メルマガ:【サイバッチ!】インデプス
タイトル:【サイバッチ!】インデプス 012号 田口未発掘資料棚卸し特集(2) 02/05/02 15:31  2002/05/02


★☆★☆★うぉ〜い、「表紙」がさらにえらいことなってるよぉ〜★☆★☆★

   Part5さんによる【サイバッチ!】インデプスの「表紙」ですが、
   なんかますますえらいことになってるようであります〜(笑)

    ◎【サイバッチ!】インデプス 勝手に表紙置き場
       http://cloud.prohosting.com/keana/

━━━━━━━━━━━ ●OH! CYBER PAPARAZZI●━━━━━━━━━━━━━━━
【サイバッチ!】インデプス 012号  [05/02/02]
田口ランディ、恥ずかしい未発掘資料の棚卸し特集・しょにょ2!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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★☆田口関係、未発掘資料特集、今回は現代詩のおペンキョーです(笑)☆★

▼▽▼ですが、その前にひとつ至急に触れとくべきことが……▼▽▼
▼▽▼あの!『奇跡の詩人』周辺と田口を結ぶあやしい線、について▼▽▼

 先日28日に放映されて、その瞬間から「ありゃいくらなんでも……じゃな
いの?」と、悪の巣窟2ちゃんねるでは「祭り」になっていた『NHKスペシ
ャル/奇跡の詩人』の件でありますが、皆の衆はもう事態を把握してますか?
なんだそれ? という向きのために、一応、事態の概要を。こんなのっす。

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◆NHK「奇跡の詩人」、賛否両論の大波紋
 脳障害、母親の手を通して会話

[日木流奈君の詩集やエッセー]  NHKの看板番組「NHKスペシャル」
で4月28日夜、放送された『奇跡の詩人』が大きな議論を呼んでいる。
脳障害のため、全身が不自由で言葉を話せない日木流奈(ひき・るな)君
(12)が、母親の“手助け”で綴った詩集やエッセー=写真=が人々を
感動させているという奇跡のドキュメント番組。放送後、視聴者から「感
動した」「信じられない」と賛否両論が同局に殺到したのだ。

 流奈君を抱いた母親の千史さん(38)が、左手に50音や「はい」
「いいえ」など簡単な言葉の書かれた文字盤を持ち、右手で息子の右手の
甲を包む。重なり合った母子の右手が、めまぐるしく文字盤上を動き、母
の口から子供が指差したとする言葉が溢れ出る…。

 番組などを要約すると、流奈君は誕生直後に受けた手術の影響で脳障害
を抱え、自由に身体を動かせず、言葉も話せない。だが、3歳から身体と
知能を刺激する米国の特殊なリハビリを始めた結果、5歳時に奇跡が起こ
ったという。

 番組中では、『手足のコントロールが難しい流奈君の手首の微妙な動き
を母親が感じて』補助することで、文字盤を通じた意思疎通が可能となっ
たと説明。さらに、哲学から宇宙論まで大学レベルの本を2000冊以上
読破した流奈君の言葉を綴った詩集が自費出版され、評判となり、平成1
0年には『はじめてのことば』(大和出版)が発売。今や8冊となった著
書は16万5000部が発行され、「心が癒される」などと絶賛されてい
る。

 番組は、少年の日常と家族の奮闘を追ったもので、14.2%(ビデオ
リサーチ調べ=関東)という高視聴率を記録。

 だが、前述の意志伝達方法が本当に子供の意志を反映しているのか、科
学的な検証がなかったため、「感動した」という意見のほか、「信じられ
ない」といった否定的な意見も同局に多数寄せられたという。

 同局経営広報部によると、視聴者から電話やメールで寄せられた意見は
1日までに約1300件。賛否は「ほぼ半々」で、番組の作り方には「説
明不足の部分があったとは思います」。視聴者からの疑問には「反響もあ
り、何らかの形で対応すると思います」。具体的には未定だが、番組HP
で回答するか、検証番組を作るといったことになるようだ。

 ただ、真偽には「本当です」とし、「取材課程で、母親がいない時の他
の人の会話や状況を、母親に文字盤を通し正確に伝える様子を何回も確認
しています。ほかに、様々な取材を通じ、流奈君の意志が母親に確実に伝
わっていることを確信しています」。

 だが、ある医療関係者は「母の意志で手を動かしているのだろう。第三
者による検証はできるはずで、それがなければ信じられない」と話す。

 一方、流奈君の父、貴さん(34)は視聴者の反応について「真実であ
るとしかいいようがなく、どう言っても、分かってくれる方は分かるし、
分からない方は分からない。だから、真偽の話で流奈のエネルギーを使っ
て弁明しようとも思いませんし、そのような(真偽を問う)取材には応じ
られません」と話した。

 同番組の内容について、山野美容芸術短期大学の中原英臣教授(医学博
士)は「もし真実なら大変なことで、多くの障害児と親には光明となる。
それだけに番組内で機能回復の過程を説明したり、検証すべきだった。で
きるだけ早く、医学的に実証すべきだと思います」と話している。

ZAKZAK 2002/05/02
http://www.zakzak.co.jp/top/t-2002_05/2t2002050203.html

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◎「奇跡の詩人」関連についてはこちらから(笑)
 キャプチャ動画もあります。
http://cloud.prohosting.com/keana/

その他、関連スレがすでにもうてんこもりでお腹いっぱい……

◎【アヤシイ】日木流奈くん【疑惑】
http://life.2ch.net/test/read.cgi/baby/1019992951/
◎今すぐ 【NHK】奇跡の詩人 を 見ろ!
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/news/1019995652/
◎NHK特集「奇跡の詩人」
http://tv.2ch.net/test/read.cgi/nhk/1019995669/
◎Nスペ「奇跡の詩人」のルナ君の人権
http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/rights/1020001984/
◎NHKスペシャル「奇跡の詩人」について
http://life.2ch.net/test/read.cgi/psy/1020003119/
◎NHKスペシャル奇跡の詩人...やらせ?
http://ton.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1019995626/
◎NHKスペシャルのひどさ
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/mass/1019998972/
◎★おまえら今日のNHKスペシャル見ましたか?
http://curry.2ch.net/test/read.cgi/occult/1020005481/
◎【NHK】疑惑の詩人〜11歳 腹話術のメッセーヅ〜
http://tv.2ch.net/test/read.cgi/nhk/1020007698/
◎動かざること山の如し、のナンシー関画伯も珍しく速攻で断言(笑)
 「母親、勝手に動かしてねえか?」
http://www.bonken.co.jp/

 こんなもんどう考えてもあやしい、と思うのがソボクな感覚だと思うんです
が、ここはその真偽の検証とはひとまず別に、ですね、インデプス的に注目し
たのはこっち。そう、この日木家で撮影された映像の片隅に映っていた冷蔵庫
に、なななんと!! 「地球村」のチラシが貼られていた、というハナシが浮
上しているのでありますよ。う〜ん、ほんとだったらスルドいなあ……

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511 :名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/29 20:17
昨日みた流奈ちゃんの番組中、日木家の冷蔵庫の張り出し物に
地球村のワンデイセミナーのチラシが貼ってあるのを見つけた。
地球村会員なのか?
-----------------------------------------------------------

 この「地球村」の件は詳細未確認ということなので、現在当方も確認中なの
でありますが、しかしまあ、あの家になら貼ってあっても何のフシギもないよ
うな気が……(笑)

 実はこの「地球村」、環境NGOとかなんとかぬかしてますが、つまりは
かつてのピースボートの当世版みたいなもんで、エコ風味、環境とにかくま
んせ〜、な「市民サマ」をかき集める、例によってあやしい宗教ノリの組織。
はっきり言って立派なカル……あ、いやいや、そんな証拠もなしに決めつけ
はいけませんよね、決めつけは、うん。

◎地球村 HP
http://www.chikyumura.org/

 この地球村ってのは、あの万引き猿の田口とも浅からぬ因縁がありまして、
猿が例の「インパク」がらみでカンボジア「取材」に出向いた時には、そこ
のスタッフが同行してますし、何よりその時の勧進元みたいになっていた
「神戸元気村」(この春に解散したようですが)っての自体、この「地球村」
の仲間うちみたいなもんであります。去年の夏前あたりから、田口がおのれ
の糞コラムで盛んに言及していた「ガイアシンフォニー」だの「グローバル
ピースキャンペーン」だの、はたまた「原爆の残り火を全国に分火しよう」
(おいおいおい)だの、とにかくどれをとっても思いっきりあやしげな運動
にしても、明らかにこの周辺の人脈がからんでるようで、あれだけ粗悪なブ
ツを垂れ流す田口の読者のある部分には、こういうノリに感染しちまった手
合いが相当混じっていることは、容易に推測できます。っていうか、信者っ
て結局その程度のリテラシーだから、信者なんでしょうけど。

◎地球村はこれからどうするの、スレ
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi/atom/1009822759/l50
◎田口のトークイベントを主催した事務所「オフィステン」
http://home.att.ne.jp/alpha/ten/
◎グローバルピースキャンペーン (田口のメルマガで知った、という声も)
http://www.peace2001.org/gpc/gpc_main.html#Anchor_greg
◎その発起人という、きくちゆみサン、およびそのご夫妻であります
http://www.peace2001.org/gpc/kikuchi_yumi.html
http://www.awa.or.jp/home/gen/index.html

 この先、もしもあの『奇跡の詩人』について、田口が糞コラムで言及するよ
うなことがあれば、こりゃビンゴ〜♪ ですなあ。それにあの流奈クンの本っ
て、今度はこれまでの弱小出版社じゃなく、講談社から出るみたいですし。田
口は最近、講談社界隈に出没して営業かけてる、ってハナシもあるし、講談社
自体、あの乙武@自走式全自動障害強者、だの、関西系元ヤンキーのオンナ弁
護士、だののブツを取り扱って、幻冬舎に負けず劣らずのあこぎな「感動」商
売してたりしますから、どっちにしてもちょっと注目、な一件ではあります。



▼▽▼あの田口がポエム(笑)なんてものも書いてたりしたらしい▼▽▼
▼▽▼もちろんこっぱずかしいことこの上なしのシロモノですがね▼▽▼

 さて、ここからが前号の続き、ということで。

 ニフティサーブの「現代詩フォーラム」ってところに、田口が出入りして
いた頃のログも発掘されました。

 これはそれぞれが詩の創作をやって、それに対して批評というか感想を
みんなでつけてゆくというスタイルらしくて、つまりまあ、昔ながらの詩の
発表会と合評会をまとめてパソコン通信でやってみよう、てな感じですな。

 で、ここであの田口め、臆面もなく気色の悪いゴミのようなポエム(笑)
をゾロゾロと書き込んでまして、でもって、他人の作品にもガンガンツッコミ
を入れて、なのに、そのくせてめえのポエムへの批評には逆ギレ、ついには
勝手に退会宣言をしてトンヅラ、という、その後の世渡りの手癖を凝縮した
ようなことをやらかしてくれてます。

 え〜、まずはそのポエム(笑)から。ほんとにすいません、少しだけで
いいですからどうか辛抱して眺めてみて下さい。どこをどう勘違いしたら
こんなもんが「詩」だと言い張れるのか、どんなにニンゲンのデキたシト
でも、こりゃ確実にムカムカしてくること請け合いです、はい。

 それにしても……なんかやたらと「嘘」ってモティーフ(ってほどのもん
でもないが)が出てくるのは、どこかでおのれの本性を感じ取ってるんでし
ょうか(笑)

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田口ランディ     言霊幻灯(ことだまげんとう)---------------------------------
( 1)   97/02/24 12:52

言霊幻灯(ことだまげんとう)    田口ランディ
                         
             
  どうしても あなたに みせかたった。           
             

■From Sri Lanka■----------------------

「サルボダヤ村の朝」
  犬と
  牛と
  象と
  すれちがった

「象の孤児院」
  笑う象使い

「シーギリアの岩壁画」
  世界のてっぺんで
  うす目を開ける
  女たち

「仏歯寺の朝5時 スリランカ」
  沈黙する花
  沈黙する石
  沈黙する人

「古い街 ヌワラ・エリヤ」
  捨てられた
  鳥の巣
  のような
  街

「コロンボ 裏路地」
  みんな
  家に
  帰らない
  そうか、人は
  どこに寝たっていいんだった

「ベントータ 満月の海」
  きょうは
  波の音が
  こわい
  あかるすぎて
  しずかすぎて
  波の音が
  こわい

「ベントータ 満月の浜」
  輪になって、海へ。

「キャンティ 湖のある白い街」
  クイーンズホテルは
  迷路のお城、
  待ち人は永遠に来ない。

   
■From  Mexico.■----------------------

「ラパス・午後2時」
  草の屋根
  風は歌う
  人、眠る

「ラパス・夜」
  楽団の男たちは
  ポンチョに口髭
  咽を鳴らす
  陽気なコヨーテ

「ラパス・朝」
  海風
  が
  百億の
  花を散らす

「ダイビングボート」
  昼寝する
  オランダ人
  フランス人
  中国人
  日本人
  と  
  あほうどり

「あしかの島」
  海に浮かぶ
  人待ち顔の
  坊主頭たち

「メキシコの海」
  あしかも
  いるかも
  ラテン系

「ホテルのプールサイド」
  陽気なウエイトレスは
  ロザリア
  猫は
  マルガリータ
  おじさんは
  テキーラ
  合言葉は
  アミーゴ

「ラパスのレストラン味亭にて」
  せるべっつお
  せるべっつお
  夕暮れの
  おまじない


■From  Jspan ■------------------------
「山あいの土手道 湯河原」
 
  彼岸花、群生。

「大きな銀杏の木 神社」

  落葉の子守歌

「単線電車に乗って 福井」
  永平寺は雨で
  苔のにほいがした
  濡れた石にもみじ鮮やか
  暗い廊下は素足に冷たく
  冷たさゆえの色があり
  体温が同化すれば
  私も苔になる

「小笠原 ウェザーステーションの夕陽」

  おっきな、さよなら。

「小笠原 発光するグリーンペペの森」

  闇夜のエメラルド

「星砂の浜 小笠原」
  潮止まりに
  入江の外に泳いで行くと
  大きな海亀と出会った
  亀は横目で
  人を見下しながら
  ばいばいと
  去って行った

「白谷雲水峡の森 屋久島」

  かみさまのいのり

「雲水峡、苔むす森 屋久島」
  幾億年の時間が織った
  この、瑠璃の絨毯に
  あなたを横たえてあげたい
  やわらかな胞子の
  うぶ毛にひかる水晶の露を
  つかれたまぶたに
  さしてあげたい
   
「屋久島、雨上がりの森」
  雨は腐葉土に染みていく
  そうして、深く深く浄化される
  すると地下莖は幾重にも触手を伸ばし
  細い毛根の先からその清らかな水を
  しとしとと吸い上げていく
  水は樹の細い繊維を伝って
  根から幹へ、そして枝へ、葉の先端へと流れていく
  樹が水を吸い上げる音が
  霧雨の森の中で聞こえてくる

  みみをすますと
  いっぽんいっぽんの き が
  しんしんと ちいさく
  こきゅうしているのがわかる
  き はかすかに きそくただしく
  すって はいて すって はいて
  こきゅうする
  き の みきは かすかに ふくらみ
  しゅうしゅく し
  その はっかいろの いき の けはいが
  ふかいみどりの もり にみちみちて
  くうきは ふるえている
    

「太鼓岩 屋久島」

  濡れて立つモノリス

「安房川 屋久島」
  緑いろのびろうどに
  赤い椿が
  浮いていました。
  ほのかにひかる赤でした。
  はにかむような赤でした。

「富良野・雪の原野」
  空より
  讃美歌の
  降り注ぐ

「故郷 私の育ったところ」
  この川原の
  すすきの叢を
  走り抜けていく
  わたしは
  きんいろの
  子狐だった

「学校 茨城県下館市」
  トーテムポール
  だけが
  残ってる
   
  ある日
  私が死ねば
  すべての思い出は消える。



 田口ランディ     あたしの言葉が生まれたとき-----------------------------------
( 1)   97/02/25 09:55
 
あたしの言葉がうまれたとき         田口ランディ
         
 40億年の進化の旅の果て
 赤ちゃんは羊水のなかで眠る
 肺の中は羊水でいっぱい
 肺胞の末端は2ミクロン

 あたしは
 ある日どうしても、ねばならないと感じました。
 ひかりの感じるほうへ動いていきました。
 まぶしい。あまりにもまぶしい。
 あたしは
 肺にたまった苦い羊水を吐き出しました

 そして、一息大きく空気を吸いこんだのです

 すると

 数千億の肺胞に空気が入り花開きました
 まるで堅かった桜の蕾が一瞬に咲いたよう
 肺は一気に膨らんで、力が沸き上がってきたのです
 叫びたい

 あたしは、ここに、います 

 命がうまれるとき
 言葉もこのようにしてうまれました
 数千億の肺胞に空気が入り花開く
 まるで堅かった桜の蕾が一瞬に咲いたよう
 神様

 あたしは ここに います


田口ランディ     春の情景------------------------------------------------------
( 1)   97/02/26 16:07

春の情景 97.2.26          田口ランディ
  
   眠い春の午後に
 一人の妊婦がうたた寝ている
 そのおなかには、まが玉のような胎児が
 とくとくと小さく鼓動している
 その鼓動の音を
 聞くように
 一匹の猫が添い寝をする
 春の陽射しはぬるく
 紫外線が世界を照射する
 蝿は食べ残した朝食の上で拝みながら産卵する
 蛆はゆっくりとポリバケツの中でうごめき
 発酵を始めた生ゴミは命の異臭を放つ
 庭の椿の葉陰で蛹は羽化を待つその瞬間で永遠のとき
 蜘蛛は粘液をひじりつつ虫たちのみずみずしい体液を夢みる
 潮たまりのぬく湯で うみうし があくびをする
 春の海はいのちのスープ
 海面ではプランクトンが増殖し赤い潮となって流れていく
 夜光虫は波にもまれてつかのま青く発光する魂のように
 春はゆっくりと生き物に宿る
 命の始まりの鼓動はのろく低くけだるい
 湿気た南風が雨を連れてやって来る
 しとしとと濡れながらかたつむりは空を見上げる
 木の芽流しの終わるころには
 ただれた赤い夕月
 春の夜は
 目病み男が回す
 朽ち果てたメリーゴーランド


 田口ランディ     吠える犬-----------------------------------------------------
( 1)   97/02/27 08:21

吠える犬 96.2.27            田口ランディ
                                   
            
 目を閉じて、薄暗がりの心の中を降りていくと、
 シロが私を迎えに来る。
 ひたひたと五月闇の草むらからシロは現われ、
 いつしか私は草いきれのむせかえる土手道を、 
 シロに導かれながら歩くのだった。そこは幼いころ私の生きた場所。
 白南風、つかのまの青空に誰かが私を呼ぶ。シロは黙って先をゆく。
 時折り振り向き、首をかしげ、そしてまた田舎道をひた走る。
 花田植えの人々が腰を伸ばし、鳶高く描く輪。五月雨にけぶる社を抜けると、 
 おいでおいでと手招きする青柳。高鬼のはやし声が、
 遠くなったり近くなったり。鬼にされたままいじめられるから
 高鬼は嫌いだった。朽ちかけた丸太橋を渡り、私はシロの後を追い、
 遠い遠い風景の中を走り抜けていく。シロはうれしそうだ。
 楽しいかいシロ。シロは笑っている。尾を振る、ちぎれんばかりに。 
 私も嬉しいよ、またお前と会えるのだから。いつもいっしょだった。
 いつもこうしていっしょにいたね。獣のあたたかな匂い。
 夏霞み、孔雀草、ざわざわと生き物の気配に満ちた川沿いの夕暮れ。
 こうもりの羽音に驚き、泣きながらたどりついたのは、
 街はずれの無人踏切だった。
 ごうごうごうと夕闇の向こうから響いてくる貨車のうなり。 
 この踏切を渡りそこねて、シロは、ごうごうごうと回転する車輪の
 うねりのなかに。ごうごうごう。ごうごうごうごう。気がつくとシロは、
 踏切の向こうで吠えている。その声は私にはとどかない。
 天に向かってシロは吠える。咽を見せて吠え上げる。
 その声は私にはとどかない。越えがたい夕暮れの無人踏切の前で、 
 私はいつも途方にくれる。吠える犬、世界を染めつくす夕暮れ。
 たちつくす私の頭上には群青の夕闇が広がり、
 笑ったような月が金星を従えて空にかかる。


田口ランディ     黒い雨が降ったあの日------------------------------------------
( 1)   97/02/28 10:44

黒い雨が降ったあの日                   田口ランディ  


 春時雨れの朝だった。
 水蒸気にけむった世界は、薄灰色をおびて水彩画のようだ。 
 雨は天からの恵みのように、散り始めた花ばなに、家いえの屋根に、
 猫のしっぽに、小鳥の住むウロに、干し置かれた運動靴に、
 赤い三輪車に、錆びたぶらんこに、ポストに、自動販売機に、風見鶏に、
 はらはらさらさらと濡れた光のように降りそそぐのだ。雨が好きだった。
 雨に濡れて歩くことが好きだった。傘を持ちたくはなかった。
 傘をさして歩きたくなどなかったのに、でも私はその朝傘をさして、 
 そして家を出たのだ。

 この雨雲はシベリアから運ばれてきた。
 千メガトンの水蒸気の中にどれほどの放射能がはらまれているのか、
 想像もつかない。遠い北の国の見たこともない街で起こった災害が
 この雨を降らせている。傘をさすことにどれほどの意味があるのか
 とりあえず私にできることは傘をさしてこの美しい雨から身を隠すこと。

 二人の小学生が信号が変わるのを待っていた。
 手に黄色い傘。二人は傘をささない。
 二人は雨を楽しんでいた。
 あたたかな春の霧雨を楽しんでいた。
 この雨に濡れてはいけなんだよ、この雨には放射能が、
 だからこの雨に濡れてはいけないんだよと言いたかったのだけれどでも私は、
 どうしてもそれを二人に伝えることができず、目の前で雨に打たれながら
 学校のことを話しあっている二人の後ろに立って、私だけ傘をさして、
 小さな傘の影で、私は濡れないように、雨に濡れないようにおびえていたのだ。
 二人は雨を楽しんでいた。
 雨に濡れることを楽しんでいる子供たちに、私は言えなかった。
 雨に濡れてはいけないと言えなかった。だって二人は、雨を。
 雨を楽しんでいたのだから。
 子供たちが駆けていく。歩道を駆けていく。その後を小犬が追っていく。
 垣根の下には赤と白の椿が濡れている。

 いま、世界のどこにもこの子たちを守る傘がない。



田口ランディ     ライオン小学校------------------------------------------------
( 1)   97/03/01 09:05

ライオン小学校             田口ランディ
             

 「次は第四小学校前、第四小学校前でございます」
 突然、女の子が叫んだ
 「おかあさん、ライオン小学校だってライオンの小学校があるよ」
 乗客はにこにこ笑っている
 女の子は降りると言ってきかない
 ちっちゃな指でピンポーンと「止ります」ボタンを押してしまった
「ライオンさんの小学校に遊びにいくんだもん」
 おさげをふるいたたせてそう言っている
 運転手さんも笑っている
 お母さんはさすがになだめるのがうまかった
「急に行ってライオンさんのお勉強をじゃましてはいけないでしょ?」
「ライオンさんお勉強しているの?」
「そうよ」
「ふうん」
 女の子はしぶしぶあきらめた
 それでもいつまでも窓に顔をくっつけて
 ライオン小学校を見つめていた
 ランドセルを背負ったライオン
 机に向かって掛け算九九していライオン
 鉄棒で逆上がりしてるライオン

 ライオン小学校は授業中


田口ランディ     かかし男-----------------------------------------------------
( 1)   97/03/02 21:00

かかし男              田口ランディ 

 無人踏み切りの警笛が頭の中にこだまする。
 男は私の上に煙草臭い息を吐きかけた。
 ごおごおごおと車輪の音が足もとに響いて、男の黒目も小刻みに揺れている。
 ごおごおごおごお。レールを摩擦する焦げた臭い。熱風が巻き起こる。
 スカートの中に暑い貨物の息が吹き込まれてくる。夏休みの宿題と、
 栽培日記のためのサルビアの鉢を抱えたまま、
 私は家の方角をぼんやりと振り返る。無数の貨物列車の黒い影に、
 踏み切りの向こうは分断されていた。「さ、早く行かなくちゃ」
 男は私の手を引いて、レール添いの土手道を辿りだした。
 あたりには誰もいない。無人踏み切りは、まだけたたましい
 警笛を鳴らし続けている。カン、カン、カン、カン。
 貨物列車の最後の一両が私の脇を駆け抜けて、黒い車両が途絶えると
 いきなり、昼下がりのかげろうのなかに影ふたつ。
 遠ざかる列車の響きが空にこだまする。ごうごうごうごう。一面の青田波。
 男は手を離さない。前かがみの姿勢でバランスをとるように私を見ている。
 まるで青田に立つかかし男のように。
 目を上げて男を見る。男は笑う。笑ってうなづいた。
 男に手を引かれて、私はゆっくりと一歩を踏み出した。
 消えて行った黒い貨物の方へ。男は手を引く。まるで人形を歩かせるように。
 私のジニーちゃん、歩くジニーちゃんを歩かせるように。私は泣きながら、
 男に手を引かれて、いつしか転がるような早さで、線路わきの土手道を、
 草いきれでむせかえるような土手道を走っていた。男の力は圧倒的に強く、
 私は息ができず男の濡れた脇の下に抱え込まれ、涎と涙と汗が男の手を
 ぬるぬるにした。夏草のつるが目の前に生い茂り、ざざっざざっざざっと
 足音が、回転する青空とあいまって、男の手の中でおしつぶされた眼球から、
 最後に見えたのは、一筋の飛行機雲だった。

 幾百の夜、男たちの腕の中で私は繰り返しつぶやく。
 「あなたは だれ?」
 きれいだよ、と男は答え、裸の腕の中で私は身をよじる。
 すごく、きれいだよ。
 聞きたいのは違う答え。知りたいのは本当のこと。
 でも、それは言葉にはならず記憶ととも封印される。
 炎天の青田道。無人踏み切りの警笛……。
 そんなとき決まって、男の脇の下から
 あの夏の土手道の草いきれが、臭いたってくる。


田口ランディ     チンしてカレーライス------------------------------------------
( 1)   97/03/04 19:59

チンしてカレーライス                 田口ランディ

 初めて「狂人」をみたときのことを、はっきりと覚えている。
 黄色い帽子をかぶった40人の小学生は学校から程近い観音地蔵に
 向かって一列に並んで行進していた。春だった。草いきれでむせかえる
 田舎道をリュックを背負い、水筒を下げておとなしく歩いた。
 道端に咲いていたのは、キツネノボタン、ホトケノザ、ジシバリ、
 レンゲ、シロツメグサ、そしてタンポポ。甘く気だるい春のひざしのなかを
 言葉少なに黙々と進んでいく。急な坂道をくだり小川に沿った草深い小道を
 どこまでも歩いた。道はみょうにぬかるんでいて歩きにくく、私は次第に
 歩くことに飽きはじめていた。

 子供の一人が急に立ち止って言った。

 アレガ 脳病院 ダ

 私はその子が指さす崖の上にある灰色の建物を仰ぎ見た。
 3階建ての建物の屋上から3人の男が私を見下ろしていた。

 アレガ 気狂い ダ

 私は、そのとき初めて、神様がお創りになったものを否定したような気がする

 男たちははりぼての人形のようにうすっぺらでとりとめがない
 焦点を結ばない目は木のうろのようだった
 ゆらゆらと微妙に左右にゆれながら
 鉄の手すりにつかまり私を見ていた
 荒廃したなんにもない世界の支配
 記憶の中でそこだけがよどんだ灰色の空をしている

 世界は調和の上に成り立っていると信じた花にも木にもお人形にもんぴつにも
 ノートにもすべてのものはスピリチュアルに存在するのだと疑っていなかった
 だが。はりぼての男たちは世界から疎外されていた。とてもちぐはぐだった私
 は強く思った。

 間違ッテイル、コレハ何カガチガッテイル
 コンナ事ハ、間違ッテイル

 昼飯にカレーをチンしながら
 なぜか思い出してしまったあの春の遠足を
 チンしたカレーはどこか何かが違うような気がする
 神様がお創りになったものとは違うような味がする
 電子レンジで チン 
 今日も チン


 田口ランディ     空のむかし話-------------------------------------------------
( 1)   97/03/05 13:31

空のむかし話              田口ランディ
                  
 ちいさな しかくい まど から そら がみえる
 
 ある ひ ひとすじの ひこうきぐも が
 ある ひ ばらいろ の ゆうぐれ が
 ある ひ いちわの ことり の かげ が
 ある ひ いなずま と ゆうだち が
 ある ひ ぐんじょう に あかね さす あさやけ が
 ある ひ さんびか の ような にじ が
 ある ひ おうごん の にちりん が
 ある ひ すいしょう の ような まんげつ が
 ある ひ よかん に みちた いわしぐも の むれ が
 ある ひ しんげつ の さつきやみ 
 ある ひ きんせい の いやりんぐ
 ある ひ みなみかぜ に かざばな が 
 ある ひ ながれぼしが 
 ある ひ ざんげ の こなゆき
 ある ひ あめ くろき あめ ふりそそぐ
 
 ある ひ おそろしき ひかり かがやいて きょだいな あんうん が
 せかい を やみ に とざし そして ひとは まどを しめた
 
 ちいさな しかくい まど から そら が みえた
 むかし むかし
 まんげきょう の ように うつくしい
 そら という ものが あった


田口ランディ     弥生狂言------------------------------------------------------
( 1)   97/03/06 11:55

弥生狂言           田口ランディ
           
 御魂 生まれ詩 春の宵や 
 酔いに 酔えよ
 此花咲くや
 
 月は薄爪 川面に蛾ディス 
 舞えよ 飛べよ
 踊れや種案山子
 
 山は笑い 雲は流れ 岩走る垂水の風よ
 雲雀野 菫野 げんげ野はるか
 色めきだち紅さす女
 歌えや
 よがれよ
 はぐれ乱れ白きうなじ
 
 弥生狂言
 濡れて ほてりて ほとたてて 誘い 誘われ
 小梅ころころ 舌でころがし
 尻まくる市松人形
 三つ折れし腰に春の嵐


田口ランディ     3月7日 微熱あり--------------------------------------------
( 1)   97/03/07 10:39

3月7日 微熱あり
 
 
 地震多発する
 曇天
 ふざけんじゃねえ
 風が強すぎる
 洗濯物が飛んでいく
 くるくるくる
 遥か真鶴半島の先
 気流が鳴る
 砂塵に鼻孔が乾く喉が痛い
 磨いても磨いても
 ねばっこい歯茎
 だるい
 
 風が強すぎる


 田口ランディ     男----------------------------------------------------------
( 1)   97/03/08 19:29

「男」             田口ランディ
             
  嘘つきの
  黒眼は
  泳ぐ


田口ランディ     悲しいこと----------------------------------------------------
( 1)   97/03/08 19:29

「悲しいこと」             田口ランディ

  悲しいことに
  あなたは嘘をついた
  
  もっと悲しいことに
  あたしはそれを知ってしまった


田口ランディ     日食----------------------------------------------------------
( 1)   97/03/10 12:05
 
日食           田口ランディ

 ベランダに椅子を出し
 サングラスをかけて、空を見上げた
 テレビの暗い映像が
 春の部屋のなかに映る
 今世紀最後の日食を
 モンゴルの雪原で眺める人びと
 太陽は60億通りあることの不思議
 
 
 サングラスをかけて
 空を見上げる
 午前10時の静寂
 時の止まった風景
 街に人影は見えず
 春だけが
 のろのろと
 通りすぎていく
 
 サングラスをかけて
 空を見上げる
 春の陽射しを首に感じて
 欠けていく太陽の光は変らない
 月の影に隠れてもなお
 光輝くその強さに驚く
  
 サングラスをかけて
 空を見上げる
 天空の啓示
 月は太陽を隠せない
 自ら輝くものを
 誰も闇に落とせない

 空は見上げるもののためにいつも暗示を用意する


 田口ランディ     水のある場所-------------------------------------------------
( 1)   97/03/10 23:24

水のある場所             田口ランディ

 お風呂場で髪を洗っていると
 誰かがやってきてあたしを見下ろす
 この確かな人の気配
 
 お風呂場で髪を洗っていると
 電話が鳴るか弱く長く
 あたしを呼ぶひずんだ音
 
 お風呂場で髪を洗っていると
 閉じたまぶたの裏に浮かぶ
 夕暮れ晩秋の河原を見つめる兄
 
 お風呂場で髪を洗っていると
 なまなましいほどの白き肉
 自分の腹と陰毛
 
 お風呂場で髪を洗っていると
 誰かがやってきてあたしを見下ろすその冷たい眼
 それはおんなのようでありそしてあたしのしっているおんなのようであり
 おんなはあたしをただみているなにもしないただみている
 ただみている
 髪を洗うあたしを見ている
 
 異界の者降りし水場の闇


 田口ランディ     まりあさま---------------------------------------------------
( 1)   97/03/12 09:06

「ave maria」            田口ランディ
             
 まりあさま 許してください
 わたしはたくさんの嘘をじぶんにつきました
 なにか都合の悪いことがあるとそれを誰かのせいにしました
 父も母もわたしを愛していないと思い込んでいました
 人がわたしの不幸を望んでいると考えてきました
 だれもが他人の幸せより不幸が好きだと考えました
 だから自分もそうであっていいのだと思いました
 ほんの少しでもいいから人よりも恵まれたい
 強くなりたいと望み続けました
 貧乏くじを引きたくない
 ねたまれたい
 愛されたい
 そう思い、もがいてきました
 世界は陰と陽
 善と悪だと
 思い込んでいました
 
 まりあさま 
 今日、朝焼けの海を見つめていました
 灰色の雲が海を覆っていました
 その雲がつかの間裂けて、わたしの眼前で天から光り射しました
 海面が銀色の円形舞台のように輝き
 そのときわたしは、おごそかな音楽とともに
 あなたが降りて来られるのを見ました
 あなたは静かに微笑み
 両手を胸にあて
 祈りながら
 ゆっくりと
 降臨した

 まりあさま
 わたしは気がつきました
 この世界にわたしの不幸を願っているものがいるとした
 それこそがわたしです
 誰もわたしを傷つけることはできない
 誰もわたしを変える力などもっていない
 この世界でわたしを変えることができるとしたら
 それこそがわたしです
 わたしが望むように世界は変容するのですね
 強く生きなくてもよいのですね
 わたしはか弱いけれども私こそが世界なのですね
 そして世界は無数にある
 魂と同じだけ存在する
 すべての命があなたとともにある
 
 心からこの美しい世界に祝福を


田口ランディ     嘘の恋人------------------------------------------------------
( 1)   97/03/14 20:44

「嘘の恋人」           田口ランディ
         
  お兄ちゃんがあんまりかわいそうで
  あたしは恋人になってあげた
  お兄ちゃんはすごくうれしそうで
  恋人はあたしだって
  気がつかない
  
  暗い階段のあるアパートで
  二人で暮らした
  狭い部屋に
  布団を二つ並べて敷いた
  
  おっきな蜘蛛がふすまに三匹
  窓の外には神田川
  どぶ臭い空気のなかで
  あたしだけとってもきれいでしょう
  
  お兄ちゃんはちっともモテないから
  あたしが手をつないで歩いてあげた
  お兄ちゃんはすごくうれしそうに
  歯の欠けた口で笑った
  妹がわからないなんて
  やっぱり病気だったんだ
  
  二十年狂ってたお兄ちゃんの
  最後の恋人になった
  あたしは
  布団のなかにいつも包丁を隠してた
  寝返りを打つお兄ちゃんの
  気配におびえながら
  
  嘘ツイタラ針千本ノーマス
  センボンノハリ ノンダラ
  アタシ死ヌノカナ
  
  いつまでたっても
  いっしょに寝てあげないから
  お兄ちゃんは
  寝返りばっかり
  打っている
  
  満月の夜は
  息苦しくて
  部屋の中は真っ黒い
  蜘蛛でいっぱい
  足の踏み場もない
  
  疑うことを知らないお兄ちゃんは
  嘘をつかれると死ぬ病気
  わかっているのに
  あたしは嘘をついた
  あたしはお兄ちゃんの
  最後の恋人になってあげるから
  髪もとかしてあげるから
  歯も磨いてあげるから
  爪も切ってあげるから
  お布団だけは別々なのよ
  
  お兄ちゃんは黙って背中を向ける
  
  翌朝目が覚めると窓も天井も蜘蛛でいっぱい
  あたしは毛布にくるまって
  白い布団に結界を張る
  
  お兄ちゃんは悲しそうにあたしを見る
  ボクヲスキニナッテ
  好きだよ
  ボクヲスキニナッテ
  スキダッテバ
  ボクヲスキニナッテ
  ボクヲスキニナッテ
  ボクヲスキニナッテ
  ボクヲスキニナッテ
  
  部屋の中の蜘蛛は増え続け
  夜になると、蜘蛛が鳴く一斉に鳴く
  疑惑疑惑疑惑疑惑疑惑疑惑疑惑疑惑
  疑惑疑惑疑惑疑惑疑惑疑惑疑惑疑惑
  疑惑疑惑疑惑疑惑疑惑疑惑疑惑疑惑
  疑惑疑惑疑惑疑惑疑惑疑惑疑惑疑惑
  疑惑疑惑疑惑疑惑疑惑疑惑疑惑疑惑
  ああもう、うんざり。
  あたしは、だんだん素に戻る
  ああもう、うんざり。
  真実を知ろうなんて
  狂ってるくせに。
  狂ってるくせに。
  
  蜘蛛鳴く、悲鳴のように。
  お兄ちゃんがだんだん小さくなる
  お兄ちゃんがだんだん小さくなる
  疑惑疑惑疑惑疑惑疑惑疑惑疑惑疑惑
  疑惑疑惑疑惑疑惑疑惑疑惑疑惑疑惑
  お兄ちゃん
  あたしの手の上でぐったりしてる
  小さくなったお兄ちゃん
  指先で持ち上げると
  歯の欠けた口で笑う
  
  ボクヲスキニナッテ
  
  「誰があんたなんか」
  
  最後の嘘がつけなかったあたしを
  死をもって彼は許す
  
  ボクヲスキニナッテ


田口ランディ     海岸の四季-------------------------------------------------
( 1)   97/03/17 18:15

「海岸の四季」
湯河原海岸のスケッチから       田口ランディ

 春
 
 ひねもす海流
 海面に
 無数のくらげ立ちあがる
 
 夏
 
 ばっくりと空が裂けて
 ざくろ色の
 朝焼けが溶けだしている
 
 秋
 
 満月、潮が満ちる時
 海岸に無数の屍、立ち上がる
 海へ
 
 冬
 
 波荒く
 光のみあふれて
 時は止まる

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


▼▽▼批評されたらネチネチ反論、さらに逆ギレ恫喝してトンヅラ……▼▽▼
▼▽▼ここでも田口の手癖は変わりません、その変わらなさを御覧じろ▼▽▼

 ……あ、ぶたないでください、ほんとにど〜もすいません、連休中にこんな
ゴミ以下のポエム(笑)なんか並べて、インデプスめ、スパムメルマガになり
やがったか、とか怒らないで下さいまし〜。何とか読めるようなカタチにして
るこっちだって、何が悲しゅうてこんなことを、とボヤきながらやってるんで
すから、もう……。

 で、このあたりのログが発掘されてきたもんで、これも世のため、と辛抱し
てあたしゃ読みこなしてみたんでありますが、ひとつオモシロいことを発見し
ました。

 というのも、このフォーラムでの田口、おのれはこんなもの書き散らしてお
きながら、他人サマの書いたものには結構あれこれ能書き言ってやがるんです
ね。で、それに対してちょっとでもコメントが返ってきたり、議論になりかか
ったりしようものならあなた、居丈高になって吠え始める、と。最後には逆ギ
レして恫喝の後にケツめくって(これ、正しい使い方ね)勝手に退会宣言して
トンヅラしてやがります。

 こういう田口特有の、実にいやらしい過程がきれいに出ているもので、この
へんもひとつ賞味していただこうかな、と思います。以下、田口のコメント並
べてみます。(文中、標的にされちまった気の毒なシトの名前はみんな**に
してあります。ちなみに複数いらっしゃいます)

-------------------------------------------------------------------------
田口ランディ     RE^2:批評*こぼれゆく翼のために
( 2)   97/03/11 09:16  00069へのコメント  コメント数:2

 おはよう、**さん。
 
 あたしね、いろいろ考えたんですが、あたしは訂正したいです。
 あたしが書いたのはのは「批評」だと思わないでください。
 辛口の感想だと思ってください。
 
 なぜかっていうとね、「批評」っていうのは、あるスタンスをもった批評家
が、自分のスタンス、思想、好み、論点などを明確にして、そして「批評家」
として分析を試みることだと思うのです。つまりケチをつけることのプロで
す。これは絶対に必要なことです。だって、自分がどのような考えでどのよう
な価値基準で詩を読むのか、どのような哲学、思想をもっているのかをはっき
りさせないで、他人の詩に意見を述べるのは「批評」ではなく「個人弾圧」に
なってしまう。「私はこうだ」というはっきりした基準を自分の中に持ってい
るから、安心してその人の批評を受けることができるんじゃないかなあと思う
んです。つまり自分と相手の違いがはっきりしている。自分と違うとわかって
いれば、自分を殺すことなく相手の意見を受け入れることができるし、この批
評家にほめられる作品を書きたいと思えば、そのように言葉を選ぶこともでき
る。
 でも、素人がよってたかって「ああせい、こうせい」といちゃもんをつけた
ところで、なんの意味があるのかって思います。
 それは「批評」じゃなくて「辛口の感想」です。
 この二つはものすごーーーーーく違うものなんです。
 
 あたしは素人で、詩のことなんてよくわかりません。そのあたしの言うこと
なんてほとんどいんちきで、好き嫌いです。
 他人の好き嫌いのいちゃもんをいちいち聞いていたのでは自分の創作活動な
んかできないし、それを気にして書いていて楽しいでしょうか。あたしは今
後、詩の批評は一切しません。批評ということを自分の中でとても重くとらえ
ているからです。
 批評されるのはぜんぜんかまわない。でも、自分が批評する立場には立ちた
くないです。
 これって傲慢だと言えわれるかもしれないけど、あたしが書くのは「感想」
であって、自分が好きだなと思った詩に対して「これは好きです」と言うこと
はあるかもしれないけど、他人の詩の「不出来」には興味ありません。
 
 この詩のここをこうした方がいい……なんてこと、誰が言えるでしょうか。

 作文の添削じゃないんです。
 でも、もし、あたしの「好み」を聞きたいということであれば、お答えする
ことはできると思います。
 だから、そのことを最初にはっきりと聞いておくべきだと思いました。
 
 **さん、どうでしょう?
 あたしの言葉や詩の「好き嫌い」を遠藤さんの詩にあてはめた「感想」をお
聞きになりたいですか?
 「参考のために聞きたい」
 ということであれば、読んだ詩に対してはそのつど「好み」を表明してみま
す。
「詩」というものを自分が批評できるほどの明確な「詩学」のようなものが私
にはないんです。

 正直なところ、批評なんてアップしてとても後悔していたのです。
 あたしのエセ「批評」に対して、真剣に答えていただいたことも申し訳なく
思っています。
 でも、批評って表現者が返事するたぐいのものでもないと思います。
 そのことは**さんも自分でおっしゃってますね。自作の解説は好きではな
い、って。
 あたしも、返事がほしかったわけじゃありません。
 いくら詩を表現者が説明したところで、表現された詩の質は決して変容しな
いという事実。
 それよりも新しい詩をひとつでも多く書いた方がいいと思う。
 人には限られた時間しかないのだから。
 
思いは自分だけのものです。
伝わらなかったとしたら、それが自分の能力の限界、表現の限界なのです。
伝わったか、伝わらなかったか、ものすごくはっきりしてます。
それ以上でもそれ以下でもないのです。
ある人には伝わっても、ある人には伝わらないときもある。
だって60億以上の人間がいて好き嫌いがあるのだからあたりまえです。
それでもなお、なにかを伝えたくて言葉を連ねることのなかに自分だけの意味
を感じます。
あるとき、あたしの言葉が誰かにとって「ひかり」となるような、そんな瞬間
を夢見ます。
それは言葉をはさんで、どこかの誰かと時間や空間を超えてシンクロすること
です。
そういう一瞬のことを夢みて、あたしは書くのだと思う。
ただ自分のために。

 最後に、
 なんかうまく言えないんだけど、批評ってことが先に立って、どうにも気分
が自由になれないのです。
 だからこの会議室に書き込むのは嫌いなんです。
 なんか言うと怒られそうだし、だいたい批評って何度も書いたように苦手だ
し。
 もっとこう、別のアプローチをしたいのだけど、このフォーラムの雰囲気も
ルールもよくわからないので、結局、今日もかたっくるしいことを書いてしま
いました。
 あたしはものすごくラフな人間なんですけどねえ(笑)
 
 そうそう、ネイティブインデアンの思想に「根をもつこと、翼をもつこ
と」というのがあります。
 とても美しく豊かな考え方で、あたしは好きです。
 真木悠介著「気流の鳴る音」という本の中に解説されています。
 
 ではでは。

-------------------------------------------------------------------------

 だったらてめえも他人の作品に能書き言うなよ、ですなあ。

 あたしは素人だ、という前提での「好き嫌い」まんせ〜、の攻撃性、と
いう、田口のオトシの手癖がヒジョーによく出ていますな。で、笑えるのは
こいつ、その直後にチョンボやったのを自ら訂正してやんの。やっぱりバカ
はバカ、ほんとに猿だわ。

-------------------------------------------------------------------------
田口ランディ     RE^3:批評*こぼれゆく翼のために
( 2)   97/03/11 09:47  00070へのコメント

 前の文の語句の訂正です。
 
 >ネイティブインデアンの思想に
 
 ネイティブアメリカンの間違いです(笑)。
 最近「インディアン」と言ったら、友人から「ネイティブアメリカンと言う
べきだ」と指摘され、
 「そうかあ」と思ってたのですが、ずっと「インディアン」って言ってたの
で、つい昔の癖が出てしまう。
 自分が慣れてしまった言葉を変えるのって難しいです。ふう。

-------------------------------------------------------------------------

 これが少しは懐柔しやすそうだな、と嗅ぎ分けた相手には、ちょっと媚び
た風情を漂わせたりもします。でも、じきにワタシ語りになるのは、やはり
猿です。

-------------------------------------------------------------------------
田口ランディ     RE^3:弟を喰った「別」の話/
( 2)   97/03/14 17:49  00081へのコメント

 こんにちは、**さん。
 
 あたしも、自分はなんで赤の会議室を選んで書き始めたのかな、って思いま
す。
 自分が批評するのは嫌いなのに(笑)。
 
 あたしは、反応が欲しかったんだと思います。
 批評でも感想でもなく、反応です。
 反応は、あたしのイメージのなかでは感想より、批評に近いんでしょう。
 だから、1番の会議室を選んだのだろうなと思います。
 
 なんか電気信号みたいなチカチカが欲しかったのかもしれない。
 
 誰かがチカチカってしてくれて、
 こっちも「おっ」と思ってチカチカって返して、
 チカチカ、チカチカってやりとりして、
 そのやりとりも
 いつしか詩になってしまったりして、
 
 そういうことができたらいいなあと思うわけです。
 詩を書く人間が、詩人になったり批評家になったり言葉を使いわける必要が
あるのかなあって思う。
 いきなり堅苦しい言葉になったりして、それももちろんやろうと思えばでき
るけど、わざわざ時間を使ってやる気になれない。
 
 そのうちもっともっと、**さんの詩を読んだりして、
 そうやってこの画面を通して知り合っていくうちに、
 「あの言葉って、なんとなく伝わりにくかったよ」
 とか
 「あの一行って、邪魔だった」
 とか
 そういうことも言えるようになるかもしれない。
 それはきっと、あたしが皮膚感覚で、**さんの詩を感じるようになって
からだろうなって思う。
 
 たったひとつの詩を読んだだけで、その人の世界なんて批評できないよ。
 でも、言えるときが来たら言うかもしれません。
 時間をかけて。
 
 また読ませてください。
 
 ではでは。
--------------------------------------------------------------------------

 これが気に入らない展開になってくると、一気に切り口上になって戦闘
モードになってくる、と。なんかもう、北関東特有のスケバンのカツアゲ
みたいなもんで。

 こういう時の難癖のつけ方、というのにも、猿特有のパターンがあるよう
です。「型にはめられてゆくようで不愉快」「あんたのために書いてるんじ
ゃない」という、例の「アタシまんせ〜」な態度全開で相手を一方的に糾弾、
と、まあ、こんな感じですかね。

--------------------------------------------------------------------------
 田口ランディ     成り行きを見守る?
( 2)   97/03/17 09:45  00091へのコメント

 **さん はじめまして
 
 見守るくらいなら、出てきて参加なさったらいかがですか?
 フォーラムを盛り上げるためにあたしは発言しているわけではありません。

 ふさわしい話題を選んでやってるわけでもありません。
 
 なんか型にはめられていくようで不愉快です。
 
 あたしは**さんを嬉しがらせるために書いているわけじゃありません。
 それより自分の考えとかもっとお話しになったらいかがですか?
 他人に批評しろとか言う前に!
 
 なんだか小学校でクラス会の指導を受けているようで、うんざりしてきました。

-------------------------------------------------------------------------
田口ランディ     RE:田口ランディさんへ、すみません
( 2)   97/03/19 08:29  00097へのコメント  コメント数:1

 **さん、おはようございます。
 
 あたしは**さんのことを個人的に知りません。
 どんな人かもわからないし、どんな生い立ちの人かもわからない。
 特に興味もありません。
 あたしはただ「あなたの言うような意味であたしは書いているのではない」

 ということを自己主張したかったし、人になにかを押し付けられるのは不愉
快だということを表明したかっただけです。
 **さんには、**さんの考えがあり、あたしにはあたしの考えがありま
す。
 そんだけのことだよ。
 
 とりたてて**さんに守ってもらう必要もないし(笑)、喧嘩する気もない
し、できれば仲良くやれたらいいなあと思ってます。

 理解も、自由も、願いも、すべて自分のなかに起こることは個別の体験で
す。
 共有できることが奇蹟であって、奇蹟を起こすから言葉はすごい。
 未熟な自分を他者と共有しようというのは無理があり、不普遍性とは、個別
という孤独の闇の果てにある光だと思います。

-------------------------------------------------------------------------

 でもって、いよいよ最後にはこんな最後ッ屁を残して退会宣言、と。
いやもう、ほんとにこりゃ、いくら当時のパソ通環境でも、とんでもなく
いや〜なヤツ、だったんじゃないでしょうかねえ。

-------------------------------------------------------------------------
田口ランディ     RE^3:田口ランディさんへ、すみません
( 2)   97/03/20 06:31  00104へのコメント  コメント数:1

 **さん、はじめましておはようございます。
 
 ひとつお願いがあります。
 わたしの発言のなかの「攻撃的な言葉」だけを選び出して引用するのはやめ
てください。
 引用というのはもう少し配慮してやっていただかないと、本人の意思をまっ
たく無視してとても気分が悪いです。
 それから、あたしは基本的に他人に自分の発言を切り刻まれる(とくに悪い
意味で)は嫌いです。
 文章は最初から最後まででひとつの流れです。
 **さんが引用した後に、また別の言いたいことがあったわけで、一部分だ
け引用されるのは不愉快です。
 
 無視するとかしないとか、人から言われる必要はありません。
 私の個人的責任で、話しをしています。
 
 それから、最後におっしゃっている意味が全く不明です。
 あとが怖いというのはどういう意味でしょうか?
 まったく理解できなかったので、説明してくださるとうれしいです。
 「あとが怖い」という言葉が、あたしには非常に怖いです。
 あまり使っていただきたくない言葉だなあと思いました。
 妊娠中なので胎教に悪そうです。
 
 それから唯一、あたしが理解できたのは、**さんが私の発言で気分を害さ
れたのだなあということです。
 **さんも気分を悪くされているでしょうね。
 ごめんなさいね。
 みなさんを不快にさせることがあたしの本来の目的ではありません。
 
 しかし、あたしは「あとが怖い」と言われてこの会議室にこれ以上自分が参
加する意味を見い出せません。
 この発言をもって退会しますので、今後コメントは不要です。
------------------------------------------------------------------------

____________________________________
★★☆サイバーパパラッチ的インデプス風味の編集後記

●もう田口の資料、見るのもいやん、な、大月です(泣&嘆息)次はそろそろ
別のハナシにしたいなあ。でも、まだ資料、続々発掘されてきてんだよなあ……
 
●009号で、日垣隆センセに対する読者の蛆虫からのちんちんちぎれる投稿を
ご紹介しましたが、当のその日垣センセ、その後な〜んにも音沙汰はありま
せん。ま、いいけど。
でも、まわりに学生その他の若い衆を集めて日々啓蒙なさっているらしくて、
そんな中から今年、某有名女子大を卒業してめでたく某サブカル系○田出版
に入社した乙葉似のおねえちゃんなども出ているとか。う〜む、これもやは
りセンセのご威光のおかげなんでしょうか。蛆虫もココロを入れ替えて啓蒙
される方が、やっぱトク、なんですかねえ……

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
編集・発行人:大月 隆寛    takahiro OTSUKI
Mail Address<mailto:otsuki@cybazzi.com>
Copyright(C), 1998-2002  takahiro OTSUKI
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