メルマガ:仮想力線電磁気学
タイトル:仮想力線電磁気学  2026/05/06


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 N┃→       仮想力線電磁気学
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●反エコ(環境)ファッショ特集 号外

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前回同様、他のメルマガ(サマータイム制導入に反対する)の流用
記事での代用です。
体調が戻るまで、どうか御了承願います。

なお、今回のレイアウトは、原文のそれのままで掲載します。
どうかご了承願います。

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【サマータイム制導入に反対する】 特別号外2 f0004


◎福島第一原発事故の原因追究特集 第4回

 地質診断を誤らせる受圧固着の最も単純な例として、前回は『自
 重で起きる受圧固着』を採り上げました。
 今回は、もっと複雑な例を採り上げたいと思います。
 ちなみに、三陸沖で起きていた受圧固着は、(基本的には)まさ
 しく、このケースです。

 では、本編をどうぞ。


●断層の『動く・動かない』にも影響する受圧固着

 今回の本題に入る前に、前回お話しした『自重で起きる受圧固着』
 についての補足の話をしておきたいと思います。
 受圧固着は、プレート境界付近だけで起きる現象ではありません。
 断層付近でも起こり得る現象です。
 ですから、断層の『動く・動かない』にも影響する現象なのです。
 別の言い方をすると、その断層が『活断層か?否か?』にも影響
 することなのです。
 断層も、固まれば、動かなくなる(地震が起きなくなる)と言わ
 れているわけですからね。

 実際、「○万年経っているから、動かない」とか、「○万年経っ
 てはいないから、動く」といったことを言いますでしょう。
 これは要するに、「固まっている(いない)から、動かない(動
 く)」ということなのです。
 ですから、受圧固着が影響しないはずがないことなのです。
 最後に動いてからの経過年数だけで決めつけるのは、不十分な判
 定です。

 断層の問題において、前回お話しした『自重で起きる受圧固着』
 は、受圧固着の中でも、特に無視できないものです。
 たとえば、断層が水平になっているケースでは、前回示した(プ
 レート)境界面が水平である例の話が、ほとんど、そのまま、応
 用できます。
 再度、図を掲載すると、下図のとおりです。(等幅フォントで御
 覧下さい。)

   ━━━━━━━━━━━━
                上のプレート(岩盤)
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                下のプレート(岩盤)
   ━━━━━━━━━━━━
                マントル     (図10)

 この図のプレート境界が断層に相当すると考えればよいわけです。

 ですが、こういう断層は少ないですよね。
 多くの断層は、形状がもっと複雑で、しかも縦(垂直)方向に近
 いものです。
 ところが、そうした断層でも、自重で起きる受圧固着は起こり得
 るのです。
 では、そのメカニズムとは?


●『自重→サイズ増大→阻害→抗力』というメカニズム

 答えは、これまた前回お話しした『抗力による圧力』の影響です。
 物は、ある座標軸方向に圧力を受けると、それとは垂直な方向に
 サイズを増そうとします。
 でも、それを邪魔する物があると、サイズを増すことが出来ない
 ので、抗力を受けることになる。
 この抗力が、圧力となるのでした。
 そうしたメカニズムによる圧力が、自重によっても生じるわけで
 す。

 自重があると、重力とは垂直の方向にサイズを増そうとする。
 ところが、その方向には、断層の向こう側の層が存在するので、
 これが邪魔して、抗力→圧力が生じるというわけです。
 しかも、断層の向こう側の層も、自身の自重によりサイズを増そ
 うとするので、それによる分の圧力がプラスされることになる。
 図で示すと、下図のようになります。

   ━━━━━┯━━━━━
     ↓  │  ↓
       →│←
       →│←
   ━━━━━┷━━━━━
                    (図11)

 互いに押し合い、圧力を掛け合うことが、わかると思います。
 こうして、断層が縦方向の場合にも、自重で起きる受圧固着は起
 こり得ることになるのです。

 ついでに指摘しておくと、このケースでの受圧固着は、深いとこ
 ろほど、その度合いは強まります。
 深いところほど、自重が大きくなり、その影響が大きくなるから
 です。
 逆に、浅いところ(地表に近いところ)では、自重が小さいので、
 受圧固着の度合いは小さくなるのです。
 この知識も結構重要なので、是非とも覚えておいて下さい。


●プレートがぶつかり合うケース

 さて、上の話がわかれば、プレートどうしがぶつかり合う(ただ
 し、一方が他方の下に沈み込まない)ケースについても、容易に
 わかるようになるでしょう。
 上で示した図11のケースと、ほとんど同じです。

   ━━━━━┯━━━━━
        │   
     →  │  ←
        │ 
   ━━━━━┷━━━━━
    → →   ← ←       (図12)

 この場合は、自重の影響が無くても、マントル流の影響により、
 押し合うことになるわけですから、間違いなく、受圧固着が生じ
 ることになりそうに思えます。

 ところが、プレートどうしのぶつかり合いの場合は、そう単純に
 はいかないところがあるのです。
 というのは、自重による膨張によって生じる圧力の他に、マント
 ル流の影響による押し付けの影響があるので、境界付近の浅いと
 ころが盛り上がってしまう可能性が出てくるのです。(つまり、
 圧力が強くなりすぎる!)
 こんな感じに…。

       ┏┯┓
   ━━━━┛│┗━━━━
        │   
     →  │  ←
        │ 
   ━━━━━┷━━━━━
    → →   ← ←       (図13)

 テキスト・アートの表現力の限界のせいで、階段状になってしま
 っていますが、実際は、もっと山(脈)のような形状になってい
 ると思って下さい。

 とにかく、浅いところでは、盛り上がってしまう傾向が強くなっ
 てしまう(∴受圧固着が起きにくい)のです。
 この盛り上がり現象は、物が受けた圧力の方向(この場合は左右
 方向)とは垂直の方向(この場合は上下方向)にサイズが増そう
 とする現象のせいで起きます。
 そして、浅いところでは、上から押さえつけようとする力が、ほ
 とんどかかってこない(非常に弱い)。
 つまり、上方向にサイズを増そうとするのを押さえ込もうとする
 力が無い(もしくは非常に弱い)。
 それで、浅いところでは、受圧固着はほとんどせずに、盛り上が
 ってしまうのです。

 ついでに言っておくと、こうした部分では、壊れる現象が起きや
 すくなるので、断層が生じやすくなります。
 また、そうして生じた断層の中には、活断層になってしまうもの
 もあります。
 そう言われると、思い当たる節があるのではないでしょうか。

 一方、深いところでは、自重による押さえつけの影響がある(大
 きい)ので、上下方向へのサイズの増大は阻害され、受圧固着が
 起きやすくなります。
 深いところで自重が大きくなることは、上で述べた、断層が縦方
 向のケースの話からもおわかりいただけると思います。

 さて、折角この話をしておいて、こんなことを言うのは、読み手
 をしらけさせかねないことになるかもしれないのですが、このケ
 ースで、深いところでの受圧固着が起きても、地震予知を誤らせ
 る可能性は、ほとんどありません。
 なぜなら、このケースでは、『すべり』という現象が起きそうも
 ないからです。
 受圧固着が地震予知を誤らせるのは、『すべり』によって地震や
 津波が起きる場合なのです。


●沈み込みがあると縁が盛り上がれなくなる

 そこで、次に、『すべり』が起こり得る可能性があるケースにつ
 いて考えてみたいと思います。
 それは、一方のプレートが他方のプレートの下に沈み込むケース
 です。

 たとえば、下図のようなケースです。


   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
        →    \/    ←
             /
            /
                         (図14)

 これは、右側のプレートが左側のプレートの下に沈み込んでいく
 ケースです。

 このケースでは、今までお話ししてきた二つのケースが含まれて
 いることに気付くと思います。

 まず、右側のプレートが左側のプレートの下になっている部分で
 は、前回お話しした『自重で起きる受圧固着』が起きます。

 と同時に、左右のプレートが押し付けられているわけですから、
 上で述べた『プレートがぶつかり合うケース』での受圧固着も起
 きることになります。

 さらに、右側のプレートの上部は、左側のプレートの下になって
 しまっているので、(図13のように)盛り上がりようがない。
 また、左側のプレートの上部は、右側のプレートの沈み込みによ
 り引きずられ、自身の下に引きずり込まれる形になるので、これ
 また(図13のように)盛り上がりようがない。
 ですから、上で述べた『プレートがぶつかり合うケース』とは違
 って、上部すなわち浅いところでも受圧固着が起きることになる
 のです。
 というわけで、左右二つのプレートが接している部分付近全体で
 受圧固着が起きることになるのです。

 以上、三つの要因から、極めて強力な受圧固着が起こることにな
 るのです。


●沈み込みがあると絞(しぼ)られもする

 さらに、左側のプレートの横方向のサイズは、下部すなわち深い
 ところほど小さくなっています。
 ですから、右側のプレートの沈み込みに引きずられると、サイズ
 が小さくさせられることになるのです。
 つまり、圧縮されることになることになるのです。
 ですから、これまた、受圧固着を引き起こす原因となるのです。

 つまり、右側のプレートの沈み込みは、引きずり込まれた左側の
 プレートの部分を絞るようなことになり、さらなる受圧固着を起
 こさせる原因となるのです。


●受圧固着ずくめだった三陸沖

 こうしてみると、このケース、すなわち、図14のケースは、受
 圧固着ずくめになっているケースであるということがわかると思
 います。
 そして、このケースは、ある地域の状況にそっくりであることに
 気付いたと思います。
 そうです。
 三陸沖です。
 三陸沖は、受圧固着ずくめのエリアだったのです。

 そのことがわかれば、なぜ、あのような大震災&巨大津波が起き
 たのかもわかると思います。
 と同時に、なぜ御用学者たちがそれを予想できなかったのかも…。
 彼らは、受圧固着のことを全く考えていなかったのです。

 そして、今も考えていませんし、受け入れる気も全く無いような
 のです。
 おそらく、研究予算や人事の権限を握っている政治家どもが、そ
 れを妨害しているのでしょう。

 マスゴミやカスメディアも、グルです。
 そのことは、福島第一原発事故の報道姿勢を見れば明らかでしょ
 う。
 これが、自称「権力の監視」の実態です。


●壊そうとする力が受圧固着をも起こす

 それはともかく、右側のプレートが沈み込もうとする現象は、プ
 レート境界付近を壊そうとする働きをする現象であったはずです。
 そのせいで『すべる』わけなのですからね。

 ところが、実際には、受圧固着を促す働きをもしていたのです。
 つまり、プレート境界付近を壊れにくくする働きをもしていたの
 です。
 ですから、ある意味、正反対の働きをしていたことになるのです。
 それも、同時に。
 つまり、『壊そう(地震や津波を起こそう)とする働き』と『壊
 れさせまい(地震や津波を起こさせまい)とする働き』を同時に
 するものだったのです。


●同時に正反対の働きをする厄介さ

 このように、プレートの沈み込みは、同時に正反対の働きをして
 くれるのです。
 こうしてみると、一筋縄では全然いかないことであるということ
 がわかるでしょう。
 受圧固着が絡んでくると、かくもややこしく、厄介な問題になっ
 てくるのです。

 「単純なものが美しく、正しく、科学的なのだ」なんて戯(たわ)
 けたことを言っている連中には、到底、手に負えるものではない
 のです。
 そんな連中が科学を仕切っているから、「想定外」が起き、多く
 の人の命が津波に奪われたり、原発を危機にさらして事故を起こ
 させてしまったりするのです。
 こうしたカスどもから科学を奪還しなければなりません!

 それはともかく、同時に正反対の働きをするという話には、もし
 かしたら大変驚かれる方が多いかもしれません。
 ですが、よくよく考えてみれば、そういうこと自体は、別に珍し
 くも何ともないことなのです。
 なぜなら、たとえば、斜面に置かれた物体に働く重力が、そうい
 う働きをするからです。
 物体に働く重力は、物体をすべり落とさせようとする力を生み出
 すと同時に、斜面から物体に作用する垂直抗力をも生み出し、こ
 れが(すべりを阻害する)摩擦力を生み出します。
 つまり、滑らせようとする働きと、すべらせまいとする働きとい
 う、正反対の働きを同時にしているのです。
 そして、それは、学校の教科書にも出てくる!
 ですから、実は、ちっとも珍しくない話なのです。

                      (次回に続く)


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 発行者: tarkun(たーくん)

 連絡先: tarkun0507@yahoo.co.jp

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