メルマガ:「FPが本音で語る生命保険」
タイトル:「FPが本音で語る生命保険」 2003/01/15 no.72  2003/01/15


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 /  「FPが本音で語る生命保険」
 /                          2003/01/14  no.72
☆ ★雪〜やこんこん、事故もどんどん。(T-T)★
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          ■□■もくじ■□■
  1・今日のひとことぉ〜!
  2・現場は面白い!(24)
  3・保険のポイント(その25)加入するならここをチェック!
  4・nekoMLメンバー回覧板(17)
  5・ねこの日記 

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■1・今日のひとことぉ〜!■

119を広める為に最近いろんなメディアに取材お願いを始めています。
nekoは多少そういうメディアにも出ていたので、昔の名刺を出してきて
連絡を取ったりしているなか、nekoの地方新聞の掲載、ラジオ番組に
も出ることになりました。まだまだその他もがんばってます。

昔、nekoの仕事を取材掲載してくれた地方雑誌に依頼をしたら、商業目
的が強いから拒否されました。それで、詳しく聞いたんです。そうした
ら、有料の3,500円の会費を貰うことが商業目的だ!と言われて唖然と
しました。

NPOでも、会費とかでの運営費がないと出来ません。nekoたちスタッフ
は、殆ど無料奉仕でこの119に関与しています。会費はすべて運営費
で消えます。119のドメイン料とか、その他の費用がかかっています
から逆に持ち出しをしています。

ただ、119として保険業法のコンプライアンスにひっかかるから・・
・という理由でNPO団体と称することをしていないだけで、中身は全くの
NPO団体です。

んんん・・・・何か勘違いしてるというか、わかってないというか・・・。
ま、平成9年に地方新聞社に独立FPの会社を県内最初に立ち上げました!
と取材依頼をしたら、「FP?なんですか?それ?」と言われ最後には、
日本FP協会なんて信用できないものを取材できないと言われた田舎で
すから、ま、そんなもののようです。時を待つもの良いものです。(^^)

(^-^)/~~★welcome!http://www.hoken119.jp/index.htm ★
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■2・現場は面白い!・24  ■

金融監督庁のお調べがある損害保険会社に入り、業界最長の1ヶ月営業
停止を受けた会社があります。ん〜驚きました。

で、以前からnekoが不思議に思っていることがあります。

金融監督庁は、保険会社に対する処罰はしますが、代理店にはしません。
それをするのは各保険会社なので、直接的に金融監督庁がどんなに悪い
代理店であることを知っていても処罰をしない。

実際にそういう難を逃れた悪徳代理店はたくさんあります。
それは、その悪徳代理店が業績が良いとか、保険会社の上役を知っている
とかいう理由でもみ消しなんです。それは代理店だけでなく1社専属の営
業社員(セールスレディ)も同じです。

すべての保険会社がそういうことをしているわけではありませんが、neko
が知りうる数でももみ消しをしているのは手と足の指では足らない数です。

今のニュースで話題になっている生保レディーがお客様の保険金を勝手に
解約して着服し(300万)、ばれて、その家に放火する事件がありました。

放火をしたから表に出ただけで、保険金を着服したり、配当金を黙って出し
て使ってしまったり、数字が欲しくて勝手に人の名前を使って保険契約をし
たりということは、どこへいってもあることで、全然特別のことではありま
せん。それが今の保険業界なんです。

だからコンプライアンスという保険業法が、真っ当なことをしている保険や
さんにまで響いて、コンプライアンスをすべて守ったら、保険募集なんて出
来ないのが本音。

昔nekoがある国内生保にいた時は、私の上司である支部長がサクラ社員の給
与を着服していました。支部の予算も自分のために使っていました。その他
いろんな悪行をしていました。私は退職時最後の給与を支部長に取られそう
になったので支社に電話をして訴えたら、そういうことぐらい出来る人じゃ
ないと支部長なんて務まらないから、訴えたってこちらは受け取れないと、
あっけらか〜んと言われて終わりました。

それで世の中に正義は無いのか?と震えながら本社に電話したら、やっと最
後の給与は逆に支払わないとこちらが困りますから、受け取ってくださいと
いわれて終了。

まぁ、必要悪はあるべきもの。そうじゃないと良いことも見えない。と考え
れば致しかたがないとしても、ちょっと度が過ぎるのでは・・・と思うneko
です。
自分に対して正直であればこういうことはないし、各々が保身に走った結果
がこういう世の中なんだということでしょうね。はい。

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■3・保険のポイント(その25)加入するならここをチェック!■

他のコーナーが長くなったので簡単にお話します。最近いろんな会社から
出ている医療保険やガン保険は、終身の保険期間で、終身払いというのが
多いです。(解約返戻金ナシ!も付随していますね。)

それも、60歳払込とか65歳とかの短期払いが全くなくて、終身払いのみ!
って変更する会社が増えています。

それはどうしてなのか?それはお客様のためじゃなく会社運営のために
ずっと収入を得るための苦肉の策。

本来、第3分野と呼ばれている医療やがん保険は、保険会社から見たら
採算の合わない商品だと思われていました。でも、逆に採算が合う!って
気づいてから新商品発売が増えているんです。

そういう違った視点で、いろんな保険会社の商品を見ると面白いかもね。
では、今回は、短くここまでにします。はい。

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■4・nekoMLメンバー回覧板 No.17■

新しい年が始まりました。年始の挨拶回りでバタバタと過ごしております。
2回目登場のshiisaです。保険の土素人が経験した保険現場について今
回は報告しましょう。
前回メルマガで「ねこの日記」に、告知義務違反をした場合の契約解除で
は返金なされない・・。が有りました。
これに関して、クレームを付けた人は現場をしら無すぎるというか、建前論
ばかり言っている人だと、妙に悲しくなりましたね。
 
私の悲惨な経験談を・・・。
私は中小企業の二代目経営者です。先代社長が70歳を過ぎ社長交代し、そ
の時お付き合いしていた保険代理店の方が、「先代社長名義で保険加入しま
せんか」と持ちかけました。

先代社長は若い頃から糖尿病で、保険には加入出来なかったのですが、代理
店の方が「大丈夫です、こちらで上手くやります。もしバレても、保険金は
告知義務違反で全額戻るし、2年以上経てば死亡保険金がもらえますよ」と
、甘い言葉に誘われ、無知な私は契約してしまいました。

ところが、nekoさんとお付き合いを始め、「その契約は無効だし、死亡した
時に違反で死亡保険金も貰えないどころか、払った保険料も戻りません」と
言われ、あわてて保険会社に実情を話し、契約解除して、全額保険料の払い
戻しを受けました。

でも、違反契約を進めた代理店(替え玉受診までしたようです)には、何の
お咎め無し!!。
これで良いのか、保険会社!!。モラルが無さ過ぎる!!。
 
あえて、ここでは代理店名も保険会社名も書きませんが、これはれっきとし
た事実です。やりとりした文章も残っています。
 
このメルマガは業界関係の方も見ているみたいですが、この様な事実を元に、
もっと消費者の事を考えた営業をするように襟を正していただきたいですね。
 
私は会社経営の基本理念として、「売って喜び、買って喜ばれる関係」を最
大のポイントにしております。ウソを付いて暴利を貪るような商売は、一時
で終わり信用を無くします。地道な長い商売をする事を基本として、おかげ
さまで、この不景気の時代にも、何とか確実に進歩させていただいておりま
す。

「人は心」ですね。読者の皆様もどうか「自分は正しい事をしているか?
」を問いながら、歩んでみて下さい。

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         *******5・ねこの日記*******

夫の死亡保険金を受け取った50歳台の妻の心の痛い話をします。

ちょうど1年前に、ご主人を病気で亡くされました。保険金は総額で借り入れ
等の支払をした残金6000万が妻の財産となりました。その他遺族年金も月14
万ぐらいの支給+妻の給与20万の未亡人としての収入アリ。
私がご主人の生前時、保険相談を受けた時点で、ご主人はすでに脳溢血で倒
れた後だったのでご主人の保険に関しては一切触らず・・・という妻の依頼
だったので6000万という保険金が手元に残ったというわけです。

それから1年。夫婦関係がすでに壊れていたストレスと、ご主人の3年に渡る
闘病生活の看護ストレスから開放されて多額の保険金を貰った中年独身女性
は、明るい未来を神様から頂いたような錯覚を持ってしまったようでした。

ご主人の死亡49日にも満たない頃から、真っ赤なスリップドレスを身にまと
い、ルージュは真っ赤。髪は金髪に近い茶髪。いろんな会合に出かけ、BFに
多額のお金を注ぎ、高価なバッグや洋服を買いあさり、家族で経営している
会社の仕事は放棄し、朝夜関係ナシでほとんど自宅不在。

家族や妻の4人の成人した子供達の意見も聞かず、好き放題。田舎の話なので
、近所から会合先の人とかから敬遠されても気づかず。
時を重ねるほどに評判を落としていく日々が続いています。

nekoが一番悲しいと思ったのは、お金の使い方ではなくて、その人の人間的な
資質です。天下を取ったような傲慢な気持ちや態度、暴言の数々。そういう気
持ちでいると、顔もそのような顔になるんですね。

おそらく保険金をすべて使い、それこそマイナスにならないと気づかないんで
しょうね。それまで、nekoは静かに待っています。

人間って2つのタイプに分かれるとnekoは思っています。
保険金を貰っても、しっかり管理できる人と出来ない人。

上記の妻で言えば、自分で6000万を使わなくても、身内がお金を貸して欲しい
と頼まれて貸してしまう人。保険やさんに誘導されて保険金をすべて騙し取ら
れる人。証券会社の営業さんに誘われて株を買って損する人。いろんなことで
お金を無くすことってあります。

nekoは、ん〜情けないけど、バカになっちゃうタイプだなぁ・・・・。(T-T)
保険金や宝くじなどで触れたことのない桁違いのお金を持つと危ない?!と思
われるなら、保険金は一時金じゃなくて、分割で毎月生活費の補填みたいな月
決めの保障のほうが、多少の課税(雑所得)があっても良い場合もあります。

そういう妻の資質や環境を考慮して、保険商品を選択するように、nekoは最後
のアドバイスをしています。それがナマの相談業務だと思っています。はい。

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 ご意見は neko@hi-neko.net  URL  http://www.hi-neko.net
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