【サイバッチ!】インデプス　010号　村瀬千文の「万引き」判決、速報＆解説！　02/04/21 08:35 2002/04/21

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タイトル：【サイバッチ!】インデプス　010号　村瀬千文の「万引き」判決、速報＆解説！　02/04/21 08:35 2002/04/21

★☆★☆★うぉ～い、なんか知らないけど「表紙」がでけたらしいよぉ～★☆★☆★ 　　　Part5さん、という奇特な御仁のご好意によりまして、なななななんと！　　わが【サイバッチ!】インデプスの「表紙」ができあがったそうであります！！　　　　◎【サイバッチ!】インデプス　勝手に表紙置き場　　　　　　　http://cloud.prohosting.com/keana/ 　　いやあ、これってちょっといい感じ、かも……ううう、うれしいなあ。　　　Kamezoさん（こういう時は「さん」付けね）の手配みたいですが、　　　　　　お心遣い、ほんとにありがとうございまし～。 ━━━━━━━━━━━●OH! CYBER PAPARAZZI●━━━━━━━━━━━━━ 【サイバッチ！】インデプス　010号 [04/21/02] 速報＆解説☆ホテル乞食、村瀬千文の「万引き」＝著作権侵害判決が出たあ！！ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆配信数：79155◆ 【サイバッチ！】の文化・学芸・よろず批評方面担当のインデプス、です。登録・解除はこちらのＵＲＬからお願いします。 (登録・解除):http://member.nifty.ne.jp/~cybazzi/mailux.html ●無許可転載歓迎。ガンガン転載してください。でも、上記URLは入れてね HP(cybazzi.com)http://www.cybazzi.com (少しずつ改装工事中です～） HP(Kamezo版)http://move.to/cybazzi ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ★☆インデプス配信サーバ大移転＆新規改装開店１０号記念まんせ～☆★ ▼▽もうひとつの「万引き」疑惑、ホテル乞食の村瀬千文案件に判決！！▽▼ ▼▽ネット出身の（自称）作家やジャーナリストって、こんなのばっかかあ？！▽▼ 　４月１５日、東京地裁で「ホテル乞食」村瀬千文と、その著書『世界極上ホテル術』に関する著作権侵害＆損害賠償訴訟の判決がくだった。　これ、田口＠万引きババア、とのからみで注目！　と、以前も指摘しておいた案件であります。つまり、ネット上の掲示板にＨＮで書き込まれたカキコを勝手にパクって本にしていたライターとその事務所、および版元が、おま～ら勝手にパクって本にしてたじゃないか、ゴルァ！　と、そのカキコした連中に訴えられていたのであります。　で、どういう判決がくだったか、ってえと、ざっくり言うと、　◆『ホテル・ジャンキーズ』は、これ以上売っても宣伝してもダメ　◆版元は、とっとと絶版にしろ　◆でもって、損害賠償（含む、弁護士代）を、きっちり払ったらんかいという簡潔明瞭なもの。しかも、その判決理由その他で、　◆たとえＨＮでのカキコでも、著作物性があれば著作権は発生するぞという判断をはっきりと示した、これは確かに、大きなできごとであります。　村瀬モンダイについての、以下のサイトを参照のこと。　それもめんどくさい、という向きは、本号末尾のダイジェストを先にどうぞ。 ◎ホテル・ジャンキーズ（これがもともとのサイト　被告側ですな） http://www.hotel-junkies.co.jp/ ◎村瀬千文ホテルジャンキーズクラブ無断転載【32】（名物のヲチスレ。強力っす） http://natto.2ch.net/test/read.cgi/books/1019028916/ ◎ホテルジャンキーズ掲示板で起きたこと（原告側サイト。よくまとまってます） http://www36.tok2.com/home/antihjc/a-news/index.html ◎ついでに、光文社ＨＰ（あまり罪悪感のないのが笑えます） http://www.kobunsha.com/top.html ▼▽▼各マス・メディアもこぞって報道！　ネット上の著作権判断の判例に▼▽▼ 　原告側は総勢１１名。訴えられたのはライター村瀬千文とその後ろ楯と言われる森拓之事務所、そして版元の光文社。匿名ではないまでも、ネット上のＨＮでのカキコに著作権は生じるのかどうか、てなあたりが論点になってたという意味で、田口の万引き――もともとネットで公開されていた藤森直子タンとの案件はもとより、特に、タイトルからプロットからまるごとパクってた疑いの濃い「シャケ」さんとの案件などについても関わってくる、わがインデプスとしてもヒジョーに注目される裁判でありました。　以下、新聞その他の報道をランダムに。 ◎産経新聞 http://www.sankei.co.jp/news/020415/0415sha092.htm ---------------------------------------------------------------------- 仮名のネット投稿にも著作権インターネットの電子掲示板での発言を無断で文庫本にまとめたのは著作権の侵害だとして、書き込みをした１１人がホームページ（ＨＰ）の運営者と光文社などに出版、販売の差し止めや約 250万円の支払いを求めた訴訟の判決で、東京地裁は１５日、「掲示板への仮名投稿も著作物に当たる」と差止め請求を認めた上で、販売済み分の著作権使用料など約120万円の支払いを命じた。だれでも気軽に書き込める掲示板での発言に著作権を認める初の判断で、はんらんするネット情報の二次使用の在り方に影響を与えそうだ。判決理由で飯村敏明裁判長は「投稿文章の多くは思想や感情を創作的に表現しており、匿名のネット上での投稿文章でも著作物性を否定するものではない」と認定。その上で「光文社はＨＰの運営者を通じるなどして出版の許諾の確認をできたのに全くせず、著作権を侵害した」と述べた。判決によると、１１人は投稿用の仮名で平成１２年６月から昨年４月にかけて、国内外のホテルを紹介するＨＰ「ホテル・ジャンキーズ」に約５０回にわたり、海外のホテルのサービスや周辺事情などについて書き込みをした。ＨＰの運営者でホテルジャーナリストの村瀬千文さんは、この書き込みを基に昨年６月、光文社から文庫本「世界極上ホテル術」を出版。これまでに１万部以上を売り上げた。この訴訟で同地裁は昨年９月、出版の差し止めを命じる仮処分決定を出している。一方、ネット上の著作権をめぐっては、今回のケースとは逆に書籍の要約文を無断でネット上に掲載した業者に、同地裁が昨年１２月、賠償を命じている。 ------------------------------------------------------------------------ ◎zakzak（ここ、頑張ってますねえ、最近） http://www.zakzak.co.jp/top/top0415_3_19.html ◎日本経済新聞 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20020415CIII116515.html ◎ＮＨＫニュースサイト (テレビでもかなり大きく取り上げてましたな） http://www.nhk.or.jp/news/2002/04/15/grri84000000bkgj.html ◎毎日新聞 http://www.mainichi.co.jp/digital/network/today/2.html ◎読売新聞 http://ad.jp.doubleclick.net/adi/news2002.yomiuri.co.jp/;sz=468x60;num=2630545288? ◎朝日新聞　（田口案件は黙殺でも、今回はやってます） http://www.asahi.com/national/update/0415/029.html ◎時事通信社（時事通信：yahoo） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020415-00000523-jij-soci ◎西日本新聞 (共同通信配信原稿のようです。その他プロック紙、地方紙も追随かと） http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/today.html#004 ◎スラッシュドット・ジャパンのニュース掲示板 http://slashdot.jp/article.pl?sid=02/04/15/0829224&mode=flat ▼▽▼では、その判決文をインデプス風に「翻訳」して解説してみませう▼▽▼ ▼▽▼ポイントは、ネット上のＨＮでのカキコにも著作権あり、の判断ですが▼▽▼ ▼▽▼著作物性の判断基準はまっとうな活字ベースのもの、でもあります▼▽▼ 　ちなみに、判決文はこちらであります。 ◎知的財産権判決速報（東京地裁） http://courtdomino2.courts.go.jp/chizai.nsf/c617a99bb925a29449256795007fb7d1/882181e07200a07049256b9d00094d08?OpenDocument 　ただ、こりゃ例によってクソかったるいんで、以下、要点だけをまとめてみます。￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ◆H14. 4.15 東京地裁平成13(ワ)22066 著作権民事訴訟事件平成１３年(ワ)第２２０６６号著作権侵害差止等請求事件口頭弁論終結日　平成１４年２月２０日　　　　　　　　　　　　　判　　　　　　決　原　　　　　　告　　　　　Ａ～Ｋ（計１１人）原告ら訴訟代理人弁護士影　　山　　光太郎同　　　　　　　　　　　　笹　　倉　　興　　基　被　　　　　　告株式会社光文社上記訴訟代理人弁護士江　　口　　英　　彦被　　　　　　告株式会社森拓之事務所　被　　　　　　告Ｌ　（当然、村瀬千文なんでしょうな）上記２名訴訟代理人弁護士空　　田　　卓　　夫　　　　　　　　主　　　　　　文１被告らは、別紙書籍目録記載の書籍を出版、発行、販売、頒布並びに頒布のための広告及び宣伝をしてはならない。２　被告株式会社光文社は、別紙書籍目録記載の書籍並びにこれに関する印刷用紙型、亜鉛版、印刷用原板（フィルムを含む。）を破棄せよ。３　被告らは、連帯して、原告Ａに対しては１０万３３００円、原告Ｂに対しては１０万３３００円、原告Ｊに対しては１０万７７００円、原告Ｄ対しては１０万８８００円、原告Ｇに対しては１３万７４００円、原告Ｈに対しては１０万２２００円、原告Ｃに対しては１１万７６００円、原告Ｆに対しては１０万２２００円、原告Ｅに対しては１０万１１００円、原告Ｉに対しては１０万３３００円、原告Ｋに対しては５万２２００円、及びこれらに対する平成１３年１０月２６日から各支払済みまで各年５分の割合による金員を各支払え。４原告らのその余の請求をいずれも棄却する。５　訴訟費用はこれを５分し、その４を被告らの、その余を原告らの負担とする。６　この判決は、原告らの勝訴部分に限り、仮に執行することができる。￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣　この判決文から見ると、争点ってのはひとまず以下の四点だったようです。１．それらのカキコは、本当に原告らによってカキコされたんかい？　　　　（それってほんまに証明できるんかい、ってことですな）２．ＨＮでのカキコにも著作物性ってのはあるんかい？　　　　（実名も出さないカキコに著作物なんて厚かましいんとちゃうか、と）３．版元光文社にも、著作権侵害の過失はあったんかい？　　　　（村瀬とその飼い主の森事務所の責任やんけ～、と泣き入ってたらしい）４．村瀬と森事務所は本をこさえるに際して、原告らの承諾を得てたんかい？　　　　　第一、今回の原告らの請求は、権利の濫用ちゃうんかい？　　　　（これ、ちとややこしいですが、だいたい掲示板へのカキコは初手から　　　　　著作権なんか放棄しとる、っちゅうのが常識やんけ、いまごろそんな　　　　　こと言うなんておまえら言いがかりちゃうかい、というのが、　　　　　村瀬と森事務所の主張らしいっす）５．で、正味の損害額ってなんぼやねん？　　　　（計算方法でこれまた主張のズレがあるんですなあ）　でもって、これらの争点について、裁判所はこう言っとります。￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣１．原告各記述は原告らによって記載されたか原告側は、原告１１人で合計５１個所、のべ８２回にわたってカキコした、と主張。これに対して、反対する証拠は出なかった。２．原告各記述部分には著作物性があるか ☆原告らの主張---------------------------------------------------------- 原告各記述部分は、原告らの思想又は感情を創作的に表現したものであるから、著作物性が認められる。 ★被告森拓之事務所及び被告L(村瀬）の反論--------------------------------- 本件掲示板に書き込まれた文章は、ホテルと観光に関する質問及びその回答である。原告各記述は事実の報告又は感想にすぎず、思想又は感情を表現したということはできない。また、その表現もありふれた平凡なものであり創作性は極めて乏しい。また、上記文章は、質問と回答が組み合わさって初めて情報としての価値が生ずるものであり、質問、回答単独では情報としての価値がない。したがって、個々の文章は単独では著作物性が認められない。本件掲示板への書き込みは匿名ですることも可能である。しかし、匿名で書き込みをした者は、自らが書き込んだ文章に対して責任を負うことはないのであるから、原告各記述についての著作権を認める必要はない。以上のとおり、原告各記述には著作物性はない。 ●裁判所の判断---------------------------------------------------------- 著作権法による保護の対象となる著作物は、「思想又は感情を創作的に表現したものである」ことが必要である。「思想又は感情を表現した」とは、単なる事実をそのまま記述したような場合はこれに当たらないが、事実を素材にした場合であっても、筆者の事実に対する何らかの評価、意見等が表現されていれば足りる。また、「創作的に表現したもの」というためには、筆者の何らかの個性が発揮されていれば足りるのであって、厳密な意味で、独創性が発揮されたものであることまでは必要ない。他方、言語からなる作品において、ごく短いものであったり、表現形式に制約があるため、他の表現が想定できない場合や、表現が平凡かつありふれたものである場合には、筆者の個性が現れていないものとして、創作的な表現であると解することはできない。なお、被告森拓之事務所及び被告Lは、原告各記述は、それらに対応する質問又は回答と組み合わさって初めて価値が生ずるものであり、単独では価値がないから、原告各記述には著作物性が認められない旨主張する。しかし、言語の作品について、情報としての価値があるか否かは、思想及び感情の創作的表現であるか否かの判断に影響を与えるものということはできないから、同被告らの上記主張は失当である。また、被告森拓之事務所及び同Lは、本件掲示板への書き込みは匿名ですることも可能であるが、匿名で書き込みをした者は、自らが書き込んだ文章に対して責任を負うことはないのであるから、上記文章についての著作権を認める合理性はない旨主張する。匿名による著作物の公表であっても、著作物性を肯定する妨げにならないことは、著作権法上明らかであるから、同被告の上記主張は失当である。もとより、インターネットにおける掲示板上に書き込んだ投稿文章であっても、著作物性の成否に関する前記の判断基準に何ら消長を来すものではない。￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣　ひとまず明快ですな。　著作物性の判断基準はネットでも活字でも変わらない、ってのも、当然っちゃ当然ですが、これをはっきり言っているのもこの判決、悪くない。　ただ、これに対して、原告各カキコ部分のうち、①文章が比較的短く、表現方法に創意工夫をする余地がないもの、②ただ単に事実を説明、紹介したものであって、他の表現が想定できないもの、③具体的な表現が極めてありふれたもの、として筆者の個性が発揮されていないもの、については創作性を否定すべきである、とも併記してあります。というわけで、原告の訴えた５１個所のカキコのうち、著作物性を認められるのが２２個所。残り２９個所には認定できず、と。全部が認められたわけではない、というのは、ちゃんと言い添えておきましょう。　で、残りの　５．正味の損害額はなんぼやねん？　ですが、著作権使用料について、 ★光文社の見解------------------------------------------------------- カキコ一件について、せいぜい10,000円くらいが相当ちゃいまっか？以前も類似の本を出したけど、そんなもんやったし。訴えられた個所は５１個所で、全体が311個所だから311分の51。本の販売利益は５１万少々しかなかったから、これって換算したらたかだか84,908円ですがな。だったのですが、これもやはりこの本の印税（定価×１０％が相場）をベースに考えるのが妥当、という判断が下されました。印税は約１１０万円ということなので、それをもとに換算せんかい、ということですな。　具体的には――原告それぞれに印税の約０．１％から３．４％の間で割り振りされています。これって金額に換算すると、原告１１人のうち、ふたりが３７，４００円、１７，６００円と五ケタですが、残りは、ななななんと！！　全てわずか四ケタ数千円台、ほとんどは５，０００円以下になってます（泣）。これって、カキコ一件につき10,000円、という光文社のものさしに従った方が額が大きいわけで、このへんはいささかトホホホホ、であります。　これに対して弁護士料は、ってえと、出版差し止めの仮処分申請（訴訟に持ち込む前にこれをやっていた）と、訴訟自体とで、それぞれ原告ひとりについて５０，０００円という判決でありまして、支払いを要求された損害賠償額の大部分はこの弁護士料だったりする。ということは、やはりこの訴訟、ゼニカネ目当てなんかじゃなく、カキコを勝手にパクられた側の義憤というか、ムカつきが原動力になっていたと推測されます。　ちなみに、裁判官はこんな方々でありましたとさ。 ------------------------------------------------------------------------- 　　　　東京地方裁判所民事第２９部　　　裁判長裁判官飯　　村　　敏　　明　　　裁判官　　　　佐　　野　　　　　信　　　裁判官　　　　　谷　　　　　有　　恒（転補のため署名捺印なし）　　　裁判長裁判官飯　　村　敏　　明 ------------------------------------------------------------------------- 　実は、この飯村敏明裁判長、知的財産権の専門家としてかなり知られてるようです。　この他にも、例のソーテックのｉ-Mac そっくりのＰＣがマックから訴えられた案件を担当、さらに、競馬シミュレーションゲーム（ダビスタ、ですが）のゲームソフトに現役競走馬の馬名を使っていたことについて、オグリキャップその他の馬主たち（そもそもこのオグリの二番めの馬主サン自体、ぬいぐるみで商売していたシトなんですけど）が、競走馬の「パブリシティ権」を主張してソフト会社その他を訴えた案件についても、東京地裁の担当裁判官として、原告（馬主たちですな）の訴えを退ける判決を出している御仁でありまする。　あ、そうそう、ブンガク界隈のからみでは、最近の最相葉月『絶対音感』の「無断転載」案件についても担当しとりますし、山崎豊子『大地の子』の「無断引用」案件でも担当、少しさかのぼれば、ＳＦ方面ですが、堀晃『太陽風交点』をめぐる早川書房と徳間書店の争いでも陪席判事だったようです。う～む、ってえことは、田口＠万引きババア、の件も、万が一裁判になったりしたら、東京地裁だとこの飯村サンが担当になるってことなんでしょうなあ、わくわく♪ ◎ｉ－Mac　デザイン模倣事件について http://mac.nikkeibp.co.jp/mac/hotnews/9909/eone8.shtml ◎競走馬馬名の「パブリシティ権」訴訟について http://www.mainichi.co.jp/life/hobby/game/news/news/2001/08/27-3.html ◎山崎豊子「大地の子」の「無断引用」事件について http://www.sponichi.co.jp/society/kiji/2001/03/27/06.html ついでに、 ◎わたしたちの著作権講座（とてもベンキョーになります～） http://ecows.econ.niigata-u.ac.jp/~neo-luna/copyright/saiban01.htm ▼▽▼え、いつもインデプスは長くてかったるくてめんどくさい？▼▽▼ ▼▽▼だったら、ぜひともこっちのダイジェスト版をご参照くださいまし～▼▽▼ ▼▽▼某蛆虫からの、この上なくわかりやすい村瀬モンダイの概要っす▼▽▼ 　そもそも村瀬モンダイの全容がよくわからない、といってスレとか全部読むのはかったるい、という向きは、ご心配なく、読者のひとりの某蛆虫が懇切丁寧、この上なくわかりやすいダイジェストをわざわざよこしてレクチュアくれましたので、どうぞこちらを先に読んでくださいまし。￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ◇はじまりはバカワン＝bk1---------------------------------------- じつは村瀬というライターの“活躍”を知ったのは、昨年の今ごろ、長大なスパムメルマガ『週刊 bk1』に於いてでした。ホテルジャーナリストとしての活躍を、バカワンがインタビューのかたちで紹介していたのです。そのインタビューを読んで、当時この“ジャーナリスト”の実像を全く知らなかった私なんぞは、「ああ、“女ひとり泊まり”というコンセプトでホテルのアメニティーを体験紹介していくなんて、着眼点がいいな」と感心していたものでした。（バカワンが、盗作猿の手癖の悪さを叩いた大月さんの記事を無断削除して、あからさまにサルの擁護を行ない醜態を晒したのは、その直後のことだったと思います。） ◎このバカワンインタビューは下記のとおり。 http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_top.cgi/3c048fe1d65a60101ea7?aid=p-arisato0003&tpl=dir/00/00000000_0016_0000000114.tpl （なお、このサイトの写真からも分かるように、村瀬はなぜか黒のタートルネック＆ピーターパン的なルックスにこだわり続けている。　彼女、昔からずっとこの格好なのだが、ひょっとすると何かのコンプレックスの反映かもしれない。　とにかく、「黒」の「亀首」セーターばかり着ているので、ヲッチャーは村瀬のことを「黒亀」とも呼んでいる。） ◇一般書籍板に「盗作」告発スレが立った------------------------------------- ところが、このバカワンインタビューからほどなく、書籍板に村瀬の盗作問題を告発するスレが立ちました。それを見ているうちに、すでに海外旅行板と国内旅行板に村瀬糾弾スレが立ち、盛んな追及活動が始まっていたことを知るにいたったのです。 ……で、読んでみると、いろいろと酷いことが書かれていました。「妄想とウソしか書けず、あとは他人にカキコや投書をさせて、そこからネタを盗み続けている妄想狂」とか「キチガイ」といった類いの人物評価でした。最初にそれを見たときは、「ああ、また２ちゃんねるの奴らが無責任な与太を飛ばしているな」と腹が立ったものです。 ◇村瀬って、森拓之というエロジジイのメカケなの？？？----------------------- しかしほどなく、決定的な瞬間がやってきました。　村瀬は、森という60近いエロジジイのメカケだというのが、どうも“業界内” の通説になっているらしいのですが、とにかく、ビジネスパートナーとか社員とは違う、特殊な関係で、森事務所という零細家族経営“企画会社” に養われてきました。森事務所は村瀬を“看板美女”にすえて「ホテルジャンキーズ・クラブ」という擬装サークルを――清水ちなみ主宰の「OL委員会」と同じく邪悪なパクリ利用の目論見で――組織し、「会員になればジャンキーズ会員だけに有効なホテル割引が使える」という殺し文句で会員を集め、素行調査票のような詳細多岐に渡るプライバシーアンケートを答えさせて（これは会員資格取得の条件になっている）、その調査票で会員たちのホテル宿泊経験を微細に聞き出して、これをデータにして、ホテル宿泊記をデッチ上げたり、会員に命じてホテルのブローシャー（パンフレット）を提出させて、そこから写真をパクって、自分たちの会誌（ただし全国の書店でも売っている）『ホテルジャンキーズ』に図版として掲載したり――これは言うまでもなく著作権法違反ですがパクリ写真なのでモアレ縞が出てるものもある―― この雑誌に宿泊記を投稿させて、それを原稿のまま用いるのでなく、村瀬個人が「利口にみえるように」わざと幼稚な文体などにリライトして掲載し、なおかつ会員の写真までいっしょに載せてしまうという暴虐を繰り返してきました。さらに森事務所が「経営戦略の一環として」（サイトBBSの規約参照）立ち上げたBBS――正式名称は『Salon de Hotel Junkies』というドキュソな名前ですが現在の通称は『ネオサロン』（盗作亀ヲッチャは「糞サロ」と読んでますが）――で、村瀬が雑誌や書籍執筆に必要なネタを集めるために“質問”を投げると、会員たちは得意になって自分の宿泊体験などをカキコし、村瀬がこれをさも自分の体験のように雑誌や本に書いてきたのでした。ウェブに体験談をカキコする会員たちは、まさかそれが本になるなんて考えずに、不正確な情報などを書く場合が多かったようですが、それが突然会員名とともに書籍に載り、なかには顔写真まで晒されるとなると、書いた連中は恥ずかしいやら腹が立つやらで、とんでもない精神的ダメージをこうむるわけです。　（朝日新聞のウェブサイト上のBBSに、昨年、こうした精神的被害を告発するスレッドが立ったのですが、途中から森や村瀬とおぼしき匿名子が盗作を正当化する粘着カキコを行なうようになり、さらには日本の著作権制度は世界の趨勢に逆行しているなどとトンデモないインチキを言い出して、ついには自分で“新たな時代の著作権のありかたを提言する”スレッドまで立ててしまいました。朝日のBBSはそういう政見放送の場ではないのですが、場の空気が全く読めない基地害ぶりを全面展開したのでした。） ◎このアサヒコムのBBSでの騒動は、以下のサイトで読めます。 ★ネット上の掲示板で起きたトラブル（Woman投稿ページから） http://board.asahi.com/others/board/index.php?qid=3 ◇人のものはアタシのもの……で、脳内妄想全開に----------------------------- しかも村瀬は、ジャンキーズの本やウェブで、内外の高級ホテルで因縁をつけて部屋のアップグレードをせしめる方法とか、高級ホテルに宿泊せずに隣接する安ホテル――村瀬はこれを「小判鮫ホテル」と名付けた――に部屋を取り、堂々と高級ホテルの施設をタダで利用する方法とか、海外のホテルのプライベートビーチを、そのホテルに泊まらずにコッソリ侵入して利用する方法とか、まあとにかく下品で卑しいホテル利用術を、えらそうに“伝授”して自慢してきたわけです。さらに、海外ではタクシーの助手席に“一人旅の女”が自分から進んで乗るなんて危険極まりないのに、ろくな取材もせず、根拠もなしに「海外ではそれが常識」などと宣伝する始末……。さらにさらに……村瀬の海外ホテル滞在記というのは、いつも黒髪でスリムな若いアジア美女（＝村瀬）が白人のアメリカ美男子―― 世界のどのリゾートでもほとんど常にヤンキー男――に言い寄られて、それを気の利いた言葉でいなすという、出来損ないのハーレクイーンロマンスみたいな“体験記”でして、これがあまりに不自然だというのでジャンキークラブのなかで問題になったこともあるらしいのですが、かつての事務局長というのが「あれは村瀬さんのフィクション」だと妄想デッチ上げ体験記であることを白状したという事件もあったとのこと……。こういう具合で、さすがのジャンキー会員も、愛想を尽かせて村瀬を相手にしなくなった者が多くなったそうですが――今現在も崇拝している狂信者がいることも事実――とりわけ会員のカキコや投書を無断でパクって自著に使うことが数年前に問題視され、いちどは村瀬も謝ったらしいのです。 ◇一度は謝っておきながら、いきなり本に！　反省なしの村瀬--------------------- ところが、昨年６月に、今回問題となった光文社知恵の森文庫から『世界極上ホテル術』を出し、村瀬が出版のお知らせをいきなりジャンキーBBSで宣伝したので、会員たちの怒りは爆発しました。村瀬の告知は、「こんど新刊の文庫が出るので、そこに自分のカキコが使われた人は、身分を明かす証明をして申し出て下さい。薄謝として500円の図書券を差し上げます」といった内容で、海外遊行を趣味にしている裕福な会員たちも、このヒトをバカにした無反省な態度についにブチ切れたというわけ。もっとも、その直前に、ジャンキーズのウェブBBSでは、バリ島かどこかで不衛生な露店で食事をしてからホテルで食事をして中毒になり、その責任をホテルに押しつけて攻撃しましたと“凱旋報告”をしているバカ旅行者のカキコをめぐって、そういうヤクザ的な態度はいかがなものかと喧々囂々[けんけんごうごう]の論争が起きており、さらに、村瀬が雑誌か何かに（先述の）「海外での“女一人旅”ではタクシーの助手席に乗るのが常識」と書いたのをめぐって、その倫理性を問う声が上がっていました。 ……そういう論争には肝心の村瀬本人は出てこなかったのに、突然「こんどまたジャンキー本を出すよ、パクられた子は名乗り出れば図書券500円分やるよ」という馬鹿な宣伝をするためだけに御登場したからさあ大変。　会員たちは、村瀬が“総会屋クレーマー”みたいな要領を旅行初心者たちに吹聴してきた問題や、へたをすればレイプなどで犠牲者が出かねない危険で無責任な「タクシー助手席」アドバイスの倫理的問題、そしてこれまでの“反省”を反古にしてまたもや盗作本を作った問題などの、責任を問うカキコが、ジャンキーBBSに次々と書き込まれるようになりました。　……これが昨年６月はじめのこと。 ◇怒りくるう無名の蛆虫たち、黙殺する村瀬……ヲッチャー戦線がつくられた！---- ところが村瀬は、こうした質問に一切答えようとせず、書き込まれたそばからリアルタイムで削除を続けました。　それは２週間ほど続き、２ちゃんねるの村瀬ヲッチャーたちは、質問カキコと、消される前の保全コピペに昼夜ふりまわされ、体調をくずす人もかなり出たようです。（この時の連日連夜の狂騒的な削除の連続を、村瀬ヲッチャーたちは「削除祭り」と読んでいます。　この祭り――というか戦闘経験――を共有することで、村瀬ヲッチャーたちに一種の連帯感が醸成されました。）６月下旬にジャンキーズBBSは突然閉鎖され、村瀬＆森事務所にとって都合の悪いカキコは見れなくなり、７月に今度はプライバシーデータを詳細に申告せねばパスワードがもらえない“新生BBS”―― つまり「ネオサロン」――が登場しました。「削除祭り」を体験し、村瀬ヲッチャーたちは覚悟を決めたわけです。反省もせずに、都合の悪い質問や追及を“暴力”で抹消しつづけたキチガイならば、その悪事や醜態を徹底的に追及していこう、と。なお、「削除祭り」当時は、村瀬のヲッチは国内旅行板がメインでした。しかし、村瀬は海外旅行を売りにしている物書きだし、つねに狂騒状態で板のトップに上がり続けていたことで、他のスレから反発も出ていました。　そこで書籍板のスレをメインに据えて、監視活動を続けることになったのですが、このスレもすでに31番目になり、 (現在では32番目に。本号冒頭のURL参照……インデプス編集部註）書籍板ではたぶん最もロングランのスレに育ちました。 ◇悪行続ける村瀬と森事務所に対して、本格的な法的措置を発動！------------- こうして村瀬が雑誌に発表する記事は逐一、事実関係や表現にチェックが入り、ネタを使い回していることや、海外旅行をほとんどしていないくせに、十年前の旅行経験だけでデッチ上げのホテル滞在記を書き散らしていること、さらにそうした滞在記で言及されるホテルのデータも――インターネットでいくらでも調査できるのにそれすらせずに――過去の使い物にならない情報や間違った情報ばかりであること、私生活上のコンプレックスが――性的欲求不満も含む――ハーレクインの出来損ない作文（彼女の名前にちなんで恥文と呼ばれることもある）に反映されていることなどが、暴かれたわけです。そんな村瀬のパクリ本に対して、被害者たちも監視サイトを作り（ http://www36.tok2.com/home/antihjc/a-news/index.html ）さらに原告団を組織して、まず光文社文庫の販売差し止め仮処分申請を行ないました。これはすんなりと認められ、昨秋（たしか９月）に仮処分がでました。　ところが光文社は以後もしばらく――昨年の暮れ頃まで――ずっと自社サイトで同書の宣伝を続けました。　森事務所などはさらに非道く、昨日に本件訴訟判決が出たのちも、あいかわらずジャンキーズサイトに同書の広告を掲げています。村瀬には悪事を働いたという自覚がまったくないようで、ジャンキー会員で村瀬の崇拝者のなかにマガジンハウスの編集員がいて、その介在によるものと思いますが『ダカーポ』が村瀬をネットストーカーの被害者として宣伝する特集記事まで載せて、援護射撃を行なってきました。　ほかにも講談社『Gli』に、村瀬の似非ハーレクイン恥文の連載が続いてきたのです。　田口ランディを平然と売り込んできた出版業界の腐敗は、清水ちなみや、村瀬千文などの泥棒をも跋扈させてきました。　しかし、村瀬のキチガイぶりがジャンキーたちを怒らせ、結果的に司法の逆鱗にも触れたわけですから、こうしたインチキ物書きの限界を示す事例として、今回の事件を考察すれば面白いと思います。￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣　どうすか？　わかりやすいでしょ？（笑）　バカワンこと、bk1 については、あたしも一年近く連載その他を持ってましたが、田口にアヤつけられて原稿を勝手に削除された一件などもあって、その後は手を切っております。思えば、あそこでまんせ～されてトップページに大きく掲載される本や書き手って、こういうあやしげなブツが多かったですな。それってやっぱり、編集者（なのか、しかし）がバカばっか、ってことなんでしょうな。 ▼▽▼アタシの掲示板だからアタシの好きにするもん、いやなら出てってよ！▼▽▼ ▼▽▼あの村瀬の「退場願い」を、この際、ひとつご参考までに（笑）▼▽▼ 　最後に、その「被告」の村瀬千文が、昨年来、この訴訟も含めて、削除だなんだと荒れまくっていたおのれの管理する掲示板にしびれを切らせたのか、つい実名でカキコした「退場願い」ってのも、ついでですからご参考までにご紹介～。先のバカワンの顔写真と併せてご賞味いただければ、と（笑） ------------------------------------------------------------------------- 459 2/7(木) 20:03:01 退場願い村瀬千文 2 3588 VAIOさん、愛野歩輝さん、おしょ～さん、kanariaさん、лесさん、以上の皆さんは、当サロンからご退場願います。今後、一切出入りをお断りします。めいわくですから。これまでで、皆さんには言いたいことを言う発言の機会は十分に与えてきました。でも、もうちょっと限度を越えましたね。当サロン、本誌、そして私について、そんなに疑問やおかしいと思うことがあるのだったら、ここに来なければいいのではないでしょうかねぇ。皆さん、自分がきらいな人の家に呼ばれてもいないのにわざわざ出かけて行って、あなたは変だとか、ここがまちがっているとか、いちいち言いますか？当サロンは、どなたでも入れるオープンな場です。けれど、管理人は私ですので、ここでのルールは私が決めさせていただきます。 VAIOさん、あなたには一度「もうこれくらいにしましょうね」とやんわりとではありますが警告をしましたし、「村瀬先生」だのわざとおちょくった物言いはやめてくださいとお願いしたはずですけれど、あなたもホントにイヤミな方ですね。あなたがここで何を言いたいのか、やりたいのかは、サロンをご覧になっている皆さんにはおわかりですよ。こんなことしていると、あなたの男（だか女だか知りませんけれど）を下げるだけですよ。 VAIOさんは、英語も私なんかよりもずいぶんと堪能でいらっしゃるようですし、ここでこんなことしている時間があったら「ホテルの英語」の本でも書かれてはいかがですか？きっと売れますよ。私の本でもずいぶん売れましたからね。他の皆さんも、ホテルについてはほんとうにお詳しいし、文章もお上手なのですから、どこかの雑誌ででも本でも、何か書かれることを心からおすすめします。もったいないですよ。そして、もしこうしたBBSの場で発言したいのならば、どうぞ、ここではなく、他の場所でホテルの情報交換のBBSを立ち上げてください。最近はホームページもずいぶんと簡単に作れるようですからね。最後に、今後の皆さんのご活躍とご健闘を心からお祈りします。そして、Good- bye forever! 以上、当サロンの管理人からです。 -------------------------------------------------------------------------- 　「あなたたち、ここが気に入らないならもう来ないでよ、ここはアタシの場所なんだから、プンプン！」という、逆ギレとも何とも形容のしようのないこの居丈高、およそ謙虚さのかけらも感じられないゴーマンぶりは、ちょっとツッコミ入れられると「タダのメルマガにガタガタ文句ぬかすんじゃないわよ」と開き直る田口なんかとも、実に共通してますなあ。いや、やっぱりネット出身を謳い文句にする手合いには、かなりの比率でこういうキチガイが混じるってのは、こりゃもう風土病みたいなもんなんですかねえ……。＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ★★☆サイバーパパラッチ的インデプス風味の編集後記 ●村瀬「ホテル乞食」千文の案件、判決が出ましたんで、速報＆解説というカタチでひとまずお届けします。読者の蛆虫たちからのありがたいレクチュアなどもあって、いやあ、【サイバッチ！】の戦線もなかなかたいしたもんだなあ、と改めて実感。 ●続けて、順調にたまってきている田口ネタも、連休前の御祝儀ってことで、またもや連発でいきたいと思っています。特に！　ニフ時代の田口がカキコしていたステキな「ポエム」（泣笑）などの、うれしいブツも発掘されてきとりますので、わがインデプス読者諸兄姉には、乞ご期待、であります。 ●でも、今回のこの村瀬モンダイの訴訟判決、本文でも書いたように、訴訟利益ってないに等しいんですよねえ（苦笑）　印税の分け前ぶんどっても数千円。弁護士料が十万円ってんじゃ笑うに笑えない、はずなんですが、そのへんの事情についてはこんなご意見も寄せられてました。　「なぜこうなったかと言えば、こういう掲示板に集うおな～らぶるな階層の皆様は、何しろ暇と金だけは持て余している。ホテルライフを愉しむくらいですから。だって揉める前は、自分のホテル体験自慢をここで競ってたんだもん。読む側は半分ヘドが出ていた。とにかく、電話一本で弁護士を呼び出せるくら～すな人々です。でも、この村瀬が、ここ数年内で出現したキティの中で、ランディに十分匹敵するキャラであるという点は疑いようもありませんが。」　ま、蛆虫の教訓としては、やっぱりゼニ持ったシトをゼニカネ抜きで怒らせちゃまずい、ってこってすかねえ。裁判……カネかかるんだよなあ、実際。 ●新しい配信システムは、Meilux（メイラックス）さんというところにお世話になっているのですが、外道のくせに図体のでかい【サイバッチ！】一族がお世話になるのに合わせて、システムを増強してくれたらしくて、先の009号から、配信にかかる時間が、ななななんと！！　一気に三分の一くらいに短縮されてます。80,000部近くを四時間ほどで配信してしまうパワフルさは、ほんとすごいっす。　若干躁鬱の気があるのか、機嫌がいい時は「うけけけけけけ」と怪鳥のような雄叫びをところかまわずあげてはしゃぎまくり、逆に鬱になるとふさぎこんで雑誌と週刊誌と切り抜きと古本の山に埋もれては、あやしい調べものに没頭して何やらブツブツ言い出し、実は読者の反応にいちばん敏感な雷太どんなどは、ここの「人気ランキング週間TOP１０」というページが、いたくお気に入りらしいっす（笑）　まあ、文化・学芸・よろず批評方面担当のインデプスとしても、そこそこ遅れをとらないように頑張りたいと思っておりますです、はい。 ◎Mailux（メイラックス）ＨＰ http://www.mailux.com/index.php ◎人気ランキング週間ＴＯＰ１０ http://www.mailux.com/mm_toplist.php ●この強力無比な Mailux（メイラックス）さんの配送システムの噂を聞きつけて、あの！！志水一夫サンもご自身のメルマガひっさげてこちらに引越してきたようです。「“日本のコリン・ウィルソン”と言われる「と学会」(トンデモ本学会) 運営委員の作家・科学解説家の志水一夫が、ネット上で拾った様々な話題をご紹介。ホットなニューズの裏面から、ありふれたことの意外な事実まで、マスコミだけでは判らない情報をお届けします」だそうですので、興味ある方はどうかのぞいてみてくださいまし。 ◎志水一夫の風聞トンデモ探偵団 http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3CA5E6BC7C88B ◎志水一夫の日本臨界科學研究所 (ＨＰでありますな） http://member.nifty.ne.jp/sv/in_j.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 編集・発行人:大月　隆寛　　　　takahiro　OTSUKI Mail Address<mailto:otsuki@cybazzi.com> Copyright(C), 1998-2002 　takahiro　OTSUKI ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ==============☆★☆ こちらも蛆虫のスクツ！　激裏情報！☆★☆============== 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