メルマガ:子どもと自然 -環境教育メールマガジン-
タイトル:【子どもと自然】-環境教育メールマガジン- Vol.48 2002/11/17  2002/11/17


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【週間】子どもと自然-環境教育メールマガジン- Vol.48 2002/11/17
    http://wing.zero.ad.jp/~zbh98220/mm/mm.htm  配信 5606
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 ◆目 次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 |1.メルマガ日記 国語教育について思う
 |2.連載 学校ビオトープづ<りの基礎・基本   村上 宣雄(新連載)
 |3.連載 学校ビオトープは教育を変えるか       赤尾 整志
 |4.メルマガ紹介
 |・無料・実費配布
 |  「DVD・学校ビオトープ大作戦」
 |  月刊誌「理科教室」試読誌
 |・台湾国家公園 野生生物ウォッチングの旅 
 |☆読者プレゼント書籍(子ども・若者の参画)書籍(地球が危ない!)
 | 編集後記
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 あきちゃんのメルマガ日記 <いのち><きもち><つなぐ>>
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  ★ 国語教育について思う ★

 北朝鮮による拉致事件で北朝鮮関係の映像がTVから多く流れてきます。
学校における教育がイデオロギーの注入の役割を担っている現状をみて、
「国語教育」の問題点が浮かび上がってきます。現在私たちが何の疑問も
抱かずに許容している「国語教育」は「言語教育」、「文学教育」を超え
て子どもたちの国家の規範を学ばせる場になっていないか。

 国語教育とは日本語を教える教育であるとの原点に戻り、考え直す必要
があるのではないか。我々日本人にとって「日本語」が「母国語」から
「国家語」として教えられることに、拉致問題以上の恐怖を覚える。

 戦時においては植民地にたいして「国語」教育が侵略の象徴であったこ
とを忘れてはいけない。

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 ☆連載<第1回>学校ビオトープづ<りの基礎・基本
                              滋賀県西浅井中学校校長 村上宣雄
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1.学校ビオトープの捉え方
1)はじめに
  学校ビオトープは近年多くの学校において関心がもたれ、実践が広まり
を見せてい ることはうれしいことです。特に今年から始まった「総合的
な学習」の時間の活用場面として脚 光を浴びてきています。体験を伴う
活動であり、保護者や地域住民と一緒に取り組めるスタイルが時代の流れ
に乗って、学校ビオトープブームを生み出しています。
  しかし、学校ビオトープのねらいや理念が正しく理解されているかとい
えば疑問 です。多くの実践を見てみると、学校の空き地に池を掘り、水を
ためたビオトープが多く出現す るようになってきました。中には数十万、
数百万の費用をかけて作られたものもあります。そし て池の中にはメダカ
やトンボが棲息しています。外観は確かにビオトープであり、確かに生
き物も生きています。しかし、このビオトープが「学校ビオトープ」とし
ての機能を本当に果 たしているかどうかについてはすべてがGoodという
調子にはいかないのです。どうしても「ビオ 
トープ」と「学校ビオトープ」の違いの理解が必要なのです。

2)環境破壊の気づきから生まれたビオトープ

 日本の経済発展は、当時の総理大臣田中角栄の列島改造論からスタート
し、所得倍 増と引
き換えに、豊かな自然を多く失ってしまいました。道路建設、ダム建設、
圃場整備、 森林の伐採と人工林の植林などの公共事業によって、多くの
生物が姿を消してしまいました。 しかしいつまでもこうした経済発展は
続かず、バブルの崩壊を境に日本の経済は下降路線を進ん でいます。そ
して、逆に自然を破壊してきたことに気づく国民が多くなってきました。
経済 発展でお金に目を奪われていた国民は、その景気が止まったとき、
改めて自然破壊の大きさに気 付くようになってきたのです。失ったのは
自然破壊のみではありません。長い間培われてきた 日本人の自然と調和
した生き方、自然を敬い、大切にしていく生き方や考え方も崩壊してし 
まったのです。そして農作業の共同体としての組織の崩壊につながり、現
在は厳しい段階までき ているのです。たった数十年間で先祖が残してく
れた自然を破壊してしまったことに悔いを感 じ「もうこれ上自然を破壊
してはいけない。残された自然は大切に次の世代に引き継いでいかねぱな
らない。引き継ぐことが私たち世代の役割であり、任務である。」という
ふうに考える 人が増えてきました。私が教職についた昭和40年代には、
自然保護や環境教育という言葉を発し ても耳を傾ける人はほとんどあり
ませんでした。逆に時代の流れを止める人物として、冷た く見られる時
代でもありました。

 しかし、今の時代は環境の時代に突入しており長年環境保全の啓発に関
わってきた 筆者にとってはうれしい限りです。しかし、マスコミや行政サ
イドからその重要性が主張さ れていますが、具体的な場面や行動となると
保全の道はなかなか難しいものがあります。確かに 行政も大きく変わって
きました。環境省、国土交通省、農林水産省も事業の推進に生態系保全の
姿勢を打ち出し、河川法も森林法もビオトープの考え方を取り入れ、生態
系保全を重視し た施策や工法を提案し推進するようになってきました。
すすでにモデル事業としていつくかの立 派な事業が完成していますし、
その方向は強くなってきています。しかし、国の直轄の事業は別 として、
都道府県や市町村段階の事業については、今も従来の手法と依然変わって
いないのも事実です。すべての工事がビオトーブの姿勢で取り組まれるよ
うになるまでには、今後まだまだ多くの年月を要すると思われますが、時
代の流れは確実に生態系保全の方向に向いていることに間違いありません。

■筆者紹介
1965年3月滋賀大学学芸学部卒業
同年4月竜王町立竜王中学校教諭
1977年4月新旭町教育委員会学校教育課長
1998年4月西浅井中学校校長就任、今日に至る
1980年11月滋賀県自然観察指導者連絡会会長
2000年4月全国学校ビオトープ・ネットワーク設立・副会長

NPO法人自然環境復元協会理事
長年、滋賀県内の植生調査に携わり、滋賀自然観察指導者連絡会を立ち上げ
、在滋賀県生物環境アドバイザーなどもつとめる。

※ この論説は「NPO法人自然環境復元協会」発行の「学校ビオトープ
解説・事例 集」に寄せた村上宣雄氏の原稿を転載させていただいたもの
です。原本の冊子は同協会事務局より会員に無償配布されました。非会員
で入手希望の方には、実費1,000円で頒布してもらえ ます。

NPO法人自然環境復元協会
(全国学校ビオトープネットワーク事務局兼務)の連絡先:
TEL:03-3818-0252, info@narec.or.jp
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連載<第6回> 学校ビオトープは教育を変えるか(3)
       全国学校ビオトープ・ネットワーク理事 赤尾 整志
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1.環境技術・商品カタログ
『エコスクールづくりをサポートする環境技術・商品カタログー静岡・
2002年度版』なるものが出現したので、紹介したい。その編集者は
「富士の国・学校ビオトープ」(特定非営利活動法人)である。
カタログとは普通、商品等の目録または便覧のことであるが、このカタ
ログはただのリストではない。そこには学校ビオトープづくり(ひいて
はエコスクールづくり)のための構成素材となる、商品や技術の様々な
情報が盛り込まれてあり、学校ビオトープづくりのマニュアルやガイド
とは異なった特色がある。

2.学校ビオトープの活動とカタログ効果
学校ビオトープはいわゆるお上からお仕着せの施設ではないため、当然、
学校独自で算段しなければならない。しかし今の学校では、校長や教師
にとってそれは大きな負担(多忙と不得手)となるだろう。そのような
ときには問題を抱え込まないで、まず学校のニーズを社会に向かって発
信してはどうだろうか。このような情報は本来はそれぞれ違った事情を
かかえる個々の学校から発信されるべきものであるが、そのルートに乏
しい現状では、地域のNPOがそれを代行してもよいと思う。
一方、地域にはこのような学校のニーズに応え得るモノ(商品)やノウ
ハウ(技術)をもった事業者や地域人が、よく探せば存在している場合
が多い。「カタログ」にはこのような情報がいろいろと盛り込まれてい
て、学校のニーズと地域社会の対応がスムーズに行われることを可能に
している。その結果、学校現場においてはそれぞれ多様な選択肢による
創造的なビオトープづくりや活用をすることができる。また地域社会の
サイトでも支援事業や支援活動がエコ・アップされ、学校ビオトープを
通じて地産地消(顔の見える生産・消費)が実践される。

3.ビオトープのカタログ効果と教科学習
総合的学習を教科学習と対じさせると、非建設的な学力低下論に陥って
しまう。学校ビオトープがリンケージ・ポイントになってカタログ効果
がスムーズに実現されるようになると、それは教科学習にも連動される
可能性が生まれてくる。つまり抽象的で知識偏重になりがちな教科の学
習方法に、地域の智恵や営み(それらは人が生きるための実学)を注入
する、つまり教科学習の総合化が可能になるのではなかろうか。学校ビ
オトープのカタログ効果はこのとき、現行の学校教育のシステムに言及
することになるであろう。

4.学校ビオトープから地域共同体へ
平成9年から文部科学省と経済産業省の協同施作策である「環境を考慮
した学校施設の整備推進」、いわゆるエコスクールモデル事業が開始さ
れている。それは既成の「学校施設」を地球・地域を視野に入れてエコ
アップする、つまり学校の衣装替えを意図するものと考えられる。
「富士の国・学校ビオトープ」の構想するエコスクールは、環境循環・共
生型未来学校を目差すものであるが、それは「カタログ」を見ると、学
校という枠組みの中だけの理念ではないと解釈される。少なくとも学区
から地域さらに広い区域へと開かれたものであり、学校ビオトープはそ
のリンケージ・ポイントとして重要な役割を担うであろうと考えられる。
静岡で考案された「環境技術・商品カタログ」は、そのための情報の流
れを促進する斬新なアイディアであるといえよう。この「カタログ」を
通して地域から全国の各地区にわたってプロットされるエコスクールづ
くりのサポーターは、新しい教育のインフラにもなると考えられる。そ
してそこからの情報(もの・ひと・かね)が教育の現場にフィードバッ
クされるとき、学校は変わり教育もまた変わるであろう。

★『エコスクールづくりをサポートする環境技術・商品カタログ』の内
 容は「富士の国・学校ビオトープ」のホームページに掲示されている。
       URL:http://www.biotope.jp
(連載 終わり)

※この論説の全文をここで読むことができます。
  http://wing.zero.ad.jp/~zbh98220/mm/ron/ronako.htm
        
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             メルマガ紹介 
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 環境文化ラボネット/Eco Culture Labでは、環境保全を軸とする文化継
承や文化創出に関する情報をメールマガジン形式で発信しています。
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無料版『環境文化MM』Vol.2 No.11 月刊 2002年11月5日 
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HEAD LINE(目次)
[1]はじめに「買い物袋持参の動き、高まる」
[2]新刊のご紹介
 ・左巻健男著『理科の基礎・基本おもしろ授業入門』
[3]豆乳を自分で作って、飲んでみませんか?-その1-
[4]イベント案内
 ・シンポジウム「総合的学習における「環境教育」の展開
[5]役立つ環境就職サイト
[6]全国学校ビオトープ所在地調査への協力依頼と先月のお礼
[7]神戸市内小学校におけるビオトープの整備・利用および教員意識に
  関する調査結果
[8]編集後記
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----【「DVD・学校ビオトープ大作戦」を頒布】------------------------

 土壌の生き物たちのくらしを中心にすえて、学校ビオトープの映像教材
(約40分間)を作成しました。
校庭での土壌動物の観察やビオトープ園の模型を作ってみんなで計画を立
てていく様子など、静岡市と焼津市の小・中学校4校の実際の活動を織り
交ぜながら紹介しています。映像による土壌動物図鑑は、プロの動物カメ
ラマンの手による非常に美しく興味深い生態映像で他の教材にあまり例を
見ないものです。
 また、土壌微生物を使った生ゴミ分解装置のつくりかたも分かりやすく
紹介しました。これは、生ゴミのリサイクル活動と生き物のすみかづくり
を連動させる学習のヒントになると思います。
 動物アニメーションを使ってストーリー性を持たせ、低学年の子どもで
も親しめるように工夫しています。
(内容的には大人が見ても、決して幼稚過ぎることはありません。)
学校、公民館、博物館などでご活用いただきたく、ただいま希望者に頒布
(実費1000円)しています。
本会ホームページでも簡単に紹介しています。

〒420-0031 静岡市呉服町2丁目2−22 呉服町ビル2階
NPO法人 富士の国・学校ビオトープ 事務局
メール:biotope@biotope.jp
http://www.biotope.jp

-------【月刊誌「理科教室」試読誌無料配布】------------------------

月刊誌「理科教室」理科教室(星の環会刊) 800円(先着200名様)
「理科教室」は創刊以来40年、自然科学教育に携わる方々に愛読されてい
ます。
読者拡大キャンペーン中で「試読誌」を無料配布しています。出版社にメー
ルで送付先とご職業を明記してメルマガ"子どもと自然"で知ったということ
を伝直接申し込んでください。
この機会に、ぜひご試読を!
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  (有)星の環会 http://hosinowa.mdn.ne.jp/
  電話 03−5292−0481
  FAX  043−5292−0482
    e-mail hosinowa@pp.iij4u.or.jp
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(有)星の環会は"子どもの心にうったえる"、"子どもとお年寄りの接点
 を大切にした"、子どもから大人まで共に読める本"を出版して約30年。
 児童書、教育書、環境問題を取り上げた書籍は多くの公立図書館、学校図
 書館から高い評価を受け、蔵書として採用されています。
 さらに当会の書籍は総合的な学習に役立つアイデアと指針がふんだんに盛
 り込まれ、多くの学校の先生方に受け入れられています。
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   ∽∽∽∽ NPO法人生態教育センター 海外交流研修ツアー ∽∽∽∽

      ■□ 台湾国家公園 野生生物ウォッチングの旅 □■
      ■   〜亜熱帯の動植物と異文化を訪ねて〜     ■
         ■□   12月19日(木)〜12月24日(火) 5泊6日   □■

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  詳しくは> http://www.wildlife.ne.jp/event/program/tour/taiwan/
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       ◆ 読者のプレゼント(1)5冊 ◆
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  ◆子ども・若者の参画    R.ハートの問題提起に応えて
    200頁 定価[本体2000円+税]
    子どもの参画情報センター[ICCP]の企画編集 第1弾刊行!!
   
   Information Center for Children's Participartion
   子どもの参画情報センター【編】

世界的名著であるR.ハートの『子どもの参画』(日本語版)が刊行され
て2年、今や研究分野でも・実践活動分野でも必読の書として注目さてい
る。
本書はそのハートの参画理論を受けとめ、異なる専門領域の執筆者15人
が日本の現状に立脚して、なぜ今子どもの参画なのかを論述し参画の意義
と課題を掘り下げる。

刊行にあたり『子どもの参画』の著者 ロジャー・ハートからメッセージ
を収録

執筆者一覧[執筆順]
木下  勇(千葉大学園芸学部助教授)
新谷 周平(東京大学大学院博士課程在籍)
石原 剛志(長野大学社会福祉学部講師)
喜多 明人(早稲田大学文学部教授)
林  大介(特定非営利活動法人Rights常任理事)
朝倉 景樹(特定非営利活動法人東京シューレ理事)
吉田 里江(NGO「世界の子どもにワクチンを」日本委員会事務局次長)
小澤紀美子(東京学芸大学教授)
平山 明彦(全国学校ビオトープ・ネットワーク副理事長)
妹尾 理子(<財>住宅総合研究財団特別研究員)
小貫  仁(開発教育協議会理事)
田中 治彦(立教大学文学部教授)
呉 宣 児(九州龍谷短期大学非常勤講師)
延藤 安弘(千葉大学工学部教授)

萌文社(ほうぶんしゃ)〒102-0071東京都千代田区富士見1-5-12
 TEL:03-3221-9008/FAX03-3221-1038

【応募要領】メールの件名に「子どもの参画」お書きの上、本文に、
      郵便番号・住所・氏名・年齢・電話番号・職業・本ガジンを
      どこで知ったかを明記してご応募ください。
【応募先】biotope@mx1.alpha-web.ne.jp
【締め切り】 12月 6日まで
  
   当選者の発表は発送をもってかえさせていただきます
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本書の著者の「石原 剛志」をコメンテーターとして合評会を開催します。
今後も著者をコメンテーターとして合評会を開催します。

★日 時  11月30日(土)午後6時〜9時
★テーマ 『子ども・若者の参画』本から見えてきたこと
★コメンテーター
          石原 剛志  (長野大学)
      萩原 建次郎 (駒澤大学) 
      鈴木 祐司  (青少年育成支援フォーラム)

 参画との距離感が否めない子ども福祉の現場を知る石原さんにとって、
子ども若者の居場所をやわらかいまなざしから見てきた萩原さんにとっ
て、なぜいま参画なのかを若者たちに寄り添い求道する鈴木さんにとっ
て、本書を一読して見えてきたこと、見えなかったものはなんだろうか。
新進気鋭の論客三人による透析した批評は、読者と執筆者に新たな見え
方の切り口を発見させ、参画創造への放射光を充ててくれよう。
また、本書は異分野を意欲的に並列していたが、中身の交錯と融合が、
どれほどに実現しているのか、このあたりの可否も論点のひとつにし
たいところだ。あれもこれもと俎上に乗せるわけにもいくまいが、当
日参加者もそれなりに発声すれば、本書の読み込み消化不良も少しは
解消されるかもしれない。

*終了後に、お時間のある方には懇親会も予定しております

★会 場   千代田区富士見区民会館 JR・地下鉄飯田橋駅より徒歩5分
                            千代田区富士見1−6−7参加費  500円 
★主 催  子どもの参画情報センター  *この研究例会ご案内の転送お願いします
★問い合わせ・申し込み先:永島/萌文社(ほうぶんしゃ)
  TEL 03-3230-1689  FAX 03-3221-1038  E-mail:naga@mdn.ne.jp

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       ◆ 読者のプレゼント(2)3冊 ◆
 ━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
 ◆地球が危ない!編著/地球危機管理委員会 絵/さとうまゆ/224頁
  1400円+税/幻冬舎刊

 環境保護についてを考える本です。
現代生活のすべてが環境破壊につながっています。
どんなにごみを分別したって、この10年間で地球の環境はさらに悪くなっ
ているし、オゾンホールも広がっています。
何も知らないままリサイクルするのではなく、その裏にある経済のシステ
ムを勉強して、経済には仕組みがあることを知るための77の方法が書かれ
ています。もちろん、中にはビオトープについての項目もあります。
現在、子どもたちが授業で学んでいるような初歩的な内容から、政治や社
会の側面から考えて行動するためのヒントとなる項目までバラエティ豊か
な内容となっています。加えてイラストは、 自然界に住む生き物として
の象徴の、キュートなペンギンの親子、ロボット犬で行動がちょっと攻撃
的なメカポチが、本のサポート役をしています。

オフィシャルサイト http://www.chiq.jp

【応募要領】メールの件名に「地球の危機プレゼント」お書きの上、本文に、
      郵便番号・住所・氏名・年齢・電話番号・職業・本ガジンを
      どこで知ったかを明記してご応募ください。
【応募先】biotope@mx1.alpha-web.ne.jp
【締め切り】 11月30日まで
  
   当選者の発表は発送をもってかえさせていただきます。
________________________________
☆こんなMLを主催しています(詳細は WebPage で)

○学校ビオトープメールリングリスト
  http://wing.zero.ad.jp/~zbh98220/ML/biotope.htm
○対談ネイチャーゲーム(ML)
  http://www.fuchu.or.jp/~okiomoya/ml.htm
○こどもエコクラブML
 http://wing.zero.ad.jp/~zbh98220/ecoc/eco.htm
○プロジェクトワイルドML
 http://wing.zero.ad.jp/~zbh98220/pw/pw.htm
________________________________ 
  ━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
           ◆ 編集後記 ◆
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村上先生の新連載がスタートします。学校ビオトープのつくられ方を具体
的に書かれています。赤尾先生連載、ありがとうございました。
読者の多くからメルマガ日記を最初にという要望があり、今号からトップ
にもっていきました。毎号続けられるかどうか。読者の皆様もこのメルマ
ガ日記に寄稿してください。
________________________________
○"子どもと自然"に皆様の情報、原稿をお寄せください。
 自然と子どもに関するする話題、イベント情報、ホームページ情報(
ホームページの更新、開設)、団体紹介(フィールドレポート)その他
を掲載させて頂きます。
  原稿送付先 biotope@mx1.alpha-web.ne.jp (テキスト形式で)

○本メールマガジンには著作権が存在します。本誌の記事を転載される
場合には発行人まで、ご連絡ください。

○このメールマガジンに対する全てのご意見・ご感想・掲載要望等は、
  biotope@mx1.alpha-web.ne.jp
 _______________________________
 編集・発行:平山 明彦(あきちゃん)
    http://wing.zero.ad.jp/~zbh98220
 ご意見・お問合せは  biorope@mx1.alpha-web.ne.jp
 〒299-0114 千葉県市原市泉台4-6-1
        TEL 090-4023-1476  Fax 0436-66-5463

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                 TEL  03-3818-0252  FAX  03-3818-8530
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