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タイトル:Daily Drama Express (2003/01/30) 年下の男(4)  2003/02/05


===================================================== 発行部数    9 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/01/30 (Thr) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル 年下の男
局  名 TBS系
放映日時 木曜22時
キャスト 山口千華子(稲森いずみ)
     伊崎駿(高橋克典)
     北村亜沙美(星野真里)
     辻謙吾(賀集利樹)
     山口卓(山崎裕太)
 玉井梓(麻生祐未)
     山口花枝(風吹ジュン)
脚  本 内舘牧子

あらすじ  玉井梓(麻生祐未)は、トスカーナでいちゃついていて、席を替
わる原因となった中年カップルの男の方が、伊崎駿(高橋克典)で、
女は伊崎より7,8年上で、キャリアウーマンには見えなく、他人が入
る隙があるようには見えないほどの熱々の仲だった。伊崎は13も年下
の山口千華子(稲森いずみ)にも見向きもしない。そんな男に安売り
しても、安売りした女は安物、すぐ捨てられる。だから、安売りはや
めなさい、と梓は千華子に言う。「うん、仕事頑張るしかないのね」
と千華子。「これからも仲良く頑張ろう」と梓。

 伊崎は自分の生まれ年のワインがたまたま修善寺の駅前の酒屋で売
っているのを見かけたから、と買ってきていた。ワインを飲み交わし
ながら、「探すと見つからないけど、偶然見つかることがある」と伊
崎。「恋と同じね」と千華子の母・花枝(風吹ジュン)。

 岡崎次郎(高橋昌也)は雪の降る中、あと一本.....と水の入った
ペットボトルを持ち上げた時、倒れる。

 花枝は伊崎と雪を見ながら、「51になって、もう何も欲しい物なん
てない.....」と言う。

 岡崎は病院に収容されたが、「大きな仕事中に迷惑を掛けられませ
ん」と言って、伊崎の連絡先を教えなかった。

 千華子は鳴った電話を取ると、山岡総合病院に知り合いが倒れて収
容されたから、と、驚く父・勇一郎(平田満)を家に残して、飛び出
していった。

 北村亜沙美(星野真里)は、辻謙吾(賀集利樹)に送ってもらうが、
家には上げない、と言う。そして、千華子の弟・卓(山崎裕太)とは、
あの喧嘩以来、連絡が取れない、と言う。謙吾は亜沙美を慰めたいが、
今は千華子のことで頭がいっぱいで、相手ができない。卓は、恋愛よ
り、庭師目指していて、携帯にも出ない、と。

 −−家族の誰もが、卓は大学で弁護士を目指していると信じていた。

 千華子は自分のことを思い出してくれて、と岡崎に礼を言う。岡崎
は、自分が千華子を頼ったと知ったら伊崎が喜ぶだろう、と言う。千
華子と伊崎はいい仲なんだろう、と。

 −−次郎さんの言葉に期待が膨らんだ。伊崎とわたしは運命的な仲
なのだ。

 帰宅した伊崎は、病院からの留守電を聞き、山岡総合病院に駆けつ
けた。

 岡崎の病室では、エプロンをした千華子が果物をむいていた。駆け
つけた伊崎ににこやかに頭を下げる。

 岡崎は、退院したらこれで乾杯だ、と、千華子が持ってきた伊崎の
生まれ年のワインを指す。

 エプロンは千華子の作戦だった。男はエプロン姿に弱いと思って。

 伊崎は千華子を昼飯でも、と誘う。岡崎に、そのまま結婚してもい
いぞと冷やかされ、伊崎も軽口で答える。

 勇一郎は納豆の薬味を用意していた。花枝が水戸でのあんこう食べ
放題のお土産に水戸納豆を貰ってくる、と言っていたからだった。

 だが、帰宅した花枝はそんな嘘を付いたことを忘れていて、慌てて
納豆は途中に置き忘れてきてしまった、と言い訳する。

 レストランで伊崎は、出張ではなく、女と温泉に行っていた。それ
なのに、ジムで顔見知り程度の千華子に岡崎のことでは迷惑をかけて、
と謝る。岡崎は、自分と千華子をくっつけたいと願っているのだが、
と。千華子は、伊崎の相手は、トスカーナで梓が見かけた女性ですね、
と言う。そして、梓は自分の同僚で、伊崎とのことも含めて、いろい
ろな話を聞いて貰っていると説明し、いままでつきまとってごめんな
さい、と伊崎に謝る。

 −−母に会いたい。何にも動じない母に。

 勇一郎はずっと拗ねていた。そこに失恋してズタボロ、と千華子が
帰ってくる。花枝は失恋には食べ放題が一番、と、駅前のピザ屋に勇
一郎も一緒に誘う。だが、勇一郎は娘の失恋話なんて聞きたくない、
と飲んでこい、と一万円を渡す。花枝は千華子とピザ屋へ行く。

 岡崎の病室には、伊崎1人が戻る。伊崎は千華子ではない女と付き
合っている、と言う。岡崎は千華子に悪いことをしたと、しきりに詫
びる。

 伊崎は医者に呼ばれる。岡崎の脳に悪い物ができていると言われる。

 花枝は千華子に、お父さんに悪いと思うことがあると言う。店長に
なって、仕事が面白くて、お父さんのことなんて忘れていることがあ
ると言う。

 勇一郎が米を研いでいる時に、卓が戻ってくる。勇一郎は最近、花
枝が隠し事をしている気がする。何かザラッとしたものを感じる、と。

 卓は家族にも隠し事ぐらいあるだろう。でも、母さんの隠し事なん
て、たいしたことないだろう。自分も、ザラッとしたものを感じるこ
とがあるれど、と言う。

 千華子が帰宅し、最近花枝がきれいになった。仕事が楽しいからだ
ろう。今も社長に呼び出されていった、と言う。

 花枝が伊崎の会社へ行くと、伊崎は岡崎がもって二年。明日、突然、
ということもある。残された時間を大切に、と言われても困る、と打
ち明ける。「わたしなんかと会わずに、次郎さんと仲良くしな。あた
しも家族騙して苦しいから、あたしたち、もう、会っちゃいけないん
だよ」と花枝。「そんなこと、言うなよ。会わなきゃ、オレ、壊れち
ゃう」と伊崎は甘える。「年下の男なんか、相手にするんじゃなかっ
たな」

 仕事中の千華子の携帯が鳴る。謙吾からで、卓から失恋のことを聞
いたから、一緒にお昼を、と言う。

 謙吾と会った千華子は、失恋した時、謙吾ではなく、母に会いたい
と思った、と言い、謙吾が自分を慕ってくれるのは、自分に母を見て
いるでしょ、と言う。だが、「千華姉ちゃんと、ヤリてぇ、と思うも
ん。母親とならそんなこと、思わないもん」と謙吾。

 −−年下の男からヤリてぇと言われたのが救いでした。

 花枝が店を上がる直前、伊崎が弁当を買いに来て、「角の電柱のと
ころで待ってて」とささやく。花枝が先に出ようとしたところに、勇
一郎が来る。たまには夫婦で外食でも、と。弁当屋の従業員達は2人
が高校の同級生で、できちゃった婚だと知っている。花枝は驚きなが
らも、勇一郎と寿司屋に行く。

 だが、会話もすぐにとぎれ、花枝の食も進まない。勇一郎は一方的
に、「おあいそ」と言い、いきなり帰ってしまう。花枝も急いで勇一
郎の後を追う。

 疲れて、風呂入る気力もない、という卓に、千華子は亜沙美には電
話するよう言う。困り果てた亜沙美は、千華子に電話してきたのだっ
た。「毎日、電話やメールをしないと、愛してないのかよ!」と卓は
文句を言う。

 そこに喧嘩をしたままの勇一郎と花枝が帰宅する。夫婦で外食や旅
行をすると、いつも話題がなくて、喧嘩してしまう。勇一郎はきっと、
夫婦なんてつまらないと思っているだろう、自分が悪いのはわかって
いるんだけど、と花枝。「なら、さっさと謝っちまえよ!でなけりゃ、
離婚しちまえ!」と卓は怒って自室へ向かう。

 給湯室で梓はウキウキと千華子と後輩に三人で夕食でも、と誘うが、
千華子は夜は弟の彼女と会うから、と断る。その時、千華子は亜沙美
と会う店の名前を梓に言った。

 後輩は、梓は会社にしがみつくしかないが、1人でいられるような
女ではないので、気を付けるよう、千華子に言う。

 給湯室を出た梓はそっと携帯で伊崎に、父と鎌倉でクリニックを開
いている叔父が電柱広告の話を聞きたいから、夕食でも一緒に、と言
っていると言い、千華子が亜沙美と会う予定の店を指定する。伊崎は、
地方の方が電柱が地下に潜っていないから、と乗り気。

 亜沙美は千華子に、いっそ、謙吾にしようかな?と相談する。

 その時、梓が店に入ってきて、伊崎も入ってくる。梓は伊崎に、父
と叔父は急患で来られなくなって、代わりに自分が話を聞く、と言う。

 そして梓は千華子に声を掛け、伊崎から強引に誘われちゃって、と
言う。

 千華子は亜沙美に、伊崎には完全に振られたと話す。43歳の伊崎よ
り、更に8つ年上の女性に?と問う亜沙美に、その女性は梓ではない、
梓は伊崎より年下だから、と千華子。

 千華子は、自分には、メシを食うだけの女もいらないと言っておき
ながら、梓と夕食を共にしていることにショックを受ける。

 帰社した伊崎は、これでは女とメシ食っただけで、時間の無駄だっ
た。梓の父と叔父とはまた、来週改めて会うことになったので、二度
手間だとこぼす。伊崎の会社の女子社員は、その女に嵌められたので
は?と言う。

 会社で梓は千華子に、伊崎に来週も食事をと言われたという。

 千華子の会社に花枝が来る。花枝は近くで店長会議があったので、
千華子とお昼でも、と思って寄ったというのだった。

 花枝の顔を見た梓は、「面白いことになったわ」とほくそ笑む。


寸  評  卓は、また、どういうきっかけで、弁護士を目指すほど勉強した
大学をやめて、庭師に弟子入りしたのでしょうか?テニスの道具は、
庭師の修行で汚れるシャツやズボンをごまかすため!?

 この三部作には、それぞれ意地悪をするヒロインの身近な女性が登
場しますが、それが、これでは梓だったのですね。でも、梓だけが、
母・花枝と娘・千華子が同じ伊崎を好きになり、しかも、花枝は伊崎
と不倫しているらしいと知ってしまった.....これが、これから、ど
う展開していくかが楽しみであり、恐怖でもあります。

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 「スカイハイ」。金曜日の深夜の放送ですが、なかなか面白いと思います。
主役?の釈由美子は、恨みの門の門番なので、毎週、自分を死に追いやった人
を呪い殺すのかと思いましたが、第三回目の先週は「天国で再生」が選ばれま
したね。
 「天国で再生」というのも、宗教的には、ハテナ、な概念ですが.....
 仏教ならば輪廻転生、キリスト教なら、一生は一度きりですよね。新しい宗
教なのでしょうか?それとも、宗教ではない、概念なのでしょうか?
 それと、小倉扮する古道具屋は、何を表しているのでしょうか?「再生」と
いうこと?(鈴木)

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