メルマガ:イッセー岡田のあはは天国劇場
タイトル:イッセー岡田のあはは天国劇場 152号  2003/11/21


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                ☆☆☆ 第152号 ☆☆☆         
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☆<目 次> 
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■<イッセーのエッセー> 第90回
                          「京都御所と清水寺漫遊記」part03
■「あとがき」
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■■■ ☆<イッセーのエッセー> 第90回
■■■              「京都御所と清水寺漫遊記」
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さて道路渋滞も全くなく京都東インターを降りて、まず向かった先は今日の昼
食を用意している土産物店に。
ここは平安神宮の真ん前にある「アミタ」とかいう6階建ての土産物店。

ここの駐車場に入るのがまず一苦労でございました。
どう考えてもバス1台が入るぎりぎりの通路をバックで入るとバスがなんとか
2台はいるスペースの駐車場がある。
運転手さんは壁にミラーをこするかこすらないかの、ギリギリで上手くバック
をしてなんとか駐車することが出来ました。
停車した途端に乗客全員から拍手が起こったぐらいですから、どんな状態であ
ったか想像出来るでしょ?

世間一般的に大体昼飯は皆さん昼に食いますわな。
当然バスはその時刻に集中して次から次へとやってきます。

先に入ればさらに前にバスが問答無用で駐車されているので、出るに出られない。
前に駐車していれば、今度は後ろのバスが出るとき毎に、バスは出たり入ったり
しなければならない。
どっちにしても大変なのである。

さて食事は6階大食堂、係員の案内でエレベーターで6階に。
すでに食事の準備は完了しており、京都らしく『豆腐』を基調とした料理でござい
ました。
昼食の内容ですが、低予算バスツアーということで全く期待していなかった。
まぁ、コンビニの弁当程度のものと考えていたのが幸いしたのか、思いがけずの立
派なお料理でございました。
では出来る限りその内容を今後行かれる方の為に詳細にレポート致します。

【昼食メニューレポート】
1.湯豆腐(下から加熱する鍋に豆腐が3切れ・薬味はネギと紅葉おろし)
 注:お味は地元のスーパーで買った絹ごし豆腐の味とあまり変わらないような気が。
2.天ぷら(かき揚げ・しいたけ・ピーマン)
注:ここにはどういうわけかソースが置いてなかった。
 何で食うのか? 周囲を見ると湯豆腐のつゆを利用している人もいた。
 ちなみに私と妻はそのままで食べました。
 薄く塩をまぶしてあるような気がしましたので、これはそのままで正解。
3.煮物(里芋・おくら・人参・高野豆腐・ひりょうず)
 注:薄味でとても上品な味がした。
4.ごま豆腐
 注:ちょっと塩辛いような………….
5.大皿(炊いた殻付エビ・炊いた芋・かまぼこ一切れ・卵焼き・じゃこの佃煮)
 注;この中で一番上手かったのはじゃこの佃煮!
6.麩とトロロ昆布のお吸い物 
 注:これはなかなかいけてました。
7.紫蘇を振りかけたご飯
 注:もうちょっと暖かかったら美味かったのに。
8.ミニちまき
 注:食べませんでした、餅粉にかなり佐藤をいれてあったらしく甘すぎるとのこ
と。その割に妻は2本食べてました(笑)
9.オレンジ1/8
 注:最後の締めのデザート、もうちょっと欲しかった。
10.セルフサービスでいれるお茶(笑)
 注:これも薄味の上品なお茶でございました。出がらしじゃねぇのか、おい!
まぁ、料理の彩りは綺麗でしたが、お味の方はこんなもんでございましたよ。

さて食べながら妻との会話再現。
「ちょっと思ったよりいいじゃない?」
「そうだな、京都市内で食べるとどうだろう?
こんな程度でも1000円〜1200円は取るんじゃないかな? 一見豪華だしさ。
観光地だったら、それぐらいは取るだろう!」
「でもね、この5800円という安さから考えて、どう見ても500程度じゃない
と合わないのじゃない?」
「500円か、これだけのものでそりゃないだろ?」
「じゃあ、ちょっと計算してみましょうよ、運転手とガイドさんで幾らいる?」
「うーん、いくら安くなったとは言え運転手が2万、ガイドは1万は見とかな
いとダメだろ?」
「じゃあそれで3万ね、今回の参加者の費用全部でいくら?」
「えーと、5,800×25=145,000円か、後掛かるのは駐車料金に高速料金。」
「ざっとで駐車料金1万、高速は片道1万として往復で2万、これで3万ね。」
「すると残り85,000円ということになるな。
500円とすれば25人で12,500円、でもオレはこの食事は800円ぐらいと見
ると、20,000円、とすれば6万円の利益か?
いや油代がまだいるな。
軽油として1万円ぐらいとすると5万円の利益か?」
「バス1台でそれだけしか儲からないの?」
「いや満席だったら十分に利益は出るさ、でも満席で計算ばかりしてないと思う
よ、大体は半分以下の人数でもペイ出来なければこんな事業は出来ないから。
だって最小催行人数なんて書いてあるのがあるじゃないか?
あれでも利益はわずかでも出ると言うことだよ。」

まぁ、こんな調子で飯を食べながら、一生懸命お金の話をしておりました。
おかげで美味かったのか、不味かったのかよく分かりませんでした。
それはそれで良かったのかもしれません。

喋りながらゆっくり食べてもものの15分で終了。
さて降りるか、と思ったら、そこの店員さんが
「申し訳ございません。まだ上がってくるお客さんが大勢いますので、階段を
ご利用下さい。」
「ああ、はいはい。」
その言葉に素直に従い、一つ階段を下りると、一斉に私たちに向かって声が(笑)
「いらっしゃいませぇぇぇ! これなど京都のお土産に如何ですか?」
早速商品の売り込みである。
「ははん、1階に降りるまでどれだけ買わせるのか、が勝負なんですな。」
ここで先ほどの会話の内容を考え直した。
……………案外昼食代は500円かもしれないな。
だってお土産買わして利益を上げるのが目的と考えれば、飯代なんてチャラで
もいいのだからね。皆さんもそう思いませんか?

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■■■ ☆<あとがき>
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 あは天発行者の伊勢のイッセー岡田です。
 急に寒くなってきましたね。
 冬到来、そして今年も後1ヶ月半で終了です。
 しかし早いですねぇ、時間のたつのが。
 まるで『時』が私にいやがらせをしているように感じます。
 しかも今年のクリスマスでついに私は50才の大台に突入します。
 やだなぁ、40才台のこの10年間でこれだけ早く時が過ぎるのですから
  50才になるともうどうなるんでしょうか?
  そろそろ私もボケ防止に、何か始めないといかんですな。
  これからはゲートボールやってるおじいちゃんおばあちゃんに会ったら
  愛想よくしとかないと駄目ですね。
  自分が入る時に仲間に入れてもらえなくなりますから。
 なんやかんやで最近ちょっとブルーな気分です。

 「笑う角には福来る」きっと皆さんに大きな福が授かりますように....
 ではでは、みなさん、次回までごっきげんよう、あ、さようなら。
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