メルマガ:イッセー岡田のあはは天国劇場
タイトル:イッセー岡田のあはは天国劇場 127号  2003/06/04


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                ☆☆☆ 第127号 ☆☆☆         
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    ☆<目 次> 
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■<イッセーのエッセー> 第86回
                         知ったところで何になるシリーズ
             「庶民的物価動向変遷記録抄」第一回
■「あとがき」
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■■■ ☆<イッセーのエッセー> 第86回
■■■             知ったところで何になるシリーズ
■■■             「庶民的物価動向変遷記録抄」第一回
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世の中には「知ったところで何になる」といった事柄が少なからずあります。
たとえば、少堅くなりますが近代日本史をちょっと振り返ってみると………..

日本という国は、やはり歴史的にも転機となった明治維新を経て、日清・日露
の戦勝に我を忘れて国民すべてが酔っぱらい、第一次大戦では火事場泥棒的景
気を謳歌し、関東大震災で真の災害の恐ろしさを身をもって体験し、その間に
米騒動や世情不安の種は尽きまじ、と言った状態で物情騒然たる明治・大正時
代を通り、昭和に入って飛んでもない大不況、寒村では「娘売ります」が冗談
事ではなかった時代もあったという。

こんな時代でこの日本は満州事変、日支事変、第二次世界大戦へとまっしぐら
に突き進んでいく、インフレに飢餓状態、朝鮮動乱と戦後のこれまたひどいイ
ンフレを経験しながら、不動産によるバブル景気で浮かれ浮かれて、このまま
行ったらアメリカまでも買うのではないか、と国民誰もが投機行動に走り、不
動産さえ買って登記しておけば銀行は「いくらでも借りてください」、調子に
乗って借りまくったあげく、泡はいずれ弾ける、とわかっちゃいるけど止めら
れない、とまらない、一億総株式投資で狂いまくって、挙げ句の果ては分不相
応なお買い物で、泡が消えればはたと自分自身がやって来たことに気づく。
「なんと俺は馬鹿なことをしてしまったのか?」
古今東西人類の歴史の中で後悔先に立った試し無し!

そして現代は平成デフレのまっただ中。
国民のほとんどは偉い政治家、総理大臣のことある毎に言う
「今が景気の底だ。来年こそ景気は上向く!」
この言葉を信じていくら頑張っても、いつまで立っても景気は良くはならない。
いや、良くなるどころか逆に悪くなってくる。
数年たって、そこに鳴り物入りで登場したライオン首相、歯切れは良いし、国民
にもわかりやすい政治、これこそ日本復活の期待がかかったが、結果は皆さんご
承知の通り、国民にはどうすることもアイキャンノット!

まぁ、こんな時代に遭遇している自分の不運を嘆いてみても仕方がない。
それに解決策をここで朗々と演説しても、一体誰が聞くもんか!
んで、これだけ長い、従来にないほどのシリアスな前フリを書いておいて、今回
から一体何をここでやろうとするのか?

当然これだけ大層な前フリの割には大したことではない。
「庶民的物価動向変遷記録抄」と題して、明治時代から一体何がどれだけの価格
変遷をたどってきたのか、単にそんなことを調査して書いていこうかと、ふと思
ったからだ。

「だから、それがなんだ?」
と言われても困ってしまうほど、知っていても何もならないものであるが、調べ
ていて、何か癒されるモノを感じたので、この馬鹿馬鹿しいほどのデフレ時代に
「昔は良かったなぁ!」
「そうだった、あの頃はこうだったよ、懐かしいなぁ!」
「そうそう、確かそんなこともあったよな」
などと各人の古き良き思い出や感傷に一時でも浸っていただければ、これぞ正し
く筆者も不幸中の幸いである。
では早速始めよう。

【庶民的物価動向変遷記録第一回『コーヒー一杯の値段』】

コーヒー一杯が幾らなのか、ということを調べるのには少々手こずったが、図書
館での綿密なる調査の結果、以下の通りである。

明治19年  三銭
明治21年  一銭五厘
明治30年  二銭
明治40年  三銭

これを見ているとなかなか面白い。
喫茶店としてコーヒーを売り出して、最初三銭で販売したが、ぱっとしなかったの
か、それとも景気の影響なのか、3年後になんと半額になっている。
マクドナルドみたいなところが当時あったとは思えないが、この価格が元に戻るま
でになんと20年の歳月が経過している。
当時の様子を知っている読者なんて、まずもう生きていないと思われるが、この辺
のところを調べようとすると、龍之介に鴎外や漱石あたりをまた読まないといけな
いのか、それも喫茶店に入るシーンだけに限って。
いやぁ考えただけで疲れそうなので、即止めました。
あしからずご了承ください。

さて続きまして、
大正2年   五銭
大正10年   十銭
昭和9年  十五銭
昭和20年  五円
昭和23年  二十円
昭和25年  三十円
昭和30年  五十円

さて、昭和28年生まれの私の頃は30円から50円あたりの相場だったようだ。
当然私はこのころにコーヒーなんて飲んだこともない。
しかし、第二次世界大戦もあった割にはえらく物価が高くなっているな。
昭和9年から15年までの間、コーヒーは15銭であったのだが、ここからわずか
5年間で飛んでもない値上がりだ。
この時期は間違いのない、インフレ時代だった。
池田隼人首相の「所得倍増計画」が会った頃だと思う。
何のことはない、所得が倍になったところで、物価はそれ以上に上がってしまえば
結局は生活はいつまでたっても楽にはならない。
そんなことを国民は考えていたのだろう。

昭和35年 60円
昭和40年 80円
昭和44年 100円
昭和45年 120円
昭和48年 150円

昭和44年の時代、このころ私は高校生だった。
今では信じられないことだが、学校帰りに喫茶店に立ち寄るなんて事は相当な不良
と見られた時代だ。
そんなわけで、正直私は喫茶店でコーヒー等を飲んだことがなかった。
そう、私が品行方正学力優秀かどうかは別として、実によい子だったのです。

だって考えても見て欲しい。
100円あればうどんが食えておつりが来た時代である。
(確か、素うどんで70円ぐらいだったはずです。食べるときに一味唐辛子を一杯
入れて食べると腹持ちが格段に良かったのを今でも覚えています。)
コップ一杯のコーヒーと、どんぶり一杯のうどんとあなたはどちらを選択するか?
腹を空かせた男達にとって、コーヒーを飲むという行為は全く腹の足しにならない
馬鹿げた行為であって、絶対に人から奢られる、という条件下以外してはならない
ことだった。

大体私の高校時代のお小遣いは2000円、好きなLPレコードを買うと何ほども残ら
なかった時代である。お小遣いの使用目的は「食欲」以外には考えられなかったので
ある。

しかし、その反動からか、大学時代は猛烈に喫茶店に通い狂ってしまった。
そう、モーラングサービスというモノにはまったし、友人達と何か話があると喫茶店
に行って、コーヒー一杯で何時間も粘ったものだ。
大人になったぞ、という気負いもあったし、なんか格好いいもんだな、という憧れも
あり、結構通い詰めた。

わたしが学生時代にお世話になった喫茶店は兵庫県宝塚市小林にある、ダイエー小林
店の近くにあった喫茶『酋長』というところだ。
私がダイエーのこの店で3年間アルバイトをしていた関係で、毎日朝7時すぎにここ
に集合して、ダイエーの主任クラスや係長次長クラスの人に、よく奢ってもらったと
ころだ。
(いや、これは先輩にたかっていた、というべきか?)

40歳の頃に仕事の都合で近くまで行ったとき、ここに一度訪ねていったことがある。
まだ店はやっていたが、当時の主人も奥さんも無くなっていて、息子さんの奥さんが
切り盛りをしていた。
その息子さんは大阪に仕事に出ていて、また大阪に行ったときに一度きりだが難波で
飲んだことがある。
懐かしい思い出話に花が咲き、深夜遅くまで、
「あの人は今どうしてる?」
という話題で盛り上がったことを覚えている。

あれからまた10年、あの喫茶店『酋長』は今もあるのだろうか?

                       気ままに続く……….

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■■■ ☆<あとがき>
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 最近疲れ気味のイッセー岡田です。
インターネットでヤフードットコムを何気なく見ていたら、どっと疲れたよ。
最近親父ギャグの切れが芳しくありません。
すみませんでした。

さて、この間地元『スーパーマン』というパチ屋で、二日間スロット三昧。
今日はその時のお話を致しましょう。

まず土曜日はスロット館をウロウロすること5分。
海は大当たり直後から164Gまでと、720G〜860Gの間が熱いと聞いて、たま
たま放置されていたBB6RB1-580前後の台から打って、なんと5Kで待望のBB。
ここから運良く6連ちゃんしましたよ。
超ラッキーでした。
何と言っても全回転とマリンちゃんのシングルリーチ出現からダブルになる
奴を経験しましたから。
この日は久しぶりに勝てたし、良かったですわ。
たいてい翌日の日曜日にそのまま勝ち金全額+利息(高い!)+遊技料を納めて
しまうのですが、今回は違いました。

まず2匹目のドジョウを狙って、海一番のハイエナを目指しましたが、300
前後の台ばかりで全く食指が動かず。
旋風のBB14の台に5Kを献上、かくなる上はビンゴに無駄金5Kをお供え。
全く反応無く、すでに-10Kの負債を背負う羽目に。
 しばしウロウロしていると1.5箱持って席を立つ若者の台が開いたので、
即ゲット、私の好きなアントニオ猪木を打ち出しました。
勝てばよし、負ければ傷口に塩を塗り込むことに。
台に座ってデータを確認、BB28でATを含んでいるので、どれだけの闘魂が
あったのかはわからない、現在300G超えたところで3800G程度の総回転数。
「よっしゃあ、早めのビッグがATに入ればいいのに!」
7K目に待望のBB、それも糞みたいな演出から露天風呂で女の子出現で突然
のようにボーナスを引いたので、さすがにびっくらこきました。
まぁ、三回もずっこけニードロップ演出が続いたので、さすがに変だと思
ったのですが。

さて、ここから滅多にない引きから、運良く「闘魂チャンス」に突入!
都合16連ちゃん致しました。
5+10+5+5+10+5+5+5+20+10+5+5+10+5+5!
あのぉ、5ばっかりなんですけど、な、何故なんでしょう?
引きが弱いのにもほどがあります。
最後に200G回して、と思ったら、ついつい250Gも回してしまった。
アホじゃ、闘魂は複雑な抽選経路を経て、ようやく到達できる、まぁ、
言うなればジャンボ宝くじの4等ぐらいに当選したみたいなもんだ。
普通はそう簡単には当たらないはず。
だからもう終わり、と止めようとした、その258G目にそれが来た!
「カキン!」
という音が、私には「課金!」と聞こえた(笑)。

レバーを叩いているのにリールが回らないフリーズ現象!
「やっ、やったぁ!!!」
そうです、プレミアム演出である「道演出」を見ちゃいましたよ。
早速下皿のコインをドル箱に詰めてガッチリ2箱になりました。
「よし、今日は万枚目指す!」
そんな浮き浮き気分を帳消しにしてくれたのが、なんとBBが揃ったとき。
「おいおいっ、REGかTCだったら爆発必死なのにBBじゃ何もない!」
大喜びして馬鹿みたいでした。
「先ほどの闘魂爆発よ、今一度!」
期待したにもかかわらず、BB分そっくり飲まれて、さらに箱半分投下!
500Gオーバーでゲームオーバー!
でも20Kほど勝ったから、これぐらいで許しといたるわ、と店を出ました。

しかしまぁ、なかなか上手く勝てないもんですね。

「笑う角には福来る」きっと皆さんに大きな福が授かりますように....
 ではでは、みなさん、次回までごっきげんよう、あ、さようなら。
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