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タイトル:Daily Drama Express (2003/01/26) GOOD LUCK(2)  2003/02/04


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/01/26 (Sun) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.日曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 日曜日の連続ドラマ
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タイトル GOOD LUCK
局  名 TBS系
放映日時 日曜21時
キャスト 新海元(木村拓哉)
 香田一樹(堤真一)
 緒川歩実(柴咲コウ)
 深浦うらら(内山理名)
 朴美淑(ユンソナ)
 原田美和子(加藤貴子)
 阿部貴之(要潤)
 緒川香織(市川実和子)
 安住龍二郎(安住紳一郎)
 新海誠(中尾明慶)
 内藤ジェーン(竹中直人)
 新海良治(いかりや長介)
 太田健三郎(段田安則)
 富樫のり子(黒木瞳)
脚本  寺田敏雄

あらすじ  先輩・水島(岩城滉一)を侮辱されたことに腹を立てた新海元
(木村拓哉)は思わず運航監査官の香田一樹(堤真一)の胸ぐらを掴
むが、香田の「暴力行為は規則により解雇だ」という台詞に元は手を
離す。「人のことより自分の心配をしろ。」と釘を差され元は何も言
い返せなかった。

 この事件はあっと言う間にCA(キャビンアテンダント)達の格好の
うわさ話になっていた。

 苛立ち会社を後にするを元を、たまたまその場に居合わせた緒川歩
実(柴咲コウ)は、先に手を出した方が悪いし、香田が言っているパ
イロットがコックピットから出るのは規則違反と言うのも正しいのだ
から謝れば、とアドバイスする。しかし元は謝ってまで空を飛びたく
ないと取り合わない。

 翌日。元は自然に目覚めるがイライラは変わらない。起き抜けにビ
ールをこぼした上に、側にあった布でこぼれたビールを拭いたが、な
んとそれは制服のシャツだった。「何やってんだか・・・」

 富樫のり子(黒木瞳)は香田に、元への処分はやりすぎでは?と声
をかけるが、香田はパイロットの問題でCAが口を出す話ではないと聞
く耳を持たない。

 暇な元は川べりにボーっとしに来ていた。歩実が川べりを自転車で
通ると、紙飛行機を飛ばしている子供達に、もっと良く飛ぶ紙飛行機
の作り方をレクチャーする元の姿があった。

 思わず歩実は微笑み、話しかけに行こうとしたそのとき、深浦うら
ら(内山理名)が突然元の前に現れた。うららは元の機嫌を取って強
引に元の腕を取って食事に誘う。

 そんなとき、元は歩実の姿に気付き話しかける。うららに「パイロ
ットと整備士なんてカップルはあり得ない。」と言われてカチンとき
た歩実は、「この人、今パイロットじゃないし。空を飛べないパイロ
ットなんてあり得ない!」と言い残して去っていく。

 歩実の言葉に傷ついた元は、うららの誘いを断って帰っていった。

 家に帰った歩実はすぐさまビールを取り、パイロットはチャラチャ
ラしていてむかつく!と姉の香織(市川実和子)にもらす。「その人
のこと、気になるんだ。」と香織に突っ込まれて歩実はムキになって
否定する。

 部屋に戻った元は、制服の内ポケットに入れていた、引退した水島
からもらった機長の肩章を見つめて一人考え込むのだった。

 一週間後。謹慎明けで元が出勤。元が事務所で今日のフライトにつ
いて調べようとすると、同期の安住(安住紳一郎)からシフトが変わ
ったと聞かされ驚く。

 元のシフトを全てはずすよう指示した香田の所へ元は抗議に行く。
香田は元に向かってこの一週間パイロットとして何を学んだか?と尋
ねる。「空を飛べないんだから何も学べるわけがない!」という元の
台詞に、香田は謹慎期間の延長を告げる。

 気の収まらない元はさらに食い下がるが、理由がわからないようで
あればパイロットの資格がないから地上勤務をしろ、と突き放される。
「パイロットをやれないなら自分で辞めます。」元はそう言って部屋
を出ていった。

 熱くなって帰ろうとする元を、フライト前ののり子が引き留めてお
茶に誘う。元の好みに合わせてのり子が入れたコーヒーをおいしいと
言って飲む元に向かって、そう言ってくれるから自分はこの仕事を辞
めないのだ、そう言うものがあなたにないのなら引き留めはしない、
とのり子は話した。

 歩実は整備士の先輩達が、元が香田とまたトラブって辞めることに
なったと噂するのを耳にして驚く。

 クルー行きつけの飲み屋では、ジェーン内藤(竹中直人)を中心に
CAやグランドホステスが集まっていた。うららが元を連れてくると、
女性達は一斉に元の周りへ行き、引き留めにかかっていた。

 さらに太田(段田安則)もCAの飲み過ぎを見張りに現れた。さらに
偶然、整備の連中も現れた。歩実と元はお互いちらちら気にしつつも
話す機会がなかった。

 元はトイレで会った太田に向かって、いつも変わらないパーサーと
しての笑顔を誉めた。すると、太田は自分が香田とお客様への接し方
で衝突し、2年間地上勤務をさせられた話をする。

 その経験はパーサーとして良い勉強になったが、香田への憎しみは
変わらない、という太田の言葉に考えさせられる元だった。

 元がトイレを出ると店を出る歩実と出くわす。「見損なった!あん
たにとっての空を飛ぶって言うことはその程度の重さだったんだ。」
歩実はそう言い残すと店を出ていった。元は後を追いかけるが、歩実
がすでに先輩達と一緒なのを見てあきらめる。

 翌日。元は実家を訪れる。相変わらず口を利かない父・良治(いか
りや長介)に、パイロットを辞めようかと思っていることを話す。

 「船のキャプテンは、船に乗るクルー、乗客、その家族全員の人生
を背負ってどんな状況でも乗り切らなきゃいけねえ。真っ先に逃げ出
す様じゃ海の男じゃねえ。空の男は違うのか?」そう良治は呟いた。

 家を後にした元は、一人で飛行機を見つめて考え込んでいた。

 歩実が整備作業をしていると、元が現れる。「ぶっちゃけしびれた
わ。夕べの”見損なった”ってやつ。」元は、明日、香田に謝りに行
く事にしたと話す。「やっぱり香田に土下座しても空飛びたいわ。」

 歩実は、中学の時に友人の両親が飛行機事故でなくなったことが一
つのきっかけだと、自分が整備士になった理由を話し、作業に戻って
いった。元は「ありがとな。カゼひくなよ。」と優しく声をかけた。

 翌日。元が香田を訪ねた。やっぱりパイロットを続けさせて下さい、
と元は頭を下げる。謝ると言うことはコックピットを独断で出たこと
を反省しているんだな?と香田が念を押すと、元は、場合によっては
コックピットを出ても良いと今でも思っていると言い切る。

 パイロットの仕事は操縦桿を守ることだ、と香田は言うが、元は反
論する。

 「パイロットの仕事は命を守ること。マニュアルも大事だと思うが、
旅は一度きりの出会いだからこそ、考えもつかないトラブルが起きる。
だからパイロットはマニュアル通りではだめで、命を守るために自分
で考えて行動しなくてはいけないと思う。」

 香田は、元の退職勧告を役員会に申請したが却下された、膨大なパ
イロット教育費用のもとを取るためには辞めさせるわけにはいかない
からだ、仕方がない、と説明し、元の復帰を認めた。

 フライト復帰の日。元は部屋を出るときに、水島の肩章を胸ポケッ
トに入れた。

 元がコックピットでフライトの準備をしていると歩実から無線が入
る。いつものようにお互い軽口を言い合う二人。

 のり子が元の件のお礼を言いに香田の前に現れた。君に礼を言われ
る筋合いはない、と突っぱねる香田。実はのり子の便に常務が乗った
ので元の話を聞いたところ、そんな話は聞いていないと言われたと話
す。つまり元の退職勧告の話など初めから役員会に提案されていなか
ったのだ。

 元のことを役員会に諮ったなどという嘘を付いたことがのり子にば
れて香田は焦るが、おれには俺の考えがあると捨てぜりふを残して去
っていった。

 元のフライトの機内。自動運転に切り替わった後のキャプテンアナ
ウンスを、機長のジェーン内藤は元にやるように命じた。

 機内に元のアナウンスが機内に流れた。元はパイロットに復帰でき
た喜びを噛みしめながら話すのだった。

 その飛行機の下の海の上に良治の船がいた。「へっ、えらそうに。
高えとこ飛びやがって・・・」


寸  評  読売新聞の記者評に、臭い台詞もこれだけの豪華キャストだから
こそ我慢できる、と書いてありましたがちょっと私には元(木村拓哉)
の台詞が鼻につきます。特に”ぶっちゃけ”という言葉がどうも・・
・こんな事が気になるなんて年なのかしら・・・

執筆者  井村(goodluck_sun9@mail.goo.ne.jp)

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2. 編集後記
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 今回の香田(堤真一)の台詞の中で”パイロットには教育に莫大な費用がか
かっている”云々の台詞がありましたが、これはどんな会社でも同じですよね。
ついこの間まで学生だった人間を社会人として使えるようにするために、会社
は自分に投資をしてくれているわけですね。友人がキャリアアップのために10
年間で2度転職をしましたが、それを考えると転職というのはすごく大きな決
断ですね。(井村)

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