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タイトル:非公式情報 第169号  2005/09/04


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ネオコンにとって厳しい季節

By StrangeLove

2001年9月11日、ニューヨークに建っていた貿易センターのツイン・タワーへ2機の旅客機が激突、国防総省の工事現場にも大きな穴があいた。ハイジャックされた航空機が利用された「テロ」だとされている。

ハイジャック犯とされているのがモハメド・アッタなどイスラム系の人びと。そのアッタを含む複数の人物を危険人物としてアメリカの軍情報部に所属する秘密部隊「エイブル・デンジャー」が1999年頃から追跡していたとする情報が流れている。

勿論、イスラエルの情報機関も早い段階からアッタたちを監視していたと言われているわけで、軍の情報機関が彼らを追跡していても不思議ではない。興味深いのは、こうした情報が議会を通じて外部に漏れ始めた事実だ。

今年に入り、ネオコン(親リクードのストラウス主義者とキリスト教原理主義と呼ばれるカルト集団の連合軍)の影響力が弱まっているように見える。その象徴的な出来事がイスラエル系ロビー団体、AIPACの摘発。ウォルフォウィッツがホワイトハウスを離れたのもこの事件と無縁ではないだろう。

ネオコンの忠実な僕(しもべ)だと言われている某国の首相やマスコミにとっても由々しき事態である。かつてナチス・ドイツの軍事力に見せられて暴走した人びとがいた。最近はネオコンのマッチョぶりに心酔している人が少なくない。腕力で物事が解決すると思っているのは知恵の足りないガキ大将だけでないから驚く。

ともかく、そのネオコンが苦しい立場に追い込まれている。ハリケーンの被害はさらに追い打ちをかけたようだ。7月にロンドンで発生した爆破事件も風向きを大きく変えることはできなかった。

最近、アル・カイダがシドニー、シンガポール、あるいは東京の金融センターを攻撃するという噂が流れている。ネオコンにとっては良い情報かもしれないが、筆者としては現実にならないでほしい。
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