メルマガ:【サイバッチ!】インデプス
タイトル:【サイバッチ!】インデプス 011号 田口未発掘資料棚卸し特集(1)  02/05/01 00:25  2002/05/01


★☆★☆★うぉ〜い、「表紙」がさらにえらいことなってるよぉ〜★☆★☆★

   Part5さんによる【サイバッチ!】インデプスの「表紙」ですが、
   なんかますますえらいことになってるようであります〜(笑)

    ◎【サイバッチ!】インデプス 勝手に表紙置き場
       http://cloud.prohosting.com/keana/

━━━━━━━━━━━ ●OH! CYBER PAPARAZZI●━━━━━━━━━━━━━━━
【サイバッチ!】インデプス 011号  [05/01/02]
田口ランディ、恥ずかしい未発掘資料の棚卸し特集・しょにょ1!!
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★☆田口関係、未発掘資料がザクザク掘り起こされてるので特集します〜☆★

 あああ、もうめんどくせえ!!

 湯河原の万引きババア、田口ランディについての未発掘資料が
 このところ立て続けに山ほど掘り出されてきてまして、
 わがインデプス編集部としても、読みこなして整理するだけで
 それはもう、嬉しい悲鳴っつ〜か、泣き笑いっつ〜か……

 それにですね、インデプスがわずか10日ばかり出ないと、
 続報まだあ〜、五尺玉はどうした、ゴルァ〜、のメイルの嵐、
 その上、ケツめくった(割った、の間違いだな、これ)だの、
 圧力かけられた、だの、好き勝手ぬかす蛆虫が出てくるんで、
 ええい、この際だ、まずはナマのブツが一番、ってことで、
 せっかくの連休中なのに、なんか気分悪くさせちまって、
 ど〜もすいません、なんですけど、少し連発でご紹介しちゃいます〜。

 その前に、「ノーベル文学賞めざします」宣言のハナシから……(笑)

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
▼▽▼あの田口が「ノーベル文学賞だっためざします!」宣言▼▽▼
▼▽▼あんた、「賞はもういらない」んじゃなかったの?(笑)▼▽▼

 ノーベル賞、だそうであります。万引きババアの分際で、「ノーベル賞
だってめざします」なんだそうです。でもって、「生涯書き続ける」んだ
そうであります。ああ、これ以上のはた迷惑、環境汚染がありましょうか。
 筑摩書房の担当編集者鶴見某女史のお膳立て(だろ、どうせ)で、その
オヤジである鶴見俊輔@今や晩年の志ん生並みのモウロクぶり、と対談し
て「ノーベル文学賞だってめざします!」とまで宣言しちまった、田口ラ
ンディ@万引きババア、であります。
 あんた、ヤスケンのオヤジわざわざ呼び出して、タイ料理かなんか食わ
せて媚びた時に、「もう賞なんかいらない」って偉そうにタンカ切ったん
じゃなかったっけか?
 筑摩のHPの日記でそのこと得意気に語ってたんですがね。著作権保護
がどうたらで、プラグインしてややこしいソフト入れないと読めないのを、
田口糾弾戦線の蛆虫が人力で入力してくれたものから、該当部分だけ抜粋
して晒します。あ、こちとら、万引き田口に著作権主張される筋合いはね
えやい、というのが首尾一貫した立場ですんで、筑摩書房あるいは田口本
人でも構やしねえ、文句があるなら勝手に来やがれ、です。

◎筑摩書店ウェブサイト・田口ランディの日記 
http://www.chikumashobo.co.jp/web/taguchi/index.html

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 金曜日は哲学者の鶴見俊輔先生との対談。
 鶴見先生はあと2ヶ月で80歳になられるという。80歳を越えた方々とい
うのは、もう人間としてまっさらになっていて、私はお会いすると本当に
心から大切にしていただいた気持になる。
 青森の森のイスキアの佐藤初女さんもそうだったし、神戸の加藤清先生
もそうだった。そして、鶴見俊輔先生も……だ。
 先生は私のエッセイ集を大切な宝物みたいにカバンから取りだして、そ
してそこには何十枚も付箋が張ってあった。話の折々に「いや、実に素晴
らしいですよ。本当にあなたの言葉は野性の言葉だ」と感嘆し、称賛して
くださる。
 私はといえば、そういう鶴見先生を目の前にして「ああ、自分は本当に
傲慢で高慢ちきな人間だなあ、なんと他者への尊敬と優しさに欠けていて
自意識ばかり強いのだろうか……」と恥ずかしく、情け無く、打ちのめさ
れるような思いだった。
 鶴見先生の私への称賛はおしげもなく、そこまで褒めていただくと、も
う私は生涯、書き続けさせていただきます、と頭を下げたくなるほどの賛
辞であった。
 鶴見先生は「あなたの人間観察力はモンテーニュのようだ」と、モンテ
ーニュまで引っ張り出して褒めてくれる。「きっと田口さんは後世にはモ
ラリストの思想家として分類され名を残します」と死後のことまで分析し
ていただいて、いやはやもう、そこまで言われたら、わかりましたっ! 
とノーベル文学賞だって目指してしまいますよ、私は。なにかなあ、人間
の生き様というものを見せられた気がする。お会いできて本当によかった。
出会いというのは財産だなあ……と、妙に神妙に考えた一日だった。
 私のような下品なバカ女が、こんな高潔な方々にかわいがっていただい
て、ありがたいなあ、生きててよかった。
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 早く死んでくれ、頼むから。

 一応補足しときますと、この「鶴見俊輔、というのは、もう完璧にモウロ
クしきってるジイさんでして、一応は哲学者ってことになってますが、まあ、
ひらたく言えば何でも屋の評論家。かつては『思想の科学』という、戦後思
想史上大きな役割を果たした雑誌などもやったり、ベ平連の片棒担いだり、
いわゆる「進歩的文化人」の代表のひとりと言っていいんでしょうが、少な
くとも70年代前半からこっちは、もう完璧にズレまくってることは、あた
しゃずいぶん前から指摘してきてます。だって、当時流行ってた山上たつひ
この『がきデカ』ではしゃいじゃって「がきデカ民主主義」とか言ってるの
を見て、当時高校生だったあたしゃ「このオヤジ、アホだろ」と速攻で思っ
たもん。
 なのに、出版方面からジャーナリズム界隈まで、なぜかこの「鶴見ブラン
ド」のご威光ってやつはものすごいもんがありまして、それこそ筑摩書房か
ら晶文社、なあんてラインはまさにこの中核部隊。で、ここらへんの、かつ
ては「良識」であり「リベラル」を代表していたはずの版元やその提灯持ち
たちが、今や軒み田口みたいなどう見てもポンコツな物件にコロッと騙され
て、っていう構造になってるわけであります。
 だから、田口の「万引き」は、それこそ「戦後」の「良識的」な出版文化
やジャーナリズムが、高度成長期の「豊かさ」以降、どのように眼の前の現
実から遊離し、腐り切ってきたかをきれいに現わしてくれている象徴的なで
きごと、なのでもありますよ、いやほんとに。

 というわけで、発掘資料シリーズ本編、いきます。


▼▽▼あの『ニュース23』のデスクも田口まんせ〜、の証拠が!▼▽▼
▼▽▼一緒に呑んでからはなおのことズルズルに……情けねえなあ▼▽▼

 まずはTBSの、あの『ニュース23』のデスクまでやってる金平茂紀っ
てオヤジのメルマガから。
 このオヤジ、「TBS報道局のエース」で「筑紫哲也の一番弟子」とまで
言われてて、本だって筑摩書房から出してたりして、鳥越俊太郎とか大谷昭
宏とかこれぞ「ジャーナリスト」って看板の方々とのシンポジウムだの講演
会だのにもいくつも顔を出していて、とにかくその筋ではなかなかエラいシ
トみたいですけど、以前から田口のメルマガも講読してるらしくて、自分の
メルマガにも田口の名前が頻出してることは、以前から聞こえてきてました。

◎ちなみに、金平茂紀サンご自身はこんな発言される方です
http://www.tbs.co.jp/passingtime/9711/971103.html
http://www6.airnet.ne.jp/gogo/tero/t1003.htm

 また田口自身、おのれのメルマガでこんなヨイショもしてます。

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■「ニュ−ス23」のディレクタ−金平茂紀さんが
 【金平茂紀のNEWS23デスク日誌】(週刊)というメ−ルマガジンを発行し
ています。いろんな話題について縦横無尽に書かれた「デスク日記」でとても
面白いです。
 購読追加:<https://www.parco.co.jp/subscribe/>
----------------------------------------------------------------------

 なので、まずはご紹介。途中、実際に田口と会って「歓談」までして、そ
れでもなおかつ評価が変わらないのが、さすがジャーナリストです(笑)あ、
それと、幻冬舎の芝田がその後抜け目なく田口の本を贈ってるのも証言され
てます。こういう営業って、幻冬舎はマメにかけるんでしょうねえ。

 それにしても、いまどきのメディアの現場って、ほんとにこの程度のゆるい
感覚のサブカルオヤジが仕切ってるってのが歴然であります。だって、田口以
外のところだってものすごいっすよ。連合赤軍にスッポンポンな「共感」を示
し、とっつかまった金正男の件も「公安当局の意図」を強調し、って、あまり
にベタなんであきれます。ともあれ、田口がらみのところを、去年の1月から
時系列で適宜抜き出してみました。思いっきり笑ってやってくださいまし。

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■1/25  [よむこと・少女小説みたいな恋ってったってなあ]------------

田口ランディ「ミッドナイト・コール」(PHP研究所)

この小説集を電車のなかで読み終わって、ちょっと恥ずかしいような気がし
た。
何か読んでるとこを人に見られたくないような。47歳の男が読むような本じ
ゃないような。全編これ切ない「純愛」少女小説というか、「コンセント」
とか「アンテナ」のイメージとは、大分違うような、それともつながってい
るのか。胸キュン系という部分をもってるんだろうか、な、田口さんは。
(持ってるの、当たり前だよな)うーむ。主な読者は女性なんだろうなと思
う。まあ、何も純文学、重たいテーマ性ばかりが、いい小説じゃないんだか
ら。作者とそれを好む読者が常に勝ちだ。
  「もっとちゃんと話がしたかったわ。」(えっ、ホントかな?)
 「うん、でもこの雰囲気じゃね。」(カラオケ苦手みたいね。)
 「でも来てくれてありがと。」(殊勝だね。)
 「うん、何ていうか、予感みたいなもの感じるよ。」
  (ありゃりゃ、何を言ってんだ、俺は。)
 「それじゃ、気をつけて。」(そっちこそ飲みすぎんなよ。)
 「またね。」(ホントに帰るんだ。)
とまあ、適当に書いたけど、この小説にある会話と心の内奥の「ユニゾン」
みたいなとこ、ありふれてるからこそ面白くて共感が得られるのかも。


■2/11  [よむこと・人の日記を読むこと]---------------------

「ぐるぐる日記」(田口ランディ。筑摩書房)

人の日記を読むのは面白い。「断腸亭日乗」も「ドストエフスキーの日記」
も「つげ義春日記」も好きな本だ。日記は一応、自分に向けて書く、という
自己確認の作業だから、そこに作品の虚構ではない真実が語られてる、い
うように錯覚してしまうのだ。でも、他者に読まれることを前提としていな
い文章はごく稀にしか存在しない。日記と言えども、だ。その点、この本は、
あっけらかんとしている。読まれることを前提として書かれた日記だし。こ
のメルマガだって、そういう所で成り立っている。自分に起きていることを
全部曝したらとんでもないことになってしまう位のことはわかってる。だか
ら「ぐるぐる日記」では、湯河原の家族生活の部分を読みながら、へーっ、
そうなんだあ、と実に面白く読んだ。この部分がなかったら、よくあるギョ
ーカイ人日記みたいになっていたのかもしれない。このメルマガがそうなら
ないように。教育的指導を受けた気分。

■3/1  [よむこと・からだと気分]--------------------------

「からだのひみつ」(田口ランディ&寺門琢己。メディア・ファクトリー)

今をときめく田口ランディ本。こないだ近所の本屋さんに行ったら、女性作
家のコーナーにランディ本がたくさん並べられていた。売れてるんだなあ。
で、この本は整体=セラピストというか、寺門という人とランディ女史の対
談なのだけれども、双方があけすけに小気味よく、からだ、セックス、自意
識なんかをめぐって話しをしているので、読みやすいし、それで結構深い中
身だ。誰でも病気になってみると、いかに自分の意識が体の支配下のもとに
あるかがよくわかるけれども、骨盤の開閉の周期なんて知らなかったな。そ
ういう生き物としての周期に僕らが支配されていることを知るのは悪くない。
「モザイク」はもう脱稿したんだろうか。

■3/16 本人後記----------------------------------

小説「モザイク」を脱稿したばかりという田口ランディさんらと歓談した。
「ぐるぐる日記」に記されていることにたがわず、よく飲ま
れる方だ。その時の話で、男どもの使う言葉とオンナが使う言葉が違うんじ
ゃないのかな、と言ってたけれども、男どもの使う政治とか経済とか、善悪
とかに関する言葉は、要するに観念語であって、実がない。オンナの人の使
う言葉は、観念語というより、生活語に近いということか、と、こういう風
に分析しちゃったりするのが、男どもの使う言葉なわけで。まあ、酔っぱら
ってクダをまくのは、実に健康だ! 田口さん。
 
■4/21   [よむこと・大いなる肯定の物語]----------------

「モザイク」(田口ランディ。幻冬舎)

幻冬舎の編集者・Sさんから送られてきたこの本。一気に読んだ。田口ランデ
ィのことを「現代のシャーマン」とかいう人もいるけれども、確かに、読後
感がこれほど強度を伴う現役作家を僕は知らない。「モザイク」とは継承さ
れる(べき)記憶の比喩だろうか。それはDNA情報みたいなものかもしれない。
ストーリーからはいろんなことが触発される。「情報化社会」でもいいし、
「少年犯罪」とか「精神病者」とか、さまざまなタームが浮かんでくるけれ
ども、ここでは、主人公ミミや14歳の少年・正也が体験する一種の「啓示」
にこだわってみる。何故か僕は、マルクスの言う「類的存在」としての人間
とか、ずっと昔に読んだ「アイヌ民族抵抗史」(新谷行)という本のことを
思い出したのだった。
歴史とは過去の人間たちの記憶の夥しい集積としてある。「類的存在」とい
う語やアイヌの受難の歴史を記す意志は、そんなことを強烈に語っているよ
うに思えたのだ。過去の人間たちの喜び、悲しみ、苦しみ、怒り、楽しみ、
恨み、愛しみ。そうした感情の記憶の途轍もない質量の集積。自分とは何
のか、という哲学的な命題に対する回答のひとつが、この記憶の集積の結果
としての存在こそが自分なのだ、ということだとすれば、その圧倒的なドラ
マを前に、ちっぽけな個人など押しつぶされてしまうだろう。そうした体験
が「啓示」と言われるものなのかもしれない。そして、それは「大いなる肯
定」へと導かれる。
携帯電話というツール、電子レンジ化、酒鬼薔薇聖斗という記号、精神病者
の移送ビジネスといった物語の部品が、この「大いなる肯定の物語」と反響
しあってとても揺さぶられるのだ。まあ、今の子供たち・若者たちの発する
SOSに、あれほど感度よく共振できるからなのだろうなあ。「コンセント」
「アンテナ」そして今回の「モザイク」と3部作が完結したわけだけれども、
いずれの作品の女性主人公にも「母性的なるもの」を感じた。それが作品に
惹かれる大きな理由のような気もする。貪欲な一読者としては、次の展開を
早くも楽しみにしてしまうのだった。

■4/29 [事実は小説より奇なり]-----------------------

久しぶりの休日。GWに入って世の中は一斉休暇に。政治への熱いテンション
も少しは下がるだろう。いや、続くかな。朝日の朝刊を見たら、幻冬舎の広
告が大きく出ていて、田口ランディさんの「モザイク」が新刊とある。それ
でお昼のニュースを何気なく見ていたら、和歌山で「モザイク」的というか、
田口ランディの小説みたいな事件が報じられていた。20代の時に精神病院に
入院させられたことを「逆恨み」して、67歳の母親を7年間も自宅に監禁し
ていた38歳の男が逮捕されたというのだ。母子は2人暮らし。食事は一日に1
食しか与えられていなかったという。事実は小説より奇なり。でも、どうし
て「逆恨み」と断定できるんだろうか。

■5/29  [よむこと・欲望の描写]---------------------

「縁切り神社」(田口ランディ。幻冬舎文庫)

文庫のための書き下ろしで、初出がウェブマガジンというのも今後ありだろ
う。これも「ミッドナイトコール」みたいに恋愛短編集なんだけれども、や
っぱ、電車のなかで読んでると、ちょっと気恥ずかしい。僕もいい年だから
な。読者は主に女性なんだろうか。本屋さんでは結構年輩の人が買ってくと
いう話を聞いたことがあるけれども、やっぱり30歳くらいの女性が読んで
るような気がする。欲望の描写が直截で、それがいい。すうっと入っていけ
る理由のひとつがそこにあるような気もする。

■10/21   [よむこと・小説と散文]-------------------

「オカルト」(田口ランディ。メディアファクトリー)

散文集。前に読んだのが小説『モザイク』だったので、晶文社から出てた系
の散文を予想して読んだら、かなり雰囲気が違ってた。詩文風に書いてある
部分は、ちょっと抹香くさい気もするけれども、他はいつものようにストレ
ートな文章だ。このストレートさに憧れて読んでいる女性読者が多いのかも
しれない。なかに出てくる『カッコーの巣の上で』は僕も大好きな映画だが、
その紹介のされ方がちょっと違ってるような気もする。ジャック・ニコルソ
ンはロボトミーを受けていわば「廃人」にされたあと、終始無言だった同志
のインディアンが彼を連れて脱出したんじゃなかったっけ。僕の方の記憶違
いかな。『コンセント』が映画化されたり、婦人公論から賞をもらったりと、
ここの所、彼女はとても売れているようだ。

■12/6 [よむこと・田口ランディもの]-----------------

「根をもつこと、翼をもつこと」(田口ランディ 晶文社)

小説もいいけれども、田口ランディを読む人は(特に女性は)晶文社のエッ
セイ群に引かれている人が多いのじゃないか。今度のエッセイ集では、珍し
く家族のことが書かれていて、母親としての著者のことが少し垣間見られる。
家族内の葛藤とか息苦しいほどの濃密な友人関係というのは、彼女の作品の
柱になっているテーマだが、自分の営んでいる家族のことになると、照れと
いうか、はにんでいるのが伝わってきて可笑しい。そういう時は田口けい子
になっているのだ。いい意味でも悪い意味でも、ランディを自称して粋がっ
ている(突っ張っている)ことが彼女の魅力だと思う。おしまいに、101ペー
ジの「上告」は「控訴」が正しい。

■12/9  [みること・映画と原作のむずかしい関係]-----------

映画「コンセント」(BSi シネマアミューズ ほか)

田口ランディの小説の映画化だ。むずかしいな、と思う。どうもあの小説と
は別物のような気がしてならない。それはそれでいいのだけれども。例えば、
映画「存在の耐えられない軽さ」も小説「存在の耐えられない軽さ」も同一
物ではない。でも、それぞれが納得できてしまう。「存在の〜」は、僕は小
説の方がずっと好きだ。「コンセント」を、一種のオカルト小説、あるいは、
サイコ・サスペンス小説と解せば、このような作品になるのかもしれないけ
れども、どうもそういう読後感じゃなかったような気がするので。芥正彦と
か、りりィが出ていて、ちょっと懐かしかった。僕も年寄りだね。主役の女
優は相当な存在感があるけれども、やっぱり何か違うような気がするんだよ
ね。でも、果敢な映画化の試みには、敬意を表したい。

■12/13 [よむこと・またもや田口ランディもの]-------------

「昨晩お会いしましょう」(田口ランディ 幻冬舎)
女性が書いた「官能」小説というか。官能の記述が女性の立場からのもので
具体的器官的でリアルであることが、男の書いた凡百のポルノグラフィと全
く異なるというか。でも、そこに浮かび上がってくるのが「孤独」と「つな
がり」という観念。つまり、やっぱり観念小説なのだ、田口ランディの小説
は。官能が観念に化ける。なかでも「堕天使」がいい。

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 「ジャーナリスト」って自意識持っちゃったオヤジたちが、田口に異様にガ
ードがゆるゆる、ってことは、以前も指摘しましたが、これって思想とかイデ
オロギーとかのモンダイじゃなくて、そういう「ジャーナリスト」って自意識
がどういう環境で保持されてきたのか、とか、言い換えればどれくらい「オヤ
ジ」が甘やかされたまんまに温存されてきてたのか、とか、そういう部分と根
深く関わってるはず、と、あたしゃにらんでます。
 さらに言えば、そういう「オヤジ」もすでにサブカルが全面化し始めていた
状況の中でオトナになっていった世代――団塊の世代よりもさらに下に下がっ
てきてたりするわけで、そのへんの難儀も含めて考えないと、この田口モンダ
イ、ほんとのところは解明できないように思ってます、はい。



▼▽▼ニフティサーブ時代の未発掘ログが続々と明るみに出てきたぞ▼▽▼
▼▽▼92年、厚かましくも「三年後には賞を取る」宣言をしていた!▼▽▼

 え〜と、次はニフ時代の未発掘ログです。
 このあたりのログが、実はザクザク掘り起こされてき始めてまして、もちろ
んこれは、飽くことなき追及を続けるわが方、田口糾弾&追い込み蛆虫戦線の
功績なのでありますが、それにしてもこのところは大漁なんでありますよ。

 まず最初に紹介するのは、FWATERのログとのこと。おそらく、以前も
晒したように、田口がマリンスポーツ関係の仕事を拾って歩いてた頃のことか
と。ニフにはFMARINEというマリンスポーツ関係の場所があって、そっ
ちにも田口は出入りしていたらしいけれども、こちらはその親戚みたいなもの
だったようですな。ここの「読書室」いう会議室で、田口は、なななんと! 
「3年後には賞をとる」と宣言してたのを発見しました。
 ちなみに、最初の発言者の「大樹」ってのは、去年の夏頃に田口の湯河原の
万引き屋敷で共にピンクシャンパンかっくらってらしたという、東大出の自称
ミステリー作家、小川(阿川)大樹センセでしょうな(笑)

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FWATER  MES(17):【読書室】本/音楽/映画/芸術(2) 93/02/01 -より

205/501    TAIJU  「至高聖所(アパトーン)」(芥川賞受賞作) ----------
92/03/03 00:55              コメント数:2

(前半省略)

RANDY は、3年ぐらいで賞を取る予定らしいので、
山田詠美がやめてしまったら、かわりに審査員になるまで待とう。
したがって、RANDY には、僕が50になるころ、審査員にちゃんとなって
いてくれないとひどく困る。

ま、詠美さんは、賞から10年ちょっとで審査員になってるから、
来年ぐらいに賞をとってもらえば丁度よいかもしれない。

                     大樹@STELLA MARIS

209/501    RANDY   やきとり文学論---------------------
92/03/04 13:20                 コメント数:3


>RANDY は、3年ぐらいで賞を取る予定らしいので、
>山田詠美がやめてしまったら、かわりに審査員になるまで待とう。
>したがって、RANDY には、僕が50になるころ、審査員にちゃんとなって
>いてくれないとひどく困る。

わははは、大樹さん。
このあいだやきとり屋でしゃべったこと覚えてたのねー(笑)。
やきとり屋における文学論というのは、「基本」ですよね。
また飲みにいきましょーね。
わたしはときどき、猛烈に理屈をこねたくなることがあります(笑)。

ただ、私は山田詠美さんは、ほんとのこと言うとあんまり好きじゃない。
池澤夏樹さんとかが、とてもとても好きです。じーんときちゃう。
初めて池澤夏樹の「スティルライフ」を読んだとき、ショックで知恵熱が
でちゃうくらいだった。あーもう、この人はすごい。ぜーったいかなわない、
って落ち込んで、以来読むのが嫌で嫌でしょうがないのに読んでしまう。
読んで作品が気にいらないと、ほっとしながらひどくがっかりする。
最近は比較的熱がさめて、冷静に読めるようになったけど(笑)。

あと、自分で嫌になっちゃうんだけど、太宰治ってすごいと思う。
あんなに文章がうまかったら、書くのが楽しくて楽しくてしょうがないだろう、
って思うんだけど、それでもあんなに不幸だったんだから人間ってわかんないよ
ね。私は太宰治の「黄金風景」という2頁くらいの短編を読むと、泣けて泣けて
しょうがないのだ。「黄金風景」なんて不思議なタイトルなんだろう。やっぱり
すごい!とおもう。うーむ。

さらに、なんの脈絡もなく、カフカが好きなのである。
私は別役実の劇作を読むようになって、初めてカフカに接したので、私のカフカ
的世界はたぶんに別役チックなのだ(笑)。
「断食芸人の記録」や「掟の門」とか、やっぱり短編が好きだな。
なんで、なんで、なんで?と頭がぐるぐるになっちゃって気持ちいい。

ついでだから恥をさらすと、宮澤賢治を崇拝しているのである。
「雨ニモマケズ」を朗読していると、なんだか元気がわいてきて、男にふられ
た、とか、仕事がまとまらないとか、社員が働かないとか、忙しくて貧血ぎみ
だとか、クライアントがわがまま大王だとか、駅員が失礼だとか、そういった
ことはすべて、愛すべき森羅万象であると思えてきちゃうのだ。
たとえ、努力がむくわれなくとも、あらぬ誤解を受けようとも、人が遊んでいる
ときに、一人校正に励もうとも、やっぱり明日はよき日であると、信じたい気に
なっちゃうのだった。

なーんて話を、やきとり食べながらまたしたいね!

RANDY

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 池澤夏樹、ってのは、あたしゃ気に入らない作家のひとりですが、なんだか沖
縄の首里だかどこかに結構な豪邸建てて、そのくせ南の島がどうたら、とか、イ
ルカがなんだら、とか、ヒコーキの機内誌みたいな太平楽ばっかぬかしてる野郎
でしょうが。新井満@電通野郎、なんかと手癖は同じ、広告系ゼニカネジャブジ
ャブ野郎のひとり、って認識なんすけど、これって間違ってますか?
 で、田口の次の媚び媚びターゲットはこの池澤夏樹では、という説が、一部で
すでに出始めている昨今なのでありまして、このへんのログと併せて興味深いと
ころであります。対談なんかさせんじゃねえぞ、特に講談社とか! 



▼▽▼最初の本が出た頃の、鼻の穴ふくらませまくりの田口ログも▼▽▼
▼▽▼朝日新聞社の名物編集長、穴吹とも遭遇してたことが発覚!▼▽▼

 さらに、こんな能書きこいてるのも発掘されました。時期は96年の暮れです
から、ちょうど最初の本『忘れないよ! ヴェトナム』が出て、舞い上がり始め
た頃かと。
 注目なのは、田口が銀座でバイトしてた頃(どうせヘルプなんでしょうが)に、
朝日新聞の穴吹と遭遇してたことですね。穴吹ってのは、『週刊朝日』編集長時
代にあの「恨ミシュラン」で一発当てた御仁で、サイバラのマンガにも花田紀凱
と並んでコケにされるオヤジキャラで登場してますが、こんなところで田口にも
遭遇してたんですな。よくまあひっかからなかったと、ここはほめてきましょう。

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04071/05000 田口ランディ   30過ぎてライターやってること
( 5)   96/12/21 23:16                     コメント数:1

 30過ぎてライターやってること……。
 うーん。そうか、ここはライターになりたい人のための会議室でしたっけね。
 私も会社勤め(中小企業の営業事務だった)を辞めてマスコミの仕事に入った
転職組です。
 あたしの仕事は、お茶くみと、お客さんへの羊羹を2センチに切ることで、ほ
とほとうんざりしてました。
 なんとなく漠然と文章を書くのが得意だから、編集の仕事とかいいかなあ……
という、憧れみたいな気持ちでこの業界に入りました。

 その時、私の選択肢としてあったのは、編集者、インテリアコーディネーター、
ディスプレイデザイナー(笑)。ミーハーだったなあと、今思い返すとおかしい。
 それらの専門学校のパンフレットを集めて、どれにしようかな、って悩んで、
結局「エディタースクール」ってところへ行きました。 けっこう月謝が高かっ
た(年間100万)から、夜は銀座でホステスのバイトをしてた。
 その時にお客さんで来ていたのが、いまは「UNO」の発行人になっている朝日新
聞社の穴吹さんです。当時は週刊朝日の編集をしてました。
 「あのお、あたし、マスコミの仕事につきたいんですけど、どうしたらいいで
すか?」
 って、穴吹さんに相談したら、一刀両断に言われた。
 「あんた大学どこ出てるの?え、高卒?無理無理。マスコミってのは学歴社会
だから、大学出てないとろくなとこに入れないよ。せいぜい、編集プロダクショ
ンに入って、ぼろぼろにこき使われて、安い給料で馬車馬みたいに働いて、年と
ったらポイだよ。悪いことは言わないから、そんな考えは捨てなさい」
 ぎゃはははは、今思うと一面で、それも真実だったなあと思う。
 当時23歳でした。
 愕然としながら、とにかくエディタースクールってとこに入学しました。
 建物のボロさに呆然自失となったのをよく覚えてる(笑)。馬車馬になった自
分の将来が見える気がしたなあ!

 文章実習という授業があって、当時、早稲田の文芸部で講師をしていた元中央
公論の柳田先生という方が担当していた。
 私はその先生に、どえらく目をかけてもらって、
 「あんたは、もう学校なんかに金払って通うことないから、どこか会社に入っ
て勉強した方がよっぽどいい」
 と言われ、先生の早稲田の教え子が勤めていた広告代理店を紹介してくれたん
ですよ。
 あたしは、言われた通りにその会社に行って、原稿を一本書かされました。
 で、アルバイトで入って3ヵ月目に社員になりました。結局、学校には半年も
通わなかった(笑)。

 その会社で、広告とPR誌の編集を1年やりました。
 その間に亭主を見つけてしまいました。
 亭主と同じ会社で働くのは嫌だったので会社を退職しました。
 はじめてフリーというものになりました。25歳。
 ところが、フリーになったとたん、とあるコンペティションに参加して勝って
しまい、定期モノのPR誌を受注してしまいました。
 年間1400万の仕事でした。相手の企業が「個人に発注するのはちょっと……、
いっそのこと法人にしてくれませんか?」と言う。
 法人ってなんだ?と思うくらい世間知らずだったのに、友人と二人で株式会社
を作ってしまった。
 盲蛇におじず……ってやつですね。で、26歳で編集プロダクションを作った。
 時、ちょうどバブル経済への入り口で、倍倍で業績が伸びて、3年で新築マン
ションを2部屋借りて、4年で社員10人になった。
 マスコミに行こう、と決意してから7年で、あたしは社員10人を抱える編プ
ロの社長になってました。
 「穴吹、ざまーみろ!」って気分だったです。なんだか激動の20代でした。

 そのままいけば、安泰だったかもしれないのに、30代になって「あたしは書
く仕事がやりたい」と思うようになった。
 ずっと編集の仕事をしてきたけど、本当は自分は書くことで自己表現したかっ
たんだ、って痛烈に思うようになって、迷いに迷って35歳で会社を退任して、
再びフリーになってしまった。
 だから私は35でデビューした、ものすごく年とった新人になります。
 経歴としてはめずらしいかもしれない。ずーーっと発注側でした(笑)。
 自分が10年間やってきた仕事を引き続き受ければ、ギャラは破格(私は40
0字1万円でした)。最初の1年は4ヵ月しか働かなくても1年食えました。で
もそれでは会社を辞めた意味がない。ついに今年、昔の業界の仕事を一切断わっ
て、PR誌や広告の仕事を一切やらないという方針を貫いている最中です。収入は
10分の1に激減、23歳当時より貧乏になりました(笑)。

 それでも今年、本を出版できた。
 それは私にとって会社を作った時よりも、ずっとうれしいことだったなあ。
 だって、自分を文字で表現しているのが一番楽しい。それが誰かに伝わったと
きが一番快感なんだもの。
 30過ぎて、ヴェトナムを貧乏旅行して、はじめての旅行記を書いて、やって
ることはまるで20代みたい(笑)。
 でも、あたしは、自分の年齢についてあまり考えたことがないです。
 自分がそうしたいなら、あたしは明日からスーパーのレジに立ってもいいし、
ウエイトレスをやってもいい。
 どんな職業に就こうと、それをクリエイトできる自信がある。
 でも、あたしは「書く」ことを選んだ。
 それが好きだったからです。後悔なんてぜんぜんしてない。
 そして、書くことを選んで、他のものをすべて捨てたように、また将来、別の
ことを選んで書くことを捨てるかもしれない。
 捨てることは怖いけれど、いつも自分が可能性に対して開かれていたいと思う。

 これから、ライターを目指す人、いくつになったって何でもできます。
 学歴なんかなくたって世の中渡っていけます。
 それよりも、自分を自分で作った枠にはめないで自由でいてください。
 自分が表現したいものを抱きしめていてください。
 最初のインスピレーションを大切にしてください。
 子供の頃、自分が一番興味をもったことを忘れないでいてください。思春期の
テーマは一生のテーマでもあります。
 ライターになる、ってことは「自分になる」ことのひとつの手段であって、そ
れ自体が目的じゃあありません。
 そうじゃないと、誰かの「コピー」にしかなれない。
 「コピー」じゃない自分を目指すことが、最終的には「書くこと」への一番の
近道だと思うのです。
 「文章を書く」ことと、「文字を書くこと」は違います。
 書くことを仕事にしたい人は「文章を書きたい」って欲求があるからです。
 それは自分を表現したい、ってことなんです。
 自分の欲求を忘れないでいてください。
 あたしは、この間、37になりました。
 お楽しみはこれからだ、って感じで、ますます人生が楽しいです。
 みんな安心して年をとっていいですよ。

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 え〜、もしもし田口さん、田口けい子さん、どうせどこかでまわりまわって
このインデプスも絶対眼にしてるに決まってますから、呼びかけちゃいますけど、
このログのケツから九行目、もう一度よ〜く読んでみて欲しいんですけどねえ。

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「コピー」じゃない自分を目指すことが、
最終的には「書くこと」への一番の近道だと思うのです。
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 わずか6年ほど前、あんた偉そうにこんな説教をしてるじゃないですか! 
で、その後のあんたのやってきたことって、いったいなんだったんすかあ?!

 ひとまず今回はこれくらいで、続きは次号でさらにまた。

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★★☆サイバーパパラッチ的インデプス風味の編集後記

●連休ありません、の大月@インデプス、です(泣笑)田口の未発掘資料が一度
に大量に入荷するような事態になっちまってて、いや、ありがたいんですが、え
らいことではあります。天皇賞はトップロードで外すし、もう泣きそうっす。

●活字メディアでこの田口モンダイ、どうして取り上げられないのか、というメ
イルなどもよく頂戴します。鋭意工作はしてるんですがねえ、としかひとまず言
いようがないんですが、それでも、近日中(おそらく今月末くらい)に鹿砦社か
ら出る『スキャンダル大戦争・1』というムックの中で、この田口モンダイが取
り上げられています。ちょうど今、ゲラになったところなんですが、まあ、わが
インデプス読者にとっちゃすでに常識のことばかりでしょうけど、未だ世間にこ
の田口モンダイを説明するには基本的なところから繰り返しやるしかないな、と。

●一部ですでに「祭り」になりかかっていた、NHKスペシャル『奇跡の詩人』
の一件ですが、こちらの方も、田口モンダイがらみでいささかあやしげな部分も
ありそうなので、近いうちに少し触れておきたいと思ってます。

●不肖大月、斉藤美奈子・編『21世紀文学の創造・4/脱文学と超文学』(岩
波書店)で、少しばかりカタギのふりした原稿も書いております(恥) 雷太ど
んとかに知られると「今さら何がイワナミっすかあ、この無職能無しデブがあ!」
とキレて罵倒されるんで、内緒にしといてくださいね。で、美奈子〜、仕事手伝
ったんだから、田口追い込みの件もよろしく頼むっての〜。

●アタマの広告スペースのところでも紹介してますが、【サイバッチ!】インデ
プスの勝手に表紙置き場周辺が、少しずつ充実し始めてきています。画像関係が
特に……(笑)

◎【サイバッチ!】インデプス 勝手に表紙置き場、
http://cloud.prohosting.com/keana/
◎サイバッチ画像掲示板、という外道な企画もできたようです。
http://here.at/hariko

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編集・発行人:大月 隆寛    takahiro OTSUKI
Mail Address<mailto:otsuki@cybazzi.com>
Copyright(C), 1998-2002  takahiro OTSUKI
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