メルマガ:【トランスマガジン】-翻訳会社が教えるプロの英語-
タイトル:【トランスマガジンVOLUME169】-翻訳会社が教えるプロの英語-  2006/08/07


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【トランスマガジン】-翻訳会社が教えるプロの英語-   2006/8/7 第169号
 株式会社トランスワード、 http://www.transwd.com、book@transwd.com
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 当マガジンは当社翻訳教室の生徒さんおよび登録翻訳者の方を主な対象にし
 翻訳実務に役立つ情報を定期的にお送りするものです。
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■もくじ■
1. お知らせ
2. 最近の翻訳業界 
3. 翻訳しよう
4. 翻訳者日記
5. リンクしよう

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1. お知らせ
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2. 最近の翻訳業界(仲谷)
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1. 翻訳品質の向上と効率的な翻訳作業

今回から高品質の翻訳を早く効率的に仕上げるための技を説明します。スポー
ツ選手はいかにして自分の能力を上げ、記録を伸ばすかを日夜研究し、トレー
ニングを積み重ねます。翻訳も同じように常にやり方を考え、上手い方法を実
践出来るよう、練習する必要があります。

1.1 一文ごとに翻訳、一文ごとにチェック
翻訳作業の進め方は、1つの文章を読んで内容を把握したらすぐにその内容を
訳し、その直後にその訳文を自分でチェックする方法が好ましいです。この時、
自分が作った訳文が原文以外の意味に解釈される可能性が無い事を確認します。

複数の文を読んで全体を把握したあとで訳すと内容の漏れや不正確さが生じる
可能性が高くなります。
人間の頭のメモリー量はそれほど多くないので、細切れに情報を処理していく
ほうが確実に正確な翻訳が出来ます。また、自分が作った訳文はなるべく翻訳
直後にチェックしないと、原文の意図する内容が頭から消えてしまい、正しい
チェックが難しくなります。

よって基本は「原稿の一文を読んだらまず翻訳する、そしてすぐにチェックす
る。そして次の文章に取り掛かる。」です。

でもそうすると文章間の流れがギクシャクして、読みづらい訳文になってしま
うと思う人も多いと思います。しかし文章の流れを整えるのはある程度翻訳が
進んだ後で(1パラグラフくらい)やる方が賢いやり方です。最初から意識す
ると原文の内容から離れてしまいがちです。
本当にプロの翻訳者は一文ごとに訳しても全体として調和が取れて良い流れの
リズム感の良い翻訳が出来るものです。多くの経験を積んで早くこの境地に達
しましょう。(次回に続く)


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3. 翻訳しよう(荒井)
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「タロウ君のお父さんは自衛隊です」という日本語があります。日本語の「〜
は」には、「〜について、何ごとかを述べる」機能があり、万能です。また「〜
です」の使い方も広く、例えば「どこで食事をしてきましたか」に対して、「銀
座でしてきました」と答えることはあまりなく、普通「銀座です」と言います
(過去のことでも)。というわけで、上の日本語は、日本人にとっては普通の
語法です(お父さんは人間なのですが)。

一方、話題のIT企業についてのマスコミ報道で「O美人広報」とありました
(Oとは、乙○○○さんという女性)。「O広報」といっても「Oさんが行う広
報活動」ではありません。この語法は、「広報」の語に「広報担当者」という
意味があるということです。しかし、抽象名詞と関係者を表す語が共通という
のも珍しいです。

ちなみに、英語の報道ではcompany spokeswoman, A. O. / one of the company's 
public relations staff members, A. O. / the company president's publicist, 
A. O. などと、はっきり「人」と分かる表現をしています。

このような日本語の使い方は、外国人には厄介だろうと思っておりましたら、
英語でも、The first question they ask is "Is this product worth my 
advocacy?" It's their social currency on the line. などというのがある
のです(米国の高級マーケティング雑誌から)。「彼らが最初に考える質問は、
『この製品は、私の支持に値するか』だ。それは、危険にさらされている、彼
らの社会的つきあいだ」。なお、askは「自問する」の意味です。

「彼らは、こんな製品のファンになっても大丈夫だろうかと、まず考える。<
この製品を持ち上げて話題に取り上げることに>友だちづきあいの命が掛かっ
ているのだから」というようなことです。つまり、後半の主語Itは、「前述の
自問をする理由」でした。


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4. 翻訳者日記#59(阿久根)
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「鹿児島県北部豪雨災害 -1-」

鹿児島県では、恐ろしいほどの集中豪雨により、7月22日から23日にかけて
北部のさつま町、湧水町、菱刈町、薩摩川内市、出水市、大口市などで甚大な
被害が出ました。私が住んでいる南さつま市でも、かなりの大雨でしたが、こ
ちらでは幸いにして被害はありませんでした。

22日の午後のニュース番組で鹿児島県北部の被災地の様子が映し出されたと
き、水に浸かっている商店街のバス停が目に入りました。「虎居」 - どこか
で聞いたことのある名前...。テレビで「さつま町」として報道されていたため、
ピンとこなかったのですが、その商店街は紛れもなく旧宮之城町の市街地の虎
居町でした。実は、私の妻の母親が宮之城の出身で、しかも、その実家は虎居
町にありました。義母の親戚の関係で私も数回訪れたことがあったので、ボー
トで救助される人たちを見ていたら、気が気ではなくなりました。しばらくし
て義母から電話をもらい、みんな無事にボートで逃げたこと、水が2階近くま
で来たことなどを知りました。義母も実家の様子が心配でたまらないようでし
た。

その日から翌日にかけて、「虎居」と書かれたバス停が水没している様子、ボー
トで救助される人たちの様子を報道番組で繰り返し目にして、「何かできない
か」と思い始めました。私も自営業の端くれ。店を営業できなくなる人たちの
辛さが伝わってくるようでした。思えば、幸運にも近くで災害が発生したこと
がなく、災害ボランティアに参加した経験もありませんでした。ただ、高校生
の頃、高校近くの川が氾濫し、高校の体育館やプールが使い物にならなくなっ
たので、水害後の汚泥の様子や後かたづけの大変さは脳裏に焼き付いていまし
た。

被災地は私の自宅から車で2時間ほど離れた所(80kmほどかな)。対岸の火事
を決め込むこともできなくはないですが、そんなことができる性格でもないの
で、妻に連絡をとってもらい、自分に何かできることがないか尋ねてもらいま
した。「遠いから」と遠慮されることを一番恐れていましたが、「仮店舗を設営
するために大工仕事をできる人が必要」との返事。日曜大工が好きな私には、
打って付けの役どころと思い、日曜大工用具や乾湿両用掃除機など、ありった
けの道具を車に積み込んで、28日の早朝にさつま町へ向かいました。

現地では、高校生などを含めた大勢のボランティアが各店舗の掃除に追われて
いました。既に一週間近くが経過していたため、ゴミや泥はかなり除去されて
いましたが、消毒液の臭いが強く、思わず頭がクラクラ...。着いたばかりでし
たが、「本当にこんな災害現場で1日働けるかな?」と多少不安になったのは言
うまでもありません。でも、「1日でも早く元の生活に戻れるように」 - その
思いで、仮店舗に日曜大工道具一式を運び込んだのでした。


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5.リンクしよう  
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