イッセー岡田のあはは天国劇場　135号 2003/07/23

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タイトル：イッセー岡田のあはは天国劇場　135号 2003/07/23

■■■◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆■■■ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ☆彡【　バラエティーマガジン　】☆彡　　　　　　　＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／　　　　＿／＿／　 ★イッセーのあはは天国劇場★　　＿／＿／　　　　　　　　　　　　【Ahaha Story-version】　＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／＿／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　☆☆☆　第135号　☆☆☆　　　　　　　　 ■■■◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆■■■ ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ☆＜目　次＞ ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ■＜イッセー岡田のパチ物語＞　「パチンコエキスプレス」第28章　　　　　　　　　　　■「あとがき」 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ =========================================================[issay PR]==　　■【ネットパチプロたいがー山本のパチンコ必勝メールマガジン】　　　＜じゃんじゃんバリバリ稼いでや！！＞　　　　　　毎月7日絶賛発行中!!!　イッセー岡田も毎号登場してるよ(笑) 　　　　登録は無料。解除も自由。登録は下記のフォームからどうぞ。　 http://www.mag2.com/m/0000037377.htm（配信提供『まぐまぐ』） =========================================================[issay PR]=== ■■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■ ■■■　☆＜パチバカ物語＞　 ■■■　　　　　　　　　「パチンコエキスプレス」第28章 ■■■　　　　　　　　　　issay-AHAHA special version ■■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■ さて出迎えに来た取締役製造部長と第二設計部長二人がさらに玉三郎に続けた。「これも機密漏洩防止のための社内規定でして、どうかご容赦ください。中の方のセキュリティに関しましては、私どもと同行して頂くことで、一切ご不自由はおかけ致しません。しかし、ここだけは我々の力でもどうすることも出来ませんので、どうか今しばらくご辛抱ください。よろしくお願いいたします。」もともと悪臭の発生源である玉三郎は自らの非礼もあって何も言わず、ただばつの悪そうな顔をしていた。そうこう説明している間に玉三郎のろくなモノが入っていないとわかった手荷物のチェックが終了し、若くて、しかも一目で融通の利かないのがわかる警備員から所定の来客用IDカードの提示を求められた。「お客様、エントリーカードはお持ちですか?」「えっ?　いや、持ってないですよ。」一瞬どうしようかとオロオロしたが、「ああ、IDですね、それならこれです。」年輩の製造部長がさっとオレンジ色のカードを差し出した。「はい、ではお預かりします。」その警備員は手元のカードリーダーに通して、所定の内容を確認する。「お客様は東海鉄道株式会社総合企画室の大銀様でございますね。　本日のご来社予定は午後1時から3時までとなっております。　もし所定の時間より10分以上帰りが遅れるようなことがありましたら、この内線番号までご連絡ください。これは規則ですので、必ずお願い申し上げます。はい、ではカードをどうぞ。どうも色々ご協力有り難うございました。」警備員はカードを玉三郎に手渡し、次の来客者に対して手荷物検査を始めた。「どうも申し訳ございませんでした。大事なお客様であろうとなかろうと杓子定規にされるので、さすがに自分の会社でもほとほと困っています。社内規定とは言うモノの、私たちまで毎日徹底的に同じようにされるのです。たまりませんわ、全く! あっ、大変申し遅れました。私は今回新幹線こだまプロジェクトの設計を担当しております、第二設計の部長で新藤孝と申します。本日はどうかよろしくお願いいたします。」「そして私がこのプロジェクトの統括責任者の鵜飼と申します。どうかよろしくお願いいたします。」守衛所を出たところで、お互いが名刺交換をした。メールで今日の来社を要請したのは、この鵜飼という部長だった。でっぷりと太った中年の男で、何故か玉三郎に兄貴がいたとすればこんな感じかと思うような風貌だった。つまり、全然いかした女に全く持てないタイプに見える。玉三郎、なんか落ち込んでしまった。だって兄弟みたいに思うって事は……………..まぁ、たしかにそうだろうけど。『抱かれたくない男no.1』だったら、結構自信があったりするのだが。さすがにこればかりは自慢できることではない。「ではこちらに車を用意してありますので、さ、さっ、どうぞどうぞ!」玉三郎は広大な敷地にたてられた、この工場群を見て驚いていた。どれもよく似た大きさの白亜の、のっぺらぼうの建物で、窓がどこにも無いのだ。建物の上部に青いアルファベットが書いてあるだけで、ちょっと見ただけではどれも区別が出来ないのだ。知らないで来たら、絶対に迷ってしまうだろう。車の中で玉三郎は鵜飼部長にこう質問をした。「一体どれだけの工場がここにあるのですか?」「ああっ、ここにはA棟からK棟まであります。 A棟でも1号館から5号館までありますから、全部でいくつあるかと言いますと……………………おいっ、新藤君いくつあるんだ?」「はっ?　いや、あのぉ………………..」「な、何だ、君はそんなことも知らないのか?　一体何年ここにいるんだ?」「いやぁ、たくさんありますので、今まで数えたことがないんですよ。えーと、確かですね、複数あるのはA棟とD棟だけでA棟が5号館まで、D棟が７号館まであったと思いますので、ざっと23棟ですかね。 A棟は管理部門が集まっているところでして、５つの部門にそれぞれ分かれております。１号館が総務部、２号館が資材部と工務部、３号館が品質管理部と設計の一部、４号館が第一設計と第二設計、つまり私どもが入っているところでして、５号館は生産管理センタとなっています。研究開発専門の棟もございましてJ棟とK棟がそれぞれ航空機部と車両部になっております。御社のプロトタイプの車両はこの研究開発棟の車両部にございます。今回のこだまプロジェクトでは「パチンコ列車」という、こりゃもう今までにないコンセプトの列車を開発するわけですから、私どもも力が入りましたよ。しかし、本当にすばらしいアイデアですよね、娯楽と輸送の融合ですからね。私も30人のスタッフを動員して、ご満足頂けるものを作り上げる所存でございます。安心して私どもにお任せください。すでに図面ではお渡ししておりますが、実際の車両を見て頂きまして、細部の打ち合わせをさせて頂きます。そして………..」だんだん熱を帯びてきた新藤部長は玉三郎に顔を向けて、さらに話し出した。「おいおい、新藤君、ちゃんと前を見て運転しなさい。危ないだろ、後ろ向きに喋らないでくれるか?」「あっ、これはこれは申し訳ございません。ははははははははははははははは。」新藤部長は立て板に水というか、もうしゃべり出したら止まらない状態。玉三郎としても、今日は外観のチェックと内装や機器の配置についての最終打ち合わせ前の視察ということなので、簡単にはすまないとは思っていたが、この調子だと、かなり時間がかかりそうだった。 …………..早く切り上げて、久しぶりにパチンコ店に行こうとしていたのだが、どうもそうは行かない雲行きになってきた。 =============================================== issay PR ============= あの「らいぜん」が満を持して放つ、究極のパチンコストーリーメルマガ創刊! 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