メルマガ:いいオトコ研究会
タイトル:<いいオトコ研究会> ”モテる技術”という本に付いて  2002/12/04


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■   い い オ ト コ 研 究 会    
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■  http://members.tripod.co.jp/fineguy/  
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-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-* <M E N U> *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

1、今週のメルマガ  “「モテる技術」という本に付いて”

2、今週のチェックポイント
   How-toいいオトコ   ”短絡的なテクニックに走らないこと”
   ブスおとこの撤去   “自分主義はダメだよ”
   いいオトコ度チェック “苦労に付いてどう語っているか?”

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本屋のベストセラー・コーナーを見ると、「銀座ママが教えるできる男--」と
か、「モテる技術」など、男はどうやったらモテるのかに付いての書籍が多く
出回っていますね。

で、読者の方から「モテる技術」というベストセラーに付いて解説して欲しい
とのリクエストを、いくつも頂戴しました。
そこで今回は、この「モテる技術」に付いて“いいオトコ”流に解説します。

但し、筆者は一度もこの本を読んだことすらありません。

よって、こうしました。
「モテる技術」という本には、“モテる男の行動様式の11のルール”という
のが記載されているようです。
この記載されているルールのみを取り上げ、“いいオトコ研究会”流のルール
に作り変えてみることで、皆様のリクエストにお応えしようと思います。


■ルール1 「モテる男は、セックスを哀願しない」

モテる男の行動様式のルール1には、「セックスを哀願しない」ってのがあり
ました。
でも、こんなのあったり前ですよね。
わざわざ本に記載することなのでしょうか?
このルールを見て「あっそっか」なんて改めて納得した男性は、結構ヤバイで
すよ、それだけで。

そりゃ、時たまは、哀願すればいい思いをする場合もあるでしょう。
でも、それは“いいオトコ”流のモテ方ではないこと、皆さんよくご存知です
よね。
で、このルールに付いては、語る価値すらありませんので、筆者はこのルール
を変更します。
「“いいオトコ”は、このルールを読み飛ばす」、とね。


■ルール2 「モテる男は、自分の誘いに対し、最終決定権は女性にあること
を知っている」

これに関しては、過去のメルマガ「見返りを要求しない男」をご覧になって下
さい。
http://members.tripod.co.jp/fineguy/article0806.html#vol.23

どんな誘いだろうが、誘いに応える応えないの決定権は、誘われた方にありま
す。
男女間だろうがビジネスだろうが。
また、誘いのみならず、おごってあげるとか、何かをしてあげるという行為に
対し、その見返りの中身を決めるのも、相手が持っているということを、“い
いオトコ”は理解しておく必要があります。

よく、「折角おごってやったのに、その冷たい態度は何だよ」とか、「誘って
やったのにデートを断りやがって」と、文句タラタラの男性がいます。
でも、それは、相手の女性を非難する前に、自分の何が悪かったのか、何が欠
けていたのかを、反省すべきですよね。

で、筆者はこのルールを変更します。
「“いいオトコ”は、自分の誘いに対し、女性が決定した内容を尊重する」、
とね。


■ルール3 「モテる男は、女性の「ノー」に動じない」

このルール、筆者は反対です。“いいオトコ”になるためには。
何故か?
女性の「ノー」には必ず、男性自身に何か「ノー」と言わせるがあると考える
べきだからです。
そう考えることが、自己分析と自己認識につながり、“いいオトコ”になるた
めの土台が出来上がるのです。

多分この本では、「女性のノーは本意からのノーではない」とか、「ノーには
動じないで男はもっと積極的になるべき」なんてことを語っているのでしょう
かね。
でも、それは女性を口説くテクニック上のことであって、“いいオトコ”にな
るためには、かえってマイナスに働くことでしょう。

で、筆者はこのルールを変更します。
「“いいオトコ”は、女性の「ノー」に対し、その理由を探ることを忘れない」
、とね。


■ルール4 「モテる男は、常に複数の女性をおいかける」

常に複数の女性の尻をおっかけろ、という意味であれば、それは他紙に譲りま
す。
ここでは、「男性の価値に関して厳しい見方を持っている女性」の目を、一つ
でも多く気にかけることは、“いいオトコ”になるための秘訣である、と解釈
します。

一人の女性のみで満足するな、っていうことではありません。
女性という「厳しい目」に、常に、複数にさらされていること、それが“いい
オトコ”になるためには必要だってことです。

消費者の目にさらされていない商品は、いつしか価値を失っていきます。
競争にさらされていない企業は、その衰退は必至です。
だから、女性をおいかける、というよりは、女性の目においかけられる、これ
が大切なのです。

で、筆者はこのルールを変更します。
「“いいオトコ”は、常に複数の「女性の目」においかけられることが重要と
いうことを知っている」、とね。


■ルール5 「モテる男は、いつも自分から行動を起こす」

例えば、男性が女性にデートの誘いをしたとします。
この行為、巷の「モテるための」本では、「男性から誘うのはマナーだ」とか、
「女性は誘いを待っている」程度のことを記載してあることでしょう。

一方、筆者は、この能動的に行動を起こすということは、“いいオトコ”にな
るためには不可欠なことであり、行動力学的には正しいと考えます。
能動的な行動をお薦めするのは、その行為自体が「自分に対しての目標設定」
に繋がると考えているからです。
あるいは「宣言し、リスクを負担する」ということになるからです。

女性がデートなど男性のお誘いに応じた際、男性はその女性に満足してもらう
よう努めますよね。
満足してもらうためには、より自分を磨き、より満足いくデートを考えなくて
はいけないという、ある意味の自分へのプレッシャーというか、目標設定が出
来るのです。
ゴルフをなさる方であれば、「今度一緒にラウンドしないか」という誘いと同
様であることがわかると思います。
次回のラウンドが決まっていると、ついつい練習場に足を運ぶものですよね。

また、男性からお誘いを受けた女性は、その男性のことを、今まで以上に深く
観察します。
誘われる前は、単なる知合いの一人だったのが、誘われたことにより女性は
「この男性とデートしてもいいのか?」とか、「お誘いに応じる価値のある人
なのか」って観察を開始するものです。

つまり、男性は、女性をお誘いするということで、自分が深く観察されるとい
う「リスク」を負担することになります。
そのリスク(=観察されているリスク)がある限りは、昨日より今日、今日よ
り明日、より良くなろうという心理が、男性には働くのです。
気に入った女性に観察されていると思うと、どんな男性だって、より良くなる
ようにがんばりますよね。
これがいいのです。これが“いいオトコ”に導く原動力となるのです。

で、筆者はこのルールを変更します。
「“いいオトコ”は、女性に能動的な行動をすることは、男の価値を高めるた
めの原動力になるってことを知っている」、とね。


■ルール6 「モテる男は、常に物事を良い方に考える」

このルールには、3つの意味があると考えます。
一つは、こうです。
例えば、何かに失敗したり、女性にフラれたりしたとしますよね。
これを「最良の結果だった」と思うようにすることが、非常に大切だからです。
「最悪」ではなく「最良」にと思うことです。

何故か?
失敗は、男性を成長させるものです。
失敗は、ビジネスを発展させる有効な経験となります。
今日、女性のモテることだけを考えているのであれば、失敗やフラれることは、
悪い出来事ですよね。
でも、“いいオトコ”になるためには、男性自身が成長する必要があります。
そして、悪いと思われる物事は、かえって自身を成長させるための「良い出来
事」になりうるのです。

二つ目は、つい先日発行した「弱みを強みに変えよう」というメルマガを読ん
でみてください。
http://members.tripod.co.jp/fineguy/article0210.html#vol.35

自分の欠点や短所も、良い方に考えると、本当に良くなるものです。
是非、考え直してください。

そしてもう一つ。
宝くじに外れたことは、「良いこと」だと思う。
希望の企業に就職できなかったことも、「良いこと」だと思う。
こういう、ポジティブ・シンキングが、“いいオトコ”には重要なこととなり
ます。

宝くじで何千万円も当たったら、きっと貴方は、人生をサボりますよね。
就職に失敗したのは、その企業が貴方向きではなかったのですよ、きっと。

で、筆者はこのルールを変更します。
「“いいオトコ”は、常に物事は、“いいオトコ”になるために必要な過程や
事象であると考える」、とね。


■ルール7 「モテる男は、常に目標を定めながら行動する」

このルールも、過去のメルマガ「夢のある男」を読んでみて下さい。
http://members.tripod.co.jp/fineguy/article0806.html#vol.24

“いいオトコ”になるためには、夢が必要です。
そして、夢を持っている人には、明確な目標があります。

その辺のことをまとめてると次のような文章になるので、是非覚えておいて下
さい。

夢のある人は、希望や願いを持っている。
希望や願いを持っている人は、明確な目標がある。
明確な目標がある人は、それに対しての計画がある。
計画がある人は、それに応じて行動する。
行動する人は、その結果としての実績が残る。
実績が残る人は、実績に対しての反省をする。
反省をする人は、それを活かして進歩成長する。
進歩成長する人には、新たな夢が生み出される。

で、筆者はこのルールを変更します。
「“いいオトコ”は、夢を叶えるためには、明確な目標が必要だということを
知っている」、とね。


■ルール8 「モテる男は、自分の都合を大切にする」

このルールは、“いいオトコ”になるためには、紙一重の難しい事柄です。

“いいオトコ”は、自分自身がある程度確立されています。
ビジネスでもプライベートでも、あまり他人や流行に左右されたりはせず、自
分の価値観というのを持っています。
これは、そのまま「自分の都合を大切にする」ということに繋がるのですね。

でもその反面、「他人の都合も大切にする」ってことが、真の“いいオトコ”
には必要です。
過去のメルマガ「Say Yesから入ろう」をご参照下さい。
http://members.tripod.co.jp/fineguy/article0210.html#vol.32

ここでは、他人が何かを提案したり、苦情を言ってきた際には、その話を全面
的に否定せず、まずは受け止めることが必要と主張してきました。
貴方の行動のほとんどは、第三者や家族などの「利害関係者」に影響を与えま
す。
影響を与えるからには、何らかそれらについて配慮、気遣いをするってことは、
“いいオトコ”になるためには不可欠な要素なのですね。

で、筆者はこのルールを変更します。
「“いいオトコ”は、自分の価値観を大切にしながら、利害関係者の都合も尊
重する」、とね。


■ルール9 「モテる男は、目当ての女性の相談に乗ったり、友人になったり
はしない」

女のカラダ目当ての「モテる男」君は、テクニック上、このルールがいいので
しょうね。

でも、真の“いいオトコ”君は、彼女や奥さんから見て、最も頼り甲斐のある
相談相手であるってことを、忘れてはいけません。
また、“いいオトコ”君には、多くの女性の友人がいます。

加えて、多くの相談事を受け、的確にアドバイスするってことは、男性自身の
自己組成にも、非常に重要となってきます。
更に、女性の悩みや心配事を把握していると、必ずどんなビジネスにも役立つ
はずです。

で、筆者はこのルールを大幅に変更します。
「“いいオトコ”は、女性の相談に的確にアドバイスをし、女性の友人も多数
いる」、とね。


■ルール10 「モテる男は、苦労のあとを見せない」

これは、“いいオトコ”にも大切なことです。
“ブスおとこ”に限って、「こんなに仕事をやったのに」とか、「俺はこれだ
け大変なんだ」などと、本当は大したことないにも関わらず、苦労の安売りを
するものです。

そもそも“いいオトコ”は、たーくさんの(他人から見た)苦労をします。
苦労しないと成長しないし、成長しないと“いいオトコ”にはなれませんの
でね。

そして、そういう苦労を、苦労だとは思っていません。
一流のスポーツ選手は、「こんなに練習して大変ですね」とインタビューされ
ても、「ぜんぜん大変ではないよ」と応えます。
だって、練習することは当たり前で、それ自体は苦労とは考えていないからで
す。

ビジネスを成功させた一流の経営者は、「若い頃の苦労が実った」とは言いま
せん。「若い頃、仕事を楽しんでいたよ」みたいなコメントをよく聞きます。

で、筆者はこのルールを一部変更します。
「“いいオトコ”は、苦労を苦労だとは思わない」、とね。


■最後に

繰り返しですが、「モテる技術」という本を、筆者は読んでいませんので、本
の解説は出来ませんでした。
でも、一つだけ、読まなくても言い切ることが出来ます。

それは、「短絡的」に女性のモテることと、「長期的」に女性にモテることで
は、意味が異なる場合があるということ。
そして、それぞれで、ルールも異なるということです。

短絡的にモテるとは、例えば気に入った女性を口説き、セックスまで持ち込む
行為としましょうか。
そこには、「モテる」ためのテクニックがあるのですね。
でも、それは所詮「テクニック」以上でも以下でもないのです。

また、そこまでいかなくても、彼女を作るとか、デートに誘うということも、
場合によっては「短絡的にモテる」ためのテクニックで、ある程度の成果は挙
がります。

一方、“いいオトコ”研究所では、長期的な視点で、“いいオトコ”になるこ
と=“モテる男になること”について、述べているのです。
そしてそこには、「テクニック」よりも重要なことがたくさん隠れているので
すね。

男性なら、テクニックで誤魔化してモテるよりも、真の“いいオトコ”を目指
す方が、困難ではあるが、遣り甲斐のある人生だと思います。
そして女性なら、テクニック上で塗り固められた男性の相手をするよりも、真
の“いいオトコ”を待ち望む方が、生き甲斐のある人生だとも思います。

では、また来週。


   

/////////////////// 今週のチェックポイント //////////////////

彼氏(候補)、夫(候補)を、「いいオトコ」化したい貴女へ。
もっともっと、“いいオトコ”になりたいと望んでいる貴男へ送る。
今週の、「How-to“いいオトコ”」

■短絡的なテクニックに走らないこと

モテるためのテクニックはたくさんあります。
でも、それと“いいオトコ”になるための考え方を、きっちりと区別しましょ
う。
そうすれば、“いいオトコ”度アップは間違いなし。


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“ブス”な一面を取り除くこと、それが“いいオトコ”になるための近道。
今週の、「どこを除けば“いいオトコ”化するのか」

■自分主義はダメだよ!

自分の価値観を持つことは大切です。
でも、自分の都合ばっかの優先は止めましょう。
きっと、ブス病が一つ減りますよ。


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あの男を彼氏にしようか、結婚しようか迷っている貴女。
自分が“いいオトコ”かどうか、わからないでいる貴男。
今週の、「カンタン”いいオトコ“度チェック」

■ 苦労についてどう語っているか?

苦労していることを、ペラペラしゃべっていませんか?
それ次第で、その男性の“いいオトコ”度は、カンタンにチェック出来ますよ。


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