メルマガ:日刊ドラマ速報
タイトル:Daily Drama Express (2003/02/10) いつも2人で(6)  2003/02/17


===================================================== 発行部数    6 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/02/10 (Mon) ☆☆
======================================================================

== 目次 ==============================================================
  0.お願い
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
======================================================================

----------------------------------------------------------------------
0. お願い
----------------------------------------------------------------------
 連続で済みません。また、2月13日木曜日22時からフジテレビ系で放送の「
美女か野獣」の録画を失敗してしまいました。
 もし、録画ビデオをお持ちの方がいらっしゃいましたら、貸して頂けないで
しょうか?
 貸して頂ける方がいらっしゃいましたら、ドラマ研究会(info@j-drama.tv)
にメールでご連絡ください。
 よろしくご協力、お願い致します。(ドラマ研究会)

----------------------------------------------------------------------
1. 月曜日の連続ドラマ
----------------------------------------------------------------------
タイトル いつもふたりで
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 谷町瑞穂(松たか子)
     森永健太(坂口憲二)
     奥田直之(葛山信吾)
     藤原央子(長谷川京子)
     入江知華(平山綾)
     森永孝平(瑛太)
 木下優子(佐藤仁美)
 不和圭二朗(西村雅彦)
脚  本 相沢友子

あらすじ  瑞穂(松たか子)は、頼んでコピーしてもらったぶ厚い原稿を手に
「楓書房文藝部復活の第一弾 大坪茂樹先生の新作です。」とハチ(
坂口憲二)と孝平(瑛太) 知華(平山 綾)に大喜びで報告する。
 孝平と知華は、原稿がネットオークションで高く売れるから、売っ
ぱらっちゃおう。と勝手なことを言う。ハチも「良かったな。良いス
タートが切れそうで。」とお祝いの言葉を言う。瑞穂は「楓書房が潰
れたら、私食いっぱぐれるし、吸収合併を回避しないとね」と意気込
む。知華が”大坪重樹”の名前を聞いたことがあり、不破とTVに一
緒に出てるコメンテータのおっさん。ということを思い出す。

 ハチは、央子(長谷川京子)へ告白したことを思い出していた…
「ねぇハチ。ハチってばぁ」瑞穂に突然声をかけられ、ハチは”はっ
”とする。孝平が「兄貴の仕事はどんなん?不破さんを怒らせたら、
ある日突然首ってことにも…」と瑞穂が聞いたことを繰り返す。ハチ
はチーフになったことをやっと皆に報告する。「偉くなったの?早く
言わないと。お祝いで、ボールング行こうよ。」とハチ以外の3人で
盛りあがる。


 楓書房で、直之(葛山信吾)が依子(木村多江)に、大坪先生の新作
の出版が正式に認められたと話ている。依子もアドバイスをし、瑞穂
も「勉強します。本の売り方とか全然わからないけど、教えて下さ
い。」文藝部の他のメンバーの星野(塚地武雄)と永井(秋山竜次)
も、「微力ながらお手伝いします」と。


 「ただいま」瑞穂がマンションへ帰ってくるとなぜか?優子(佐藤
仁美)が。
「あっ瑞穂いいところに帰って来た。」「なんで優子が?」「そんな
ことどうでもいいよ。」孝平が瑞穂に「兄貴が告ったって」優子も
「「好きだーー」って言って家まで送ったんだって。」返事はどうな
の?と皆が聞くが、まだ返事をしてもらってないハチに瑞穂は「じゃ
あ少なくてもノーじゃないんだ。」優子は「ひっぱっておいて、ごめ
んなさいってこともあるよ?」素敵な人だとフォローする瑞穂に「悪
気がなくったってそうなる場合があるでしょ。」と一応忠告めいたこ
とを言う。「大丈夫だよ。」瑞穂はハチを励まし、皆で作った孝平の
鍋をかこむ。


 「報告したいことがあります。」楓書房の文藝部で星野は「書評家
の”堀部利範(蛍雪次朗)”を近所のスポーツクラブで、何度も見掛
けたことがあります。僕、大坪先生の新刊が出たら、書評書いてもら
おうと思うんです。」直之に報告するが、直之は冷たく「あっそう。
がんばって」と言い、瑞穂を誘って出て行ってしまう。

 「直之さん、あの態度はないと思うんですけど。」直之は「知り合
いになったからって、あいつに話が決められないと思うけどなー」と。


 不破は控え室で何か考え事をしている様子。そこへハチが入って来
る「台本のチェック今いいですか?」不破はハチの顔をちらっと見て
「森永、俺振られちゃったよ。夕べ央子に会ったんだ・・央子からか
けてくるの珍しいなぁと思ったけど、いきなり会って、”さようなら
”って…他に男でも出来たかな。見つけ出して、袋だたきにしてやる。
」袋だたきという言葉を言った後のハチの表情を見て、「嘘だよ。そ
こまでしないよ。そんなことしたら大変だからな。」そこへマネージ
ャーが入って来る。


 「へ?」「ボーリング大会金曜日にするね。遅れたら孝ちゃんの携
帯に電話するってことで。」「俺は参加するなんて一言も言ってない
ぞ」と小声でぶつぶつ言うハチに、「兄貴はボーリング下手だから・
・」と孝平が言う。「誰のお祝いだと思ってるのよ。私だって下手だ
よ。スコア100超えたことないもん。」「そういうレベルじゃない
って…」と孝平はハチがボーリングが下手だと言うことをばらす。


 楓書房で、瑞穂は14万もする高額の領収証を星野から預かる。星
野は「しかも途中でお友達まで合流しちゃって…」と。直之が依子と
部屋に入ってくると、慌てて瑞穂は領収証をかくす。

 「どっちの活字がいい?」直之は、大坪の小説に合う活字の意見を
瑞穂に求める。「活字なんか…」と瑞穂が言い掛けるが、直之は原稿
が本になるまでの過程を熱く語る。部屋の中を歩き廻って考える直之
を見て、依子は「どう?奥田くん別人みたいでしょ。あれが彼の本来
の姿よ。ああみえて帝国出版にいた頃は名物編集者だったのよ。一生
懸命になると回りが見えなくなることがあるから、会社では変人扱い
だったけど、作家さんからは絶大の信頼をよせられていたのよ。自分
の理想に向かってひたすらつっぱしって行くっていうのかなぁ。そう
いえば谷町さんってあのころの奥田くんに似てるわ。」

 思い出したように瑞穂は星野を見て「そういえばホッシーどうした
の?その前髪」「花火をしていたら焦がしてしまって…不注意でし
た。」星野はしどろもどろに言い訳をする。


 いつものように村越書店にやって来た瑞穂は、村越(黒沢年雄)に
「私、今までずっと本っていうのは書いた人一人のものだと思ってま
した。たくさんの人がたづ触ってたんですね。」「作品が作家の手を
離れて、一人歩きしていくんだ。」「そうかな。変わってしまうって
いうのかな。愛情があれば綴られた思いは変わらないかなぁって・・
思うんですよ。個人的には・・」瑞穂は遠慮がちに村越へ意見をする。


 喫茶店で、央子は同僚のめぐみ(滝沢沙織)に「不破さんと別れた
のって、森永さんと付合うためじゃないの?森永さんと付合うの、そ
れほど悪いことじゃないから付合っちゃえば?」とアドバイスをされ
る。


 割烹「ひとみ」の座敷の2階でホッシーは、堀部を接待している。
余興でいろいろなことをし、堀部や廻りの人も笑っている。

 楓書房で、永井は「そろそろ僕も失礼します。星野は堀部さんと飲
むから先に帰りました」と瑞穂に挨拶をする。瑞穂は、今日は友達と
約束があるからと、時間をつぶしている。直之は大坪先生と飲みに行
ったために、部屋にはいない。 そこへ、楓書房の電話が鳴る「星野
はうちの社員ですが…」瑞穂は電話を握り締めて大声を上げる。


 ハチの携帯に孝平から、瑞穂が急用で来られず、3人になると連絡
が。そこへ丁度央子が同僚のめぐみと通りかかる。急いで電話を切っ
て、ハチは央子を追い掛ける。「あの・・えっと・・ボーリング行き
ませんか?弟達と一緒に。今日ボーリング大会なんですよ。お友達も
一緒に…」央子の隣にいためぐみは、央子が返事をしないのを気にし
て「行きます行きます喜んで」とハチに言う。央子が肯くのを確認す
ると。めぐみは央子をハチの方に押し「残念だけど、私はこれからデ
ートなの」と央子をハチに託して去って行く。


 瑞穂と永井が病院へ急ぐ。星野が脳震盪で運ばれたのだった。
「あっ谷町さん」「ホッシーどういうことですか、説明して下さい。」
「宴会2階だったんですけどね。飛び降りろって言われて、飛び降り
たら頭打っちゃったんですよ。”月間 本の扉”で大坪さんの書評書
いてくれるって。これで確約とれました。めでたしめでたし。」
 待合室で瑞穂は孝平の作ったボーリング大会のちらしを眺める。瑞
穂は星野が書評をとるためにそこまですることが理解できない。永井
は「嬉しかったんですよ。前、”楓書房一致団結の会”呼んでくれた
でしょ。認められたみたいで嬉しかったんですよ。帰り道、ホッシー
俺達に何か力になれることないかなってずっと言ってたんですよ。堀
部さんの書評取れて、嬉しかったと思いますよ。」


 ボーリング場では、孝平・知華・ハチと央子の4人でボーリングを
する。ハチがボールを投げるとガータに入る。次もガータで、ハチは
悔しがるが、孝平も知華も大喜び。ずっと無表情だった央子も思わず
笑みがこぼれる。

 ボーリングからの帰り、「それじゃあ、瑞穂さんにもよろしくお伝
え下さい。今日はありがとうございました。」ハチは央子との別れぎ
わ「本当ですか?不破さんと別れたっていうのは本当ですか?」「本
当です。私から言ったんです。もう会うの辞めたいって。辛かったん
です。不破さんといるのが。笑えなかったんです。不破さんと別れて
から笑えなかったんです。さっき気がついたら笑ってました。ボーリ
ング場で。楽しかったです。すごく。」しかし、央子は更に「不破さ
んは森永さんにとって大切な人でしょ?」と。
 その様子を柱の陰から瑞穂は見ていた…


 「ただいま、ごめんね今日ボーリング行けなくって」瑞穂はマンシ
ョンへ帰って来る。さっきのことはおくびにも出さず「そっちはどう
だった。3人でボーリング行って?」「いや、央子さん誘ったんだ。
さっきまで瑞穂のこと待ってたんだぞ。」「そうだったんだ。残念だ
ね。」瑞穂は水を飲みに冷蔵庫へ向かう。ハチは追い掛けて来て「俺
さぁ。やるだけやってみるわ。央子さんのこと、瑞穂言ってただろ。
待ってるだけじゃ始まらないって。思いっきりぶつかってみろって。
俺に出来ることやってみるよ。」ハチは瑞穂に決意を打ち明ける。
「本当にぶつかるなんてね。ああは言ってみたけど、本当にハチがぶ
つかるなんて…・いいね、青春だね。」「ちゃかすなよぉ」「素直に
感心してるの。いいんじゃない。とことんやってみなよ。大丈夫だよ。
ハチの気持ちは央子さんに伝わるよ」


 不破事務所にハチが行くと不破が来ていた。エンディングリニュー
アルの打合せの会議を行うために来たのだが、不破の顔をハチはちら
ちら見ていると不破が「なんだ。なんか話したいことがあるのか?」
とハチに声をかけて来た。「ええ、実は、実はですね。」ハチは央子
のことを打ち明けようとするが、他のメンバーが入って来て、結局言
うことが出来ない。


 翌日、楓書房で星野の容体を直之に報告し、「まったく救いようの
ないことだ。」と直之が言う。瑞穂は星野をかばい「”月間 本の扉
”で、書評書く約束してくれたって・・」”本の扉”…という言葉を
聞くと直之はしばらく考えて「今月廃刊になるぞ”本の扉”は…」
 瑞穂は楓書房を飛び出す。直之も「止めたって無駄だよね…」と穏
便にお願いね・・と言いながらついて来る。

 堀部の自宅の前まで来てチャイムを鳴らす。挨拶を済ますと瑞穂は
早速本題に入る。「お伺いしたいことがあります。”月間 本の扉”
は今月で廃刊になるんですよね。うちの星野だましたんですか?」堀
部は言い訳を言うが「だから飛び降りさせたんですか?」「彼が自分
で飛び降りただけですよ。」「自分を何様だと思ってるんですか。私
ならあなたに薦められた本だったら、死んでも読みたくないです。本
がかわいそうです。」堀部は星野の悪口を延々と言う。瑞穂は黙って
いられずに、「ふざけんじゃないよ!」と立ちあがる。その時、隣に
座っていた直之も立ち上がり、堀部を殴りつける。「てめーに何がわ
かるんだよ!あいつは確かにどんくさいよ。でも、おまえみたいに人
の書いたものに難癖つけるだけのヤツより、人間として上等だよ!あ
いつはあいつなりに必死で会社を守ろうとしたんだよ。」直之と瑞穂
が部屋から去って行く後姿に「このこと記事にしてやるからな!」と
殴られた頬をおさえ堀部は毒づく。

 公園で、瑞穂は直之に缶珈琲を差し出す。「暴力沙汰だけは勘弁だ
ったんじゃないんですか?でもかっこ良かったですよ。見ててスカッ
としました。」少し落ち込んでいる直之を瑞穂は励ます。


 ハチと不破が話をしながら、不破事務所から出て来る。そこへ、お
使いから帰って来た央子とすれ違う。央子は不破と目を合わせること
なく歯科医院へ入って行く。「女とは冷たいもんだ、別れた男は道端
の花と同じらしい…」
 待っていたタクシーに不破を乗せ、ハチは「央子さんのことで…話
があるんです。」


寸  評  最後にきっと、「央子のことが好きなんだ」とハチは不破に言っ
たんでしょうね。それより、ハチがなぜ不破に忠誠を誓っているのか
?そっちの方が気になります。予告で、瑞穂の大好きな本”胸の音”
の作者が「30年間姿をくらましている」と村越へ言っていたのが、
気になります。もしかして…村越=”胸の音”の作者?

執 筆 者 田村(tamura_d@anet.ne.jp)

----------------------------------------------------------------------
2. 編集後記
----------------------------------------------------------------------
 「恋は戦い」というドラマがあります。★日刊ドラマ速報★では対象になっ
ていませんが、面白いらしいです。らしいと書くのは、まだ見たことないから
ですが。首都圏で発売されている「Hanako」という雑誌とのコラボレーションで、雑
誌を読んで、ドラマを見れば2倍面白いとのこと("恋は戦い"のHPに書いてあ
りました)。私は首都圏在住ではないので、「Hanako」は見かけないんですが、
東京支店の方に送ってもらい、「恋は戦い」を見ている後輩くんに上げたら大
喜び。私もビデオに撮ってあるので見なければ…(田村)

======================================================================
発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv/
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。
(http://www.mailux.com/)
======================================================================

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。