メルマガ:子どもと自然 -環境教育メールマガジン-
タイトル:【子どもと自然】-環境教育メールマガジン- Vol.103 2003/12/28  2003/12/26


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【週間】子どもと自然-環境教育メールマガジン- Vol.103 2003/12/28
      http://www3.zero.ad.jp/A.Hirayama/mm/mm.htm   配信 5840
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 ◆目 次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 |1.メルマガ日記
 |2.里山はスリル満点の冒険ランド      及川ひろみ
 |3.第2回全国学校ビオトープシンポジウム
 |4.子どもの自然体験活動安全対策シンポジウム」
 |5.お郷のことばに憲法9条を翻訳してください 
  |6.第1回インタープリターのための評価セミナー
 |7.清里ウィンターワールド
 |8.第2回かがくの寺子屋「ウィンターエコロジー」
  |9.環境教育学生メーリングリストのご案内 
 |10.自然がわかる、科学が見える「バーチャル未来科学館」
 |◆無料・実費配布◆
 |  月刊誌「理科教室」試読誌
 |☆読者プレゼント
 | 戦争をしなくてすむ世界をつくる30の方法合同出版
 
    ○"子どもと自然"に関する、原稿をお寄せください。
  原稿送付先 biotope@zero.ad.jp(テキスト形式で)
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 あきちゃんのメルマガ日記 <いのち><きもち><つなぐ>>
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 1年間ご購読ありがとうございました。
  来年度も引き続きご購読をお願いします。
 よきお年をお迎えください。

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  里山はスリル満点の冒険ランド
        NPO法人 宍塚の自然と歴史の会   及川ひろみ
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 都会でも田舎でも、子ども達が外で遊ぶ姿を見ることがめっきり少なく
なった。自然との関わりをほとんど持つことなく育つ子ども達に、危機感
を抱いている人は多い。本来、子どもが生れてから当たり前に自然に触れ、
自然の中で遊んでいれば、自然との付き合い方が習得できる。子どもが小
さければ小さいほど必ず大人が付き添って野外遊び、野外体験をする。子
どもはその大人から自然との付き合い方を学び、身につける。しかし、最
近は親、また若い教師も成長期にその機会を持つことなく育ってきている
人が多い。「環境教育」「環境学習」「環境体験」の必要性が声高に言わ
れる所以だ。

 身近な自然である「里山」は環境学習、環境体験を実施するには限りな
く多くのメニューが考えられる場である。しかし、環境学習、自然体験を
実施するに当たり、これらの自然は危険と背中合わせであることも忘れて
はならない。里山で言えばマムシ、スズメバチといった生き物が生息して
いる。豊かな生態系を維持している場所には当然いるものなのだから。こ
こが都市公園とは異なっているところだ。

 小川や池でよく「危険 近寄るな」の看板を見る。これでは自然は怖い
物、危険なところの感情が先走り、子ども達は益々自然から遠ざかり、自
然に触れるチャンスを失う。子どもは好奇心が旺盛あり、それを育てるた
めの工夫がなされるべきなのにととても残念だ。危険を肌で感じ、危険を
避けることなど、危険について学ぶことは子ども達にとってとても大事な
ことだ。単に霞ヶ浦、里山の問題ではなく、子どもが育つ上で、「危険」
を考えることに繋がる話だ。

 霞ヶ浦、里山といった場所で環境学習をする場合、自然と触れ合う、自
然の神秘、・不思議を学ぶ、科学的に自然を学習する、自然と人間と言っ
た、自然科学・社会科学的な側面で学習を進めることが多い中で、「危険
の学習」も入れて欲しい。

 宍塚の自然と歴史の会では、宍塚の里山で「里山子ども探偵団」「自然
の学校」、「自然観察会」等を、子どもの興味にあわせて、時に遊びなが
ら、年100回以上行なっている。対象者は幼児から大学生、視聴覚障害者、
養護学校の児童生徒など、誰もが参加できる、「バリアフリー」をモット
ーにしている。もちろん季節ごとに子ども達へは里山の危険、危険を避け
る工夫等々語っている。また子ども達が危険にさらされないよう、しかも
蛇などが観察しやすい環境の整備(草刈など)を行なっている。

 収穫祭など親子参加のイベントでは、かなり大きなカッターを使って工
作をすることがある。その時「怪我について、会には責任はありません。
総て親御さんの責任です。他人のお子さんに怪我をさせないよう、お子さ
んの手元をしっかり見ていてください」と話している。参加者皆この話に
納得される。もし事故があっても、「自己責任」の考え方を定着させるこ
とも重要である。

 また、学校等は危険についての認識の高い市民グループ(方々にある)
と共に環境学習をすることをお奨めしたい。


★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★
  NPO法人 宍塚の自然と歴史の会
   sisitsuka@muf.biglobe.ne.jp
 http://www.kasumigaura.net/ooike/
★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★

里山は雑木林、谷津田、ため池などからなる身近な自然環境です。農業や
人の暮らしに利用され、人の手で管理されてきました。土浦市宍塚にある
宍塚の里山はため池を中心に雑木林や谷津田などが100haにわたって広がり
、都市近くにある里山として全国的にも貴重なところです。1989年会
発足以来、開発計画もあるこの貴重な里山を子ども達に手渡すため、多く
の部会に分かれ活動を続けています。

〇里山さわやか隊―林、散策路、休耕地等の草刈、池の保全のための野生
 ハスの刈り取り、ゴミ拾い他 
〇観察会―年100回以上 
〇里山子ども探偵団 
〇谷津田のオーナー制―里山で耕作を続ける事を願って、里山で農家が収
 穫する米を高値で購入、里山保全を支援する市民が購入ー農家を支援 
〇田んぼ塾―たんぼの耕作 
〇環境教育部会―幼稚園から大学生、障害のある人たちなどすべての人に
 向けて行う「環境学習」 
〇調査部会―生物・水質・土壌など 
〇歴史部会―里山の暮しを聞き書きによってまとめています。 
〇出版活動―書籍「聞き書き 里山の暮らしー土浦市宍塚」(茨城県中学
 校推薦図書)他、会報(月刊16ぺージ)等々 
〇’92から’94年全国に呼びかけ里山に関する3回のサミッ開催 会員は
 現在590人。宍塚の里山の保全活動に参加しませんか。 

 ━…イベント情報━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
  第2回全国学校ビオトープシンポジウム
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 学校ビオトープは学校や、その周辺に生き物の棲息する空間を保全・復元・
創造する取り組みとして、急速に全国の学校に広がりつつあります。トンボ
やメダカの池を造る実践が多く報告され、生き物がいなくなった学校やその
周辺に、生き物が戻り、新しく住みついた生き物も多くいます。
 学校ビオトープは地域の自然環境保全として極めて有効な取り組みである
と同時に、これからの新しい教育の目標と一致し、特に体験を重視する総合
的な学習の活動分野として大きく期待されています。       
 しかし、学校ビオトープがこうした時代の要請に応えていくためには、ま
だまだ多くの課題が残されています。学校ビオトープの教育的理論、具体的
な技術、学校ビオトープを核としたコミュニティのあり方など互いに学びあ
う事が必要です。本シンポジウムは関係者に情報交換の場を提供し、全国の
学校ビオトープ活動を支援することを目的としています。

【日 時】 2004年1月31日(土)〜2月1日(日)
【主 催】 全国学校ビオトープ・ネットワーク
【会場・プログラム】
 1日目 <1月31日(土)>安土町立老蘇小学校、びわこ地球市民の森
  ◆エクスカーション
    12:00       │ JR近江八幡駅南口前集合・・・・・バスに乗車
   12:30−14:00│ 安土町立老蘇小学校 学校ビオトープの視察
   15:00−16:30│ びわこ地球市民の森 ビオトープづくりの視察
  ◆交流会
   18:00−20:00│ 会場:RISEVILLE(ライズヴィル)都賀山
  2日目 <2月 1日(日)>滋賀県立琵琶湖博物館
    ●シンポジウム
      10:00−10:20│ 開会式  (会長および来賓挨拶)
    10:20−10:50│ 基調報告
          (滋賀県の学校ビオトープの取り組みの実際と課題)
    11:00−15:00│ 部会別シンポジウム (昼食を挟む)
    15:10−16:00│ 全体会 (各部会の報告及び全体的な討論)
   16:00−16:15│ 閉会式
    ★部会別シンポジウム
      第1部会  学校ビオトープ入門 〜
        これから学校ビオトープを始める人のために〜
      ■学校ビオトープの基礎・基本  村上宣雄
      ■持続ある学校ビオトープに向けて 豊田富士人
      ■バタフライカーデンの制作と維持管理 中村和幸
      第2部会 学校ビオトープのネットワークの構築をどうすすめていくか
     ■学校がつなぐ岐阜県のビオトープ・ネットワーク 木呂子豊彦
     ■北九州市及び福岡市における学校ビオトープの現状と課題 土屋光憲
     ■ネットワークの立ち上げの道筋と今後の方向  小泉昭男
     第3部会 ビオトープ関連法案に学ぶ
    ■「新・生物多様性国家戦略」の必要性と具体的な取り組み
    ■「自然再生推進法」設立の背景と運用
    ■「環境の保全のための意欲の増進及び環境教育の推進に関する法」
      の運用    滝口直樹 
【参加費】  1,000円 ※当日、受付にて現金でお支払い下さい。
【申し込み】 インターネットの専用フォームかメールでお申し込みください。
        URL http://www.ds-j.com/nature/jsbn/
【問い合わせ先】
    □第2回全国学校ビオトープ・シンポジウム現地実行委員会事務局  
     今井、中村
     〒524-0101 滋賀県守山市今浜町3089
      びわこ地球市民の森・森づくりセンター 内
      電話077−585−6333 FAX077−585−6312
       Eメ−ル moridukuri@ex.biwa.ne.jp 
 ━…イベント情報━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
 「子どもの自然体験活動安全対策シンポジウム」
       −専門家・事故体験者による報告から安全対策を考える−
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 ●趣 旨
 子どもたちの自然体験活動の機会が増える中、事故やトラブルも目立ちは
 じめてきました。事故事例を収集し、事例ごとに検証し今後の活動に生か
 すため、子ども達の自然体験活動中の事故アンケート調査を実施しました。
  その結果を検証し、子どもの自然体験活動に生かしてもらうため事例発
 表やテーマごとの分科会、情報交換会などを開催します。
 
 ●開催日 平成16年1月31日(土)、2月1日(日)
 ●会 場 独立行政法人 国立オリンピク記念青少年総合センター
          〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町3-1 
 ●参加費 1,000円(情報交換会費別途4,000円:自由参加)
       ※ 宿泊については別途費用が必要です。ご希望の方はお申
         込みください。
 ●対 象 自然体験活動指導者、施設管理者、安全管理に興味のある方
 ●募集定員 100名
 ●基調講演 「子どもたちが危ない」 村越 真 
                  静岡大学教授(専門:認知心理学)
 ●パネルディスカッション
  テーマ「自然体験活動の安全対策、検証への取組み」
      進  行:北川 健司(NPO法人 エヌエスネット)
      パネラー:佐藤 初雄(NPO法人 国際自然大学校)
                久保田 康雄(独立行政法人 国立吉備少年自然の家)
             町頭 隆児(損害保険代理店 オフィス テラ)
                高瀬 宏樹(社団法人 日本キャンプ協会)
              宇山 昭彦(日本リバーガイド協会)
 ●事例発表
  1.身近な危険「ハチ刺し症」 
    発表者:沼尾利郎(JA栃木厚生連 塩谷総合病院 副院長)
    2.水中の危険「フットエントラップメント」  
    発表者:馬場秀司(ビックスマイル・リバーガイド)
  3.琵琶湖の事故検証「ヨットが沈んだ」  
    発表者:畠中彬(前大阪府立青少年海洋センター所長)
  4.施設が危ない「侵入者への対策」 
    発表者:未定
  5.参加者のリスク「免責同意書の有効性」  
    発表者:北川健司(NPOエヌエスネット)
 ●分科会
  1.「施設管理」 
   発表者:未定、進行役:久保田康雄(国立吉備少年自然の家)
  2.「指導者の事故」 
   発表者:清水幸一(日本キャンプ協会事業部長)、
   進行役:佐藤初雄(国際自然大学校)
  3.「参加者の自己責任」
   発表者:樽谷進(樽谷法律事務所所長・弁護士)、
   進行役:北川健司(エヌエスネット)
  4.「琵琶湖の事故事例検証」
   発表者:畠中彬(前大阪府立青少年海洋センター所長)、
   進行役:高瀬宏樹(日本キャンプ協会)
  5.「フットエントラップメントからの脱出」 
   発表者:馬場秀司(ビックスマイル・リバーガイド)、
   進行役:宇山昭彦(日本リバーガイド協会)
  6.「安全対策と保険」 
   発表者:田中啓介(ホールアース自然学校)、
   進行役:町頭隆児(オフィス テラ)
 ●主 催 NPO法人エヌエスネット
 ●後 援 NPO法人 自然体験活動推進協議会、社団法人日本キャンプ協会、
      日本リバーガイド協会、文部科学省、ジャパンアウトドアネット
      ワーク(JON)
 ●助 成 文部科学省 子どもゆめ基金助成事業
 
 ----お申し込み・お問い合わせ--------------------------------
 NPO法人 エヌエスネット 
 〒500-8141 岐阜県岐阜市月丘町5-13
  TEL058-249-1166 FAX058-248-4722 
  Email  info@ns-net.org
  HP   http://www.ns-net.org

 ━…イベント情報━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
  「お郷のことばに憲法9条を翻訳してください」 
         平和を願うみなさまへのお願い   
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 先般の小泉内閣によるイラク派兵の決定を平和を願うものとして、とて
も憂慮しております。戦後50余年育んできた憲法の理念が正に蹂躙されま
した。戦争で人を殺し、戦争で人が殺される国なってしまいます。
 書籍編集者の末席に連なる者として、まだ遅くないなら、市民がもう一
度憲法の理念を学ぶことから平和の声を大きくしていく道を探りたいと思
い立ちました。

 そこで、
 「あなたのお郷のことばに憲法9条を翻訳してください」という発信を
全国に投げ掛けています。お住まいになっている場所(出身の県)のお郷
ことばで憲法9条を翻案しませんか。普段の言葉で憲法を見直してみまし
ょう。
 全国のみなさん、または故郷を離れても、まだ故郷の言葉をお忘れでな
い方々、ぜひご協力ください。北は北海道から南は沖縄まで、津々浦々満
遍なく募集したいと考えております。そして、本を刊行して収益の一部を
憲法擁護のために活動している団体に活動資金として提供したいと計画し
ています。
  何卒よろしくお願い申し上げます。
                   2003年12月吉日 坂井泉拝 

■みなさま

 この坂井さんの意図をお汲み取りの上、「お郷ことばでの憲法9条」の翻案
にご応募戴ければ幸いです。貴下のホームページ、メール網、ご関係の方々に
ご吹聴ください。お住まいの地方新聞の編集局宛てにも、あなたのお郷ことば
に翻案した「憲法9条」を投書してください。記事として掲載されれば、あな
たの住んでいる場所で憲法を大切にする動きが出てくると思います。
                          (合同出版編集部) 
====================================================================
『全国お郷ことば・憲法9条』原稿募集中! 合同出版から刊行決定! 
== 募集要項 ======================================================
【原稿締め切り日】 2004年2月10日

【発行予定日】 2004年4月上旬(合同出版刊)

【文字数】 以下に掲載の原文(*標準語の口語体)の
      2倍以内でおさめてください。

【原稿料】 掲載作品につきまして、現金でなく献本で。

【応募方法】
 http://www4.ocn.ne.jp/~gallap/ でも公開

 ◇メールの場合
  mailto:galapyio@sepia.ocn.ne.jp にお送りください。
  添付文書でなく、地の文にして直接書き込んでください。

 ◇ファックスの場合
  03-5283-3365にお送りください。

 ◇郵便の場合
  〒101-0062 千代田区神田駿河台2-1-19 
   アルベルゴ御茶ノ水823号 
   GALLAP 坂井泉 宛
  *原稿の返却はできませんので、必ずコピーしてから郵送してください。

【記載事項】 

 ◇お名前
  *ペンネームご希望の方は、本名とペンネームを両方お知らせください。
 ◇ご住所 
 ◇電話番号 
 ◇(よろしければ)ご職業と年齢、性別も。

 *雰囲気を損なわない程度、原稿に手を入れさせていただく場合があります。
 *紙数が許す限り掲載する予定ですが、類似作品が重複したり、点数がオー
  バーした場合は、編集部で選定させていただきます。
 *一人でいくつ応募なさってもかまいません。ご自分の周りにいる方々を 巻
  き込んでいただき、社会現象にしていきたい と思います。どんどんご応募
  ください。
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●憲法9条原文

 1)日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の
発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段
としては、永久にこれを放棄する。
 2)前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
国の交戦権は、これを認めない。
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●標準語の口語体(坂井泉試案)

*堅苦しい原文を、標準語の口語体に訳しましたので、こちらを参考にすれば
方言に訳しやすいでしょう。それに、それぞれの方言に特徴的な言葉を折り込
むとよいと思います。

 1)わたしたち日本の国民は、みんなが正しい考えを持っていて、世の中が
乱れることのない、安心して暮らせる平和な世界を心から願っています。です
から、国と国がごたごたをおこしていがみ合ったとしても、そこに出かけて行
って、武力を使って力ずくで解決するようなことは、これから先永久にしませ
ん。
 2)そのために、戦争をするための陸軍、海軍、空軍や大砲だのミサイルだ
の爆弾などの兵器は、いっさい持たないことに決めました。そして、政府がい
くら戦争をしたいと言っても、日本の国民は絶対に認めません。
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■応募のサンプルをご紹介

●石川
 1)あのぉんね、うちらぁー、正しいことは正しいっていう世の中にして 
みん なで仲良う生活していこうと思っとれん。例えば文化・宗教・慣習・人
種が異なる相手とうちらが、なんか問題が起きたとするがいね。ほんでもー、
やっぱ武力で相手脅すんじゃだめやわいね。無理やり力ずくで言うこと聞かせ
て、何とかしようって考えるの、もう止めんち。いいけ? そんなんじゃ、本
当の意味の問題の解決にならんげんから。うちらぁー、絶対武器は手に取らん
って決めたからね。
 2)そしたらー、日本に軍隊なんて要らんやろ? やし、もう持たんことに
してん。なんも持たんわ。ましてや政府が戦争始めるなんて、言ってみされー。
そんなん誰も認めんし。みんなで本当に平和な世の中にしていかんか。

●豊後(大分) 
 1)日本に住んじょんうちどおはなえ、どこん国んシもおろいいこつ考えん
じ、みんなじ仲良うしてえっちしんけん思っちょんので。やけん、どげえ他ん
国ん事が好かんっち思うてん、ちちまわしに行くこたせんごつ決むるけんな。
 2)ちちまわしに行かれんごつするんに、軍隊やらそげなんのじょおは持た
んけんな。国んどげえ偉えしのじょおでん、戦争してえっち言うちみよ。うち
どうは、つまらんホゲは言うなっち、みんなじ言うけんな。許さんけんな。

●広島
 1)わしらあ、日本国民はじゃのう、ええことはええ、いけんいうことはい
けんのんじゃいうことをじゃのう、しゃんと頭ん中の芯に入れてえて、国同士
が絶対に争うちゃあいけんいうことをお天道様様の下にじゃのう本気つくらに
ゃあいけんのんよ。ほんで国のメンツや欲なんかに目ぇ眩まして、ドンパチや
るようなまねをやったり、「おどりゃあ!どたまかち割ったろうか、」みたゃ
あなことを金輪際、ぜったゃあに言わしたり、やらせたりしちゃあおえんのん
よう。
 2)そのためにゃあのう、陸でも海でも空でも、ぜったゃあに物騒なものを
持っちゃあいけんいうことよ。ほんでもって、国同士が争うてもええ言うよう
なこたあなんぼ国のお偉いさんが言うてもぜったゃあに許しちゃあおえん言う
ことじゃな。よう憶えとけ。

●高知
 1)わしらぁ日本人はのぅ、曲がったことやら自分勝手なことをせんで、国
と国どうしが仲良うやっていこうと本気で思うちょるぜ。そいじゃけんのぅ、
気に入らんことがあるいうて、鉄砲やら刀で相手をおどしたり、そんなもんを
使うたりするこたぁ、日本人は絶対にせんいうことを世界中の人らに誓うたが
ぜ。
 2)じゃけんのう、相手をやっつけろぅ思うて、兵隊やら水兵やら飛行士み
たいな戦争する人間やら、タンクやら軍艦やらゼロ戦やら爆弾やら飛び道具み
たいなもんも絶対持たんことに決めたがぜ。第一、今の世の中になって、まだ
国同士が戦争で相手を殺したり、町やら村やらをたたき壊すやらいう野蛮なこ
たぁ、絶対許せりゃあせんぜ。

●山形
 1)おらだ日本のこぐみんはよ ただすいやりがだど、ちゃんとしたとした
きまりでせがいが平和になてねどだめだど、こごろがらおもてるんだ。んだが
らてよ、国ど国でもめごどどあったどぎも、戦争したりどが、鉄砲でおどした
りどが、ばぐだんボガボガ落どしたりどがは、もうすねごどにしたんだ。あど、
これがらもずーっと、ぜったいすねぞ、て決めだんだべず。んで決めだごどち
ゃんとやてがねど、だめだべ。きめだだげだど弱いべ。
 2)んだがら、軍隊どがなんどが、いくさの道具ば、もう、もだね、てのも
決めだのよ。ほれがら、政府のやろべらが戦争すっだい、どがいっても、おら
だ日本のこぐみんは、ぜったいさしぇねがらな。やくそぐっだず、せがいさ。

●名古屋
 1)わたしんたち日本の国民はよう、みいんながよう、正しい考えを持って
りゃあて、世の中が乱れんような、安心して暮してける平和な世の中を、心底
願っとるがね。そんだでよお、世界の国と国が揉め事おけえて、みっともにゃ
あ、どえりゃあ喧嘩やったとしてもだぜ、そけえわざわざ出かけてって、人殺
しの道具使って、うむを言わさんで相手をまきゃあてまうようなことはぜった
ゃぁ、永久にせえへんぜえも。
 2)そんためにはよお、戦争するための陸軍、海軍、空軍とかよお、大砲
(たゃぁほう)だ、ミサイルだ、爆弾だいうみたゃあな兵器は、こんりんざゃ
ぁ持たんって決めたんだがね。そんだで、国のえりゃあさんがよお、いっくら
戦争がしたゃあ言わしてもよお、日本の国民としてはよお、そんなもんぜった
ゃあ認めるわけにいかんちゅうこったわ。

*新聞・雑誌などにご転載の際は、坂井(03-5283-3364)までご連絡ください。
 
 ━…━イベント…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
  第1回インタープリターのための評価セミナー
「自分の成長のため、「自己評価」をしてみる」
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◆開催主旨
今回のセミナーでは、プログラムの評価、事業の評価、
さらにはインタープリターとしての自分自身を「評価」してみることで、
自己成長していくこということはどういうことか、
皆さんと考えていきたいと思います。

◆こんなことを学びます!
自己評価のチェックリスト作成を通して評価の視点の重要性を学びます
こんな方にオススメです!
○インタープリターとして、評価の視点を現場に活かしたい方
○仕事のクオリティを高めたい方
○初心者からプロの方まで大歓迎です

◆講師紹介
川北 秀人(かわきた・ひでと)
 IIHOE 人と組織と地球のための国際研究所 代表
川嶋 直(かわしま・ただし)
 財団法人キープ協会常務理事 環境教育事業部長

◆開催概要
・日 程:2004年2月6日(金)〜8日(日) [2泊3日]
・講 師:川北 秀人(IIHOE 人と組織と地球のための国際研究所)
     川嶋 直(財団法人キープ協会)
・主 催:財団法人キープ協会
・後 援:環境省、山梨県(申請中)
・開催地:山梨県清里高原キープ自然学校
・対 象:16歳以上一般
     環境教育の現場・企画に関わっている方
     それらを学びたい方
・定 員:20名
・参加費:38,000円
     ※参加期間中の全ての経費を含み、全日程参加が基本です

◆お申込み方法
ハガキ、FAX、E-mail、ホームページのいずれかで
以下の項目をご記入の後、ご送付下さい
1.「第1回インタープリターのための評価セミナー」参加希望 
2.お名前(ふりがな) 3.郵便番号・住所 4.電話番号 
5.職業(学校名) 6.年齢 7.性別 8.参加の動機 
9.何のメディアを通じてキャンプを知ったのか 10.E-mailアドレス

◆お申込み・お問合せ先
財団法人キープ協会 キープ・フォレスターズ・スクール
〒407-0311 山梨県北巨摩郡高根町清里3545
担当:若林(わかばやし)
TEL:0551-48-3795 FAX:0551-48-2990 forester@keep.or.jp
URL:http://www.keep.or.jp/FORESTERS/
★お申込みをお受けした方には1週間以内に受理通知をお送りします
★ホームページからのお申し込みが便利です
詳しくは→ http://www.keep.or.jp/FORESTERS/ip_hyouka001.htm

 ━…━イベント…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
 清里ウィンターワールド
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清里ウィンターワールド、開催します!
 詳しくは→ http://www.keep.or.jp/event.html
2月の清里は1年で最も寒い時期ですが、同時に魅力ある時期でもあります。
ピンと張り詰める空気、雪で白くなった八ヶ岳・富士山・南アルプス、
雪で覆われた牧草地とその上に付いた無数の動物の足跡など…。
清里ウィンターワールドはそんな冬の清里を遊び尽くすプログラムです。
・期 間:2004年1月31日(土)〜2月29日(日) 
・時 間:10:00〜15:00(土曜日は20:00まで)
・場 所:清泉寮前牧草地
・入場料:無料(プログラムやレンタルは有料)
・内 容:雪遊び広場、そりゲレンデ、雪の迷路(期間中いつでも)
     オープニングプログラム(1/31と2/1、餅つき大会、星空観察会など)
     プログラム(土日祝日、アイスクリーム作り、クラフト教室)
     レンタル(期間中いつでも、クロスカントリースキー、スノーシュー)
     ★お申し込み・ご予約は不要です
●清泉寮 TEL:0551-48-2111

 ━…━イベント…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
 第2回かがくの寺子屋「ウィンターエコロジー」
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 詳しくは→ http://www.keep.or.jp/FORESTERS/tera002.htm
冬の自然を科学的・生態学的な視点で総合的にとらえるウィンターエコロジー
アメリカのナチュラリストであるジェームズ・ハーフペニー博士を招き
白い雪で覆われる3月の清里で過ごします。
・期 日:2004年3月5日(金)〜7日(日) [2泊3日]
・ゲスト:ジェームズ・ハーフペニー(生物学・生態学・動物学博士)
・定 員:30名  ・対 象:16歳以上一般
・参加費:一般28,000円、学生25,000円
     (プログラム費・昼夕食費は含みますが宿泊・朝食費は含みません)
●キープ・フォレスターズ・スクール TEL:0551-48-3795
 <平成15年度子ども夢基金助成事業>

◆お申込み方法
ハガキ、FAX、E-mail、ホームページのいずれかで
以下の項目をご記入の後、ご送付下さい
1.参加希望プログラム名 
2.お名前(ふりがな) 3.郵便番号・住所 4.電話番号 
5.職業(学校名) 6.年齢 7.性別 8.参加の動機 
9.何のメディアを通じてキャンプを知ったのか 10.E-mailアドレス

◆お申込み・お問合せ先
財団法人キープ協会 キープ・フォレスターズ・スクール
〒407-0311 山梨県北巨摩郡高根町清里3545
TEL:0551-48-3795 FAX:0551-48-2990 
E-mail forester@keep.or.jp
URL:http://www.keep.or.jp/FORESTERS/
★お申込みをお受けした方には1週間以内に受理通知をお送りします★
 
 ━…情報━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
   学生のための環境教育メーリングリストのご案内    
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 本メーリングリストは、環境教育や環境教育に関連したテーマで研究をし
  ている学生、また、これからそのような研究を行いたいと考えている学生
  のためのメーリングリストです。
 該当する学生の方は、この機会にぜひぜひご参加下さい!お気軽にどうぞ!

【対象】
1.環境教育や、環境教育に関連するテーマで研究をしている学生
2.今後、そのようなテーマで研究をすることを考えている学生
3.その他、そのような研究に特に興味のある学生

【参加方法】
 ee_students@hotmail.com まで、件名を「ML参加希望」とし、
本文に、名前(フリガナ)・所属・学年・Eメールアドレスを記入した
メールを送ってください。
なお、記入された各項目は、ML上に公開されます。

その他、ご質問・ご意見等は、本ML呼びかけ人
北海道大学大学院 地球環境科学研究科 修士課程
野島智司 noji@ees.hokudai.ac.jp まで、お寄せ下さい。

 ━…情報━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
    子どもと自然に関するHP情報の提供
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 自然がわかる、科学が見える「バーチャル未来科学館」

 小中学生向けのHPで、自然や科学の仕組みをわかりやすく解説。
 人間の体から地球・宇宙まで、公的研究所の最先端科学を発信。
 特に、大気汚染、水質汚濁、森林破壊、循環型農業、リサイクル、
 エネルギー問題、ブラックバス問題など、自然に関する問題提起型
 テーマを多数掲載。
 理科・社会・総合的な学習の時間など授業で、科学部の活動で、自
 由研究で、目的に応じて幅広くご活用できます。

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  ◆自然がわかる科学が見える『バーチャル未来科学館』◆
   小中学生向けHP。授業に自由研究にご活用ください。
    http://www.pref.akita.jp/kagaku/
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-------【月刊誌「理科教室」試読誌無料配布を発売】--------------------

月刊誌「理科教室」理科教室(星の環会刊) 800円(先着200名様)
「理科教室」は創刊以来45年、自然科学教育に携わる方々に愛読されてい
ます。
読者拡大キャンペーン中で「試読誌」を無料配布しています。出版社にメー
ルで送付先とご職業を明記してメルマガ"子どもと自然"で知ったということ
を伝直接申し込んでください。
この機会に、ぜひご試読を!

 ※あきちゃんが編集人を務めております。学校の先生はもちろんのこと、
  自然科学教育に関心のある方は是非とも読んで頂きたいと思っています。
 ----申し込み先--------------------------------
  (有)星の環会 http://hosinowa.mdn.ne.jp/
  電話 03−5292−0481
  FAX  043−5292−0482
    e-mail hosinowa@pp.iij4u.or.jp

 ━…プレゼント(1)━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
  ◆ 戦争をしなくてすむ世界をつくる30の方法   3名◆
 ━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
 著者:田中優編 小林一朗編 川崎哲編
 本体価格:\1,300 出版社:合同出版 ISBN:477260314X

イラク戦争はパンドラの箱だったと、そんなことはあまり信じたくないの
ですが、やはり世の中ろくでもない方向に向かっているような気がしてな
りません。そんな心配をすこしでもしている方、ぜひご一読ください。
この本は自分の身近な生活に目をむけた「非戦実践読本」です。「買い物
で意思表示」や「貯蓄する先を選ぶ」など、生活にひそむ「戦争を支える
しくみ」を無効化していく方法を30集めたあります。
ただ祈るだけでない平和とのつき合い方、「No war」と叫ぶ以外にある平
和との向き合い方がわかります。

  合同出版URL http://www.godo-shuppan.co.jp/


【応募要領】メールの件名に「戦争をしない」お書きの上、本文に、
      郵便番号・住所・氏名・年齢・電話番号・職業・本ガジンを
      どこで知ったかを明記してご応募ください。
【応募先】biotope@zero.ad.jp
【締め切り】 平成16年1月25日まで

◯当選者
 理系のためのPowerPoint「超」入門
  愛知県 中山正樹様
_______________________________
☆こんなMLを主催しています(詳細は WebPage で)

○学校ビオトープメールリングリスト
  http://wing.zero.ad.jp/~zbh98220/ML/biotope.htm
○対談ネイチャーゲーム(ML)
  http://www.fuchu.or.jp/~okiomoya/ml.htm
○こどもエコクラブML
 http://www3.zero.ad.jp/A.Hirayama/ecoc/eco.htm
○プロジェクトワイルドML
 http://www3.zero.ad.jp/A.Hirayama/pw/pw.htm
________________________________
○本メールマガジンには著作権が存在します。本誌の記事を転載される
場合には発行人まで、ご連絡ください。
○"子どもと自然"に皆様の情報、原稿をお寄せください。
 自然と子どもに関するする話題、イベント情報、ホームページ情報(
ホームページの更新、開設)、団体紹介(フィールドレポート)その他
を掲載させて頂きます。
  原稿送付先 biotope@zero.ad.jp(テキスト形式で)
○このメールマガジンに対する全てのご意見・ご感想・掲載要望等は、
  biotope@zero.ad.jp
________________________________
 編集・発行:平山 明彦(あきちゃん)「子どもと自然」教育研究所
    http://www3.zero.ad.jp/A.Hirayama
 ご意見・お問合せは  biotope@zero.ad.jp
 〒299-0114 千葉県市原市泉台4-6-1
        TEL 090-4023-1476  Fax 0436-66-5463

    全国学校ビオトープネットワーク
   〒113-0033 東京都文京区本郷6−2−10−902 
                 TEL  03-3818-0252  FAX  03-3818-8530
      e-mail:info@narec.or.jp   http://www.ds-j.com/nature/jsbn/

メルマガ梁山泊に参加しています。  http://www.iw-jp.com/ryozanpaku/

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