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タイトル:非公式情報19号  2002/10/04


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9/11のハイジャック犯
By Strangelove

 9月11日のハイジャック犯とされているモハメド・アッタたちは2001年7月からフロリダ州ベニスのハフマン航空などでパイロットの訓練を受けている。過去に中東系の人間がこれほど集中的にパイロット養成クラスに在籍したことはなく、学校の内外で目立つ存在だった。
 ハイジャック犯たちは9月11日の直前、ストリップ・ショーを見ながら飲んだくれていたとされているが、そのうちの何人かはテロ決行の前日、10日に売春婦を呼ぼうとしている。金額の折り合いがつかなかったらしく、結局は断ったのだが、死後の世界でカネを使うつもりだったのだろうか?

 9月11日午前7時30分前、ボストンのローガン空港の駐車場に中東系の人間5名がいた。この話はテロ直後の通報で明るみに出るのだが、不自然な点もある。捜査当局によると、車の中からアラビア語の飛行機操縦マニュアル、コーラン、通行証、オサマ・ビン・ラディンの写真などのほか、「実行犯リスト」まであったという。
 フロリダの学校では英語のマニュアルを使っていたはずで、エジプトにもアラビア語版は存在しないとのこと。それに、イスラム教徒ならコーランは身につけて持ち込むのではないだろうか?
 7時45分にアッタたちはアメリカン航空11便に搭乗、ユナイテッド航空175便に乗る予定のマーワン・アルシェヒに電話したことになっている。7時59分に11便がローガン空港を、8時14分に175便がローガン空港を離陸。
 8時14分に11便がハイジャックされるが、乗務員から管制官へ何らかの報告はなかった。押し入ったわけではない印象だ。(ほかのハイジャック機も同様)その後、11便の機長がトーク・バック・ボタンを押してコックピットの会話を管制に流したことでハイジャックの事実が伝わる。管制からNORADへは連絡がなかった。
 8時20分にアメリカン航空77便が10分遅れでダラス国際空港を離陸、8時42分にユナイテッド航空93便が40分遅れでニューアーク国際空港を離陸。
 その間、8時40分にオーティス航空州兵基地のダニエル・ナッシュ少佐とティモシー・ダフィー中佐はハイジャックの情報を知らされ、緊急発進の準備。8時43分にはNORADは175便がハイジャックされたという通報を受ける。
 オーティス基地のナッシュ少佐とダフィー中佐に発進命令が出たのは8時46分。基地はハイジャック機(ニューヨーク)から約300キロメートルの地点。より近い基地からの緊急発進はなかった。11便が世界貿易センターのノース・タワーに激突。
 8時52分になってオーティス基地からF-15が2機、発進。F-15の平均スピードは時速2600キロメートル程度だが、3000キロメートル以上で飛行することも可能。したがって8時59分には現場へ到着できたはずだが、NORADによると実際に着いたのは9時11分。時速950キロメートルということになる。
 9時3分、175便が世界貿易センターのサウス・タワーに激突。
 9時16分、93便がハイジャックされたとFAAがNORADに通報。9時24分にFAAがNORADに対し、77便がハイジャックされ、ワシントンに向かったかもしれないと通報。バージニア州ラングレーの空軍基地で2名のパイロットがF-16への搭乗を命じられた。
 9時30分、ラングレー基地から待機中だった2機を含む3機のF-16(時速2400キロメートル)が離陸。同基地からワシントンまでは200キロメートル強。24キロメートルしか離れていないアンドリュース空軍基地からの発進はなかった。
 9時41分、77便がペンタゴンに激突。
 9時56分、ラングレー基地のF-16がペンタゴン上空に到着。時速460キロメートル程度で飛行したということになる。
 米国政府は93便が10時3分に墜落したと発表したが、陸軍が地面の震動を分析したところ、墜落は10時6分。事件直後、ニュー・ハンプシャーの管制官はメディアに対し、F-16が93便を追尾していたと証言。地上の少なからぬの目撃者がミサイルで撃墜されたと証言。午後2時頃に基地へ戻ったナッシュ少佐は、F-16がペンシルベニアで4番目の航空機を撃墜したと聞いたと報告。
 ちなみに、マイアミをはじめ、フロリダ州の南部はキューバをはじめとする中米に対する秘密工作の拠点としてCIAが使用してきた地域で、麻薬の中継基地としても有名。アッタたちがパイロットの訓練を受けていた地域はCIAとマフィアの縄張りだということだ。

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