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タイトル:Daily Drama Express (2003/02/02) GOOD LUCK(3)  2003/02/08


===================================================== 発行部数    8 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/02/02 (Sun) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  0.お願い
  1.日曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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0. お願い
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 木曜日22時からフジテレビ系で放送の「美女か野獣」のビデオを録画し損な
ってしまいました。
 もし、このドラマを録画していらして、ビデオを貸していだける方がいらっ
しゃいましたら、ドラマ研究会まで、メールをください。
 よろしく、お願いいたします。(ドラマ研究会)

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1. 日曜日の連続ドラマ
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タイトル GOOD LUCK
局  名 TBS系
放映日時 日曜21時
キャスト 新海元(木村拓哉)
 香田一樹(堤真一)
 緒川歩実(柴咲コウ)
 深浦うらら(内山理名)
 朴美淑(ユンソナ)
 原田美和子(加藤貴子)
 阿部貴之(要潤)
 緒川香織(市川実和子)
 安住龍二郎(安住紳一郎)
 新海誠(中尾明慶)
 内藤ジェーン(竹中直人)
 新海良治(いかりや長介)
 太田健三郎(段田安則)
 富樫のり子(黒木瞳)
脚本  寺田敏雄

あらすじ  携帯電話の音で起こされる新海元(木村拓哉)。電話に出ると、
中国語でなにやら話している。「どうせジェーンさんでしょ?」と言
って切るがすぐにまた鳴る携帯電話。「ハッ!フライトだ!」

 元が事務所で今日のフライトについて問い合わせると、資料は既に
キャプテンへ渡したと言う答え。いつもの機長・ジェーン内藤(竹中
直人)であればまだなはず・・・と思っていると、今日は内藤はカゼ
で休みで、代わりに香田一樹(堤真一)が飛ぶことを知らされた。

 機内での全クルーでの打ち合わせ。香田が機長代行と言うことで一
同ピリピリする。「楽しんでいきましょうね!」香田が去った後、元
はクルーに向かって言った。

 離陸直前にも関わらず乗客の搭乗状況の連絡がコックピットに来な
い。香田に言われて元がチーフパーサー・太田(段田安則)に問い合
わせた。

 連絡が遅れた理由はお客様が三名がまだ乗っていないからだった。
三名は代議士の小倉(黒部進)とその秘書たちだった。

 グランドホステスの誘導によって、なんとか離陸予定時刻直前に小
倉代議士らは搭乗。遅れてきたにもかかわらず小倉はビール片手に乗
り込み、チーフCA・富樫のり子(黒木瞳)のビールのカンを引き取る
という申し出に、「これだから飛行機は・・・」と小言を言う。

 なんとか元の飛行機・香港行き911便は定刻通り離陸した。

 機内でのサービスが始まる頃、のり子は小倉が汗だくでハンカチを
握りしめている事に気付く。すぐに声をかけると、小倉はのり子の腕
を掴んで「降ろせぇ!この飛行機から降ろせぇ!」と騒ぎ出した。

 チーフパーサー太田はすぐさまコックピットへ連絡する。自分は議
員だからおろさなければ問題にすると言っているがどうすればよいか
?と尋ねる太田に、香田はコックピットで判断すると言って電話を切
った。

 香田は元に「君ならどうする?」と問いかける。元が、他の人の貴
重な時間を無駄にするわけには行かないからこのまま飛ぶと答えると、
「君に聞いたのが時間の無駄だった。」と香田は返した。

 太田とのり子がコックピットに呼ばれた。直接小倉に接した二人の
意見を香田が聞くためである。

 太田はこのまま香港まで行けると思うと答えるが、のり子は、脈も
呼吸の乱れも激しいし狭心症の疑いもあるため緊急着陸も考えるべき、
と意見を述べる。

 両者の意見を聞いて、香田は成田に緊急着陸することを決定し、の
り子は小倉の元へ、太田は他の乗客への緊急着陸の説明へ向かわせる。
このまま行けると考えていた、太田と元には大きなわだかまりが残っ
た。

 成田に着陸後、小倉はもう少し遅ければ命が危なかったとの医師の
判断がなされた。

 ”乗客は全て同等で、ビジネスの代議士だから大げさに言っている
だけだと決めつけたのは間違いだ”と香田に自分の判断ミスを指摘さ
れた元はくやしくも何も言い返せなかった。

 元が事務所に戻ると太田が大きな段ボールを運んでいた。急な振り
替え便の手配で迷惑をかけた整備士達への差し入れだった。

 差し入れの手伝いがてら、元は今日のことを太田に尋ねる。太田は、
自分は判断ミスを犯していた、これからも一緒に頑張りましょう、と
言って反省しつつ元を励ますのだった。

 整備作業をしている歩実の元へ、先輩の阿部(要潤)が来て、明日
のホノルルへの出張に同行するように言われる。歩実は不安げな表情
を見せる。そこへ太田と元がやってきた。

 太田と阿部が差し入れを持って去った後、歩実が緊急着陸の理由を
尋ねてきた。「また香田さんにしてやられたんでしょ?」と図星のつ
っこみに意固地になる元。

 飛行機が苦手なお客様がいて倒れちゃったんだ、という事情を元が
説明すると、歩実は食事に誘う元の話しも用事があると断って去って
いった。

 今日は歩実の両親の法事で家には叔父と叔母が来ていた。仏壇に歩
実が手を合わせると、30万円の入った無記名の封筒が供えられていた。
毎年両親の命日に送られてくるのだった。

 たまたまエレベータで会った香田とのり子は二人でバーに来ていた。
香田は今日ののり子の判断に素直に礼を言う。周りに厳しくして憎ま
れ役を無理に買っていて痛々しいというのり子に、「しかし長谷川機
長は死んだ。」と香田は答えた。

 それを聞いたのり子は、彼はあなたの代わりに死んだ訳ではない、
そう思うのはあなたの傲慢でそのせいで私たちはこうなったのだろう
?と呟く。黙る香田。

 沈黙を破るようにのり子は香田を部屋に誘う。返事を迫るのり子に
香田は、「もうあのころには戻れない。」と返した。

 歩実は仏前に座ってパスポートを見つめていた。「父さん、母さん、
明日ね・・・」そこで姉の香織(市川実和子)に声をかけられ話は中
断される。

 夜のコンビニからの帰り道、元は香田から受けた注意を思い返して
落ち込んでいた。ふと横を見ると歩実のバイクがお好み焼きやの前に
止まっていることに気付く。お好み焼き屋を覗く元。歩実がいたのを
認めると入っていった。

 元に気付いた歩実は仕方なく香織に元を紹介する。元はそのまま歩
実達の隣のテーブルに着く。

 様子のおかしい歩実を見て、香織は元に整備の人か?と尋ねる。パ
イロットという返事を聞いて、もしや?と思う。

 さらに、元が「お前、お好み焼きは食いたくないって言っていたの
に食ってるじゃん!どういうこと?」「お前とか言わないでよ!」と
いう会話を聞いて全てを悟った香織は、二人を残して帰ってしまう。

 明日のホノルル行きの出張の激励をする元に、歩実は飛行機が苦手
なことを告白する。「空が大好きな人には苦手な人の気持ちなんて分
からないでしょ?」

 そういう歩実に、元は自分が訓練中に体験した空での怖い体験と、
空を飛んだときの空の美しさについて話し、歩実を励ました。歩実は
話を聞いて少し怖くなくなった、と言って帰っていった。

 翌日。元がフライトのスタンバイで事務所に入ると、同期の安住
(安住紳一郎)がホノルル行きのスタンバイであることを知る。

 歩実が緊張した面もちで空港に入った。そこへ元が現れ、歩実の便
の副操縦士として乗ることになったと伝えた。元の心遣いをうれしく
思う歩実だったが、飛行機に乗る事への憂鬱な気分は変わらない。

 元はチーフパーサーの太田にも歩実のことを気遣ってもらうように
頼んだ。

 そして搭乗時刻。なんとか歩実は席に着くが、ドアがしまった途端
にあぶら汗をかいてぶるぶる震え出す。太田が声をかけるが「大丈夫
なんです!」と言って震え続けるだけだった。

 出発準備をしている元に「助けて・・・」という歩実の声が聞こえ
た気がした。元は出発準備も上の空になってしまう。そこへ太田から
やはり歩実の様子がおかしいとの連絡が入る。

 機長は定刻通り出発できるよう出発準備をするように叱責するが、
元は乗客のコンディションが第一じゃないですか!?と言って、電話
口に歩実を出してもらうように太田に頼む。

 電話口に出た歩実は元に対しても大丈夫だと繰り返す。「ぶっちゃ
けお前に何かあると俺困るから。乗客全員の命預かっちゃってるし。」
「かっこいいこと言っちゃって・・・」そこで電話は切れた。

 そのまま出発準備へ戻ったコックピットに、太田から一名体調不良
で降りたことが報告された。安心する元。

 そんな元に向かって機長は「噂通りだな。バカで熱くて頑固者で。
バカは困るが、熱くて頑固者はパイロットの伝統だ、大切にしろよ。」
と暖かい言葉をかけるのだった。

 飛行機を送迎デッキで見送る歩実。「大丈夫か?」と香田が声をか
けてきた。

 あんなに大きな物があんなに遠くまで飛ぶなんて・・・と漏らす歩
実に、香田は、飛行機が飛ぶのは奇跡ではない、私達クルーと君たち
地上スタッフが真剣に努力をしている結果だ、と諭す。

 「どうして私に(気を使ってくれるのか)?」という歩実の問いに
「君の仕事に感謝しているだけだ。」香田はそう言って去っていった。
歩実は自分の仕事が認められて思わず微笑んだ。

 ホノルル到着後ホテルで元が寝ていると、歩実からの国際電話が入
った。歩実はお礼を言うために連絡してきたのだった。

 なぜそれほど飛行機が怖いのか?と元は歩実に尋ねるが、「隠すほ
どのことじゃないけれど今は言いたくない。いつか言う。それと、い
つか必ず空を飛ぶ。」と答える。

 そんな歩実に「東京からもホノルルからも同じ太陽が見えている。
そんなに遠くないんだな。いつか俺が乗せてやる。きれいな空必ず見
せてやるから。」と元は言った。

 沈黙の後歩実は素直に「ありがと・・・」と言って電話を切った。
二人とも太陽を見つめていた。


寸  評  なんと香田とのり子はかつてつきあっていたようですね。話の感
じでは歩実の両親の事故に香田が関わっていて、そのせいでのり子と
別れてしまったみたいですね。いったんつらい事情で別れて再会する
というのはその後の関係が難しいですね・・・

執筆者  井村(goodluck_sun9@mail.goo.ne.jp)

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2. 編集後記
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 同級生の友人が狭き門を通って入社した海外の通信社の記者を辞めてアメリ
カの大学院に留学しました。高校・大学とアメリカで過ごしている彼女にとっ
てはアメリカでの生活は大変ではないと思いますが、旦那さんもいて手堅い職
も手にしていて、それでも再び学びたいという向上心を行動に移せるパワーに
感服してしまいました。出産退職して普通の専業主婦をしている現在の私にと
っては自慢の友人です。(井村)

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