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タイトル:Daily Drama Express (2003/02/13) 年下の男(6)  2003/02/23


===================================================== 発行部数    4 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/02/13 (Thr) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル 年下の男
局  名 TBS系
放映日時 木曜22時
キャスト 山口千華子(稲森いずみ)
     伊崎駿(高橋克典)
     北村亜沙美(星野真里)
     辻謙吾(賀集利樹)
     山口卓(山崎裕太)
 玉井梓(麻生祐未)
     山口花枝(風吹ジュン)
脚  本 内舘牧子

あらすじ  北村亜沙美(星野真里)は、玄関で女物のブーツを見、散らかっ
た服を見る。

 出てきた辻謙吾(賀集利樹)は、「オレと彼女と取り込み中。そう
いう顔される筋合い、ないよナ。本気の彼女いるって言ったんだから」
と言う。「レポートに付けたらいい資料持ってきただけ」と亜沙美は
言い、そして小声で「続きやって」と囁く。

 山口千華子(稲森いずみ)は戻ってきた謙吾に、「わたしのこと、
本気だったんだ」と言う。「当たり前だ」と謙吾。「今日、ジムで伊
崎に会ったの」「まだ行ってるんだ、ジム」「逃げたと思われたくな
くて」「バカだな。女の負けたくないって、男には関係ないの。どう
でもいい女のなんて」

 −−バカって言われると、年下の謙吾が上位に立ったようで嬉しか
った
 と千華子は思う。

 「わたし、ジムやめないよ。22歳の男にふさわしい体にするんだ」
と千華子。「ちょっときつかったかナ」と謙吾。

 亜沙美は「負けないもん」とつぶやきながら歯を食いしばって帰っ
ていく。

 朝、母・花枝(風吹ジュン)は家族のために、あれこれと世話を焼
いていた。気持ち悪いな、と千華子の弟・卓(山崎裕太)に言われて、
家族四人でいられるのも今のうちだけだから、と言う。今まで食べ歩
きとか、1人で遊びすぎた、と。

 卓は亜沙美と別れたばかりで、当分いるよ、と言う。千華子も結婚
はないナ、と言う。「そんな長くは尽くせないわよ。早くお父さんと
2人にして」と花枝。父・勇一郎(平田満)は曖昧に笑う。

 伊崎駿(高橋克典)は仕事に燃える。女子社員から、「社長、失恋
しました?」と冷やかされるが、「そんな色っぽい話じゃないよ」と
かわす。

 亜沙美はテニスの練習を頑張っていた。そして帰ろうとしたところ
に、謙吾が来て、「昨日はお見苦しいところをお見せしました」と声
を掛ける。「気にしてないよ。わたし、謙吾がいろんな女に磨かれて
から、わたしのとこに来るの、待ってるから」と亜沙美はいい、これ
から千華子と食事をするという。でも、何を相談するのかは謙吾に言
わない。

 亜沙美は千華子に、謙吾に惹かれていると言う。他の女とベッドに
いるところを見ても、絶対自分のところへ帰ってくると思っている。
年上の女と続くわけないから、と。「謙吾はやめなさい。簡単に満足
できないから、年上の女と付き合ってるんでしょ遊ばれて捨てられる
だけよ」と千華子。だが亜沙美は自分が大学を卒業する頃には謙吾は
25。結婚もあるかもしれない、と言う。卓は男っぽすぎて疲れたけれ
ど、謙吾は優しい、と。

 亜沙美は落としたナプキンを拾おうとして、千華子のブーツが昨日
謙吾の部屋で見たものと同じだと気づく。

 亜沙美が1人でケーキを食べているところに、呼び出された卓がや
ってくる。「忙しいのにごめんね」と亜沙美。「全然」と卓。亜沙美
は謙吾の年上の相手は、千華子だと言う。「エッチしているとこ、見
たの?」と卓。「ううん」と亜沙美は否定。卓は重ねて、そんな変わ
ったブーツなのか聞くが、亜沙美はそうでなくても、自分にはわかる。
謙吾のことやめろと言うし、と亜沙美。だが卓は、千華子は失恋した
ばかりだし、謙吾は一回やっただけで捨てる男と知ってるし、結婚し
たい30の女が、22歳の男は相手にしないと否定する。

 そして卓は、別れてからの方が、亜沙美がかわいく見える、と言う。
亜沙美も別れたら、家族のように話せる。植木の仕事も本気で応援す
るという。卓も亜沙美と謙吾を応援するから、思うとおりにしろと。

 千華子は謙吾の部屋で料理を作っている。「こういうのって、女房
面されているようで、いやじゃない?」と千華子。「全然。オレ達の
こと、誰も知らない。2人だけの秘密っていうのがいい」と謙吾。

 −−わたしは不満だった。本気なら、2人の関係をオープンにして
欲しいと思った。それはわしが謙吾に本気になっているってことだっ
た。

 伊崎は岡崎次郎(高橋昌也)の電話を受ける。家でナベでも作って
いるか?一緒に外で食べるか聞くのだ。伊崎は1人だったが、隣りに
関係者がいると言って、電話を切る。

 岡崎が1人で会社にいると、玉井梓(麻生祐未)が来る。梓は電柱
広告を父が喜んでいたと言って、虎屋の羊羹を差し出す。

 伊崎はパチンコをしていた。

 梓は岡崎に大企業のお局OLより、こういう小さな会社で思いっき
り働いた方がいいと愚痴を言う。今やお昼の相手は千華子だけ、と。
岡崎は千華子が伊崎と付き合っていると勘違いしてかわいそうなこと
をしたと言う。

 梓は千華子が寿退社しなくてよかったと本音を言う。「正直な人だ」
と岡崎。「わたし、公認会計士を目指すって言ってますけど、偉そう
にすることしかないの。自分の能力は自分がよく知ってる。大企業に
しがみついているしかないの」と梓。

 岡崎は梓が自分にまでよくしてくれると、感激する。伊崎の別れた
女房は、岡崎をうるさがった。伊崎に岡崎がベッタリくっついていて、
嫌われるのも当然、と。梓は岡崎によくするのが伊崎を喜ばせること
なのに。そして、伊崎が付き合っているという年上の女を蹴散らして、
自分が名乗りを上げようかな、と。

 そこに伊崎が戻ってくる。

 梓は明日、自分が岡崎を引きうるから、女と会ったら?と提案する。
自分は岡崎と気が合うから、何の心配も要らない。24時間いつも一緒
じゃ疲れるでしょ、と。

 花枝のパート仲間は、最近伊崎が来ないと噂しあう。花枝の携帯に
伊崎から電話がかかってくる。花枝は切る。伊崎は花枝の携帯の留守
電に、今夜クレゼットを予約したから、どうしても会いたいと吹き込
む。

 千華子は男性社員から、最近きれいになった。寿退社、近いかも、
とからかわれる。

 −−謙吾がいることで、わたしもこんな冗談に笑ってつき合えた。

 梓は知っているレストランに片端から電話して、伊崎の名前での予
約が入っているか聞いた。クレゼットでビンゴ。梓はニヤッとする。

 花枝が留守電を聞く。

 梓が千華子に、伊崎のことで知っていることを話したら、年上の女
とは別れなければならないし、千華子も寿退社どころでない、と囁く。
「梓、わたしが幸せだと、意地悪になる」と千華子。「そんなこと、
思われてんだ。なら、自分で見な。今晩7時、クレゼット」と梓。

 千華子は謙吾を誘ってクレゼットに現れる。

 伊崎がクレゼットのフロントに現れる。だが、フロントは「お連れ
様から急に来られなくなったとお電話ありました」と言う。「なら、
オレもキャンセルします」と言って伊崎は帰る。

 花枝は勇二郎と2人、ナベを囲んでいる。花枝ははしゃいでみせる。
「50過ぎて、何が一番大事かな?と思ったら、お父さんだった。子供
達よりも」と花枝。そして、16歳から今まで一緒だったのはすごいこ
とだと繰り返す。

 伊崎は1人、会社で仕事していた。

 千華子は結局何もなくて、と謝る。「オレはこんないい店、マジな
女と来られて満足」と謙吾。「全く、梓は何考えてんだろ」と千華子。
「デザートは千華姉ちゃん、食べたい」「何言ってんのよ」

 伊崎の携帯が鳴る。大きな契約が取れそうだというのだ。そこに岡
崎が帰ってきて、伊崎は岡崎に契約がとれそうだと報告し、「久しぶ
りに気力がみなぎってきた。世の中、悪いことばかりでもないな」と
言う。そして、梓が岡崎に持たせてくれたお土産で乾杯する。

 花枝は朝、きれいなかっこうをしている。勇一郎に、「店長会議」
と言う。勇一郎は腑に落ちない顔をする。

 千華子は梓に、何も起こらず、結局新しい彼にごちそうしただけだ
った、と言う。「ごめん、わたしの勘違い。お詫びに今度、クレゼッ
トでおごる」と梓は言うと、去っていった。

 −−初めて梓は信じられないと思った。

 伊崎が会社に戻ってくるが、契約がつぶれたという。それは岡崎が
ついつい契約のことをライバル社にしゃべってしまったからだった。
「契約前はしゃべるなヨ!」と伊崎は岡崎を怒鳴ると、会社を出て行
った。

 会議が終わって花枝が営業者に乗ろうとした時、伊崎が現れ、その
車に花枝を押し込むと、キスをする。「やっと別れたのに」と花枝。
「オレ、死んでたよ」と伊崎。「あたしも」「オレ、今、どん底でさ」
「あたしと話したかった?」「いや、抱きたかった」

 そのまま2人は車の中で抱き合うが、それを車に乗った勇一郎が見
ていた。

 花枝と伊崎はホテルで寝た。「オレ、二度と離さない」と伊崎。
「あたし、どうしたらいいかわからない。食べ放題おばさんのままだ
ったらよかったのに」と花枝。「オレ、一生日陰者でいいから。オレ、
次郎さんの命、もって二年て忘れて怒鳴ってた。離れていたら、優し
くできたのに」「あたし、別れてから夫に優しくできた」

 勇一郎、卓、千華子は花枝の帰宅を待っていた。勇一郎は黙り込ん
でいる。

 卓が、亜沙美が謙吾の家で千華子のブーツを見たと心配していると
言う。「わたしは結婚出来る男としか付き合わないの」と千華子。

 −−亜沙美は本気だと思った。今度は年下の女に負けるのだろうか


 花枝は売り上げが会わなくて遅くなったと言って帰ってくる。勇一
郎は何も言わず、手にしていた缶ビールの缶をつぶす。

 伊崎が帰宅すると、岡崎が会社を辞めるという。勘が鈍っているの
に、仕事ができると勘違いしていた、と。伊崎はやめないように言う。

 花枝のパート仲間のおばさんが、義理チョコの買い出しから戻って
くる。

 夜、花枝の携帯が着信する。寝ている勇一郎に気づかれないように
花枝は小声で出ると、「チョコレート届かないから、オレが持ってき
た。ベランダに出てみて」と伊崎。花枝がベランダから下を見ると、
花束を抱えた伊崎がいた。花枝は飛び出していく。

 その後に千華子が水を飲みに台所に出てきて、居間の窓が開いてい
るのに気が付き、ベランダに出てみる。そして下を覗いて伊崎に気づ
く。そして、その伊崎に駆け寄る花枝。そして、2人が抱き合うのを
見てしまう。

 「嘘!?」と千華子はつぶやく。

 花枝と伊崎はキスをする。千華子はベランダからすべてを見てしま
う。

 −−闇夜に青いペンライトというのは、すごくきれいだと思った。


寸  評  遂に、千華子が伊崎と母親の関係を知ってしまいました。これで、
仲の良かった母娘はどうなるのでしょうか?
 今まで梓が仕組んでもスルリとニアミスで逃げてきたにもかかわら
ず、遂に、自分の家のそばで目撃してしまいました。
 もっと引っ張るのかと思っていましたが.....
 次は千華子と亜沙美、そして、大学を中退してしまった卓の秘密が
どうなるか、ですね。

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 次週のオンエアまでに配信できなくて済みませんでした。
 今週から花粉症がいよいよ本格的に始まってしまって、かゆくて仕方ないで
す。花粉症の発症は多分、幼稚園児だった頃からと思います。当時はまだ、花
粉症という概念はなかったと思います。時期が時期だけに、なんで受験がこの
時期にあるのかといやでした。
 今は、いろいろ薬もありますし、花粉症の人も増えて、理解されるようにな
ってよかったといえば、よかったです。でも、点眼や点鼻薬で、目や鼻は楽に
なったのですが、今度は耳や皮膚がかゆくなります。自分だけかと思っていた
ら、花粉症の番組に出てきた人もそう言っていたので、安心しました。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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