メルマガ:「FPが本音で語る生命保険」
タイトル:「FPが本音で語る生命保険」{no.}○○○  2003/01/26


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 /  「FPが本音で語る生命保険」
 /                          2003/01/26  no.73
☆ ★出張先でも雪。関東なら長靴いらないと思ったのにね。★
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          ■□■もくじ■□■
  1・今日のひとことぉ〜!
  2・現場は面白い!(25)
  3・保険のポイント(その26)加入するならここをチェック!
  4・nekoMLメンバー回覧板(18)
  5・ねこの日記 

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■1・今日のひとことぉ〜!■

nekoの長女は今年中学入学。早々と近所の呉服屋さんが制服注文用紙
を持って「これに欲しいだけ書いとっけの!」と、当たり前のように
用紙を私に突き出しました。(とっけの=してください)

その1週間後に、いきなり事務所に入ったまま手を差し出し「この間の
紙、おっけの!」と言ってきました。(おっけの=ください)

その営業手法にnekoぶち切れ!仕事中で忙しいからとその時点でお断り。
そしたら、昨日電話で「今日、合同で寸法はかりがあるで来とっけの!」
(来とっけの=来てください)・・・。

制服の購入先はそこしか無いという環境が、こういう買って貰って当た
り前!というずうずうしい田舎のおばちゃんを生み出しているんですが、
こういう保険やさんっているよなぁ〜。それに断り切れなくてハンコ押
して加入する人がたくさんいます。近所だから、とか、知り合いだから
とかのバックアップ付でね。

断る勇気は必要ですが、今回の場合は断ると娘の制服が買えない特典付
でした。(T-T)

(^-^)/~~★welcome!http://www.hoken119.jp/index.htm ★
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■2・現場は面白い!・25  ■

代理店の人と話すといろんなタイプの人がいます。確かに保険会社乗合
をしていて数社扱っているから、公平な保険紹介をしている・・・と思
うのですが、現場ではそうでもありません。

保険会社と代理店をつなぐのは、その地域の支社とか支店の代理店担当
者になります。その担当者のスキルとかでもかなりの違いがあり、担当
者が変わることで、お客様に勧める保険商品が変わっていったり、各会
社のキャンペーンで数字を集めたり・・・。

それで懇意にしている保険会社とは、それこそ癒着関係みたいな状態で
、政治的な仕事をしています。政治的?それは、お客様のことを考えな
いで保険会社と代理店の数字にはまり込んでしまうような閉鎖的な思考
です。

代理店は、結構孤独です。通常お付き合いがあるのは、保険会社担当と
お客様だけ。だから情報が入ってきません。

特に1社専属になると、1保険会社だけとのお付き合いだから、周りは
ほとんど見えません。そうなると、保険会社が毎月の予算目標数字のお
願いのために動いて保険募集をしたり、自分の収入を考えて募集する。
というような仕事になるんです。

そうなると、代理店の目は保険会社に向きます。本来はお客様のために
・・・といきたいところですが、仕事は単純にお金を儲けるという作業
になってしまいます。

nekoは今、「V字回復の経営」という本を読んでいます。その本を見ても
、しみじみそういうことを感じますね。そういう代理店は、経営悪化を辿
る企業と同じです。119の宣伝のために編集社めぐりをしていますが、
売れている会社とそうじゃない会社って、よくわかりました。

売れている雑誌の編集社は、消費者のリサーチとか環境などなど、とても
鋭い嗅覚を持っていて、しっかりしたスタンスを持っているんです。感動
した会社ありましたよ。良い仕事したい!って更に思いました。(^^)

で、話を戻してそういう代理店の口癖は、他の代理店と会って話す内容は、
「どこの保険がメインですか?」と、聞きます。保険を出すメインなんて
おかしい話です。

お客様が選ぶ保険商品や保険会社なのに、自分に都合の良い保険商品や会
社を選んでいるから、そういう言葉が出ます。

確かに、結果論でA社が多いとか、B社は・・ということはありますが、し
っかりした代理店なら、そういう言葉はありえない言葉になります。どの
業界でも、仕事に対する意識が低いと、そういう誤った認識でダラダラ仕
事をしているものですね。ひとつの言葉で、その人がわかってしまう。と
いうことでした。

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■3・保険のポイント(その26)加入するならここをチェック!■

ある編集社に出向いた時、その編集長にすんごく疑問を抱きました。保険
の記事ってたくさんあります。最近の内容は、「ここまで保険料を安く出
来る」な〜んて記事が多いですが、「安いなら定期!」なんて記事を出し
ていて、私の目の前で、自分で自分の保障は考えるものです。な〜んて言
うから・・・。

そういう記事を読んだ人に、誤解を招くような結果になることが多いです。

保険料は安くすれば都合がいいし、保険料軽減が第一の保険見直し目標に
なってしまいます。それはメディアだけの責任ではないけどね。読む側の
受け取り方も当然プラスされてのことです。

保険内容とは、確かに保険会社とか共済で同じ商品で保険料の格差はあり
ますから、そういう比較なら納得出来ますが、それ以外の部分では、安け
れば安いだけの保障。高ければ高いだけの保険料だと思います。

記事の中で特に「うっ!」と驚いたのは、「任意保険(車の保険)はここ
まで安くなる!」というTOP記事。ん〜任意保険が安いには、安いだけの理
由があることを本当に知っているのかなぁ・・・。ってもの凄く不安になり
ました。

書面では絶対に書かないリスクが任意保険ではたくさんあります。その記事
は現場に携わらないFPが書いているから、そんなの知らなくて当たり前です。

自分に事故の過失がない時、物損だと思ったけど後から具合が悪くなって人
身にしたい時、過失割合を決める保険会社(共済も含む)同士の折衝能力、
保険金支払の保険会社特有の癖・・・。こういうことを書かないと、ほんと
に安心した加入アドバイスは出来ないんだけどなぁ〜って思いました。でも、
こんなことメディアは書けないよなぁ・・・。(^^;)

2、3日前も、遠方の従兄弟から事故に遭遇したけど保険会社の対応が悪くて
困っている!と、泣いて電話がかかってきました。あ〜最悪のパターンだよ!
それって!ということでアドバイス。

neko相談でも、保険相談が終了した後のそういう事故相談は多いです。
記事に振り回されない保険加入選択の力をみなさんもつけましょうね。

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■4・nekoMLメンバー回覧板 No.18■

かなり遅いですが、新年おめでとうございます。
nekoさんのテレホンショッキンキング、2回目の登場のtanekoです。

何をお伝えしようかといろいろ悩みましたが、保険を契約する時の(または
見直す時の)ポリシーというか基本スタンスみたいなものをどう考えるかを
独断と偏見を交えお伝えします。
私の家での保険を検討するプロセスを赤裸々に披露しますが、あくまでもta
neko家の考え方ですので皆さんは『フ〜ン』程度にご笑覧下さい。

それでは大前提から・・・・。
まずtaneko家では代々伝わる家法で、当主は65才になるまで『死んではい
けない』という定めがあります。これは統計的にも理に適っており、taneko
家では先祖代々何事もこの家法に沿って決めております。

ですから生命保険の死亡保障部分は不要となります。
いくらtaneko嫁が、友人の家では・・・とか、週刊誌では・・・とか、TVの
ワイドショーでFPがしゃべっていたとか言っても『死ねへん、死ねへん。』
と一蹴します。 簡単ですね。これがtaneko家の基本スタンスです。
 
じゃあ保険に入っていないかというとそうではありません。
家法では65才まで生きなければならないと定めてありますから、それまでに
大きな病気や事故に遭わないように気をつけて日常生活を送り、もし病気にな
ればあらゆる治療方法で治そうと努力します。

これまた統計上、65歳までの死因で大きなウエイトを占めているのはガン・
脳疾患・心疾患ですので、この3大成人病と呼ばれる病気と診断された時には
、どんなことがあっても治そうと準備しています。

西洋医学の最先端医療を始め、中国の漢方をはじめとする東洋医学、民間療法
や怪しげな加持祈祷まで研究し、あらゆるコネを駆使して病気を治すつもりで
す。この手の治療は公的な健康保険の対象外が多いので経済的負担が大変です。
(民間療法や加持祈祷はあたりまえです)
 
そこでやっと保険の登場です。tanekoは現在、特定疾病給付の保険と入院の保
険、それから傷害保険に契約しています。予算が許せばもう少し範囲の広い保
険をと思うのですが、どうせ65才までは死なない(死ねない)のですからも
ったいないですよね。あと余った予算は貯金箱です。結構貯ります。

また、この保険の給付金は所得税がかからずどんな大きな金額でも無税で受け
取ることができますので、いろいろなコネクションへの謝礼等にも有効に使え
ます。(『振り向けば奴がいる』の織田裕二をイメージして下さい)
 
さあ、見直しや新規加入で悩まれているあなた、ご自分がいつまで生きるかと
いう目標をはっきりさせれば保険のプランニングも楽になりますよ。
taneko嫁もこの論法で煙に巻いて納得させました。
 
ちなみにtanekoは65歳以降、隠居して静かに暮らすつもりです。
次は余生について語りたいと思います。きっと生きていると思います・・・。

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         *******5・ねこの日記*******

東北新幹線に乗った時、横の座席の年配の女性があまりにも穏やかな顔をし
てるので、その人の魅力につられて話しかけてみました。

「神戸住まいの娘のところに遊びに行った帰りなんですが・・・。」と笑顔
でお話をしてくれました。どうしてそんなに穏やかな顔をしているんだろう
?と不思議だったので、いろんな局面から話をしてみたら、真理を学んでい
る人でした。

ん〜感動。nekoは綺麗なお年よりになることが目標なので、これ幸いと話を
続けました。般若心経を深く学んでいるようで、年齢差を飛び越えて楽しく
会話が出来ました。

般若心経を学んでいても、捉え方で見解とか成長の差が出ます。唱えればい
いんだ!とか般若心経の文字に拘ってしまったりしては、本来の真理からは
離れてしまいますし、満足をしてしまうと成長は停滞します。

翌日、保険以外の仕事である営業の方と東京を回りました。
たまたま般若心経を毎日唱えている人でしたが、自分の営業に満足している
ために大きなロスを抱えていることに気づかない。とても残念に思いました。

自分に満足を持つこと。これは誰にもあてはまります。疑似体験で私も自分
の行動を反省したいとしみじみ感じました。新幹線で話をした年配の女性が
どうしてキラキラと美しかったのか?それは、自分に満足をしないで高い視
点で生きることを捉えているからだろうと思います。

昨年はいろんなアクシデントで出張も避け、事務所に閉じこもっていた分、
今年はもっといろんな人に出合い、学びを頂こうと思いました。nekoはまだ
まだです。楽しく学び、楽しく仕事をし、楽しく生きるぞ〜〜!

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