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===================================================== 発行部数 9 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2003/02/06 (Thr) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.木曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 木曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 美女か野獣 局 名 フジ系 放映日時 木曜22時 キャスト 鷹宮真（松嶋菜々子） 永瀬洋海（福山雅治） 久瀬光彦（渡辺いっけい） 戸渡千太郎（八嶋智人） 古袋博（佐々木蔵之介） 白井雪乃（白石美帆） 山本タケシ（永井大） カッチン（パパイヤ鈴木） 秋山富士子（深浦加奈子） 桜木恭一郎（児玉清） 脚 本 吉田智子 あらすじ 鷹宮真（松嶋菜々子）は、次官とピアノバーで飲みながら、査察 情報を聞き出そうとする。「わたしたちの仕事は、ワインと同じです。 いい情報源から確かな情報を得る。後ろめたいことなんてないじゃな いですか」と真は説得する。 永瀬洋海（福山雅治）とカッチン（パパイヤ鈴木）と古袋博（佐々 木蔵之介）は、他局のスタッフと合コン。 報道局。真が査察はあさって、と情報を得てくる。そして、元駐米 大使・梁瀬郁夫（佐原健ニ）とのブランチに出かけていく。「休みの 日までオヤジと会っていて何が楽しいの。やっぱラブでしょ」と永瀬。 梁瀬は真に、父上から頼まれている、と見合いを勧める。相手は三 屋洋介首相補佐官（鶴見辰吾）。「会うだけでも」と大使から頼まれ る。「わかりました。その代わり、わたしのわがままも一つだけきい て頂けますか？」と真。 真は個室でお見合い写真を見ているところに戸渡千太郎（八嶋智人） が入ってきたので、お見合い写真をパッと伏せる。戸渡は「何ですか ？」と聞くが、「外務省人事」と真はリストを渡して、戸渡の口を封 じる。 政治担当の久瀬光彦（渡辺いっけい）は、政治家の先生の麻雀に付 き合っても、何にも情報が貰えない、と嘆く。 産業廃棄物処理場建設を巡る汚職で賄賂を受け取ったとされる田辺 一徳建設交通大臣（石田太郎）を追うように真が命じ、若い人たちで チームを組んで田辺を張り込むことにする。「24時間よ！」という真 の命令で。 永瀬と古袋はチャラチャラとしてＳＰに田辺に会わせて貰おうとす るが、当然、ＳＰに押さえられる。 永瀬と古袋がホテルで腐っている時、三屋と真のカップルが通りか かり、写真週刊誌がその写真を撮って、真がベッドで情報収集を行っ ていると書かれている。 「君には前々から悪い噂がある。週刊誌に出て、視聴者からも疑わ れている。このことによって局が被った損害を必ず仕事で返すと思っ ていていいかね？」と重役からただされ、真は「はい」と答える。 真は一週間たっても田辺大臣への取材が進まないのを怒り、これか らは自分が陣頭指揮を執るという。 真は三屋に、まだ結婚する気はないという。「政界再編の話も聞け ると？」と三屋。「はい。それを聞いたら、お断りするつもりでした。 わたしには仕事だけが生き甲斐です。最初にお話しとくべきでした」 と真。 永瀬が雨の中、料亭の前で田辺大臣を張っていると、真が来て、Ｓ Ｐに田辺大臣に取り次いで欲しいと、名刺を見せる。田辺大臣は、真 に会うと言う。永瀬も、「一緒なんです」と言ってついて入ろうとし たが、ＳＰに阻止される。 真は田辺大臣に面会する。「君が噂の女性敏腕プロデューサーか。 週刊誌見たよ」と田辺大臣。「今日は汚職について改めてお聞きした くて」と真。「わたしは捕まらないよ」「それは地検に圧力をかけて いるということですか？」「やましいことはないよ」「いずれにしろ、 疑惑の渦中の人との独占インタビューは価値があります」「じゃあ、 商談成立だね」 田辺大臣は、真に酒を飲ませ、セクハラしようとする。「やめてく ださい」と真。「なんだ？そのつもりでやってきたんじゃないのか？ なら、残念だが、この話はなしだ。もう一度、取材方法を考えて、気 が変わったら連絡してくれ」と田辺大臣。 怒った顔の真が料亭から出てくる。それを永瀬が慰めようとする。 「わたしを慰めているの？わたしはいつでも自分の人生は自分で切り 開いてきた。あなたと一緒にしないでちょうだい」と真は言うと、ハ イヤーに乗っていってしまった。 帰宅した真の携帯が鳴る。三屋からで、もう一度話をしたいと言う。 仕事第一の真をすばらしいと言い、真の力になりたい。一度断られて いるのにみっともないが、結婚を前提に付き合って欲しい、と。「あ りがとうございます。考えさせてください」と真。「あ、あっさり断 られると思ったんで、嬉しいです」と三屋。 真が出社すると、ダイヤモンドテレビに、田辺大臣の脱税をすっぱ 抜かれていた。だが、田辺大臣のインタビューはダイヤモンドテレビ でも取れていなかった。 真は特捜の入る日を押さえ、田辺大臣のインタビューを取るよう命 じる。真は、橋本常務に呼ばれる。 橋本常務は真がこう失敗続きで番組の数字も上がらないのでは、契 約打ち切りも選択肢の一つとして考えている、と言う。「もう少し、 時間をください」と真。 田辺大臣は余裕の顔をしている。 永瀬は今夜の夜回りは違う人に任せて、スッチーとの合コンに行く という相談を古袋としている。 真はガラス越しに永瀬の顔を見ながら電話する。そして、電話の相 手が出る。田辺大臣の秘書。真は取材方法を考え直したと伝えて欲し いと言う。 永瀬と古袋は結局合コンに行かずに、田辺大臣の家の前に張り込ん でいる。そこに先日の合コン相手の他局の女性記者が来て、田辺大臣 のことを、自分が刑務所に叩き込んでやりたいという。 永瀬は局に戻ると、田辺大臣が、秘書にしろ、ホステスにしろ、気 に入った女に片っ端から手を付けているというネタを仕入れたという。 だが、真がデジカメを持って１人で取材に出かけたという。「１人で」 というのが田辺大臣がインタビューに応じる条件だから、と。 永瀬は怒る。１人でデジカメ持って取材に行った他局の女性記者が ひどい目に遭っていた。古袋は田辺大臣にまかれてしまっていた。真 は出掛けに重役に挨拶してから行くと言っていたという情報が入る。 永瀬は重役室に飛び込んで、真の行く先を聞く。だが、橋本常務は 真がすべて承知の上で、真の判断で行ったのだと冷たい。そして永瀬 に、「君は誰なんだ」と聞く。 真は１人でホテルの部屋に田辺大臣を訪ねる。 永瀬は真の机を調べ、行方を捜す。 桜木恭一郎（児玉清）が車両部にハイヤーの行く先を聞いてみたら、 とアドバイスする。 久瀬の携帯が鳴る。いつも麻雀をする政治家からの誘いだった。 田辺大臣は真に潔白だという。「すべての質問に答えて頂けるんで すね」と真。「いくら潔白だと言っても少しは弁明した方が良さそう だからな。信頼できる相手を捜していたところだ。それより、コート を脱いだらいかかですか？」と田辺大臣。真はコートを脱ぐとソファ ーに置き、デジカメを構える。 永瀬はタクシーを飛び降り、ホテルに駆け込み、フロントに聞くが、 田辺大臣は宿泊していない、と言われる。 田辺大臣はカーテンを閉めながら、「上着も脱いだらどうだ？」と 言う。 永瀬はホテルを駆け回り、遂に田辺大臣のＳＰが立っている部屋を 見つける。 田辺大臣は真の肩に手をかけ、ソファーに座らせる。 永瀬は部屋に入ろうとして、ＳＰに投げ飛ばされる。「あんたら、 こんなことするために、仕事してるのか？」と永瀬はＳＰに言う。 田辺大臣は、真のデジカメをもぎ取る。 そこに永瀬が飛び込んできて、田辺大臣を殴る。 ＳＰの１人が中へ入ろうとするが、もう１人のＳＰが止める。 「こんなことして、タダで済むのか？」と田辺大臣が怒るところに、 大勢の男たちが入ってくる。東京地検特捜部の人たちで、田辺大臣を 受託収賄罪で逮捕。真は慌ててデジカメを拾って映そうとするが、う まくいかない。 部屋の外に連れ出された田辺大臣を久瀬が待ちかまえていて、スク ープする。実は先日、久瀬が満貫を上がらせてあげた役人から情報を 貰ったのだという。「地検も重い腰を上げましたね。危ないとこでし たね」と永瀬。「じゃましないでください。逮捕直前の田辺の独占イ ンタビュー取れたとこだったのに」と真。「どういうことされるか、 わかっていたのか？」「その覚悟なければ、来ません」「そんな仕事 して、楽しいか？仕事は人生楽しむためにあるんだろ。そんなネタ、 オレは認めない。そんな仕事は認めない」「これはわたしの仕事なの。 あなたに言われたくない」「そうでしたね」 久瀬の田辺大臣逮捕のニュースで、"Evening News"がはじまる。み んなこれで、真の失敗もチャラになるだろうとホッとする。そして、 真のようなきつい女は、仕事のためでも、男にかしづくことはないだ ろう、と噂する。 「ほかに好きな男がいるんですか？」と三屋から聞かれた真は、 「いえ」と答える。しかし三屋は、「どんな男ですか？」と更にきく。 真は何も言わない。 仕事している永瀬に、古袋が「大丈夫ですか？」と聞く。「大丈夫 ですよ」と永瀬は仕事のことと思って答える。「合コン.....」と古 袋。「ああ、いい店押さえておきます」とながら。 永瀬は、仕事もテキパキとこなしている。真が永瀬に声をかける。 「本番前なので、手短にお願いします」と永瀬。「ありがと」と真。 永瀬はニコッとすると、「さあ、今日も張り切っていきましょう！」 とみんなに声をかけて、テキパキと指示をする。 真は今夜もピアノバーで、外国の要人と会っていた。その隣の店で は、永瀬、カッチン、古袋がスッチーたちと合コン。 ピアノバーから出てきた真が、永瀬たちの合コンを見る。 永瀬は店から渡された請求書を見て、「経費で落ちないかな？」と 焦る。真は、永瀬の手からその請求書を取ると、「落ちるわけ無いで しょ」と言って持っていく。その様子を見ていたカッチンが、「さす が尻のあつい女は情が深いね」とコメントする。 寸 評 真が、体を使った取材もいとわない、というのは、ある意味、が っかりです。真が、父親や自分自身の華麗な人脈を使って情報収集し ているというところまでは、許せます。でも、体は使わないで欲しい ..... 永瀬が今回は、正論をはいています。合コンに参加というおちゃら けも当然入っていますが。 永瀬が急成長し、真の底が割れたような印象を与えられた回でした。 今後、永瀬と真の成長とその関係、また恋人同士になる？あくまで も仕事上の同僚にとどまる？真はまた転職していく？が楽しみです。 とこで永瀬は勝手に真の机を探しまくりましたが、真は起こらなか ったのでしょうか!? 執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 録画ビデオをいただき、ありがとうございました。 ところで、最近、ドラマにホストとが出てくることが多いと感じますが、い かがですか？ ホステスですと、「お水の花道」を待つまでもなく、ドラマの世界ですでに 市民権を得ているかな？と思うのですが、ホスト、というのもだいぶ一般化し たと言うのでしょうか？ 今期の冬ドラマでは、「お義母さんといっしょ」、「恋は戦い！」、「高校 教師」と、テレビ局も、フジ、朝日、TBSとそれぞれでホストが出てきます。 （鈴木） ====================================================================== 発行元：ドラマ研究会 e-mail：info@j-drama.tv url ：http://www.j-drama.tv/ ＩＤ ：MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 （http://www.mailux.com/) ====================================================================== |