メルマガ:【トランスマガジン】-翻訳会社が教えるプロの英語-
タイトル:【トランスマガジンVOLUME168】-翻訳会社が教えるプロの英語-  2006/07/20


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【トランスマガジン】-翻訳会社が教えるプロの英語-   2006/7/20 第168号
 株式会社トランスワード、 http://www.transwd.com、book@transwd.com
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 当マガジンは当社翻訳教室の生徒さんおよび登録翻訳者の方を主な対象にし
 翻訳実務に役立つ情報を定期的にお送りするものです。
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■もくじ■
1. お知らせ
2. 最近の翻訳業界 
3. 翻訳しよう
4. 翻訳者日記
5. リンクしよう

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1. お知らせ
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2. 最近の翻訳業界(仲谷)
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ハイタッチな営業

お客様と長く良いお付合いをするにはお互いに共感できる関係を維持すること
が大切です。
翻訳を含め、提供する製品やサービスの品質と値段が競争相手とそれほど差別
化できない近年では、特にお客様との良い関係がビジネスの成否を決める大き
な要因になります。

最近、お客様との連絡はほとんどの場合、メールか電話を使います。
メールと電話の使い方次第でビジネスが繁盛するとどうかが決まるといっても
過言ではありません。

相手と良い関係を築くためのメールの書き方、電話の仕方、対面して話す能力
を身に着けるには多少時間がかかります。私も努力中ですが、一言で言えば「幅
広い経験を多く積み重ね、どんな人にも共感できる教養と心を養う。」ことが重
要なのだと思います。


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3. 翻訳しよう(荒井)
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ずっと前から、私のそばには英語ネーティブの友人(複数)がおります。小さ
い頃からの家庭環境のせいもあり、至極当然、自然に思っておりました。もっ
とも、語学上の疑問が起きたときに、ネーティブに相談するのがベスト対策か
どうかは別問題です(要領を得ないことも多々ある)。が、ナマの音声情報が即
座に入るのは魅力です。

それで、ある英語の研修会で「ご質問があればお受けします。私に分かること
は自分でお答えし、分からないことはネーティブに聞いてみますので」と(や
や得意げに)申し上げました。ですが、どうも反応が悪いのです。後で主催者
と話をしたら、受講者は、講師が担当テーマ(つまり英語)について「全部知
っている」ことを期待しているもので、講師がオールマイティでないことが分
かって失望したのではないか、というのです。

これには、私の方が驚きました。私の持論?として、外国語を「全部知る」と
いうのは不可能です。無理です。私は、自分より遥かにレベルの高い専門家の
方々も存じ上げているのですが、彼らにとってもそんなことは無理だと思いま
す。全部知っていなくても、別に恥じではないし。どうもシロウトさんは、他
のことはともかく外国語というと「できる人」と「できない人」の2大分類を
するようです。皆さんは、どうお思いでしょうか。

英語は(いや日本語でも、どの外国語でも)、考えるポイントが無限にあります。
有限ではないです。コトバの世界全体を、小さく閉じ込めて理解してはいけな
いと思います。例えば新聞に書いてある表現、辞書に載っている用法は(もち
ろん重要ですけれど)、全体の中の一部に過ぎません。こういうことは、翻訳関
係より、生きた英会話で苦労されている方々の方が、むしろ実感されているだ
ろうと想像します。

私が、このメルマガで気のついたポイントを紹介している理由は、「参考になる
ことを提供したい」と思っているからでもありますが、それ以前に「考えるポ
イントが無限にある」ということを提示したいからです。ですから、基本的な
事項も些細な話題も、英語についても日本語についても、雑多に取り混ぜゴッ
タに紹介しております。読者の方々からもインプットをいただけると幸甚です。


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4. 翻訳者日記#58(阿久根)
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「田舎の必需品 -2-」

前回の「田舎の必需品 -1-」からの続きです。確か、「車なしで生活できない状
況は、ある意味危機的な状況なのです」という一文で終わりましたよね。「過疎
地域だけど、車があるからいいんじゃないの」と思われる方もいらっしゃるこ
とでしょう。でも、過疎地域と呼ばれる所以は、人口に占める高齢者の割合に
あります。つまり、高齢者も外出時には車が必需品なのです。

都市部に暮らす高齢者は、病院へ行くとき、買い物へ出かけるとき、恐らく、
公共交通機関を使うことでしょう。でも、田舎に住む高齢者は、近くに若い身
内でもいなければ、自分または配偶者(当然、高齢者です)の車で行くことに
なります。認知症の高齢者も、判断能力の低下した高齢者も車を運転せざるを
得ません。代替手段がないのですから。制限速度を10〜20km/h下回る速度で走
り続けたり、車間距離を考えずに合流したりする車などは、日常的と言えるほ
ど頻繁に目にします。

実は、このところ、鹿児島県の地方紙では、廃止になるバス路線を特集した連
載記事がありました。民間企業が経営している訳ですから、採算の合わないバ
ス路線を廃止しようとする動きは予想できたものかもしれません。自治体が廃
止撤回へ向けてバス会社と話し合いを続けていますが、利用者が少ない現状で
は、廃止は最も可能性の高いオプションでしょう。人口減少に伴い利用者が減
り、利用者の減少に伴い、便数が減る。その結果、利便性が低下し、なおさら
利用者が減る。こうした悪循環が招いたバス路線廃止案。田舎暮らしの翻訳者
は呑気に見えるかもしれませんが、自分が車を運転できなくなったときの生活
を今から心配し始めています。

地方の過疎化、高齢化、全国的な少子化、医療費の高騰など、根っこは案外同
じようなところにある気がしてなりません。長期的な展望に欠け、場当たり的
な政策でしのいできたツケは、私たちや子どもたちが支払わなければならない
のでしょうか。


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5.リンクしよう  
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 7000部で、1回の掲載料金が7000円(税別)です。ご希望の方は、
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