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タイトル:非公式情報 第166号  2005/07/03


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隠しきれなかったBSE

By StrangeLove

BSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)に感染した牛がアメリカで確認された。同国の公式見解は陰性だったのだが、イギリスで実施された最終検査で陽性になったという。

アメリカで発見された「2例目」、あるいは「アメリカ産としては初」と報道されているが、これはあくまでもアメリカ政府の公式見解にすぎない。2例しか発見されていないのは調査していないからにすぎず、実際はBSEが蔓延していると考える人は多い。今回もこれまでなら「陰性」として処理されていた可能性が高い。

以前にも指摘したが、BSEと酷似した症状を見せるミンク脳症が1947年にアメリカで見つかっている。ミネソタ州の農場で発生、125匹のミンクが死亡したという。1961年にはウィスコン州で、1963年にはアイダホ州、ウィスコン州、そしてカナダで感染が確認された。1963年のミンク脳症とBSEとの間に関係があることは確認されたという。

牛やミンクの間で脳症が広がっているとするならば、人間はどうだろうか?

人間の間でも蔓延していると推測する人も少なくない。牛と同様、調査が行われていないために確認できないだけだというのだ。急増したアルツハイマー病患者の中に隠されているのではないかと疑う人もいる。その1%程度はBSEではないかとする説もある。真偽はまだ不明だが。

BSEが疑われるアルツハイマー病の患者でも解剖が行われていないとする話も伝わっているが、それが本当ならば、当局の人間はBSEが蔓延している実態を知っているのだろう。

そうした国から輸入した牛肉を食べてきた日本も人ごとではない。海外旅行の経験のない人物がBSEに感染したなら、輸入牛を疑わざるをえないだろう。
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