メルマガ:近現代史を考える
タイトル:近現代史を考える(30)  2003/03/24


30.「マルコポーロ」廃刊事件
   (その10)





ラッシニエだけではありません。
ラッシニエと同様、第二次世界大
戦直後に、ナチスドイツの収容所
で、言われて居る様な「大量殺人」
や「ガス室」が有ったとする主張
に疑問を投げ掛けた一人にブルグ
(Burg)と言う人が居ますが、
この人は、ユダヤ人です。この様
に、歴史を遡(さかのぼ)ると、
「ガス室」や「ユダヤ人絶滅計画」
と言った、連合国及びシオニスト
側が、「有った」と主張し、今日
「歴史的事実」とされて居る事柄
に疑問を投じた最初の人々は、何
と、ナチスの被害者の側の人達だ
ったのです。



皆さんは、この事実をどう解釈さ
れるでしょうか?皆さんの中には、
「ホロコースト」の内容に疑問を
投げ掛ける等と言うのは、ドイツ
人で、それも、「ネオナチ」とか、
「右翼」的な人々だったに違い無
い等と思い込んで来た方が多いの
ではないでしょうか?



全然、違うのです。


           (続く)







平成十五年三月二十四日(月)


















         西岡昌紀
(にしおかまさのり/内科医・
 元厚生省医務官・「アウシュ
 ウィッツ『ガス室』の真実」
 日新報道・1997年 著者)

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