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タイトル:非公式情報 第134号  2004/11/12


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米大統領選に疑惑の目

By StrangeLove

アメリカの大統領選挙は現職のジョージ・W・ブッシュの勝利で決着がついた、とは言えない状態が続いている。民主党のジョン・F・ケリー候補は敗北を認めているが、選挙結果(特にフロリダ州)に疑問を持つ人は一向に減らない。ワシントン・ポストのような有力メディアは沈静化しようと試みているが、説得力に欠けることもあって効果はあまり出ていない。

主な疑問点は2つある。ひとつは共和党の投票増加数が不自然に大きすぎ、民主党支持者として登録した選挙人よりもケリーに投票した人数が少ない地域が少なからず存在するという点。民主党の支持者が共和党の支持者を上回っていた地域でブッシュが勝利できた謎は調べる価値がありそうだ。日本と違い、アメリカで『浮動票』は多くない。

もうひとつの疑問点は出口調査と選挙結果との不一致。出口調査はケリーの勝利を示していた。この不一致は出口調査が不正確だったためだと説明されているが、奇妙な話だ。調査結果を分析するコンピュータがハッキングされ、ケリー優位の情報を流してブッシュ支持派の動員を図ったという説や、選挙結果自体が操作されたという説もある。不在者投票の多くがブッシュ票だったとも考えられる。

不在者投票に関する奇妙な出来事は投票前から起こっていた。例えばフロリダ州南東部のブロワード郡では、発送したはずの不在者投票用紙5万8000枚の一部が行方不明になっていたのだ。用紙が届かないとするクレームが殺到したとされているが、行方不明になった用紙の正確な数はわからないが。

もし、大統領選挙で大規模な不正が行われていたとするならば、アメリカの政治システムに対する信頼度は地に落ちる。民主主義国家だなどと主張することもできなくなる。選挙疑惑が本当であったとしても、アメリカのエリートがこの事実を認めることはできないであろう。たとえ、ブッシュに反対する立場であろうとも。

今回の大統領選挙で電子投票を導入するべきでないということは確認された。コンピュータを使った投票では結果についてチェックのしようがない。投票結果がどのように加工されてもわからない『ブラックボックス投票』になってしまう。世界から疑惑の目で見られたくないのなら、アメリカは投票結果を検証しやすいシステムにする必要がある。
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