メルマガ:イッセー岡田のあはは天国劇場
タイトル:イッセー岡田のあはは天国劇場 216号  2005/06/06


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 当『イッセー岡田のあはは天国劇場』は以下の3つの異なったversionで
構成されております、一度の登録で3種類の奇妙な味が楽しめますよ。
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■【Ahaha Essay-version】イッセーのパチ馬鹿エッセー連載中!
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★★★あなたの心にほんのちょっぴり楽しい思い出を!★★★
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☆<目 次>
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■ <ごあいさつ> 「ホムペアドレス変更のお知らせ」
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◇ <イッセー岡田のパチ物語> 
「パチンコエキスプレス」第50章
 ■ 「あとがき」

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☆<ごあいさつ> 「ホムペアドレス変更のお知らせ」
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 天下の田舎三重県は伊勢市在住の万年負け組、1/500のパチで大当たり経験
全くなしのイッセー岡田です。(きっと呪われているんです!)
 
 さて長年ホムペでお世話になったジオシティーズがなにやら新しくリニュー
アルすることになりまして、そこで新しい場所に移動しようとしたのですが
これがまた大昔のIDやらPASSやらを入れろなんて言うものだから、さぁ
大変! 私の会社ではすでにPCがMAC3台、WINDOWS5台で通算8代目なんで
すから、そんなIDもPASSも一体どこに記録したのかもわからなくなってし
まいまして、とうとう関西屈指のパチプロであるたいがー山本じゃんばり軍
団CEOに救いの手を差し出してもらいました。
そしてついに、今や伝説にまでなっている本家にして元祖JANBARIのホムペ
グループの一員として、決意も新たに生まれ変わることになりました。
私といたしましてはすごく光栄でございます。

新アドレス  http://www.jan-bari.net/issay/index.html
           ↑光り輝くjan-bariグループ内です!

当然のことながら全体のトーンをぐっとセンスアップしてリニューアルし、
近未来を予感する斬新なデザインに加えて、至る所にあっと驚く趣向を凝ら
した先進的電脳空間を新生「あはは天国劇場」としてここに構築しようか!
なんて全く思っていませんので、全く昔のままでございます。ごめんなさい。

今までリンクを貼っていただいているご近所の皆様、どうかアドレスの変更
をしておいてくださいね。
http://www.jan-bari.net/issay/index.html
そんな訳でございまして、今後ともよろしくお願いいたします。

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■■■ ☆<パチバカ物語> 
■■■         「パチンコエキスプレス」第50章
■■■          issay-AHAHA special version
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気がついたとき、玉三郎はカーテンの閉まっているベッドに寝かされていた。
「うーん、ここはどこだっけ?」
周囲を見回したが、カーテンが邪魔していてこちらからは何も見えない。
そして誰の声も聞こえないのだ。
「なんか頭がぼーっとしているな、はてさて、あの痛みは夢だったのか?」
しかしよくよく落ち着いて考えてみると、玉三郎の下半身には歴とした鈍い
痛みが存在していた。
「あちゃー、やはりあそこを検査されてたんだ。
しかし、なんでまたあんな検査しなけりゃならないんだ?
ホントに死ぬかと思っちゃったよ。
ああ、また痛くなってきた、いてててててて!」
気にし出すととたんに股間がズキンズキンと脈を打ってきた。
もともとどっくんどっくんと脈を打つ気管ではあるが、今回は意味が大きく違う。
これがとてつもなく痛い!
大人になってからというもの、あまりこの手の痛みを味わうことが無かった。
痛みと言えばパチンコやスロットで負けた時などに味わう、痛い思いとは全く
違う、ずしんの脳天を直撃するような、この想像を絶する痛みは全くもって難
儀なものだ。

♪ずっきん、ずきん、赤ずきんちゃん!
開き直ってこんな馬鹿なことを言ってみても、痛みが消え去るわけではない。
これからの予定もいろいろとあるのに、こんな状態では立って歩くことすらま
まならない。
「どうしよう?」
新台入れ替えの時期が目の前に来ており、目が回るほど忙しいのだが、これば
かりはどうにもこうにもすることが出来ない。

玉三郎はベッドからゆっくりと起きあがって見た。
股間の鈍痛はさらに一転、キリキリと痛み出した。
「うっ、くぅぅぅ!」
先っぽにまだ何かを突き刺しているような感覚だった。

なんとかベッドから離れて歩こうとしても、股間に力が入らないためか、まと
もに歩けず、あっという間によろけてしまい、ベッドの横に倒れ込んでしまった。
「あっ、いてててて!」
すると何事かと、例の妖艶美人看護婦がカーテンを開けて入ってきた。
「まぁ。大銀さん、大丈夫ですか?
まだあそこ痛みます?」
「はっ、はい………..」
………はいっ、まだ痛いんです、ちょっと見ていただけますか?
いつもの玉三郎なら冗談でこれぐらいのことは言うのだが、今でもこれだけ痛
いのだ、これ以上の痛さはどう考えても許容出来ない。

看護婦は親切にもベッドの下に横たわっている玉三郎のそばに来て助け起こそ
うとしてくれたのだが、しかしこの状態がさらなる不幸を玉三郎に見舞うこと
になる。
「さぁ、私に捕まって!」
横たわる玉三郎の視界に目の前にしゃがんだ看護婦の股間が直撃する。
「んぐっ!(ぬぉおおおお、丸見えぇぇぇぇぇぇ!)」
まだまだ若い玉三郎にとって、女性の股間を間近に直視出来た喜びと同時に、
その視線から得られる色っぽい情報に自ら反応した股間を直撃する猛烈な痛み
の二重奏が脳裏いっぱいに奏でられた。
「いででで、いでで゛゛゛゛!」
さらに看護婦に抱きかかえられ、女性の柔らかな体を全身に感じ、しかも胸の
谷間に顔を埋めてしまうような体制になってしまって、もう痛みが全身を駆け
めぐり始めた。
「ひーっ、やっ、やめてくれ、たっ、頼むから俺に近づかないでくれ!」
もう今は一人そっとしていたい気分だった。
こんなにつらい思いをするぐらいなら、女なんてもうこりごりだ。
玉三郎、このとき本気でそう思った。
「ごっ、ごめんなさい、そんなに痛かったのですか?
わぁ、どうしよう?」
「あっ。いや、なんでもないんです、きっ、気にしないでください。」
精一杯言ったものの、下半身は地獄の業火に焼かれていた。
まぁ、しかしこの看護婦に確かに罪はないもんな。
「じゃあ、かまいませんから、もう少しここで休んでいてください。」
そういって看護婦は部屋から出て行った。

股間の痛みを除けば、この状況は「天国モード確定」なのだが、どうにも我
慢ならない痛みに、さすがの玉三郎もへこんでしまった。
そうこうするうち、自然現象が玉三郎を呼び始めた。
「ああっ、トイレ行きたい…………….」
一難去ってまた一難、ようやく収まりかけた痛みにホットしたのもつかの間、
今度はトイレに行きたくなったのだ。
ベッドから降りて、なんとかトイレにいくことに成功したが、今度は小便がな
かなか出ない。気張ってみたものの、逆方向から違う物が飛び出しそうになる。
「ひーっ、どうすりゃいいのよ、ねぇ誰かおせぇぇて?」
しかし、この年になって垂れるのは尻と腹だけで十分だ。
ここでお漏らしなど恥ずかしくて、絶対に死んでも出来ない。
堅い決意で、なんとか必死に精神集中し、ほんのちょっぴりだが小便をした。
しかし出てきたのは真っ赤な血尿だった!
「ひゃぁぁぁぁぁぁぁー!」
哀れ玉三郎、あまりの痛みとショッキングな血の色にトイレで仰向けになって
気絶してしまった。
もちろん股間フルオープン状態でだ。
垂れるのとこの状態の二者択一としても、なかなか難しい選択ではあったが。
結局悲鳴を聞きつけて走ってきたくだんの看護婦が第1発見者とあいなった。
「まぁ、大変! せんせい! せんせい! それはせんせい♪」
この看護婦、暢気に歌など歌っちゃってるのだ。

そしてまたまた玉三郎はベッドに運び込まれることになる。
「こんな騒々しい患者は初めてだな」と医者の声。
「ほんとおもしろい人ですよね。」と看護婦の声。
「ええい、もうここまで来たらどうにでもなれだ!」と玉三郎の心の声。
何気なく診察室の壁に貼ってあるカレンダーを見たら、13日の金曜日でしかも
仏滅の三隣亡だった。
「ふーん、道理で……………」
なぜか、玉三郎の目から一筋の涙が頬を伝った。

ようやくまともになった玉三郎はこの日の一番最後の患者として、また診察室
の中で医者と向かい合った。
医者は検査の結果を知らせるから来週また来いといって、最後に一言断言した。
「えーとね、大銀さん、あなたのここの発疹を見た限りね、尿道炎を起こして
ます。従って何らかの性病にかかっとるのは絶対に間違いない!」
「えっ、せ、せっ、性病ですか?
そんな馬鹿な、一体どうしてなんですか?」
「そりゃ、こっちが聞きたいよ、でも心当たりはあるじゃろ?
ほれ、正直に言うてみい! あるじゃろ、心当たりが?」
「あいやぁ、そんなことはない、こともないですけど、でもまさか?」
「なぁに心配するな、現代には良い薬があるからな、ひひひひひひ。
ただ当分あかんよ、あっちの方は、いいね!
それと相手の女性も感染してるわけだから、医者に行くように言っといた方が
いいな、女性は自覚症状があまりでないから、ここで直してもまた関係持った
ら逆戻りだからな。ふふふふっ、まぁキャッチボールしてもらった方がワシと
この商売繁盛にはなるがな、わぁはははは!」
「なっ、なんということを……….」
なんだかとても今生きてることが楽しんだ、そんな感じでその医者は笑っていた。

「次の方どうぞ!」と言った看護婦も先ほどのトイレでのシーンを思い出したのか、
くっくくくくっと笑いをかみ殺していることが彼女の肩の小刻みな揺れでよくわ
かった。
受付に金を支払いに行ったときも玉三郎名前を呼んだ女性が、彼の顔を見た途端
「ぷっー!」
と吹き出したのには閉口した。
こんなことでも無ければまず来ないところだが、今後二度と絶対に来ないこと
と固い誓いを立てた玉三郎だった。
「こんなに恥ずかしい思いをしたのは幼稚園でウンコ垂れて以来だ、くそっ!」
これじゃあ、下手な漫才師より俺の方がおもしろいんじゃないか、ったく?
いっちょ、エンタの神様か、笑キンにでも出てやろうか、この野郎!

さて一週間後、よく考えたらまた例の医者に行かなければならないのだった。
「大銀さぁーん、大銀玉三郎さぁーん!」
例の美形看護婦が待合室に向かって響き渡るような明るい声でこう呼んだ。
うっ、うるさい、フルネームで呼ぶな、馬鹿!

医者はカルテに貼り付けてある検査成績書をジロッと睨んで、急に目を輝かせて
「ああっ、あんたか、うわはははは。
やっぱり大当たりだ、おおあたりぃぃぃぃ!
あはははははは!
やったな、君! 大当たりだよ!」
もう嬉しくて嬉しくて堪らない、っていう顔をして医者は言った。
「なっ、なんですか、大当たりって?」
医者はにやにやしながら、こういった。
「あんたはその女性と関係を持ったときにクラミジアって性病に感染したって
ことだよ。ほれ、ここの数値、ばっちり出てるから。
絶対に間違いありませんから。
 まぁ、心配するな、こいつには特効薬があるからな。
ほんの2週間も飲めばスッキリと直るよ。
ただね、その間は悪いがあっちの方は絶対に控えてくれよ。
 あちこち移し回って貰っちゃ困るからな、いいね。
まぁ、あんたがあちこち移してもらった方が……」
「あっ、もういいです。ありがとうございました。」
玉三郎は医者の言うことを最後まで聞かずに、診察室を出た。

ガックリ来て、玉三郎は独り寂しくこう言った。
「いくらオレが『新幹線』の仕事だからってさ、『感染』するこたぁねぇだろ?」

☆☆ ほんと参った! 金輪際二度するもんか!と次号につづくのだ!☆☆

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■■■ ☆<あとがき>
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毎日メールが来るのは楽しいのですが、最近出会い系のメールがとてつもなく
多いように思うのですが、皆さんいかがですか?
下手するとメールの半分以上がその手のたぐいですよ。
正直参ります。
それと海外からも結構多く入ってきます。
そのほとんどがバイアグラの安売りセール、俺はまだ必要ないよってんだ!

さてもうすぐ我が家にも光がやってくることになっています。
つまり会社と同じブロードバンド環境がついに我が家にもくることになりま
した。へへへへへへへっ!
やっとダイヤルアップの40Kから卒業できます。(想像を絶するほど遅い!)
ほんまに嬉しいですよ。
なんたって40Kから100Mですからね。ぶっ飛び環境がついに到来です。
それに伴ってメルアドも変更しようと考えています。
なんと言っても迷惑メール多すぎて、なんのためにアドレスもっているのか
わからなくなってきましたからね。
また、新しくなりましたらご報告いたします。
 
「笑う角には福来る」きっと皆さんに大きな福が授かりますように....
  ではでは、みなさん、次回までごっきげんよう、あ、さようなら。
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★★★あなたの心にほんのちょっぴり楽しい思い出を!★★★
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