メルマガ:子どもと自然 -環境教育メールマガジン-
タイトル:【子どもと自然】-環境教育メールマガジン- Vol.127 2004/ 6/13  2004/06/10


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【週間】子どもと自然-環境教育メールマガジン- Vol.127 2004/ 6/13
      http://www3.zero.ad.jp/A.Hirayama/mm/mm.htm   配信 5897
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 ◆目 次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 |1.メルマガ日記
 |2.夏の森林教室〜 森がくれる水の恵み 〜 東京大学千葉演習林
 |3. 千葉県立中央博物館 環境教育ワークショップ  
  |    参加されるみなさんと共に、環境教育について考えます
 |4.野生生物保全論研究会(JWCS)シンポジウム 
 | アフリカ地元住民にとってのゴリラやゾウとは
  |       〜現地の目線で共存を考える〜 
  |5.キープ協会 の6〜7月の主催プログラム 
  |6.「ホタルの飼育ガイドブックーホタルの簡単飼育法」
  |7.高校生のための森と海のゼミナール
  |  「自然の中で考える環境問題と生物多様性」
 |◆無料・実費配布◆
 |  月刊誌「理科教室」試読誌
 |☆読者プレゼント
 | 「ゲド戦記」(岩波書店 5巻セット)  1セット

    ○"子どもと自然"に関する、原稿をお寄せください。
  原稿送付先 biotope@zero.ad.jp(テキスト形式で)
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 あきちゃんのメルマガ日記 <いのち><きもち><つなぐ>>
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  環境科学の講義の中で「ゲド戦記」を読んでその感想を
 という課題(レポート)をだしました。
 「なぜ?」と 学生からの声。
 「読めばわかる・・・・」 あきちゃん

 「ゲド戦記」(岩波書店 5巻セット)はアメリカの作家ル・グインが書
 いた児童文学で、「ゲド」という少年の成長物語だが,生態学の影響が大き
 い。ル・グインの父親はアメリカ人類学の父といわれたアルフレッド・ク
 ローバーであり、もともと人類学は生態学と相互に影響し合っているので、
 ル・グインが生態学の影響を受けているのも納得のいくところである。
 たとえば老賢人がゲドに話す次のようなくだり。「何かするということは、
 若い人たちが考えるように、簡単に石ころでも拾って、投げて、あたるか
 それるかして、それでおしまい,というわけにはいかないんだ。石が拾い
 上げられれば、大地はその分軽くなる。石を持った手はそれだけ重くなる。
 石が投げられれば星の運行はそれに応じ、石がぶつかったり、落ちたりし
 たところでは,森羅万象、変化が起きる。何をしても、全体の均衡にかか
 わってくるんだ。一方、風も海も,水や大地や光の力も、それから、けも
 のや緑の草木も、すべてこれらのなすことは首尾よく、正しく行われてい
 る。いっさいは均衡をくずさぬ範囲で。暴風や巨大なクジラの潜水に始ま
 り、枯れ葉が舞い落ちたり、ブユが飛んだりするのまで、こうしたものは
 何ひとつ全体の均衡を崩しはしないんだ。ところが,わしらときたら、今
 いる世界や,人間同士,たがいを支配する力を持っている限り,木の葉や、
 クジラや風がその本性にのっとって、ごくごく自然にやっていることを、
 その気になって学ばなければならない。わしらはどうしたら均衡が保たれ
 るか,それを学ばなければならないのだよ。知性があるのなら、あるよう
 に行動しなければ、選択が許されているのなら、それなりの責任を持って
 行動しなければ。」

 ル・グインには「闇の左手」「辺境の惑星」など他にもたくさんの生態学
 のテキストとして使用できそうな作品がある。

 ル・グインのほかにも宮崎駿のアニメ「風の谷のナウシカ」「もののけ姫」
 「平成ぼんぽこ貍合戦」やルイスの「ナルニア国物語」,トールキンの
 「指輪物語」といった架空の国での冒険を描いた児童文学には生態学の影
 響が見られる。

 すでに読み終わった学生は「ハリーポッタより面白い」といっていました。

 ☆環境科学は、自然科学、社会科学それに環境倫理学を混ぜあわせた
  もので、自分たちのライフスタイルを見直そうという内容で講義(みんな
  で考えています)。

 この本を1セット(5巻を)プレセントコーナーに載せました。

 ━…━イベント 情報━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━ 
  夏の森林教室〜 森がくれる水の恵み 〜 東京大学千葉演習林
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東京大学千葉演習林では、季節ごとに演習林を公開し、
演習林の豊かな自然を皆様に楽しんでいただいております。
この一環として「夏の森林教室」を開催します。

今年は「森と水のつながり」をテーマに、房総の秘境といわれる
猪ノ川渓谷沿いの道を散策しながら、なぜ森林が「緑のダム」と
呼ばれるのかを学ぶほか、川遊び、ノコギリを使ってスギや
ヒノキの丸太切り、ぶり縄を使った木登り体験などをします。
森の恵みを実感する、涼しい夏の一日を過ごしませんか?

下記の要領で開催致しますので奮ってご応募ください。

            記

開 催 日 : 平成16年7月17日(土) 日帰り・雨天決行

集合場所 : JR外房線安房天津駅前 (午前 9時15分)
  (時間)  JR安房鴨川駅西口前  (午前 9時25分)
       JR久留里線上総亀山駅前(午前10時15分)

募集人数 : 60名(1組5名まで、先着順)

参 加 費 : 1名50円(傷害保険代)

応募方法 : 各人の氏名(代表者に○印、小学生以下は保護者同伴)・
      年齢・住所・電話番号・集合場所を明記の上、
      ハガキ・FAX・E-mailいずれかで応募

申込み先 : 東大千葉演習林森林教室係
       〒299-5503 千葉県安房郡天津小湊町天津770
       FAX 0470-94-2321 
            E-mail chiba@uf.a.u-tokyo.ac.jp

応募締切 : 6月30日(水)当日消印有効

問合せ先 : 東京大学千葉演習林天津事務所 (電話0470-94-0621)

ホームページ : http://www.uf.a.u-tokyo.ac.jp/chiba/
       (↑昨年の様子が見られます。)

 ━…━イベント 情報━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━ 
  千葉県立中央博物館 環境教育ワークショップ
        参加されるみなさんと共に、環境教育について考えます
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第2回 2004年6月20日(日)【持続可能な社会のための教育】
進行役:林 浩二(千葉県立中央博物館・生態学研究科)
内容:「国連持続可能な開発のための教育の10年」が2005年から始まります。
   また「環境保全活動・環境教育推進法」が昨年7月に成立し、この10月
   には完全施行されます。みなさんが関わっている/関心ある(環境)
   教育は何をめざしていますか? 環境教育・平和教育・開発教育・人
   権教育・国際理解教育・ジェンダー教育など、現代的な課題に向き合
   う様々な教育活動はそれぞれどのよう関係なのでしょうか? 日頃の
   実践をふりかえり、これから進む方向を一緒に考えましょう。
対象:上記教育活動を実践している/関心ある高校生以上の市民・学校教員など。

場所:千葉県立中央博物館 会議室(青葉の森公園内)
時間:10:00 〜 15:00 参加無料
定員:各20名

申込:★往復はがきまたはファクス;参加希望の日付と行事名を明記の上、
  住所・氏名・年齢・職業・電話(ファクス)番号を添えてお申し込み下さい.
  はがき:〒260-8682 千葉市中央区青葉町955-2 中央博物館 
            環境教育ワークショップ係
  ファクス:043-266-2481(1通で両方の申し込みも可能です)
   ☆直接来館での申し込みもできます(受付でお尋ねください)。
  ★締切りは各2週間前まで。
     その後も余裕があれば参加できますのでお問い合わせください。
交通:JRまたは京成線 千葉駅からバス「中央博物館」下車徒歩約7分
     京成千原線 千葉寺駅下車、徒歩約15分
   車の場合は京葉道路松ヶ丘インターチェンジから約5分
問合せ:環境教育研究科直通 043-265-3167  館代表 043-265-3111
http://www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/

  ━…━イベント 情報━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━  
  野生生物保全論研究会(JWCS)シンポジウム 
  アフリカ地元住民にとってのゴリラやゾウとは
         〜現地の目線で共存を考える〜 
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☆ 日時 2004年6月19日(土) 14:00〜17:30

☆ 場所  教育出版ビル 1F会議室
  (東京都千代田区神田神保町2-10 TEL 03-3238-6883)
  ・地下鉄 神保町 下車徒歩3分
  ・JR 水道橋 下車徒歩10分
 地図→http://www.mapion.co.jp/c/here?S=all&F=mapi2832166040601110110 
■基調講演
 住民の視点で考える野生動物との共存のあり方
  〜中央アフリカの現場から〜 
  山極寿一JWCS理事/京都大学大学院理学研究科教授/
               ポレポレ基金日本支部代表) 
■緊急報告
 海に入るカバを見たいですか?
  〜ガボン共和国ロアンゴ国立公園でのツーリズムと地域住民の現場〜
  西原智昭 (JWCS主任研究員/
  WCSガボン・ロアンゴ国立公園conservation・research manager) 

☆ 参加費  一般 1000円 
       トラ・ゾウ保護サポーター 800円
       JWCS会員 無料
※ 当日参加も可能ですが、席に限りがありますので予めお申込ください。

 ************お申込み・お問合せ****************
  野生生物保全論研究会 (JWCS)
  TEL&FAX  03-3595-1171  
  E-mail jwcs@blue.ocn.ne.jp
  〒105-0001東京都港区虎ノ門2-5-4末広ビル7F
  URL: http://www.jwcs.org
 **********************************************

◆当日スケジュール◆◆◆

14:00-14:05 
  開会宣言 JWCS理事 岩田好宏

14:05-14:20 
  JWCSの活動と本シンポジウムのねらい 
         JWCS事務局長 坂元雅行
14:20-15:20 
  基調講演  
 住民の視点で考える野生動物との共存のあり方
   〜中央アフリカの現場から〜 
 山極寿一 (JWCS理事/京都大学大学院理学研究科教授
   /ポレポレ基金日本支部代表) 

<休憩   20分>

15:40-16:25 
  緊急報告  
 海に入るカバを見たいですか?
    〜ガボン共和国ロアンゴ国立公園での
        ツーリズムと地域住民の現場〜
 西原智昭 (JWCS主任研究員/
   WCSガボン・ロアンゴ国立公園conservation・research manager) 

16:25-17:10 
  質疑応答

17:10-17:30 
  総括 
 JWCSとしてどう受けとめて考えるか   JWCS会長 小原秀雄

***************************************

◆基調講演

 住民の視点で考える野生動物との共存のあり方 
    〜中央アフリカの現場から〜

熱帯林が広がるアフリカ中央部では、経済の破綻や内戦によって人々の
自然資源への依存が急速に高まっている。外国資本による商業的な森林
伐採や鉱物採掘などによって奥地まで道路が伸び、森林や野生生物への
アクセスが容易になったことがその傾向に拍車をかけた。

本来は小規模だった森林伐採や獣肉(ブッシュミート)の流通が加速して
いる。アフリカ諸国は近年国立公園や動物保護区を数多く設定し、国内
法を整備しワシントン条約や世界遺産条約などの国際協定に加盟して、
ゾウやゴリラをはじめとする貴重な大型動物の保護に努めてきた。しか
し、保護に携わる人々の数は少なく、保護の理念はまだ人々に納得され
る形で普及してはいない。

コンゴ民主共和国のカフジ・ビエガ国立公園では、内戦によって国立公
園のシステムが崩れ、ゾウやゴリラの大規模な密猟が起こった後、野生
動物たちと共存していこうという地元の動きが活発になった。経済的に
も政治的にも困難な状況下で、上からの法の規制ではなく、住民たちの
自覚と意志で保護活動が進められつつある。

私たちはここから何を学べるのか。保護の現場と住民たちの視点を尊重
しつつ、長年野生ゴリラの研究に携わってきた立場から中央アフリカに
おける保護活動の現状を考える。

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◆緊急報告

 海に入るカバを見たいですか?
   〜ガボン共和国ロアンゴ国立公園での
        ツーリズムと地域住民の現場〜
 
アフリカ中西部・ガボン共和国。アフリカ熱帯地域でまだ豊かな自然
が残されている数少ない国の一つで、2002年に大統領が13の国立公園
の立ち上げを宣言しました。貴重な自然を残し、ツーリズムにより国
家・地域振興を図るのが目的です。

その一つであるロアンゴ国立公園は、大西洋に面し、熱帯林だけでな
く、サバンナ、湿地帯、汽水湖、砂浜、海洋などいくつかの異なる様
相がつながっています。マルミミゾウが波打ち際で海水をなめ、カバ
が海に入っていく。ゴリラ、チンパンジー、ヒョウも森から海岸部へ
と歩き、海水魚が汽水湖や湿地帯まで移動する。4種のウミガメが上陸
し、数キロ沖合いではザトウクジラがメイティング(オス同士のメス
の取り合い)を繰り広げる。・・・そんな場所で、「エコ・ツアー」
と称する事業が始まります。

多くの訪問者がビーチに現れる動物たちを求め、写真をとり楽しむ。
これがエコ・ツアー?単純なツアーと何が違う?「エコ」とは?結局、
事業者と訪問者の自己満足?そのとき地域住民は?密猟者でブッシュ
ミートを食べているため不当な評価を受けている?・・・そのあたり
の現場の事情を見てみましょう。
 
 ━…━イベント 情報━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━ 
  キープ協会 の6〜7月の主催プログラム  
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 ◆やまね学校13「親子でやまねと森をまるごと体感!」
 詳しくは→ http://www.keep.or.jp/FORESTERS/yg013.htm
2004年度の第1弾のやまね学校は清泉寮を会場に開催されます。
ご家族でお楽しみいただけるプログラムです。
・期日:2004年6月19日(土)〜20日(日) [1泊2日]
・校長:湊秋作(キープ協会)  ・進行役:永井麗佳(キープ協会)
・定員:30名  ・対象:小学生以上の親子、一般(初心者大歓迎)
・参加費:一般22,000円、学生19,000円(消費税込)
●キープ・フォレスターズ・スクール TEL:0551-48-3795
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◆第3回インタープリターのための企画セミナー「コンセプトを極めたい!」
 詳しくは→ http://www.keep.or.jp/FORESTERS/ip_kikaku003.htm
キープ協会の川嶋直を講師として、初心者向けのセミナーを開催します。
表現力やアイディア力などをスキルを体験を通して学びます。
・期日:2004年7月6日(火)〜8日(木) [2泊3日]
・講師:川嶋直(キープ協会)  ・進行役:若林正浩(キープ協会)
・定員:30名  ・対象:16歳以上一般(経験のない人、大歓迎!)
・参加費:一般38,000円、学生34,000円(消費税込)
●キープ・フォレスターズ・スクール TEL:0551-48-3795
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◆第61回清里エコロジーキャンプ「大人の自由時間」
 詳しくは→ http://www.keep.or.jp/FORESTERS/ec061.htm
「かんじの漢字」著者の高橋政巳さんをお迎えすることが決まりました!
清里や身の周りの自然を漢字でかんじる3日間です。
・期日:2004年7月23日(金)〜25日(日) [2泊3日]
・ゲスト:高橋政巳(楽篆(らくてん)工房主宰)
・進行役:鳥屋尾健(キープ協会)
・定員:30名  ・対象:16歳以上一般
・参加費:一般35,000円、学生30,000円(消費税込)
●キープ・フォレスターズ・スクール TEL:0551-48-3795

 ━…━書籍 情報━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━ 
 「ホタルの飼育ガイドブックーホタルの簡単飼育法」
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  広島県を中心に動植物の調査研究、環境保護、環境教育などに取り組ん
でい る「ひろしま自然の会」がホタルの飼育法と観察を通しての総合学習
や環境環 境学習法などをまとめた手引書を出版しました。「ひろしま自然
の会」は、広島県の「ひろしま環境賞」、環境省の「地域環 境保全功労者
表賞」を受けている団体で、幼稚園や小学校、公民館活動などで ホタルが
飛ぶビオトープづくりや環境整備にも取り組んでいます。   
 手引書は、「ホタルの飼育ガイドブックーホタルの簡単飼育法」
(A5版、42 ページ、1200円)、と「ホタルの舞い飛ぶ里づくりーホタルを
通した総合学習」 A5版、99ページ、2300円)。二冊ともオールカラーで、
「簡単飼育法」は77 枚、「総合学習」は108枚の写真を使って、わかりやす
い編集になっています。  
 内容は、「簡単飼育法」では、ペットボトルを使ったふ化装置をはじめ、
廊 下やベランダでもできる方法を解説し、小学生でもできるよう工夫して
います。 ホタルを育てる体験を通して、命の大切さや環境保全に目を向け
てもらう目的 でつくりました。 「総合学習」は、飼育の他に、生態、必要
な環境、総合学習の年間スケジュ ール案、地域の活性化としての「ホタル
の里づくり」のノウハウなどを、経験 に基づいて紹介しています。学校に
おける総合学習や環境学習に利用できるよ うになっていますので、今から
取り組もうとされる方や、現在取り組まれてい る方々にも参考になると思
います。 これらの本によって、多くの人がホタルに関心を持つことで、身
の回りの環 境を考え、生き物と人間とが共存できるようになればと考えて
います。 
 本の購入希望者は、「トライエックス」0823-22-6217へ。 本の内容につい
ては、次の所でも紹介しています。 http://ikkeji.jp/hotal/index.htm 
 


  ━…━イベント 情報━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━ 
  高校生のための森と海のゼミナール
                   「自然の中で考える環境問題と生物多様性」
 ━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
 きれいな空気や水、キノコや木材などの林産物、レクリエーションの場な
ど、森林は、私たちに有形無形の恩恵をもたらしてくれます。巨大なモミや
ツガの古木、森の動物たち、驚きと多様性に満ちた森林にアプローチしてみ
よう。私たち生命が発生した海、その海の中は、一体、どのようになってい
るのでしょうか。複雑に絡み合った生態系、そこで生きる海辺の生きものた
ち、そして人と自然との関わりを房総の森と海で考えてみませんか?環境の
時代と言われる21世紀を生きるヒントが見つかるかも!?

このプログラムは合宿方式で、森林の探索や海洋実習を通して、自然の仕組
みや役割を理解し、自然界の生物の多様性を学ぶチャンスを提供します。大
学教官と寝食をともにしながら、豊かな自然の中に身を置いて環境問題や生
命の本質について語り合いましょう!

 なお、このゼミナールは「子どもゆめ基金」から助成を受けています。

開催場所 東京大学科学の森教育研究センター千葉演習林 および
千葉大学海洋バイオシステム研究センター 
開催日時 平成16年7月27日(火)〜29日(木) 2泊3日 
集合解散 JR外房線安房鴨川駅またはJR久留里線上総亀山駅   
7月27日13時集合(昼食を済ませてきてください)、7月29日13時頃解散
 
参加費用 5,000円 27日夕からの食費6食分他、集合時に集めます。 
対象 高校生 定員20名(先着順) 
プログラム
 「さまざまな森林の中を歩こう」「夜の森の動物を見てみよう」
「森に降った雨はどうなるの」「清流に棲む生き物たち」
「森づくりを考えよう」「森林を測ろう」
「海藻をくらべてみよう」「海のプランクトンたち」
 
申し込み方法 氏名、住所、生年月日、性別、所属高校、学年、
             保護者連絡先、本人連絡先(携帯電話等)、靴のサイズ、
             希望集合場所を書いて、下記申し込み先へ。 
郵送・FAX・E-mailいずれも可。 
申し込み締切 平成16年7月16日(金)必着 
申し込み先 高校生のための森と海のゼミナール実行委員会 代表者 山本 博一
〒299−5503 千葉県安房郡天津小湊町天津770
東京大学科学の森教育研究センター千葉演習林
TEL 0470−94−0621  FAX 0470−94−2321
E-mail chiba@uf.a.u-tokyo.ac.jp

 ━…情報━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
   学生のための環境教育メーリングリストのご案内    
 ━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
 本メーリングリストは、環境教育や環境教育に関連したテーマで研究をし
  ている学生、また、これからそのような研究を行いたいと考えている学生
  のためのメーリングリストです。
 該当する学生の方は、この機会にぜひぜひご参加下さい!お気軽にどうぞ!

【対象】
1.環境教育や、環境教育に関連するテーマで研究をしている学生
2.今後、そのようなテーマで研究をすることを考えている学生
3.その他、そのような研究に特に興味のある学生

【参加方法】
 ee_students@hotmail.com まで、件名を「ML参加希望」とし、
本文に、名前(フリガナ)・所属・学年・Eメールアドレスを記入した
メールを送ってください。
なお、記入された各項目は、ML上に公開されます。

その他、ご質問・ご意見等は、本ML呼びかけ人
北海道大学大学院 教育学研究科 研究生
野島智司 ee_students@hotmail.com まで、お寄せ下さい。

 ━…情報━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
    子どもと自然に関するHP情報の提供
 ━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
 自然がわかる、科学が見える「バーチャル未来科学館」

 小中学生向けのHPで、自然や科学の仕組みをわかりやすく解説。
 人間の体から地球・宇宙まで、公的研究所の最先端科学を発信。
 特に、大気汚染、水質汚濁、森林破壊、循環型農業、リサイクル、
 エネルギー問題、ブラックバス問題など、自然に関する問題提起型
 テーマを多数掲載。
 理科・社会・総合的な学習の時間など授業で、科学部の活動で、自
 由研究で、目的に応じて幅広くご活用できます。

  --−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
  ◆自然がわかる科学が見える『バーチャル未来科学館』◆
   小中学生向けHP。授業に自由研究にご活用ください。
    http://www.pref.akita.jp/kagaku/
  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

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月刊誌「理科教室」理科教室(星の環会刊) 800円(先着200名様)
「理科教室」は創刊以来45年、自然科学教育に携わる方々に愛読されてい
ます。
読者拡大キャンペーン中で「試読誌」を無料配布しています。出版社にメー
ルで送付先とご職業を明記してメルマガ"子どもと自然"で知ったということ
を伝直接申し込んでください。
この機会に、ぜひご試読を!

 ※あきちゃんが編集人を務めております。学校の先生はもちろんのこと、
  自然科学教育に関心のある方は是非とも読んで頂きたいと思っています。
 ----申し込み先--------------------------------
  (有)星の環会 http://hosinowa.mdn.ne.jp/
  電話 03−5292−0481
  FAX  043−5292−0482
    e-mail hosinowa@pp.iij4u.or.jp

 ━…プレゼント━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━━…━
    ◆ 「ゲド戦記」(岩波書店 5巻) 1セット◆
 ━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
 
【応募要領】メールの件名に「ゲド戦記」お書きの上、本文に、
      郵便番号・住所・氏名・年齢・電話番号・職業・本ガジンを
      どこで知ったかを明記してご応募ください。
【応募先】biotope@zero.ad.jp
【締め切り】 7月 5日まで

★当選者
だれでもできる ヤゴ救出大作戦 

千葉県 松本様  岐阜県 納屋様
_______________________________
☆こんなMLを主催しています(詳細は WebPage で)

○学校ビオトープメールリングリスト
  http://wing.zero.ad.jp/~zbh98220/ML/biotope.htm
○対談ネイチャーゲーム(ML)
  http://www.fuchu.or.jp/~okiomoya/ml.htm
○こどもエコクラブML
 http://www3.zero.ad.jp/A.Hirayama/ecoc/eco.htm
○プロジェクトワイルドML
 http://www3.zero.ad.jp/A.Hirayama/pw/pw.htm
________________________________
○本メールマガジンには著作権が存在します。本誌の記事を転載される
場合には発行人まで、ご連絡ください。
○"子どもと自然"に皆様の情報、原稿をお寄せください。
 自然と子どもに関するする話題、イベント情報、ホームページ情報(
ホームページの更新、開設)、団体紹介(フィールドレポート)その他
を掲載させて頂きます。
  原稿送付先 biotope@zero.ad.jp(テキスト形式で)
○このメールマガジンに対する全てのご意見・ご感想・掲載要望等は、
  biotope@zero.ad.jp
________________________________
 編集・発行:平山 明彦(あきちゃん)
  「子どもと自然」教育研究所 http://www3.zero.ad.jp/A.Hirayama
   全国学校ビオトープネットワーク http://www.ds-j.com/nature/jsbn/
  市原ネイチャークラブ http://www13.ocn.ne.jp/~inc/index.htm 

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