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タイトル:Daily Drama Express (2003/01/23) 年下の男(3)  2003/01/30


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/01/23 (Thr) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル 年下の男
局  名 TBS系
放映日時 木曜22時
キャスト 山口千華子(稲森いずみ)
     伊崎駿(高橋克典)
     北村亜沙美(星野真里)
     辻謙吾(賀集利樹)
     山口卓(山崎裕太)
 梓(麻生祐未)
     山口花枝(風吹ジュン)
脚  本 内舘牧子

あらすじ  玉井梓(麻生祐未)の待っている席に、山口千華子(稲森いずみ)
が来る。「窓際の席って言ってたのに」と千華子。「そばの席で、い
い年したカップルがイチャイチャしてうるさいから、離れた席にして
貰ったの」と梓。

 千華子は伊崎駿(高橋克典)とのことを楽しそうに話すが、梓は、
育ての親とかがいて複雑な家庭だし、いい男なら20代の女がいるは
ずだと反対する。伊崎の会社が銀座5丁目にある岡崎次郎広告社とい
う名前だから探してみようか、というのにも、物欲しげだからやめる
ように言う。

 千華子の母・花枝(風吹ジュン)は、いい男の前で、みっともない
まねできない、と言いながら、自分は夫も娘も息子もいる主婦で.....
と言い訳する。伊崎は、これ以上しゃべると、その口を自分の口でふ
さぐ、と言い、「ふさがれたい」と花枝はささやく。

 千華子は、「こんなおいしいもの、母にも食べさせたい」と言う。
梓は、伊崎に会わせなさい、と言い、千華子は頭のいい梓には会わせ
たくない、と言う。実力を付けなさい、という梓に、「明日の実力よ
り、今日の伊崎」と千華子は答える。

 花枝と伊崎はホテルの部屋にいる。

 千華子が帰宅した時、まだ花枝は帰っておらず、千華子の弟・卓
(山崎裕太)は、「なんでオレが片づけなんか」と文句を言っている。

 千華子は、両親は同級生同士で、お互いの若い時を知っているだけ、
幸せ、と思う。

 また、伊崎と花枝は抱き合う。「一度なら事故だけど、二度になる
と」

 花枝が帰宅する。千華子は花枝が髪をセットし、服も新しいし、肌
もつやつやしている、と言うが、夫の勇一郎(平田満)は、全然気づ
かないでいる。「お母さん、何か隠しているみたい」と千華子。花枝
はドキッとするが、別に千華子は花枝の浮気に気づいたわけではなか
った。

 勇一郎は51の体に外回りは応えると盛んに言いながら、湿布を貼っ
ていた。

 翌朝はまた、花枝はおばさんに戻っている。でも、千華子は花枝が
前よりきれいになったと感じ、それを嬉しく思う。

 勇一郎は自分のへそくりから10万を取りだし、卓に司法試験の参考
書代にするよう言う。

 岡崎次郎(高橋昌也)は伊崎が最近元気なのは、千華子が好きなの
だろう、と言うが、伊崎は否定し、千華子は辻謙吾(賀集利樹)と付
き合っているのだろう、と言う。岡崎は、千華子は伊崎を好きなはず
だと言う。

 卓は、実は大学をやめて、植木職人に弟子入りしたが、親には話し
ていない。そこに弁当を持ってきた北村亜沙美(星野真里)と謙吾も、
みんな大なり小なり、家族に対して秘密を抱えているという話をする。
謙吾は千華子の好きな人を知っていると言う。

 千華子はジムにいて、伊崎を見ているが、伊崎は若い娘とばかり、
話している。

 帰り際、千華子は思い切って伊崎に食事でも.....いいお店あるん
ですけど、と雑誌をめくりながら言ったが、伊崎は、食事ならそこの
ジムの食堂で、と言う。

 そして、ジムの食堂で食べている時にも、途中でインストラクター
がそばを通ると話をし、そのまま、社に戻ると言って、中座していっ
てしまった。千華子は伊崎がわざと距離を置こうとしていることに気
づく。伊崎は、好きな女と会って、遅く帰ることもあると言い、千華
子にショックを与えたのであった。

 花枝がパートをしているギンザ弁当は出前をしていないのであるが、
伊崎は花枝に電話すると、どうしても弁当を持ってきて欲しいと言い、
花枝は、一回だけ、と持っていく。

 伊崎は、言い寄ってくる女の子をふった話をするが、花枝は怒る。
そんなひどいことをしてしまった女の子に、謝りなさい、と。伊崎は
花枝を、温泉に行こう、と誘うが、花枝はきっぱりと断る。

 トボトボと歩く千華子の前に、謙吾が現れ、「あの男か.....」と
言う。千華子は涙を流し、謙吾の胸に倒れ込み、そのまま2人はキス
をする。

 帰宅した千華子の様子が暗い。振られたという。花枝は、そんな男、
やめちゃえ、と言う。千華子は、50代の恋愛は何も求めないからいい、
と言う。30代だと子育てとかいろいろ考えてしまい、年下の男じゃ頼
りないが、丁度いい年代の男は結婚してしまっている。もっとも、50
代での恋愛なんてないんだろうけど、と。

 会社で、知加子の後輩は、梓に相手の男を会わせたら、徹底的にじ
ゃまされる、と警告する。

 亜沙美と会っている時も、卓はずっと時計を気にしている。亜沙美
は、そんなに気になるなら、言っていいよという。卓は、「亜沙美が
放っておかれているって言うから、少しの時間でも来てやってるのに」
と反論すると、店を出て行く。

 残された亜沙美の目に涙が浮かぶ。謙吾は、いつもなら女の涙を見
れば、優しくキスするのだが、今は他の女にはできないと言い、代わ
りにソフトクリームを渡す。

 伊崎が今度は弁当を買いに来て、花枝が1人になったところを見計
らってまた温泉に誘う。

 帰宅した花枝は、温泉旅行に来ていく服選びをしているが、ろくな
服がない。そこに顔を出した千華子に花枝は友人は不倫旅行で、自分
は友達と一泊で食べ放題旅行、と言う。

 千華子は自分の服を花枝に貸す。

 伊崎が本日の業務をおしまいにしていると、ノック。そして、梓が
入ってくる。父が内科医なので、電柱広告を頼みたいと言い、伊崎は
喜んで応対する。

 花枝は旅行に出かけるが、千華子の貸したセーターは着ていない。
一張羅なので、汚したくないと言う。

 伊崎は岡崎に接待の一泊旅行だと言って、出かけようとしたが、携
帯が鳴る。お客さまからのクレームだった。

 伊崎が駆けつけると、学習塾の広告の上に、ピンクチラシが貼られ
ていたのだった。伊崎はどこかに電話するが、留守電。上着を脱ぐと、
はがし始める。

 花枝は宿に着くと仲居から、「お連れ様から、遅れるとご連絡があ
りました」と言われる。

 しばらくして花枝は携帯を手に、引き返すなら今のうちだと思う。
そして携帯をかけるが、留守電。

 伊崎のところへ岡崎が来る。ピンクチラシをはがすのは自分がやる
という。お客さまの信頼が第一。接待に遅れてはいけない、会長命令
だ、と言って送り出す。

 花枝はコートを羽織り、鞄を手にする。

 千華子は今日もジムへ行く。

 伊崎が宿に駆けつけ、部屋に着いたが、誰もいない。伊崎が焦ると、
障子の陰から、コートを羽織り、鞄を手にした花枝が出てきて、帰ろ
うとしたけど、帰れなかったと言い、伊崎に抱きつく。

 千華子は伊崎に会えないまま、外へ出ると、謙吾が待っていて、千
華子を本当に好きだと言うが、千華子は伊崎のことが諦められない、
また、アタックする、と言う。

 花枝と伊崎は浴衣に着替え、くつろぐ。雪がちらつく。

 千華子は酒屋で、伊崎の生まれた年、1960年のワインを求めると、
一本だけ見つかった。そのことに、千華子は運命を感じる。その時、
雪が舞う。

 千華子は雪の中、伊崎の生まれ年のワインを持っていったら、きっ
と伊崎は感謝するに違いないと想像する。

 ワインを手に歩く千華子の前に、梓が現れ、伊崎に会ってきたとい
う。そして伊崎は年上の女と付き合っていると伝える。


寸  評  まさか、あそこまで近づいていて、母娘でお互いが気づかないと
は思いませんでした。それに、食べ放題と言えば、洋食なら、バイキ
ング形式で、お客さんの方が立って言って好きなお料理を取るはずな
のに、どうして、トスカーナではみんな座ったままなのでしょう。あ
あいう形式にしたければ、お寿司の方が自然だった!?焼き肉もいいで
すが、ちょっと服ににおいが付いて、おしゃれなデートとは言い難い
ですよね。

 さて、これから、お互いに気づかなかった伊崎との関係はどうなる
のでしょう。母親は、いきなり、不倫旅行で一泊してしまうし、娘は
振られても諦めないで、妙な自信を持っている気がするし....確かに、
母と娘の男の趣味は似ると言いますが、同じ男を取り合っているとは
.....

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 ドラマ、ことにトレンディー・ドラマの主人公達が社会人であることから、
彼らの職業が何であるか、というのは、ドラマを見る上での楽しみの一つであ
ると思います。
 このドラマでは、伊崎は、電柱広告の会社を営んでいます。確かに、日々、
電柱の広告は見ますが、独立した職業とは考えたことがありませんでした。実
際には、どうなのでしょうか?
 でも、東京の都心部では、どんどん電線の地下埋設が進んでいます。すなわ
ち、電柱が減っているということです。こういう場合、伊崎の会社はどうする
のでしょう?銀座に社屋を構えていて、地方営業所もなさそうに見えるのです
が。(鈴木)

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