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■■■◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆■■■ ☆彡【 バラエティーマガジン 】☆彡 ＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／ ＿／＿／ ★イッセーのあはは天国劇場★ ＿／＿／ 【Ahaha Raizen-version】 ＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／ おいおい、もうすぐ12月年末ジャンボ! ☆☆☆ 第227号 ☆☆☆ ■■■◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆■■■ (あは天はメルマガ界初のISO14000取得をしました(嘘)。 本メルマガは再生紙を利用して、この地球の環境保全に大きく貢献しています) ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ☆＜目 次＞ ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ■ ご挨拶 ■＜らいぜんのパチ物語＞ 大好評パチプロ探偵シリーズ2 『消えたカリスマ』第12話 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 当『イッセー岡田のあはは天国劇場』は以下の3つの異なったversionで 構成されております、一度の登録で3種類の奇妙な味が楽しめますよ。 ■ 【Ahaha Story-version】イッセーのパチ馬鹿小説連載中! ■ 【Ahaha Essay-version】イッセーのパチ馬鹿エッセー連載中! ■ 【Ahaha Raizen-version】専属ライターらいぜんのパチ小説連載中! ★★★あなたの心にほんのちょっぴり楽しい思い出を!★★★ ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ =========================================================[issay PR]== ■【ネットパチプロたいがー山本のパチンコ必勝メールマガジン】 ＜じゃんじゃんバリバリ稼いでや！！＞ 毎月7日絶賛発行中!!! イッセー岡田も毎号登場してるよ(笑) 登録は無料。解除も自由。登録は下記のフォームからどうぞ。 http://www.mag2.com/m/0000037377.htm（配信提供『 まぐまぐ 』） =========================================================[issay PR]=== {magclick} ■■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■ ご挨拶 ■■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■ あは天発行者、天下の田舎町伊勢市在住のサラリーマン、イッセー岡田です。 皆さん、お元気でしょうか？ すっかり寒くなりましたね。 あちこちに紅葉が見られて美しい季節になってまいりましたが、当地では この間日曜日まで選挙のまっただ中でした。 市長選と市議会議員選が同時だったので、市内は50台近い選挙カーが入り乱 れておりました。ようやく落ち着いた伊勢の町並みに戻り、ほっとしています。 さてこの間ジャスコに牛乳を買いに行ったのですが、私はどうも牛乳だけ買 って帰ることが出来ません。何故かというと…..わかりません(笑) たった一つのものをもって、プラ籠に一杯の買い物をしているおばはん達の 間に挟まれていると、どうも居心地が悪いとしかおもえません。 そんなわけで野菜ジュースやパン、そして嫁(妻ではありません)の好きなチョ コレートを買ってしまったわけです。 さて、レジで久しぶりに揃えてしまいました。 そうです、レジのおネエさんが高らかにこう言いました。 「はい、お客様777円です。フィーバーおめでとうございます！ こちらの商品の中からお好きな物を選んでくださいね。」 と言って出されたチラシの隅に、なっ、なんと ・ シャープ液晶テレビ32型、 ・ NECの全自動洗濯乾燥機、 ・ 富士通のタブレットPC12インチ ・ ナショナルの全自動マッサージ器 ・ 韓国済州島二泊三日ペアご招待 うおぉぉぉぉぉぉ！ これは凄い！ やった、やった、ついにやりましたよ！ これで今年はマイナスが大幅に減って、年末までにはひょっとしたらプラス？ と、毎度アホみたいなことを頭の中で想像してるだけでしたが良い気分でした。 ちなみにその時の明細はこれです。 ・TV野菜ジュース 198 ・牛乳 163 ・小倉デニッシュ 99 ・クリームデニッシュ 99 ・明治メルティキッス 218 合計\777- うーん、超気持ちいい〜！！ では皆様お待ちかねの『消えたカリスマ』第12話をお送りいたします。 {magclick} ■■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■ ■■■ ☆＜らいぜんのパチ物語＞ ■■■ パチプロ探偵2『消えたカリスマ』第12話 ■■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■ 予想通り、電話の男は若くて素朴な感じだった。ちゃんとホールの前で待って いた。 彼のそばには若い女がいた。彼女もチームのメンバーだったのだろうか？ 「初めまして・・健太です。彼女は亜唯・・」 女は、美鈴によく似ていた。細くて目が少しきつい感じかがしたが、かなりの 美人だった。ただ美鈴ほどけばけばしい感じはなく、地方柄か素朴な感じだっ た。きっと磨けば美鈴よりずっと美人なのかも知れない。 「すいません、お仕事中にお呼びだてして・・」 「いえ、今日は二人とも予定数終了という感じでしたから・・」 よく考えて見れば、今日は２５日。一般的には給料日ゆえにホールの設定もき ついのだろう。 「東京からいらしたんですね。お疲れでしょう。散らかってますが、部屋の方 で話しましょう。ここじゃ落ち着きませんから・・」 初対面のどこの馬の骨とも分からぬ人物を部屋に通す警戒心のなさは、やはり 地方ならではなのだろう。 「すいません、じゃあお言葉に甘えて・・」 部屋は、飾り気がなかったが綺麗に整頓されていた。通されたのはリビングだ ったが、ドアの数からして、２ＬＤＫ程度の間取りなのか。 俺は、居住者の若いカップルに勧められた椅子に座った。健太という名の彼が、 その向かいに座る。女の方は座るまもなく、キッチンの方に消えた。 「唐突な質問ですが、あなたがたは平良さんのチームの方ですよね？」 「はい・・でした。」 「そうやって過去形で言われるということは、今はチームは存在しないのです か？」 「なくなったわけではありませんが、平良さんがいないので、活動停止という 状態です。」 「チームは、あなたと亜唯さん、そして平良さん・・の３人だったのですか？」 さっきテレビ局のＡＤの話では、チームは４人だったと聞いている。もう一人 の存在は・・ 「桐子さん、という人がいました。」 「いました？・・また過去形ですか？」 「彼女二月ほど前に、旅に出るって言って出てゆきました。」 「連絡は？」 「ありません・・」 亜唯と名乗る女性が、コーヒーを出してくれた。彼女はお盆を胸に抱きかかえ た格好のまま、健太の隣に座るなり、 「すいません、あなたは誰なんですか？」 かなり率直な質問をしてきた。 「あぁ・・自分のことをまだあまり言っていませんでしたね。私は・・」 俺はすべてを正直に話した。 自分が探偵であること。花行美代子に前夫の安西の捜索を頼まれたこと。そし てパチプロであること・・ 「花行美代子って・・あの、花行美代子さん・・ですか？」 亜唯は、ビッグネームの登場に少しビックリしたようだ。やはり全国区の芸能 人の名前は効果があるようだ。健太の方は、逆にあんまり興味なさそうな顔を している。花行美代子の場合、中年男性と女性全般に人気絶大だったが、不思 議なもので若い男性のファンは少なかった。母親のイメージにしては若すぎた し、かといって若い彼らの恋人には無理があるだろうし、「ちょっとイカした お姉さん」程度の希薄なイメージしかないのかも知れない。健太も恐らくその 一人なのだろう。 突然自分の携帯が鳴った。液晶には「虎本」と表示されている。あぁこんな大 事なときにいったい・・ 「すいません」と一言目の前のカップルに詫びを言って電話に出る。 「おう、探偵か？久しぶりやな。」 「どうも、ご無沙汰してます。」 「いよいよ放送日が決まったんで、その電話や。」 虎本が言っているのは、安西が手掛けたパチプロドキュメンタリー「カリスマ たち／その影を追う」の記念すべき最初の放送日のことだった。自分が出演を 固持したために、初回のカリスマはこのマウンテン虎本が抜擢されたのだ。む ろん本人はそんなことは知らないから、放送日が決まり、有頂天で電話をして きたのだろう。虎本の場合、この軽妙なキャラからは想像できないほど、神業 とも思えるような繊細な技量を持ち合わせている。しかも知名度は抜群に高い。 「ところで、今東京におるんやけど、どうや？一杯・・」 「すいません虎本さん・・あなたと一杯やりたいのは山々なんですが、実は今、 探偵の仕事でＭ市に来てまして・・」 「Ｍ市やて？何の事件や？」 「実は、安西さんが行方不明なんです・・」 「なんやて？そりゃいったい！？」 俺は、面倒くさかったが一応事の経緯を虎本に説明した。若いカップルは、会 話が電話に中断されたことに特に苛つくこともなく、じっと待っている。さす がは東北の人だ。我慢強い。 「そうか・・どうりで安西さんにお礼の電話を入れても出ないはずやな。よっ しゃ、ワイが一肌脱いだるわ。そうやな・・Ｍ市いうたら、ウチの『だんじ り』のメンバーが一人おったな。えっとたしか・・」 虎本は、インターネット上で『だんだんジリジリ稼いでや！』、通称「だんじ り軍団」というパチンコ、パチスロのプロを中心に全国にネットワークがある のだ。 「ケン・・そうや！『ケンタ』や！そいつ、たしかその『真っ平ら』っちゅう 奴のとこのチームのメンバーだったと思うで！」 「虎本さん、『真っ平ら』じゃなくって『平良』・・でしょ？・・で、そのケ ンタさん？・・って・・」 偶然と言えば偶然だが、虎本のネットワーク力を考えれば、この健太が『だん じり』のメンバーであっても不思議じゃない。一応確認のために本人に確かめ ることにした。 「すいません、健太さんあなた、虎本さんの『だんじり』のメンバーですか？」 「えっ？そうですけど・・まさか？その電話の相手って？・・マウンテン虎本 さんなんですか！？すいません、少しお話しさせて貰えます？」 今度は健太の表情が見る見る変わってきた。 「あぁ虎本さん？、今、その健太さんに替わりますね・・はい」 俺は、多少電話代が気になったが、よく考えれば虎本から掛かってきたのを思 い出し、気軽に健太に電話を渡したのだった。 いろんな話を聞き出すには、絶好の状態になった。 亜唯は花行美代子のビッグネームに心を開き、健太はマウンテン虎本と電話で 直接話せて有頂天だ。東京からの珍客である俺は、ある種『仲間』に近い存在 となれたであろう。 健太と亜唯の二人から平良に関するいろんな話を聞いた。彼らと平良との出会 い、チーム結成そして共同生活、平良の過去・・ 「安西さんという方とは会っていません。電話もなかったと思います。」 ただ安西に関しては、亜唯がきっぱりと否定した。 ここには安西は来ていない。となると、安西はＴＶＭで話を聞いた後、すぐに ここに来ないとは考えられない。眼前の二人がウソをついているのか、それと もここに向かう途中で何かの予測しない事態に巻き込まれたか・・ そして健太と亜唯の純朴さから想像するに、前者はあり得ないような気がする。 となると・・ 健太と亜唯のマンションを出たのはもうすでに深夜だった。 気のいい二人は泊まっていくようにすすめてくれたが、そうは甘えるわけにも 行かない。彼らとは今後も良い関係を持っていたかったので、ここは一つ礼儀 を通すことにしたのだ。 もちろん最終電車もなかったので、タクシーをつかまえるために大通りがある と思われる方向に向かって歩き出した。駅が近いとはいえ、商店はあまりなく 街灯もまばらだった。 その時、ふと視界の隅で何かが動いた感じがした。すぐにあたりを見回したが それらしき存在はなかった。気のせいだったのかなと思い直し、再び歩き出し た瞬間、背後から自分の頭部に何かの衝撃が加えられた！！ ・・・・・・・・ 遠くなる意識の中で、健太と亜唯の好意に甘えておけば良かったな・・という 後悔が頭をよぎったのだった。 (つづくよ) ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ※この物語はフィクションであり、登場する個人名・団体名はすべて架空のも のです。もし同じ名前や良く似たものが実在しても、やっぱり架空です(笑)。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ {magclick} =========================================================[issay PR]== 絶好調発行中!!! 読めばあなたも勝ち組に変身！ あの「らいぜん」が満を持して放つ、究極のパチンコストーリーメルマガ! 「虚構師らいぜんのパチンコ百景」 http://www.mag2.com/m/0000108898.htm 毎月5日、20日発行! あっと驚く奇想天外なプロットで、読者を興奮のるつぼに巻き込んでいく! 豊富な知識と経験に裏付けられたらいぜん渾身のパチスロ小説メルマガ! ====================================================================== ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ■後書き ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ハイペースで出すと言っておきながら、月初と月末の2回の発行になって しまいました。 最近全く打ちに行っておりませんので、スロネタはないです。 というか、もうあまりスロは打たないと思います。 理由は出ない台ばかりで、店も出す気ないみたいだし。 ただパチンコのルパンが3機種そろって出ましたよね。 まだ打ってはいませんが、ルパンとは過去にも相性はまぁまぁ良い方なの で是非これだけは打ってみたいと思っています。 ルパンに不二子は打ちたいですよね。 銭形はいいや、だってスロでもさんざんだったから。 だから銭形のとっつぁんは大嫌い！(笑) 「笑う角には福来る」きっと皆さんに大きな福が授かりますように.... ではでは、みなさん、次回までごっきげんよう、さようなら。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ◎メールマガジン★イッセーのあはは天国劇場★ は以下の配信システム を利用して発行しています。 『まぐまぐ』 (マガジンID: 0000047327) http://www.mag2.com/ 『E-magazine』(マガジンID: 333777) http://www.emaga.com/ 『カプライト』(マガジンID: 1103) http://kapu.cplaza.ne.jp/ 『メルマガ天国』(マガジンID: 3262) http://melten.com/ 『Mailux』(ID: MM3E194C6CD54F5) http://www.mailux.com/ ----------------------------------------------------------------- 責任編集／イッセー岡田 ＜じゃんバリ＞レギュラーライターの信用と実績 <専属ライター> らいぜん http://www.jan-bari.net/issay/index.html mailto: http://www.jan-bari.net/form/issay/mail.html ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ★『 ★イッセーのあはは天国劇場★ 』の記事の一部、 もしくは全部の無断転載・無断配布を禁じます。 ☆掲載記事の著作権は筆者に有り、筆者の許可なく複製・再配信等を 行うことはできません。したら、あかんよ。めっ。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ |