に戻り、自分が作った企画書を持
ってくる。

 だがそれを岩田に見つかり、「あなたは何をしてるんですか?この
ままじゃ、フロアから出て行ってもらいます」と釘を刺される。

 厨房では麻婆豆腐を作っている。日本人は麻婆豆腐が好き!という
迫田誠二(椎名桔平)の信念で。詩央は安く見られないように豪華に
飾るよう指示。迫田は飾り付けの達人、奈々子がいると言うが、奈々
子の姿が見えない。

 なんと、ショウロンポウを食べていたのだ。詩央はチームワークな
んだから、さぼらないで!と怒るが、迫田は飾り付けになったら呼ぶ
からいいと言う。

 詩央が麻婆豆腐を出すが、邪魔だ、片づけてくれ、と言われる。

 手つかずで下げられた麻婆豆腐を見て、「日本人じゃないのでは?」
と野口拓郎(勝村政信)。

 詩央は一流の料理人はお客様の悪口を言わない。料理がすべて、と
言う。

 奈々子は料理はおいしかったよ、と言う。

 小向五郎(高橋克実)が料理も食べてもらえないわたしたちって
.....と落ち込む。みんな、今までの不幸な話をして慰め合い、気を
取り直して、魚の浮き袋を使った料理を始める。珍しい食材を出すと
みんなとびつく、と言う野口に従って。

 詩央はお客様にお茶をつぎながら企画書を盗み見ようとする。

 カリカリしている詩央に奈々子は麻婆豆腐がおいしいと言う。みん
な頑張っているのに、どうしてサボってるのと問う詩央に、奈々子は
詩央も食べてみたら?と勧める。「あなたは残り物を食べて、ただお
いしいって言ってるだけ。気楽でいいわね」と詩央。「詩央さんも大
変なんですね」と無邪気な奈々子。

 詩央は自室に戻り、企画書を印刷し、料理と一緒に客席に持ってい
く。

 そして机の上の資料を片づけ、自分の企画書を出す。「皆さん、大
変煮詰まっておられるようですね。そういう時は、他の人の意見にも
耳を傾けてみては?」と詩央。菊池社長(前田昌明)は詩央の企画書
を手に取る。

 厨房では小向が一心に祈っている。

 だが、詩央が下ろしてきて料理はまた、手つかず。詩央の企画書も。

 お客様の好みを聞いてくるという迫田を詩央が止める。「オーダー
ストップになったから」と詩央。そして、お客様は大事な会議で、と
付け加える。そして、代金は払ってもらえるからそれでいい、と。

 奈々子が重箱を持って、客席に出る。手つかずで下ろされてきて料
理をお弁当にしたから、あとで食べて下さい、と。

 お客様が注文されたら料理をお出しするのだ、と諭す詩央に奈々子
は、みんなで力を合わせて一生懸命作った料理だから、絶対食べて下
さい、と粘る。「食べて。でないと、料理がかわいそうだよ」と奈々
子。

 詩央にもやっと奈々子が言った、「一生懸命食べている」と言う言
葉の意味を理解する。

 岩田が、「大変失礼しました」と詫び、綾小路が奈々子をそっと厨
房に連れ帰る。

 「『お料理がかわいそう』。そうですね。わたしたちは料理に気づ
かないほどだった」と船長。「視野が狭くなっていました」と社長。
「これじゃ、いい企画ができないのも当然」と重役。

 奈々子が食べている。そこに他のみんなも来て、食べよう!と言う。
「作るのも食べるのもみんなでやるのがいいよな!」と迫田。そして
みんなでワイワイと食べる。

 そこに岩田が来る。「岩田さんも食べる?」と奈々子。

 だが岩田は、お弁当を食べたお客様が温かいものも食べたいとおっ
しゃっている。でも、ラストオーダーの時間も過ぎているから、断っ
てもいいが、と付け加える。

 「オーダーがある限り作り続ける」と迫田。

 詩央と岩田はお客様を送り出す。奈々子に謝っておいて欲しい、あ
のままでは素晴らしい料理を食べ損なうところだった、と社長。そし
て詩央には、素晴らしい厨房をまとめていることを褒め、力がある人
はどこに行ってもいい仕事をする、と。船長も、もうすぐ日本だが、
また一緒に仕事がしたいと詩央に言う。

 奈々子が詩央に、「まだ怒ってる?」と聞く。「怒ってないわ」と
詩央。「よかった.....料理って楽しいね。今まで一人で黙々と作る
ものだって思ってたけど。あたし、包丁も下手だし、味付けもできな
い。でも、みんなで作るとおいしいね。楽しいね。お客様に食べても
らうともっと楽しい。ありがと」「え?」「だって。詩央さんに誘っ
てもらえなかったらあたし、料理人にならなかったもん」

 岩田は客席に勝手に入り込み、涙を見せ、腕も下手。最低の料理人
だ。ただ一つ、料理への愛情を除いては、と奈々子のことを評する。

 それに対して詩央に対しては、料理に対する愛情があるのかと問う。
接客係の仕事は、お客様のご機嫌を取ることではなく、料理に込めら
れた気持ちを伝えること、と岩田は言う。

 厨房では、綾小路の情報に基づき、明日のための下ごしらえを始め
る。

 詩央はそんな彼らをそっと見て、今までのことを思い出す。そして
意を決して企画書を捨てる。

 そして、厨房、客席を歩き、最後に平平楼の看板にバイバイ、とす
る。

 翌日、みんな気合いをいれて厨房に集まる。「何から作れば?」

 だが、詩央がいない。詩央が遅刻するのは初めて。

 岩田が厨房に入ってくる。詩央がどこに行ったか、岩田にもわから
ない。詩央を捜している時間はない。「料理長、どうするんだ?」と
岩田が迫田に決断を迫る。


寸  評  今まで、綾小路、迫田、奈々子、大山、野口、小向、名波.....
と料理人たちの隠れた才能をピンチが引き出してきましたが、今回は
詞央の番、というところでしょうか?

 でも、はっきり言ってしまえば、今回の詞央にいいところは何もな
かった、と思います。あの状況で、無理矢理自分の企画書を押しつけ
たって、嫌われるし、平平楼の評判も落ちるというもの。リーダーを
務める人ならば、もっと、場をわきまえて欲しいと思います。おまけ
に、翌日は失踪してしまったのでしょうか!?

 ところで、平平楼の営業時間って?と不思議に思います。一日一組
のようなのですが、営業は夜だけ?

 最後の部分でちらっと出ていましたが、来週、最終日に、初めて沢
山のお客さんに料理を出すことになるのでしょうか!?

 そういえば、今回、初めて、中国語での奇蹟のお話がまったくあり
ませんでしたね?どうしたのでしょう?視聴者から嫌われた?

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 最近、テレビの情報番組をつけると、花粉症関係の番組をやっています。見
るとその時は納得して、「ヨーグルト食べなくちゃ」とか、「棗って、どこに
売っているんだろ」とか、「凍頂ウーロン茶は、お茶屋さんでないと売ってな
いか。誰か台湾に旅行か出張に行かないかな?」とか思います。
 でも、花粉症の時期が終わると、どうでもよくなってしまいます。
 こうやって、季節商品というのは、その時期になると、高値で売れる、とい
うものなのでしょうか?

 編集子は何度か書きましたが、花粉症とのつきあいは長いです。今年は、1
月半ばからちょっとムズムズして、予防薬を飲み始めたので、先週までひどい
症状は出ず、「今年は案外楽勝かも.....」と密かに思っていたのですが、今
週になってから、ついに、くしゃみ鼻水、目のかゆみがひどくなり、やっぱり
今年も花粉の飛散量は多いんだよね.....と1人納得しています。(鈴木)

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