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タイトル:非公式情報23号  2002/10/17


---| OPC:米国の極秘テロ組織 |-------------------------------
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特別レポート「OPC:米国の極秘テロ組織」(600円)の販売が開始されました。まもなく、カード決裁が始まります。

第2次世界大戦後、アメリカには要人暗殺やクーデターを一手に引き受ける極秘チームが存在した。OPCである。1950年10月にCIAの中に潜り込むが、その後も破壊活動、秘密工作をOPC人脈は続けた。英国のある学者に言わせると、CIAはこうした人脈が隠れ蓑に使ってきたにすぎない。この特別レポートを読まずにアメリカの戦後史を語ることはできない。

---| 非公式情報 |-------------------------------------------------
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相次いで殺害された細菌学者
By Strangelove

 昨年9月11日に世界貿易センターとペンタゴンを破壊した航空機テロの後、炭疽菌を郵送するという事件が相次いだ。最近、日本で話題になっている病原体は西ナイル・ウイルスだが、これは1980年代に米国からイラクの研究所に渡されたウイルス、レトロウイルス、バクテリア、菌類のひとつである。
 西ナイル・ウイルスには通常型と脳炎型が存在、通常型は急激な発熱で始まり、頭痛、背部痛、めまい、発汗、リンパ節種大などの症状が出るものの、3〜7日で解熱、回復する。問題になっているのは重篤になる脳炎型だ。
 こうした状況を受け、マスメディアはバイオテロリズムの恐怖を報道、米国政府はワクチン接種や医療行為の強制を定めた法律(MEHPA)を広めようとしている。さらにジョージ・W・ブッシュ大統領は6月12日、バイオテロリズム対応法にサイン、新ワクチン開発のために46億ドルを巨大製薬会社に投入することを決めたのだという。
 そうした中、著名な細菌学者が相次いで死亡している。
(1〜2)まず、昨年11月12日に伝染病の専門家として知られるベニト・クー博士がマイアミ医学校の駐車場で変死、16日にはドン・ウィリー博士の死体がミシシッピー川で発見された。ウィリー博士はHIV(エイズ)やエボラ・ウイルスのような致死性ウイルスの国際的な研究者で、免疫システムに詳しかった。
(3)11月21日には世界的に著名な細菌学者、ウラジミール・パセチュニク博士が殴られて死亡した。同博士は1989年にソ連から英国へ亡命しているが、ソ連時代には細菌戦の研究で重要な役割を果たしていた。亡命後は英国の情報機関と協力関係にあった。
(4〜6)11月24日には3名のイスラエル人細菌学者が飛行機事故で死亡している。まずヤーコフ・マツナー博士はヘブライ大学の医学部長。そのほかアミランプ・エルドルはテル・アビブのイチロフ病院の血液部門の責任者、アビシャイ・ベルクマンはテル・アビブ公衆衛生局長である。
(7)12月10日になると、米国バージニア州の新技術センターで働くロバート・シュワルツ博士が自分の農場で刺殺されている。DNA配列や病原性微生物の研究者として有名だった。
(8)12月14日にはオーストラリアの研究室でグエン・バン・セトが窒素の充満した気密室で死亡している。この研究室は遺伝子操作やDNA配列の研究をしていて、有毒型のマウスポクスを作っていた。
(9〜10)年が変わって1月、ソ連ではイワン・グレボフとアレキシー・ブルシュリンスキーが殺害されている。両者とも世界的に知られた学者で、ロシア科学アカデミーの会員だった。
(11)1月10日にもソ連の細菌学者が殺された。腸内細菌の専門家であるロシア国家医学大学のビクトル・コルシュノフだ。
(12)2月11日になると、環境リスクの専門家、イアン・ラングフォードが英国にある自宅で殺害された。室内には血痕があり、物色された痕跡もあった。イースト・アングリア大学の地球環境の社会的経済的研究センターの上級研究員で、環境リスクの分野では知られた存在だった。
(13)2月28日には米国でターニャ・ホルツマイヤーが同僚の細菌学者、グヤン・ファンに射殺された。ホルツマイヤーは1989年にソ連から米国へ渡った学者で、HIVウイルスの増殖を押さえる薬の開発に集中していた。ホルツマイヤーを殺害した後、ファンは自殺している。
(14)3月24日には英国でジョギング注のディビッド・ワイン・ウィリアムズが車に轢かれて死亡した。ウィリアムズはNASAと宇宙生物学を研究していた細菌学者だ。
(15)3月25日には伝染病の専門家でコロラド大学健康科学センターのスティーブン・モストーが飛行機事故で死亡した。伝染病の専門家として有名な学者だった。
 少し日時をおいて、6月1日には米国テキサス州メンフィスの医学調査官、O・C・スミスが襲撃され、縛り上げられた状態で駐車場に放置されるという事件が起こった。そばには爆弾がセットされていた。
 犯人に殺害の意思はなかったようだが、昨年11月16日に死体が発見されたドン・ウィリー博士の事件を担当、中東出身の5名に偽免許証を渡したとして起訴されたキャサリン・スミスの焼死体(他殺と言われている)を調べ、身元を突き止めた人物だったことからO・C・スミスの件は一部で注目された。
 著名な15名の細菌学者が4カ月に殺されたり変死したことが話題になりだした8月11日、ニューヨーク・タイムズは15名の死は偶然だとする記事を掲載している。

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