メルマガ:イッセー岡田のあはは天国劇場
タイトル:イッセー岡田のあはは天国劇場 101号  2003/01/10


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                新春特別編集号
                ☆☆☆ 第101号 ☆☆☆         
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☆<目 次>
 金が信念!(笑) 新年明けましておめでとうございます! 本年もよろしく!
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  ■<イッセーのパチ物語> 「パチンコエキスプレス」第19章

  ■<イッセーのエッセー>  「新春アルバイト奇譚」
          
  ■「あとがき」
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■■■ ☆<パチバカ物語> 
■■■         「パチンコエキスプレス」第19章
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何と言ってもパチトレインの接客は、一般のパチンコ屋の接客とは全く違う。

元々高い乗車料金をみずから払って、パチンコやスロットをするわけだ。
勝てばまだしも、負けた客に二度と乗るものかと思われても正直困るのだ。
今回は負けたが、今度こそ勝ってやるぞ、と客がまた乗ってくれるような、
つまり変な例えだが、
「負けても乗って良かった!」
「負けたけれど楽しかった!」
「負けたけどとっても良い気分だった!」
「負けたけどもう一度乗りたい!」
「負けたけどあの子にも乗りたい!」(おいっ!)
と思って貰えるような、良い印象を与えるものにしなければならない。

そしてこのパチンコトレインというイベント列車が東海鉄道として、歴とした
『ビジネス』である以上、負ける客が絶対に過半数以上を占めるわけだ。
その大半の客の気持ちになって考えなければ、この事業自体が成り立たない。

どうすれば良い気分で、旅の移動中の退屈な時間をパチンコやスロットで遊ん
で貰いながら、有意義に過ごして貰えるのか?
これはなかなか難しい問題だった。

実際にパチンコトレインの発案者である玉三郎も、今回の事で遊ぶ側からでは
なく、経営する側から見た目は全く違っていることに気が付いた。
これには普段結構いい加減な玉三郎も初めてのこともあり、一番頭を悩ませて
いた。
本件のアイデアを言い出した以上、また自分がどこでどう間違ったか、この企
画立案の責任者に成ってしまった以上、精一杯やり遂げなければならない。

とりあえずマスコミの話題をさらいながら、パーラーアシスタントの女性達は
粒よりの美女達を集めることが出来た。(まぁ、中身はどうあれ、だが…….)

そんなわけで、今回玉三郎はパーラーアシスタント達に一流の接客術を桜田部
長になんとか伝授して貰い、客が心地よくプレイして貰える環境を構築しない
と駄目だ、と思ったのだ。

しかも、この桜田部長はマスコミに対しては超有名人、つまりこの人の教育を
受けたと言うだけで、全く無名の彼女達にも大きな箔という物がつくとの算段
があるからだ。
きっとこの部長が教育をしたアシスタントレディという事実だけで、マスコミ
は飛びつくに違いない。
だから、是か非でも了承して貰えるように彼女の説得を必死で試みた。

玉三郎は必死で普段あまり使ったことのない頭をフル回転させて、考えた。
「どうでしょう、こういう風にしては?
初回は一週間で、15名全員を教育していただきます。
まず、彼女たちのつまらないプライドの打破と基本的な接客技術、特に言葉
使いを徹底的に修正してください。
彼女たちは厳しくしごいて頂いて結構です。
それから以後、毎週1日3名づつ交代で研修にお伺いさせるようにします。
それで彼女たちを立派な人間に育てていただけないでしょうか?
私どもとしては、なんとしても桜田先生のお力が必要なんです。
どうか引き受けて頂けないでしょうか?」
「おやまぁ、大銀室長さん、ほほほほほ。
今度は先生ですか?
ホント困りましたねぇ。
私のようなお婆さんにこんなに一生懸命な人は初めてですよ。
大抵の人は私が一言か二言断るだけで、あっさり諦めて帰りましたけどねぇ。
貴男はなかなか根を上げないので、こっちが根を上げそうですよ。
仕方ないですね、ここまで買っていただいたのですから。
お引き受けいたしましょう。
おほほほほほほほほほほほほほほほ。」

初めてその厳つい顔に大きな笑みが浮かんだ。
そのときの笑顔は素晴らしいものだった、きっと若い頃は素敵な女性だったん
だろうと玉三郎は心底思った。

「それではお引き受けいただけるのですね。
有り難うございます。これでようやく社に戻れます。
ホッとしましたよ。」

桜田部長は今度は嬉しそうに笑いながら、
「まぁ、それではもし私がまだ受けないと言ってたら?」
「はい、まだまだ粘ってましたよ。
私は引き受けて貰うまでは動かないつもりでしたから。」
「そう、良かったわ、これ以上押し問答を繰り返さなくて。
でも貴男の粘りに、というよりは情熱に負けましたわ。
私のようなお婆ちゃんですけど、及ばすながら『教育』という形で力を
お貸しすることに致します。
どこまで貴男の期待に答えられるか分かりませんが、お嬢さん達を立派な
プロに育て上げるように頑張ってみますわ。
では、どうかよろしくお願いいたします!」
「こ、こちらこそ、ぜ、是非よろしくお願いいたします。
桜田部長さん、えー彼女達にはもう遠慮無くびしびしお願いします。
それで止めるような女の子達ではありゃしません、いやありませんので。
ほ、本当に今日は、私どもの都合で、えー、無理矢理、無理難題を部長様
にお願いして、いやしまして、ホント申し訳ありませんでした。
それに部長から、いや部長様から、す、素晴らしいお返事ももらい、いや
頂きまして、私は幸せ者です。
有り難うございました。
こ、心から感謝します、いや感謝しております。」
「ほほほほほほ、もう、そんなに無理しなくて良いですよ。
慣れない言葉を使ってるのがよく分かります。
でも大銀室長さんの気持ちは伝わりましたよ。」
「いやぁ、ははははははは、こりゃ参りました。
 もう、部長さんに引き受けていただけたので嬉しくて嬉しくて。
 舞い上がっちゃいましたよ、ははははははははははは。
では、今日はこれで失礼します。」
最後はお互いにしっかりと握手をした。

深々と一礼して立ち去ろうとする玉三郎に、桜田部長は言った。
「それはそうと大銀室長さん」
「はい」
直立不動で玉三郎は振り返った。
「まず、その猫背をなおしなさい。」
「あっ、はい!」
「猫背だと人間が小さく見えます。
立派な方なのですから、常に大きく胸を張っていませんと!」
「有り難うございます、こ、こうですか?」
「そうですね。
その方がずっと立派です。」
「ははは、ナンかエラくなったような気がしますね。」
「そうでしょ、端から見てもその方がきっちりしているように見えます。
中身がどうあれね!」
「いやぁ、手厳しいなぁ。」
「それと靴をもうちょっと綺麗にね、誇りをかぶっていたり、汚れていると
その人間まで貧相に見えます。
まず身なりをキチンとしなさい。
自分の身なりもキチンと出来ない人に、ちゃんとした仕事は出来ないので
す。自分に隙がある人は他人からもその隙をつかれてしまうのです。
いいですか?
大銀室長さん、これから貴男も合わせて教育させて頂きますので、ご了承
くださいね。」
「はい、合わせてよろしくお願いいたします。」
玉三郎、這々の体で逃げ出した。

しかし、桜田部長に指摘されたことはもっともだった。
玉三郎、一分の隙も無い格好でこれからは仕事をしていこうと自らに誓った。

★★★これで彼女達の教育は万全となった、あとは…..次号までに考えよう!


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☆<イッセーのエッセー> 「新春アルバイト奇譚」

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私のお正月恒例アルバイト、老骨に鞭打って今年も行って参りました。
4年前より年末の12/31から1/5まで、伊勢神宮内宮前の「白○」という酒
屋で、大勢の参拝客の方々にお酒を飽きもせずに注いでおります、はい。
(念のため断っておきますが、もちろんこのお酒は有料ですよ^^;)

なぜお正月にバイトをするのか?

昨年にも書きましたが実は私の家が国道23号線沿いで、しかも伊勢神宮に
近い場所にありますので年末からお正月に掛けて、私の家の前の道路が連日
大渋滞を起こします。

従って一度車で出かけようものなら、いつ自分の家に帰れるのか、わからな
い状況が毎年続いておるわけです。

それまでは箱根駅伝を見たり、高校サッカー等スポーツ観戦をしていました
が、3人の息子達が大きくなるに付け、仕事や遊びに行って誰も家にいない、
妻はある全国的に有名な和菓子屋で勤務している関係上、正月休み等は全く
ありません。
となると、私一人で寂しくテレビのお守りをしているだけのお正月というの
は何やら物寂しいものがあるじゃあーりませんか、ねっ。(^_-)
暇に任せての飲み食いで確実に中年太りに拍車を掛けることになります。

そこで、この時期に「アルバイトを」というわけです。

店の中からお正月の人々の立ち居振る舞いを観察して楽しみ、しかもわずか
ではありますがお給料も貰えること。
どうせ出していないパチ屋に年末から正月を通じてなけなしの大金を奉納す
る危険も全くない、と考えてみれば、なかなかの名案でございましょう(笑)

しかし今年はもう31日から1日は半袖でも勤まるぐらい、風も無く暖かい
日でしたね。忙しかったせいもありますが、私でも腕まくりをして仕事をし
ていました。

確かにお正月の人出は、それはそれはもの凄いものがありました。
店の前も群衆が固まって、ドドドドドッと動いております。
まるでヌーの大群のようです。
向こう側の家はもちろん、地面さえ全く見えません。
もう、どこから湧いてきたのかと言うぐらい、人人人人人人!
この時の伊勢市の人口を調査すると面白いかもね。

当然私のバイト先の店内も、「ちょっと一杯」の客でもう一杯(笑)です。

この時はあまりの忙しさに息をするのも忘れていたぐらいです。
3日は雨が昼前から降ってきましたが、お客さん達も天気予報で良く知って
いて皆さん傘持参でお参りに来ていたようで、ほとんど問題は無かったよう
でしたね。

で、毎年の事ながら、いろんなお客様達が当店を訪れます。
たとえば......

■「ある集団の来店」
とある異様な風体の方達が13人固まって来店されました。
別にビビったわけではありませんが、皆さんリーゼントにそり込みバンバ
ン、全員濃紺の特効服に身を固め、頭には日の丸の鉢巻き、店内に入る時
には「オッス」なんて三白眼でやってくるし、もうトラブルなんて起こる
と困ったなぁ、なんて考えておりましたが、いざ「ご注文は?」の段階にな
ると、リーダー格らしき年輩の男が、
「おいっ、酒の奴は?」
一同の内、ほんの数人が手を挙げただけで、その他はシーン。
「じゃあ、甘酒の欲しいもんは?」
途端に一同のほとんどが
「はぁーい!」
最近の小学校の生徒でも、ここまで声を揃えることはないほどの統制の取れ
た返事。うーん、さすがです。
ある意味、とっても微笑ましく思いました。
結局お酒を飲んだ方は4人で一合が2名に五勺が2名、残り8名が甘酒。
皆さんとっても大人しくて、感心しちゃいました。

■「受けなかった親父ギャグ?」
ここでは焼き卵を販売しております。
酒に卵が合うのかって?
ほらっ、昔から言うじゃないですか、「卵酒は体にいい」ってね(笑)。

さてこの卵酒、オーブンの125℃で25分。
ボイルと違って、黄身がモチモチとして美味しいんですよ、それに白身は
程良く焦げて、これがまた美味い!
だから、ほとんどの人が綺麗なカラの卵を欲しがりますが、美味しいのは
カラの割れた卵です。
おそらくオーブンの端の方にあったためによく熱が通って、超お勧め!

さて、話を戻して、実は私が子供連れに卵を渡す時には以下のように言って
いました。

「はい、これ卵ね、中に『大当たり』が書いてあったら、もう一個だよ!」
これ、親の方にかなり好評で、大受けしました。

これに勢いを得た私は調子に乗って、またこうも言ってみました。
「ここら辺にね、赤い7が三つ揃っていたら『大当たり』でもう一個だよ!」
これにはどの子供もキョトン、親の方も
「何言ってるの? この人、変だわ!」
てなお顔をしておりました。

スロット好きには多少受けましたが、あまり好評では無かったみたい。
これにはちょっと凹みました。

■「ここのバイトに独身多し」
ここのアルバイトの方々は結構独身の方が多いのです。
アル中男性、いやもとい、ある中年男性は48才の独身貴族、しかもこの年で
フリーターやってます。
女性の方も学生は当然として、OLの方4人の内、3人の皆様が独身。
25才、29才、35才。
うーん、立派です。(別に意味はないです!)

さて女性の方に結婚したい男性に関しての率直なご意見をいろいろお聞きしま
したが、

「背は自分より最低でも高いこと!」
…………………まぁ、これは分からなくもないですけど。

「顔は良くて、カッコいいこと」
…………………ま、まぁ、これもそりゃわかりますけれどね。

「年収は出来る限り多く!」
…………………ま、ま、まぁ、そりゃぁ、わかるけどねぇぇぇぇぇ。

「当然家付きで、両親との同居なんて絶対にイヤ!」
…………………あのぉ、これって相当ハードル高いと思うのですよね。

まぁ、同じ結婚するのであれば素敵な彼氏を見つけるのが当然なんです
けれども、上記の規制の枠内に入れる若き魅力的な男性が周囲に一体ど
れだけいらっしゃるか、考えたことがあるんでしょうか?

  上記の条件に見事に合致して、しかも彼女もいなくて、しかもしかもで
すよ、この彼女たちの目の前に現れて、しかもしかもしかもですよ、こ
の男性から
「ぜひ貴女とお付き合いしたいのですが?」
なんて言われて交際がスタートするというシチュエーションが起こる確
率は、小惑星が地球に激突する確率より低いような気がするのは私だけ
でしょうか?
(ご本人達に面と向かってはあまりの恐怖に言えないでいるので、あえて
ここで言ってるんですけど、しかし一部はこの読者だしなぁ(笑))

私の思うのに、
『結婚は自分の人生における最大のギャンブル』
だと思っていますから、上記の規制はやはりある程度、規制緩和すべき
ではないか、と思います。

私の場合、結婚というギャンブルとしてはやや負け、という状態でしょ
うか?
私に対する妻の高圧的態度がむかつくこともしばしば、非は妻にあるの
に認めようとしないこともしばしば、後はアイロン掛けが嫌いなところ
と朝早く起きるのが苦手ということぐらいかな、まぁこんなことは結婚
してみないとわからんですからねぇ。
まぁ、結婚生活なんてこんなもんじゃないのでしょうかね?
片目つむってなきゃ、やってられませんよ(笑)
  
■「肉体的苦痛」
 しかしまぁ、今年は12/31から1/5までの6日間バイトを一日も休まず頑張
りました。ホント偉い、立派です。
 そのおかげで足腰ガタガタ、足の土踏まずのところが鉛のように重くて、
膝間接も痛くてギィーギィー言ってるし、もう死にそうでした。
やはりずっと立ち仕事でやっていましたので、血が下半身に溜まってしまう
のでしょうか?
もう、足が辛くて、もう二度とこのバイトはやらないぞ、と昨年も誓ったは
ずですが、結局動員要請に負けて行ってしまいました。
まぁ、どっちか言うと嫌いな仕事では無いんでね。

 これだけ大変な重労働しているにもかかわらず、どういうわけか体重は1kg
も増加してしまいました。
もう食事の時間が楽しみで、だってそうでしょ、座れるんだから。
先ほどまで悲鳴を上げていた足腰が見事復帰してくれるから、人間の体は良
く出来ていますね。

この全身筋肉痛の重い状態を少しでも軽くしようと、毎日やったことは
      1. 腰と両肩にホッカイロを貼る!(これ大変効果があります)
      2. 足腰肩にバンテリンを塗りまくる!(スーッとして気持ちええよ)
      3. 毎朝一本リゲインを飲む!(確かに24時間戦えました(笑))

さて以下は昨年も書きましたが、毎回バイトで勉強し直す「日本酒」について
の、ほんの付け焼き刃の蘊蓄(うんちく)を再度ご紹介しましょう。
(しかし、この「蘊蓄」って漢字、読めねぇよ(笑))

 ■日本酒について

  学生時代に一度だけですが、阪急今津駅近郊の安酒場で、
  「ちょっと一杯引っかけるか?」
  と偉そうに調子に乗って二級酒の銚子一本、値段は確か80円ぐらいだった
  と思いますが、注文しました。

  安いのは良かったのですが、ぬる燗だったのでひどく不味く感じて、三口
  ぐらいで一気に飲んだんだと思います。

  さて早々に下宿に帰ろうと電車に乗った途端、それまで何ともなかったの
  に、急に天地が逆転したかのように目が回りだし、空きっ腹で飲んだせい
  か、胃の中がでんぐり返って、むかむかっ、ムカムカッと来て、こりゃこ
  の電車内でゲロしたら大変、と西宮北口で降りて、すぐ近くにあったゴミ
  箱に顔を突っ込むようにして吐いたことがあります。(/_;)

  それ以来、一切日本酒は口にしたことがありません、というのは真っ赤な
  嘘で、さすがに自分の結婚式の三三九度だけはやはり飲み干しましたよ。

  でもこのイヤな思い出以来、日本酒の苦手意識は消えなかったですね。

  だから、酒屋のバイトでは色々日本酒の知識を問われるのですが、さっぱ
  りわからない、もうスロットの知識より弱かったので(^^;)、今年もしっか
  り仕事しながら、再度お勉強をいたしました。

 ■日本酒の種類

  今の日本酒は下のランクから次のように呼ばれています。

       1. 佳撰(かせん) 
       2. 上撰(じょうせん) 
       3. 特撰(とくせん) 
       4. 吟醸(ぎんじょう) 
       5. 大吟醸(だいぎんじょう)

  他にもあるかも知れませんが、大体はこの順序だと思います。
  昔で言う二級が佳撰、一級が上撰という事らしいです。
  
 ■精米率について

  なぜ日本酒のランクがこのようにあるのか、知りませんでしたが、どうも
  この「精米率」という基準に、秘密の一つがあるようです。

  精米率というのは簡単に言うと「お米を削って残った率のこと」
  56%と表示してあったとすると、このお酒を造るのにお米を44%分削って捨
  てて、残ったところだけで、このお酒を造ったと言うことらしい。

  佳撰、上撰あたりは大体60〜70%前後、吟醸クラスになると60%以下、50%を
  切ると、庶民にはなかなか手の届かない大吟醸クラスになるらしい。

  ちなみにバイト先のオリジナル酒の精米率と一升の金額は
     規格  精米率 一升の価格
    ■上撰   70%    \1,920(大抵の一般的なお酒はこの当たりのもの)
              でもちまたのお酒の中では高い部類でしょう。
    ■純米吟醸 57%  \3,450(一気に値段が跳ね上がりますね)
     ■吟醸極上 47%  \5,250
    ■大吟醸  35%  \10,500(65%捨てるんだから高いはずですわ)

  しかし、若い人がこの大吟醸を3本もまとめて買っていくのを見ると、世の
  中不景気なのか、そうじゃないのか、わからなくなりますよ。
  ああ、一度で良いから大吟醸飲んでみてぇなぁ(^_-)

 ■酒度について

  まず酒度って、一体何でしょうか?
  正直聞いたことがありませんでしたが、要はその酒が甘口か辛口か、とい
  うことを判断するための指標らしいです。

  −表示が甘口、+表示が辛口だそうです。参考までに
      1. 純米吟醸 +1
      2. 吟醸極上 +3.5 
      3. 大吟醸 +4.5です。  
  つまり「上手い酒は辛口」なんだそうです。

  ただ、これは個人の好みもありまして、私なんか極上飲むと甘く感じてし
  まいます。まぁ、どっちにしても、このバイトのおかげで少々日本酒を嗜
  むようになりました。

  昔から「酒は百薬の長」と言われていますから、少量なら健康にはいいか、
  と毎晩5勺程度を食前酒として、ちびちび飲んでいます。
  そのせいか、未だ風邪ひきそうでひいておりません。

  皆さん、寒いこの時期、夜は卵酒でもして暖まって、風邪などひかないよ
  うに気を付けましょうね。(^_^)v

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素敵でとっても知的癒し系ホムペの代表格
【古代史獺祭(こだいしだっさい)】produced  by  Mr.K
http://www001.upp.so-net.ne.jp/dassai/index.htm
突如古代史の謎に魅せられた中年親父が一念発起して、その解読に挑む!!!
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■■■ ☆<あとがき>
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 読者の皆様、遅くなりましたが新年明けましておめでとうございます!
皆さんは素晴らしいお正月を迎えられたのでしょうか?

私はエッセイにもあるようにバイト三昧で、だだ今ヘロヘロ状態にあります。
本当は1/8に何とか発行したいと考えておりましたが、原稿作成が間に合い
ませんでした。バイトの疲れが溜まってしまって……はははははぁ!
1-8のカブだったのになぁ、実に惜しいことを致しました。

さて、昨年末に見事100号達成いたしまして、大変気を良くしております。
今年は200号目指して頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします。

今年は年初に光栄にもMailuxさんからメルマガ発行のお誘いを受けました
ので、この「あは天101号」より配信システムにMailuxさんを加えて7社
体制に成ります。
やりましたぁ、ついに7ですよ、7!
だからどうって事もないのですがね。

さぁ、今年も一段と張り切って元気に行きましょう!

「笑う角には福来る!!!」
きっと皆さん全員に、新年初の大きな福が授かりますように....(祈!)
ではでは、みなさん、次回までごっきげんよう、あ、さようなら。
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