メルマガ:いいオトコ研究会
タイトル:<いいオトコ研究会> 結婚こだわり男 その1  2003/01/27


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いいオトコ研究会のメルマガ vol.45

ちょっと変わった企画をしてみました。
いいオトコ研究会を本格化させるために、いろいろとトライしていますので、
ご了承下さいね。

で今回は、BBS上での有名人「こうた」さんによる「実話ストーリー」。

一回のメルマガではご紹介しきれないので、本日月曜日に第一号、水曜日に第
二号、金曜日に第三号と分けて送ります。
また、いいオトコ研究会代表からのコメントは、一切無しとしました。

題して「結婚こだわり男」 by こうた


■第一号

結婚は人生の大きな節目。
これは、いつの世も変わらぬ話です。
皆さんもきっと、知人の結婚披露宴に招かれる度に、いろんな思いが浮かぶの
ではないでしょうか。
彼・彼女の過去と未来に思いを馳せ、心から門出を祝う。
とくに親しい相手の結婚ならば、なおさらですよね。

僕の周りにも結婚した多くの知人がいますが、中には「これはちょっとなあ」
と思った結婚ドラマもありました。
相手の女性がお気の毒になるほどのものもありました。
そこで「ブスおとこレポート」の一環として、僕の友人の結婚までのプロセス
や披露宴の様子などについて、三回に分けてお話しします。


■「結婚したいオトコ」大いに語る

僕は、何名かの大学時代の友人と、今でも時たま酒を飲み交わします。
その席での話題は、やはり近況報告と知人の消息を尋ね合うことが中心。
そして齢を重ねるにつれ、その話題は「結婚」に関するものが多くなりました。

口火を切るのは大抵、このレポートの主人公「春彦さん」です。
下記は、ある飲み会での春彦さんと僕とのやりとり。
 
春彦 :「あのさあ、こうた。お前、結婚しないの?」
こうた:「今のところ、やりたいことがあるから、当分先になるよ。」
春彦 :「親から、なんか言われない?」
こうた:「別に。」
春彦 :「俺らは、結婚が当り前の齢なんだから、普通言われないか。『見合
いしろ』とかさあ。」
こうた:「結婚なんて、いつしたっていいだろ」(うんざりした様子)
春彦 :「今、つきあってる人とかいるの?」
こうた:「今の俺は、それどころじゃないよ」(完全に不機嫌)
春彦 :「・・・・」

〜それから2、3年後〜

春彦 :「こうた、結婚話はまだかよ!」(見下したような様子で)
こうた:「そんなに、焦ってどうする!」
春彦 :「もういい齢だろ。結婚していて、当然なんだよ。」
こうた:「あっそう。お前さんは、結婚以外にしたいことが無いんだ。」
春彦 :「俺さあ、『出会いパーテイー』に行ってんだ。うまくいけば、来年
に結婚じゃないかな。決まったら式に呼ぶよ。」(一転して得意げ)
こうた:「へー。そういう所でも出会いってあるんだね。」
春彦 :「お前も、夢を追ってないで、早く身を固めれば!」

しかし春彦さんは翌年、結婚しませんでした。
彼はそのことについて多くを語りません。
どうやら相手の女性に嫌われたようですが、果たして彼はその原因を自覚して
いたのでしょうか・・・。

それにしても「大の男」が顔を突き合わせ、「結婚・結婚!!」と騒いでいる
のは、実に見苦しいものですねえ。
その時のことを思い出すと、僕は非常に恥ずかしい!!


■春彦さんのどこが、ブス?

切実に結婚したいと自分が思っているからって、それを他人にも当然だろうっ
ていう態度は、ブスですよね。
自分にとって「あたりまえのこと」が他人にはそうではない。
こんなこと、至極当たり前。

それに、「自分の尺度」を持たずに、他人と比較ばかりして面白いのかなって
思います。

また、世間体を取り繕うための結婚なんて、相手に失礼。
そのセンスも古すぎ。
そんな利己的な動機だけで、結婚してほしくないですね。相手不在の行動です
よ。


■では次回

この春彦さん。学生時代から妙にきまじめで、世間体を気にするタイプでした。
その割には、下卑たところもありました。

例えば、就職活動について、「会社なんてどこも同じ。面接なんて、どうせ狐
と狸の化かし合いなんだから、持ってない資格も、あることにして、適当に答
えときゃいいんだよ」と豪語してました。

それから彼は、物事に対し「これは好き、これは厭だ」という感情を持たない
という人柄。
言い換えると、自分の美学(美意識)を感じさせない人物だったのです。

更に問題なのは、彼は人とのコミュニケーションが不得手なのです。
人を見下し、自分の優位を感じないと気が済まないらしいのです。
そのため、「吉野さん」というもう一人の登場人物に対し、彼の趣味である「
バイクのコレクション」について、半ば小ばかにしているようです。
恐らく春彦さんの心中は、「吉野って、オタクで変なヤツ。それに比べたら、
俺は『まともな常識人』だ」といったものだと思います。

他者への寛容さと、想像力に欠け、誰かを見下して、得意になっているのです
から。いいやはや、何とも・・・。

次回水曜日は、彼の結婚報告と、披露宴の打ち合わせ風景をご紹介します。



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