|
|
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ アキバ通信 赤と青の広島市政 2003年1月18日 広島市長選挙 公開討論会開催される 発刊者：広島市民Ｈ h@4649.to（ご意見・情報は左記アドレスまで） ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 「広島市長選挙 公開討論会開催される」 昨日、午後６時３０分から「広島市長候補 公開討論会」が開催されました。 主催者の「広島市長候補を知りたい市民の会」の皆さんご苦労様でした。 また、２時間あまり、要約筆記をされた方、手話通訳をされた方も本当に ご苦労様でした。 仕事の関係で６時３０分少し前に駆けつけたのですが、既に超満員で、立ち見 が出ている状態でした。結果、恥も外聞もなしに、階段になっている通路に 座ったまま２時間あまり討論会を聞かせていただきました。 討論会は主催者代表の挨拶にはじまり、討論会のルール説明、立候補予定者の 紹介、そして質問という流れで行われました。今回の討論会を聴き、我々取材 班はあらためて広島市長は「秋葉忠利」でなければならないと確信しました。 その理由は、いろいろな質問に対する各候補者の答えを聴くなかで、市政の現 状が良く理解できていないことと、その対応策が抽象的で現実ばなれしている ことでした。そういう点では、大田候補者は元広島市の助役であっただけに、 国あるいは自治体の制度などについてよく理解できていると思いましたが、 秋葉市長と大田候補には、以前から思っていたことですが、決定的な違いが あります。 それは、秋葉市長が「市民の市民による市民のための広島市政の実現」、つま り市民を中心に市民とともにまちづくりを目指そうとしているのに対して、大 田候補には、それが感じられないことです。昨日の討論会で秋葉市長は、他の 候補者が市政の現状について事実と誤ったことを言われたとき、訂正の発言は されましたが、相手を非難されることは一切ありませんでした。しかし、大田 候補は最後に「市民の声をきくことでいたずらに決定を先延ばしすべきではな い」と発言されましたが、この暗に秋葉市長の市政方針を非難された発言を 我々は聞き逃すわけにはいきませんでした。 今年の初詣の時、広島市内の民放が各候補者に取材していたときも大田候補は 「この選挙は絶対に勝たなければならない。私のためにも、広島のためにも」 と発言されていましたが、そこには「市民のためにも」という言葉はありませ んでした。そういうところを我々市民は敏感に感じ取っていることを知ってい ただきたいと思います。 また、今回の討論会の運営・進行については会場で野次が飛んだときにも、 長谷川会長から注意されるなど、公平・公正なものだったと感じています。 しかし、今後同様の会を開催されるとき、討論会の内容については改善してい ただきたいと思います。 具体的には、質問の内容です。コーディネーターの方は一生懸命やっておられ ましたが、候補者の側から「（その）質問の意味をもっと正確に説明してくだ さい」とか「（この）質問の意味はこういうことですか」と問われるというこ とは、質問の内容が適切でなかったのか、あるいは説明不足という感があった ことは否めません。また、その結果、質問に対する候補者の回答の内容が大き く外れていることが度々ありました。 それよりも、冒頭、候補者が自己紹介を含めて、広島市政に対する現状認識と 今後のビジョンについて語る場面の時間をもう少しとってほしかったと思いま した。取材班は討論会終了後、その点については時間の都合もあり、なかなか 実行委員会の方でも苦慮されたのではないかという意見もでましたが、一方 で、討論会の途中で行われた○×式の質問時間を削るなどして時間を捻出でき なかったのかという意見も出ました。（○×式の質問はあらかじめ候補者に聞 いておいてプログラムに印刷してもよいのではないかという意見もでました。） 今後の検討課題にしていただければ幸いです。 しかしながら、約８００名もの市民が会場を埋め尽くしたこの討論会は成功 だったと思います。実行委員の皆さん本当に御苦労さまでした。メルマガ取材 班も気持ちだけですが、カンパをさせていただきました。 このような討論会は自治体の首長だけではなく、４月に行う広島市議会議員選 挙の候補者にも行ってみてはどうでしょうか。人数は首長候補者よりも多いの ですが、市議会議員も政策能力の向上を図らなければならないと広島市議会議 長も言われていますので、是非検討してみてください。 さあ明日は、いよいよ広島市長選挙の告示日です。秋葉市長は平和公園内にあ る慰霊碑に献花・参拝後、９時から中区銀山町の選挙事務所において出発式が あります。秋葉応援団の皆さん、是非、駆けつけてあげてください！この４年 間で秋葉市長は様々な懸案事項を解決し、ソフト事業を推し進め、市の職員と 一緒になってがんばってこられたと感じています。広島が平和はもちろんのこ と、経済、環境そしてまちづくりなどについて、日本そして世界の模範となる よう、引き続き秋葉市長に市政を推進してほしいと願っています。 |