メルマガ:いいオトコ研究会
タイトル:自立成長型の「いいオトコ」 要約編(1)  2004/03/17


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  ◆いいオトコ研究会(いい男とは?)◆  04年3月17日 第103号
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    それは、自立成長型の男、自分人生の経営者である男
       http://members.at.infoseek.co.jp/fineguy/
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 読者数;12,633人  (姉妹紙含む)


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▼▼今号のテーマ▼▼ >> 自分人生経営のおさらい

昨年4月から連載している、いいオトコになるための「自分人生の経営」。
その戦略、マーケティング、人、ファイナンスが、前号で完結しました。

そこで数週に渡り、おさらい目的に、その要約をお送りします。
題して、「自分人生の経営ハンドブック、要約版」。


▼自分人生の経営者

会社の価値(株価)を高め、従業員をハッピーにさせる。
いろんな面で、良い会社にすることが、経営者の責務であり、
達成出来るか否か、それは、経営者次第。

同じことが、「自分」という人生にも当てはまる。
いいオトコは「自分という人生の経営者」であり、
「自立成長型の人」になるか否かは、貴方次第。

以上より、会社経営に必要な考え方や戦略思考を、
自分人生の経営に当てはめたものが、本メルマガの主旨です。
http://members.at.infoseek.co.jp/fineguy/article0304.html#vol.59


▼勝つこと

会社(企業)には勝ち負けがあります。
ならば、自分人生という会社にも、勝ち負けがあって当り前。

企業の勝負の対象は、同業者(競合相手)。
では、自分人生の勝負の対象は誰でしょうか?
それは、「自分自身」です。

もう少し詳しく述べると、
「過去の自分の最高」と、「将来の自分の目標」が勝負の対象。

過去の自分の最高をクリアしたら「勝ち」、
将来の自分の目標を達成したら、それも「勝ち」。
あくまで対象は自分。

受験戦争や出世競争で勝ち抜く。
合コンで一番人気を取る。
そんな「他人を対象にした」勝ち負けなんて、あまり重要ではありません。
他人を対象とは、勝負の相手が他人ということと同時に、
勝敗を判定する人が他人ということも含まれます。

他人相手の勝ち負けだと、自分人生の経営が他人依存になり、
結果的に、あまりハッピーな人生は送れないこととなります。

例えば「利益重視、短期勝負」型の上司の元では、
顧客の信頼を失おうが、ともかく今期の利益獲得に走ることが、
出世や評価で勝つための手段。

ところが「顧客重視、長期勝負」型の上司に代わったとたんに、
顧客の信頼を失ってしまったので、前述した手段はマイナスとなってしまう。
勝負の相手も、判定する人も他人だと、
こんなことが頻繁に起こるものですね。
http://members.at.infoseek.co.jp/fineguy/article0304.html#vol.60


▼戦略と戦術

勝つためには、戦略と戦術が必要です。
やみくもに鉄砲を打っても、戦いは勝てないのと同じように。

戦略とは「長期的展望に立って定めた目標を、達成するための計画・作戦」、
戦術とは「戦略を実行するために使う手段、テクニック」
のことです。

目標が「社長になる」。
戦略が「得意なIT関係で独立起業する」なら、
戦術が「まずはJavaの知識をフル活用する」
で、やることが「Javaのプログラミング能力を高める」
とでもなるでしょうか。

これは、目標設定→戦略設定→戦術決定→その実行。
という順番が大切なことも、表しています。
この逆はダメですね。

戦略や目標が定まっていないのに、戦術を手に入れようとする。
あたかも、目指したいこともわからずに、人気の資格を取りに行く
ようなものです。
http://members.at.infoseek.co.jp/fineguy/article0304.html#vol.61


▼戦略を立てる

では、戦略って、どうやって立てるのでしょうか。

1、自分の理念やビジョン、あるいは夢を描く。
2、次に、ビジョンや夢を具体化したもの「目標」を定める。
3、定めた目標を達成させるための作戦を考える。
4、考え出した作戦(戦略)を実行してみる。
5、実行した結果を見て、目標を再設定する。
いわゆる、Plan-Do-Seeの繰り返しですね。

ここで忘れてならないのが、定める目標は、
自分の長所(強み)を発揮することによって達成出来る内容であること。

更に、自分の長所(強み)は、自分の特性(個性)の範囲内にあることです。
http://members.at.infoseek.co.jp/fineguy/article0304.html#vol.62


▼特性を見つける

では、自分の強みを見つけるために、まずは自分の特性を見つけてみましょう。
特性とは、気質、人格、性格、個性、特性、パーソナリティーの総称で、
個人の思考パターン、行動パターンのこと。
学問的には次の5種類に分かれます。

1 固執的特性
次のような単語が口癖の人は、この「固執的」特性が強いと言えます。
”当然だ”、”すべきである”、”でなければならない”。

自分の価値観に固執し、合っているものはOKで、
合っていないものは排除してしまうのが特徴です。
そして、指導的で責任感が強いことを発揮出来る分野。
ここで自分の強みを探すことが、いいと思います。

2 思いやり特性
”まかせなさい”、”心配しなくていいよ”、”何とかしてあげます”。
このような口癖の人は、「思いやり」特性が強いと言えます。

外部の人々が幸せなら、自分も幸せだ、って思う傾向があり、
愛情に関わる原体験が強く影響し、母性的感性が強いのが特徴です。
そして、人の世話をしたり、相談を受けたりするような分野。
ここで自分の強みを探すことが、得策だと思います。

3 論理的特性
”論理的には”、”合理的”、”事実関係は”。
このような口癖が、「論理的」特性の強い人に多く見られます。

物事を、白か黒、プラスかマイナス、適正か不適正、などに割り切る
特徴があり、何よりも合理性、論理性を重んじます。
そして、状況を冷静に分析したり、合理的判断が求められる分野。
ここに、自分の強みがあることでしょう。

4 攻め特性
”自分をよく見せたい”、”大まか、アバウト”、”攻め”。
これが、「拡散・発展」特性の人の口癖です。

今ある状況を変え、自らを拡張、発展させることにエネルギーを
費やし、現状維持では満足出来ないのが特徴です。
そして、革新的、創造的なことに関連する分野。
ここに、自分を活かせる場所があることでしょう。

5 守り特性
”自分がよく見られたい”(見せたい、が「攻め」特性)、”安全”、
”このまま”。
「守り」特性の人が発する口癖です。

今ある状況を維持し、リスクを冒してまで何かを得ようとはせず、
保全を優先する特徴があります。
そして、几帳面で継続的な資質が求められる分野。
ここに、長所を伸ばせる何かがあると思います。

自分の強み(長所)は、これら特性の中に必ず見つかります。
まずは、自分の特性を分析し把握してみましょう。
http://members.at.infoseek.co.jp/fineguy/article0304.html#vol.63


▼強みを見つける

特性を見つけた次に、自分の強みを見つけるにはどうするのか?
一つ目は、自分の成功体験を列挙してみること。
どんな小さなことでもいいので、小学校時代くらいから思い出し、
成功体験を挙げてみてください。
必ず、自分の強みに関連した出来事があったはずです。

二つ目は、ワクワクした出来事を思い出してみることです。
ワクワク感のあったことって、間違いなく好きなこと。
好きなことに関する何かが、自分の強みの一つです。

三つ目は、自分の棚卸しをしてみること。
棚卸しとは、「どんな資産」を持っているかの整理。
但しここでは、不動産や貯金など「見える資産」ではなく、
友人家族、知識情報、専門性や趣味など「見えない資産」が対象となります。
強みが、それら資産の中に、必ずあるはずです。

四つ目は、将来こうなっていたいなーっていう意志の中に、必ず自分の
強みがあります。
なってみたいなーっていう意志。
この意志の力って、何よりもすごいのです。
http://members.at.infoseek.co.jp/fineguy/article0306.html#vol.64


▼目標を定める

そして、目標を定めるにはどうするのか?
それは、夢を描くことから始まります。

では、夢を描くには?
「あーいいなー」
「幸せだなー」
こう思えるシーンを思い続けること。
それがコツです。

夢なんて、別に高尚な内容じゃなくていいです。
高いレベルのものでなくてもいいです。
「いいなー」って思えるシーン。
それで十分。

目標は、夢に到着するための通過点。
夢が到着駅で、目標が途中駅です。

よって、目標の設定は、夢までの「道のり」を定めることから始まります。
山頂を目指す場合に、行く道のりを定めるのと同じです。
1合目、2合目ーーー。これが目標。
http://members.at.infoseek.co.jp/fineguy/article0306.html#vol.65


▼目標の達成

最後に、折角定めた目標も、達成出来ないと意味がありません。
では、目標達成のためのプロセスとはどんなものでしょうか。

まず、目標の内容自体が、
「具体性があること」、
「動機・意欲が高まること」、
「達成可能なレベルであること」、
「他のことと関連性があること」、
「達成度合いが把握出来ること」、
そして「プロセスが楽しめること」。

であることが大切です。
これらの一つでも欠けていると、目標達成は非常に困難な道となります。

そして、目標達成に大切なこととして、「潜在意識に刻み込む」ことと、
「ちょっとしたストレッチ」も挙げられます。

「この目標は達成出来る」
「達成した自分を想像してみる」
その思いが潜在意識に刻まれると、自然のポジティブな行動、考え方が
出来るようになるのですね。

ストレッチとは、「ちょっと伸ばす」ってこと。
日々の行動で「ちょっと手を伸ばせば」届く。
そんな「ストレッチな目標」を持つ事も大切です。
http://members.at.infoseek.co.jp/fineguy/article0306.html#vol.66

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▼▼上原貴志の「編集後記」▼▼

未だに私は「自分の特性や強み」が、明確化できていません。
結果、未だに私は「自分の夢や目標」が定めきれていません。
夢や目標が定まっていないから、自分人生経営における戦略が
今ひとつ、フラフラしているのも事実。

いつもエラソーなことをメルマガで言っていますが、
実体はこんな状況なのです、本当は。

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▼▼次号のテーマ▼▼ >> 要約 Vol.2

自分人生の経営ハンドブック。
その要約版、Vol.2です。

戦う場所を集中させる?
自分分析って?
外部分析って?
そして、目標達成に向けての人生経営戦略の実行とは?

次週3月17日をお楽しみに。


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  ◆いいオトコ研究会(いい男とは?)◆  04年3月17日 第103号
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 発行人     上原 貴志 (いいオトコ研究会 代表) 
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