メルマガ:仮想力線電磁気学
タイトル:仮想力線電磁気学  2026/04/10


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 N┃→       仮想力線電磁気学
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●反エコ(環境)ファッショ特集 号外

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前回同様、他のメルマガ(サマータイム制導入に反対する)の流用
記事での代用です。
体調が戻るまで、どうか御了承願います。

なお、今回のレイアウトは、原文のそれのままで掲載します。
どうかご了承願います。

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【サマータイム制導入に反対する】 特別号外2 f0003


◎福島第一原発事故の原因追究特集 第3回

 前回、地下では岩盤が『壊れる⇔固まる』という現象を繰り返し
 ているという話をしました。
 また、壊れた岩盤が固まるからこそ、動けなくなって、歪みがた
 まるようになり、それによりまた壊(さ)れて地震や津波が起き
 るということが繰り返されるのだという主旨の話をしました。
 そして、固まり方(固着の度合い)に圧力(受圧)が影響してく
 るという話もしました。
 ところが、面倒なことに、圧力と固着との関係は、「圧力がかか
 りさえすれば固着が起きる」とか、「圧力が強まりさえすれば固
 着も強まる」といった単純なものではなく、場合によっては、か
 えって壊れてしまうことさえあるという話もしました。

 そこで、今回は「どんな受圧があると固着が起きるのか?」とい
 うことを説明したいと思います。
 これを知れば、「どうして三陸沖では強い受圧固着が起きやすか
 ったのか?」ということがわかるようになります。
 つまり、御用学者たちが大震災の可能性を予想できなかった理由
 を明らかにすることが出来るようになるのです。

 では、本編をどうぞ。


●サイズが増すような状態になると壊れる

 受圧固着とは、圧力を受けることにより、固まる度合いが増した
 り、固まる速度が増したりする現象です。
 ところが、前回の最後の部分でも申し上げたように、圧力のかか
 り方(受け方)によっては、固着するどころか、かえって壊れる
 ことさえあるのです。
 ですから、受圧固着が起きるためには、圧力のかかり方(受け方)
 が重要な問題になってくるわけです。

 そこで、今回は、どういう圧力のかかり方(受け方)をすると受 
 圧固着が起きるのかを明らかにしたいと思うのですが、まずは、
 その前段階となる話(すなわち、基礎となる話)として、『かえ
 って壊れる』現象が起きてしまう原因を明らかにする話をしたい
 と思います。

 まずは、前回示した例を再度取り上げてみます。
 それは、下図(注:等幅フォントでご覧下さい。)のような、一
 座標軸方向だけから圧力を受けるというケースでした。

     ↓
   ┏━━━┓
   ┃   ┃
   ┃   ┃      (図1)
   ┃   ┃
   ┗━━━┛
     ↑

 物体の大きさが前回のものよりも大きく描かれてしまっています
 が、これは以後の説明のための処置です。
 どうか御了承願います。

 さて、この場合に物体が壊れてしまうのは、圧力の方向とは垂直
 の方向に(物体の)サイズが増してしまうからです。
 少し大げさに描くと、下図のようになります。

      ↓
   ┏━━━━━┓
   ┃     ┃  (図2)
   ┗━━━━━┛
      ↑

 圧力がかかっている方向には潰れ(サイズが小さくなっ)ていま
 すが、それとは垂直な方向にはサイズが増えていますでしょう。
 このように、サイズが増えるような状態になると、物体は壊れる
 のです。
 サイズが増えるような状態になると、物体を構成している原子や
 分子の間の結合が引っ張られ、切れやすくなるからです。

 これは、ちょうど、下図のように、物体が(圧力がかかってくる
 方向とは垂直な方向に)引っ張られる状態に似ています。

   ┏━━━┓
   ┃   ┃
  ←┃   ┃→    (図3)
   ┃   ┃
   ┗━━━┛

 この状態でも、やはり、図2のような形状になり、ついには破断
 してしまうことになるでしょう。

 以上のことから、ある方向にサイズが増すことになるような圧力
 のかかり方だと、受圧固着は起きず、むしろ壊れるということが
 わかると思います。


●いかなる方向にもサイズが増えない圧力が受圧固着を起こす

 そして、そのことから、逆に、受圧固着が起きるためには、いか
 なる方向にもサイズが増えないような圧力のかかり方をする必要
 があるということがわかると思います。
 つまり、いかなる方向にもサイズが増えないような圧力のかかり
 方(受け方)をする場合に、受圧固着は起きるわけです。
 これが、受圧固着が起きるための条件なのです。

 ですから、岩盤がいかなる方向にもサイズが増えないような圧力
 がかかってくる場合は、受圧固着が起きる可能性を考えなければ
 ならないのです。
 つまり、固まる度合いの強化や、固まる速度の高速化、固まるの
 に必要な所要時間の短縮といったことです。

 御用学者たちは、このことを全く考えなかったために、プレート
 境界付近の地質の診断を誤り、境界のすべりやすさ(にくさ)の
 診断を誤り、巨大津波の可能性の予想に失敗したのです。
 これが、事の真相なのです。


●最も単純なケース

 それでは、いかなる方向にもサイズが増えないような圧力のかか
 り方(受け方)には、どんなケースが考えられるでしょうか?
 最も単純なケースは、あらゆる方向から圧力がかかってくるケー
 スでしょう。
 これだと、あらゆる方向に圧縮される(サイズが縮む)ことにな
 るわけですから、間違いなく受圧固着が起きることになります。

 工学系の方は、こんな話を聞いたことはありませんか?
 「静水圧のもとでは、(中が稠密で一様な)物体は壊れない」と
 いう話を。
 これなんか、まさしく、あらゆる方向から圧力がかかってくる例
 です。

 また、逆の例として、「コンクリートは、引っ張りの力に弱い」
 という話を聞いたことがある方がいるのではないかと思います。
 これは、先程の図3のケースですね。

 ちなみに、水中に潜らなくても、人は大気圧を受けているのです。
 これも、あらゆる方向から受ける圧力の例です。
 余談ですが、この圧力が無くなると、細胞等が破裂して人は死に
 ます。
 話が物騒すぎましたか?
 では、吸盤やサランラップとかがくっつく現象のことを思い出し
 て下さい。
 あれは、大気圧が関係しているのですよ。

 このように、あらゆる方向から受ける圧力というものは、決して
 珍しいものではないのです。


●互いに平行ではない三座標軸方向の圧力だけでも十分

 もっとも、地下の岩盤が静水圧のもとにおかれるということはま
 ずないので、受圧固着に関しては、このケースの話は関係ないの
 ですけどね。
 それに、受圧固着が起きるのに、あらゆる方向から圧力を受ける
 必要は無いのです。
 実際には、『互いに平行ではない三座標軸方向の圧力』だけで十
 分なのです。

 実際、『互いに平行ではない三座標軸方向の圧力』を受けると、
 物体は、いかなる方向にもサイズが大きくなることは出来なくな
 ります。
 たとえば、こんな風に。

     ↓
   ┏━━━┓
   ┃   ┃
  →┃ ・ ┃←    (図4)
   ┃   ┃
   ┗━━━┛
     ↑

 テキスト・アートの表現力の眼界上、二座標軸方向しか圧力が描
 かれていませんが、奥行き方向にも圧力がかかっていると思って
 下さい。(物体の真ん中に描かれている『・』が、それだと思っ
 て下さい。)
 また、言い遅れましたが、圧力は矢印や点が描かれていない部分
 にもかかっている(受けている)と思って下さい。

 とにかく、図4のような状態であれば、いかなる方向にもサイズ
 が大きくならないことがわかると思います。
 そして、さらに、圧力がかかっている方向にサイズが圧縮される
 こともわかると思います。

    ↓
   ┏━┓
  →┃・┃←    (図5)
   ┗━┛
    ↑

 このように、あらゆる方向の圧力ではなくても、『互いに平行で
 はない三座標軸方向の圧力』を受けると、受圧固着が起きる状況
 になるのです。
 そして、このことに気付くと、なぜ三陸沖のプレート境界付近で
 強い受圧固着が起きたのかがわかるようになるのです。
 そのことに関する詳しい説明は、次回にしたいと思います。


●一座表軸方向だけからの圧力でも起きるケースがある!

 ところで、図1のような『一座表軸方向だけからの圧力』という
 圧力のかかり方では、受圧固着は起きず、むしろ壊れるという話
 を、これまではしてきました。
 では、下図のような状況では、どうなるでしょうか?

  ━┓   ┏━
   ┃ ↓ ┃
   ┣━━━┫
   ┃   ┃
   ┃   ┃      (図6)
   ┃   ┃
   ┣━━━┫
   ┃ ↑ ┃
  ━┛   ┗━

 先程の図1のケースと違うのは、物体の周囲に、動かず、しかも
 変形もしない(むろん、壊れもしない)別の物体が存在している
 ことです。(手前と奥の側にも存在すると考えて下さい。)
 このような状況では、(上下方向の圧力を受けている中央の)物
 体は、圧力とは垂直の方向にはサイズが大きくなることはできま
 せん。
 別の物体が膨張の邪魔をするので、物体は上下方向に圧縮される
 だけです。
 なので、この場合は、壊れず、受圧固着が起きることになるので
 す。
 圧力の方向が一座表軸方向だけという点では同じなのに、結果は
 異なるのです。
 やはり、一筋縄ではいかないことがわかると思います。

 単純さを好む人たちには絶対に扱えないのが、受圧固着という分
 野なのです。

 
●抗力による圧力

 ところで、図6のケースでは、ある重要な因子が受圧固着にかか
 わっています。
 それは、『抗力による圧力』です。
 つまり、上下方向の圧力を受けた物体が、受けた圧力の方向とは
 垂直な方向に膨張しようとすると、周囲の別の物体がそれを妨げ、
 抗力を及ぼしてくる。
 この抗力が圧力となるわけです。

 周囲の別の物体は、自分の方から先制攻撃的に中央の物体に圧力
 をかけてくるわけではありません。
 にもかかわらず、中央の物体は、周囲の別の物体から圧力を受け
 るのです。
 この圧力の正体は、周囲の別の物体からの反力、抗力、すなわち、
 反作用の力なのです。
 そして、この抗力を生み出す原因となっているのは、中央の物体
 のサイズが大きくなろうとすることなのです。
 これにより、周囲の別の物体は、中央の物体に押される(力を受
 ける)ことになるのです。
 ところが、周囲の別の物体は、動かず、変形もしないので、中央
 の物体を押し返すことになります。
 その結果、中央の物体は、押し返されることになるのです。
 この『押し返し』が、圧力となるというわけです。

 つまり、図6の状況では、図4の状況と似たような状況になるわ
 けです。
 もちろん、結果は図5と全く同じということにはなりませんけれ
 どね。
 上下方向以外の方向には圧縮はされないので、サイズは小さくな
 らず、上下方向にだけ圧縮されるようになります。
 こんな感じに。

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   ┃   ┃
   ┃ ↓ ┃
   ┣━━━┫
   ┃   ┃      (図7)
   ┣━━━┫
   ┃ ↑ ┃
   ┃   ┃
  ━┛   ┗━

 とはいえ、どの方向にもサイズが増すということは起きてはいな
 いのですから、上下方向の圧縮が効いて、壊れず、受圧固着が起
 きことになるわけです。


●一方向の圧力だけでも受圧固着が起きるケース

 さて、それでは、さらに、次のような状況の場合は、どうなるで
 しょうか?

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   ┃ ↓ ┃
   ┣━━━┫
   ┃   ┃
   ┃   ┃      (図8)
   ┃   ┃
  ━┻━━━┻━

 図6の時と似ていますが、今度は、圧力は上方向からしか、かか
 っていません。
 一方、中央の物体の下には、これまた、動かず、変形もしない、
 さらなる別の物体が存在します。
 この場合は、どうなるのか?

 実は、この場合も、図6の場合と同様に、受圧固着が起こるので
 す。
 なぜなら、下の物体から、上向きの抗力を受けることになるから
 です。
 中央の物体は、上からの力(圧力)により、下方へと動こうとす
 るのですが、下に存在する別の物体のせいで、下方へ動くことが
 出来ず、上方に押し返そうとする抗力を受けることになるのです。
 この抗力が、上向きの圧力となるわけです。
 というわけで、図6の場合と似たような状況となり、似たような
 結果となる(上下方向に圧縮され、受圧固着する)わけです。

  ━┓   ┏━
   ┃   ┃
   ┃   ┃
   ┃ ↓ ┃
   ┣━━━┫      (図9)
   ┃   ┃
  ━┻━━━┻━

 受圧固着のことを考えるには、こうした反力・抗力・反作用によ
 る圧力のことも考えなければならないのです。
 そして、そのことがわかれば、受圧固着が生じる機会は意外と多
 いということに気付くことができるようになるのです。


●自重で起きる受圧固着

 さて、こうしたことがわかるようになると、壊れた岩盤は自重だ
 けでも受圧固着を起こすことがあるということに気付くと思いま
 す。
 たとえば、極端な例として、境界面が水平である例を考えてみま
 しょう。

   ━━━━━━━━━━━━
                上のプレート(岩盤)
   ──────────── 
                下のプレート(岩盤)
   ━━━━━━━━━━━━
                マントル     (図10)


 細い線『─』がプレート境界だと思って下さい。

 すると、上になっているプレートの重さ(自重)により、プレー
 ト境界付近の物質は圧縮されるような圧力を受けることになりま
 す。
 しかも、水平方向には大きくなれない(他のプレートがサイズの
 膨張を邪魔する)ので、先程の図8の場合と同じような状況にな
 るわけです。
 こうして、プレート境界付近で受圧固着が起きることになるので
 す。

 まぁ、プレート境界面が水平であるというケースはまれだろうと
 は思いますが、それに近いケースはあり得ると思います。
 また、水平でなくとも、つまり、傾いていたとしても、自重によ
 る受圧固着は起こります。
 斜面に置かれた物体が、斜面から垂直効力を受けるということを
 思い出していただければ、そのことは容易に理解できると思いま
 す。

 つまり、プレート境界面が完全垂直でもない限り、自重による受
 圧固着は起こり得るのです。

            * * *

 いかがでしたか?
 受圧固着が如何に奥が深い分野であるかということが、今回の話
 だけからでもおわかりいただけたと思います。
 今回は自重による受圧固着の話だけでしたが、実は、自重による
 受圧固着は、受圧固着の中では小者や雑魚(ザコ)の部類でしか
 ないのです。
 もっと固まり方の強い受圧固着があるのです。
 しかも、それは、全く単純にはいかない、カオスな厄介者なので
 す。
 何しろ、同じ作用が、岩盤を壊そうとする働きをする一方で、同
 時に、岩盤を壊れにくくしようとする働きもするということがあ
 るものなのですから。
 それって、ある意味、正反対の働きでしょう。
 そんなカオスになりそうな厄介なことをしてくれるのです。
 解けた時の快感が味わえる数学や、学校で習う物理の問題とは、
 えらい違いです。
 なので、研究者から嫌われる(∴避けられる)のは、もっともな
 ことだと私は思うのです。

 とはいえ、真実や真相を明らかにするためには、受圧固着の問題
 にイヤでも取り組まなければならないのです。
 というわけで、次回は、その「カオスな厄介者」の受圧固着の話
 をしたいと思います。

 では、また。


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 発行者: tarkun(たーくん)

 連絡先: tarkun0507@yahoo.co.jp

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      (カギ括弧は不要)を御記入願います。

 配信 : MailuX  http://www.mailux.com/

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