メルマガ:非公式情報
タイトル:非公式情報 第215号  2006/07/22


****************************************************
****************************************************
---------------------| 非公式情報 |---------------------
【マスコミが報道しない事実を伝える無料メールマガジン】
<http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3D384F43742FA>

イスラエルが大規模攻撃の動き

By StrangeLove

予備役の招集をはじめたイスラエル軍がレバノンとの国境線に集結、大規模な攻撃を開始する姿勢を見せている。アメリカ政府は急ピッチでイスラエルへの武器供与を行い、イギリス政府もイスラエル政府を擁護する姿勢を見せている。ヨーロッパやイスラム諸国の停戦を実現しようとする努力への挑戦ともいえる行動だ。日本では、政府も議会もマスコミも事態の深刻さに気づかないふりをしている。中東にエネルギー源を依存している国だとは到底、思えない。

イスラエルはガザ地区に続いてレバノンを攻撃している。ガザ地区はイスラエル軍が最初に攻撃、民間人を殺害している。レバノンへの侵攻作戦は1年前に出来上がっていたことが明らかになったとアメリカで報道されている。客観的に見て、準備に数ヶ月は必要だったと推測されていたが、そのはるか前から実際は計画されていたといことになる。

既にレバノンはライフラインを破壊され、多くの市民が犠牲になっている。南部から逃げろと身勝手な「警告」を出しているイスラエルだが、そのイスラエルに対し、アメリカは戦闘が始まった直後に100発のGBU-28(バンカー・バスター)爆弾を供給したと言われている。

しかし、アメリカではネオコンが主流派エリートに押さえ込まれている。議会の承認を得られないまま国連大使になったジョン・ボルトンに対する新たな公聴会が来週の木曜日に開かれることが決まったようである。すでにネオコンの中核的存在だったポール・ウォルフォウィッツは世界銀行へ「逃走」、ネットワークはスパイ事件もあって苦しい状況にある。アメリカがシリアを攻撃することはできそうにない状況だ。

そうした中、イスラエル自身が軍事力を前面に出してきた。イスラエルを批判する声は日増しに激しくなっている。過去の例からすると、「反ユダヤ暴動」などが起こる可能性もあるが、そうした動きが封じ込められると、イスラエルは「国家存亡の危機」になるかもしれない。
****************************************************
****************************************************

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。