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タイトル:Daily Drama Express (2003/01/16) 美女か野獣(2)  2003/01/23


===================================================== 発行部数   12 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2002/01/16 (Thr) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル 美女か野獣
局  名 フジ系
放映日時 木曜22時
キャスト 鷹宮真(松嶋菜々子)
     永瀬洋海(福山雅治)
     久瀬光彦(渡辺いっけい)
     戸渡千太郎(八嶋智人)
     古袋博(佐々木蔵之介)
 白井雪乃(白石美帆)
 山本タケシ(永井大)
 カッチン(パパイヤ鈴木)
 秋山富士子(深浦加奈子)
 桜木恭一郎(児玉清)
脚  本 吉田智子

あらすじ  報道局では、みんなやりたいことをやっている。サッカーの試合
では、インデペンデスが、格下のチームに負ける。

 永瀬洋海(福山雅治)は、最初スポーツに興味がないと言っていた
が、白井雪乃(白石美帆)がインデペンデスのファンだと言うと、急
に永瀬は「サッカーを愛している」と言い出す。

 鷹宮真(松嶋菜々子)は、芸能だってスポーツだって取材するんだ
と言い出し、インデペンデスの取材に行くよう指示し、みんな永瀬に
行かせる。

 真は、受付に、本郷公康(葛山信吾)が来ていると呼ばれて行く。

 永瀬達は結局スター選手には取材できず、控え選手の平野純(松尾
政寿)と飲みに行ってしまう。

 土曜の昼下がり。

 戸渡千太郎(八嶋智人)は、真が個室に着替えを掛けてあるのを見
て、デートか?と言う。

 永瀬は、秋山富士子(深浦加奈子)に、飲み屋の領収書は経費では
落ちないと釘を刺される。しかし、飲んでいる間に、スター選手の鋤
田一馬(七海智哉)の八百長疑惑を拾ってくる。真は永瀬にスーツに
着替えてくるよう、指示する。

 スーツを持っていない永瀬は、バラエティの衣装係から借りる。そ
こにいたカッチン(パパイヤ鈴木)は、「事務所、立ち上げない?」
と永瀬を誘う。

 真は永瀬を連れて、インデペンデンスに取材に行く。八百長を否定
しに、部長が出てきたことから、真は、疑惑がなければ広報係でいい
と真は判断する。そして、平野にも会うが、平野は夕べのことは忘れ
て欲しいと懇願。真は、「あなたが憧れた鋤田先輩があんなことして、
裏切られた気がしたのね」と言い、名刺を渡していく。

 ハイヤーの中で真は永瀬に、東大法学部の同級生達が、帰国パーテ
ィーを開いてくれるから、一緒に来るように言う。同窓会は情報交換
の場と、真は言い切る。「寂しいね」と永瀬。

 途中で真はネクタイを買う。永瀬のためにだ。「恥かかせないでね」
と言って。

 パーティーでは、真がマスコミに行ったことを、みんなバカにする。
永瀬はみんなの話題に興味はない。まことは学生時代、本郷と主席を
争うほどで、みんな官僚になるのだと思っていたという。本郷は弁護
士となり、年間20億稼ぐという。

 パーティーの後、真はサッカーはビックビジネス。サッカーくじも
絡んで、大金が動くと、さっきのパーティーで情報を仕入れたという。

 真は局に戻ると、八百長疑惑の取材をみんなに指示。

 平野が遂に、鋤田の八百長を証言すると真に電話してくる。

 だが、真は役員室に呼ばれる。そこには、インデペンデンスの顧問
弁護士の本郷も同席している。用件は、JBCがインデペンデンスに手
を伸ばしている。国際試合なら、視聴率30%も取れる。一報道局の暴
走で、ダメにされたくない、と言うことで、真は了解する。

 真はさっさと役員室を出て行き、本郷は真を追いかけ、明日のラン
チに誘う。

 真の中止命令にみんな反発。真は企業人なのだから、会社の利益を
考えるよう、諭す。永瀬は、「オレは上司の命令には従いますけど。
それでいいんですか?」と言う。「わたしに迷いはないわ」と真。そ
して真は今日のニュースの差し替えを次々と指示する。そして個室に
はいると、乱暴にインデペンデンスの資料を捨てる。

 永瀬はカッチンのところへ行き、「テンション下がりまくり」と愚
痴る。そして、事務所の件に実現性ある?と聞く。カッチンは永瀬が
やるなら、と乗り気。

 永瀬がインデペンデンスの練習を見ていると、真が本郷を待ってい
る。

 永瀬は真に声を掛け、ピッチで一緒に練習を見ようと誘う。

 インデペンデンスの応援をする子を見て、「あいつら、何も知らな
いんだよね.....仮面ライダーの背中にチャックがあるの、知ってる
?知ったとき、ショックだった.....寒いから、オレ、帰るわ。あい
つら、よく風邪ひかないな。あいつら見てながら八百長やれる奴の気
が知れないわ。ま、知ってて報道しないオレ達も同じだけど」と永瀬。

 真は応援を見ている。本郷が来て、会議が長引きそうで、今度埋め
合わせする、と言う。「お互い様だから.....仮面ライダーって、見
たことある?」と真。「何だ?それ」と本郷。「いいの。気にしない
で」

 その後も真はベンチを歩く。

 真は星野編成部長(中村育二)から、インデペンデンスの件を念を
押される。そして、休暇なのに報道局に来る。「わたし、自分の信念、
忘れてたわ。視聴率取ること」と真。「後悔しても知りませんよ」と
永瀬。「一度してみたいものだわね。でも、忘れないで。これは必ず
数度が取れるから、するの」

 役員達は落ち着いてお茶を飲んでいる。

 だが、"Evening News"で鋤田選手の八百長疑惑のテープが流れ、役
員達も本郷も、大あわて。

 星野は調整室の真に電話を掛けるが、真は電話線を抜き、ドアに鍵
を掛けるよう指示。永瀬は1人落ち着いている。だが、永瀬と真以外
はみんな慌てている。

 「はい、立って。目、つぶって。息を大きく吸って.....吸って
.....吐いて。吸って....吸って.....吐いて。はい、みんな落ち着い
て。いつものオンエアだろ。さ、いこう!」と永瀬は、みんなを落ち
着かせる。

 ついに、調整室の鍵が合い鍵で開く。だが、戸渡や、久瀬光彦(渡
辺いっけい)たちが、みんなにドアを押さえるように言う。鶴巻幸雄
(志賀廣太郎)も、一緒に押さえる。

 ついにドアが開き、役員達がなだれ込んでくる。「こんな番組潰す
こと、簡単だぞ!」と星野。「本番だぞ!」と永瀬。永瀬は遂に平野
のインタビュー・ビデオを流させる。

 星野は桜木恭一郎(児玉清)に「差し紙」をして、八百長疑惑のニ
ュースを読むのを中止するよう指示する。だが桜木は、「アンカーマ
ンの指示系統は一つ。ディレクターのみです」と永瀬の指示に従い、
八百長疑惑のニュースを読み続ける。

 真は後を追いかけてくる役員たちに、視聴率を取ることだけを求め
られました、と反論。

 真と役員たちが報道局へ行くと、電話が鳴りっぱなし。「これでも
数字が取れないと?」と真。「明日の朝、緊急役員会議を開く。覚悟
しとくんだな」と星野。

 秋山富士子(深浦加奈子)が真に拍手を始め、やがてみんなが拍手
をする。

 永瀬は調整室で大きくのびをする。

 退社しようとする真を本郷が呼び止める。「鷹宮らしくないな。向
かないんじゃないか?無理しない方がいいよ。永瀬君だっけ、ああい
う人と一緒に仕事してると、ネジも狂うよ」と本郷。「無理してない
わ」と真。「理由をきかせてくれ」「わたしも子供の頃、仮面ライダ
ーって本当にいると思ってたから」

 翌日の役員会議では、インデペンデンスとの契約は白紙に戻すこと
になる。真は、淡々と最大瞬間視聴率27.5%、平均視聴率19%という数
字を示す。「君は局に多大な損害を与えた」と星野。「覚悟はできて
ます」と真。

 小雪の舞う中、退社していく真に、「クビですか?」と永瀬が声を
かける。「人の心配することないわ」と真。「オレもいつまで続ける
か、わかりませんから」

 ついに鋤田が八百長を認める。八百長には、オーナーがかんでいた。
インデペンデンスのサポーターたちは、インデペンデンスの存続を求
めて署名運動を展開。

 JBCは、インデペンデンスを救済するという形で、一度白紙に戻し
た契約を再度実行し、インデペンデンスを買収する。結局安い金額で
買収できた。

 「鷹宮さん、そこまで考えているのかな?」と戸渡。「そんなこと
はないだろ」と久瀬。

 役員会では、結果として会社に利益をもたらしたと言うことで、真
の続投が決定。

 富士子が「お帰りなさい」と真にコーヒーを出す。

 永瀬はパラ江ティの楽屋で捜し物をしている。「物件が」と永瀬と
立ち上げようとしている事務所の話をカッチンが始めるが、「会社や
めるのやめた」と永瀬。永瀬が探していたのは、まことに貰ったネク
タイ。

 廊下で永瀬とすれ違った真は、「どこ行ってたの。さっさと取材行
きなさい」と言う。「はいはい」と永瀬。すれ違って去っていく永瀬
の尻ポケットから、あのネクタイが垂れているのを真は見る。


寸  評  だんだん、永瀬の言葉が重みを増している気がします。
 実は、真が成果を出せているのは、永瀬のサポートがあってこそ!?

 真の性格が今のようになったのは、本人のもともとの性格?それと
も「役人に誤謬なし」の精神の東大法学部在学中に培われたもの?

 それにしても、葛山信吾、方々に出るようになりましたねぇ.....

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 小正月も過ぎ、世間からお正月気分が抜けたように思います。
 最近は、いろいろなもののスピードが速くなったように思います。家電製品
の寿命も短くなったし(使用可能、ということではなく、買い換えたくなる
.....という意味で)、コンピューター関係なんて、その最たるものですよね。
決算も、グローバル・スタンダードだからと、大手企業では、四半期決算を始
めようとしていますし.....
 でも、人間自体の生物としての時間はそんなに速くはならないので、方々で
軋みが出てきているのでは?と感じます。(鈴木)

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