メルマガ:ファンタジー小説「月下降臨」
タイトル:ファンタジー小説「月下降臨」*2号  2003/01/27


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ファンタジー小説「月下降臨」-2号
本メルマガは、まぐまぐで一度発行したものを再発行しています。

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1*発行者のまるっきし戯言
2*メインのお話「月下降臨」
3*御免なさいだらけの編集後記

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1*発行者のまるっきし戯言

はじめましてorお久方ぶりの、蒼緋氷炎です。
ちゃんと続くのかしらという不安は募るばかり・・・。
やっぱり今の時期、私にとってこれをするのはきびしいです。
けどそんなこといってられません。
というわけで、お話(1ページ半)送ります。
拾ったときの話ですね〜〜。
ちょっとはわかっていただければと思って送ります。

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2*月下降臨・拾物

今回の登場人物
綺羅(キラ):3歳。今回の話では名前がないころですね。
翔(カケル):10歳。頑張って神社のお手伝いをしています。
狼×2:・・・なんともいいようなしです。
以上!!(少っ!!)

本編

12月15日
雪がちらつきだした。
蓮堂(レンドウ)神社の一人息子こと翔(カケル)はその日、
階段の掃除をしていた。
早い雪に眼を上に向ける。
当時まだ10歳の翔の体に真っ白な雪が降り注ぐ。
寒さを感じ宮司の服に包まれた体を両手で抱く。
そしてそのまま御堂に入り丸くなって床に転んだ。
そして、いつのまにか深い眠りに落ちた。

真っ白な空間。そこで翔は2人の「声」と出会う。
形は見えない声。彼らは言った。
「私たちからの贈り物だ、受け取るんだ」
何をもらったかは分からない。
自分よりちょっと小さいくらいで、あたたかいものだった。

深い眠りから目が覚めて、目をこする。
ふと外を見るとまだ雪が降っている。
どれくらい寝てしまったのだろう。
いつのまにか自分の上には毛布がかけられている。
毛布をかき抱き、障子を開ける。
外はまさに銀世界だった。
木からゆきがおちる音が時々する。
静かな静かな銀世界。
そこになにかうごめくものが見えた。
ソレはこちらに向かってゆっくりと階段を上がってくる。
翔ははじめ珍しい客だなとおもった。
珍しくないこの神社にわざわざ雪の降るときに人が来るだろうか。
しかし、ソレは人ではなかった。
ソレは狼だったのだ。
金色にきらめく狼と銀色にきらめく狼。
その背中には黒い何かが乗っていた。
鳥居をくぐってきたのを翔は息を飲んで見つめる。
そのとき頭にあの声が思い出された。

「私たちからの贈り物」

直感的に翔が裸足のまま走り出す。
それと同時に狼はその黒いもの雪の上に落としてくわえた。
食べるわけではない。
翔がいそいで駆け寄ると黒いものは小さな少女だった。
狼に促されて少女を受け取る。
それは紛れもなくあの自分より少し小さい暖かいものだった。
それをみると2匹の狼は空間へと消えた。
翔は少女のかおをじーっとみた。
それは幼いのに綺麗の域に入っている顔でいとおしい。
しばらくして少女を縁側につれていってその場で奥に向かって翔は言った。
「爺ちゃぁん!狼が子供連れてきたぁ!!」

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3*御免なさいだらけの編集後記

一回原稿用紙5枚くらい、そう宣言してもうたはずなのに!
今回お届けしたのは1ページチョット。
なんだそりゃ!!って話です〜〜。
御免なさい〜〜時間が出来たら書くんで〜〜。
いま本当に大変なんですって。
文化発表会に体育大会(まだ学生☆)あるんですよぉ。
文化発表会終ってすぐ体育大会の練習。
そしてソレが終れば受験。
・・・・・・・なんで今始めたんだって話ですね。
本当にすみません〜〜。
おねがいだから見捨てないで下さい〜〜。

というわけで、こんかいはこのへんでおいとまを・・・。
ほんとうにすみません〜〜。

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